ラッシュガードとは?着る意味なども紹介!

ラッシュガードとは何かやその意味を知っていますか?プールで日焼け防止に着る水着の上着のようなもので、紫外線が肌に与える影響をなくしてくれます。今回は、そんなラッシュガードとは何か、そして意味は、について紹介していきます。

ラッシュガードとは?着る意味なども紹介!のイメージ

目次

  1. 1海やプールで着たいラッシュガード
  2. 2そもそも「ラッシュガード」とは?
  3. 3ラッシュガードを着る意味
  4. 4ラッシュガードの種類
  5. 5ラッシュガードのUVカット効果
  6. 6絶対に焼きたくない人のラッシュガードの選び方
  7. 7ラッシュガードを着てプールの中に入ってはダメなの?
  8. 8ラッシュガードの持続力はどのくらい?
  9. 9ラッシュガードを着て夏を楽しみましょう

海やプールで着たいラッシュガード

そろそろ夏!となったときに、今年はプールや海に行こう!と考える方も多いでしょう。ネット上でも通信販売でも実店舗でも大流行になるのが水着です。しかし、白い肌を持った欧米の人に比べると肌が強いアジア人でも、やはり紫外線は大敵です。

そんな時に登場するのがラッシュガードです。では、ラッシューガードとはどんなものなのか、どんな状況のときに着るものなのか、きちんとご存知でしょうか?

今回は海やプールで着るラッシュガードについて色々紹介していきます。

そもそも「ラッシュガード」とは?

ラッシュガードとは、「着る日焼け止め」と呼ばれている服で、強い紫外線から人間の肌を守る効果があります。元々はサーフィンをする時に体をボードやスーツから擦れるのを防ぐための薄手のシャツのことでした。

紫外線とは英語でUV(ultraviolet)といい、オゾン層がどんどん破壊されている現代においては人間の肌に直接当たることで皮膚がんを発症させるなど、大きな影響力があります。

ラッシュガードはそれを防御するものであり、速乾性と伸縮性に優れていて擦り傷やくらげに刺されるなどの怪我の防止をしてくれます。「擦り傷」のことをサーフィン用語で「ラッシュ」というので、それをガードする、という意味の名前なのです。

ラッシュガードを着る意味

何事にも意味や理由はちゃんとあるものです。ではラッシュガードを着る意味とは何でしょうか。ラッシュガードを着る意味について、考えられることを順番に理由を見ていきます。

日焼けを防止するため

最近一番意味を持っているのが、日焼け防止です。女性や肌が元々弱い人にとって、日焼けは大敵です。皮膚がんの原因にもなる上に、シミやそばかすの原因にもなる日焼けは何とか避けたいと思うのです。

水辺で遊びたいのは山々だけど、普通の服を着ると水分を吸って重くなってしまうし、日焼け止めはプールの水で流れてしまう、と躊躇していた人々が、ラッシュガードの登場で水辺を楽しめるようになりました。

ラッシュガードは水の中で着るものですし、UV加工がしてありますので日焼けを防御、太陽の強い光を気にせずにプールや海などの水辺や水中で遊ぶことが出来るようになりました。

水中での怪我を防止するため

ラッシュガードとは元々「擦り傷防止」という意味の名前です。水辺で遊ぶときには素肌を出すことが多く、また自然ですので様々な動物がいて危険もあります。クラゲや微生物に刺されることなどを考えたら、素肌を防御すべきです。

刺されてしまうことはラッシュガードでは完全に止めることは出来ませんが、素肌を刺されることに比べるとその後が全然違うというところに意味があります。

磯遊びなど擦り傷を作りやすい環境では、特にラッシュガードは役にたつでしょう。きちんと着ることで、自分の素肌を守ります。

素肌の露出を控えられる

現代ではビキニなど、海辺やプールでは大胆に肌を見せることが日本女子でも普通になっています。とはいえ、いつでも素肌に自信満々な人ばかりではないはずです。

腕ににきびがある、太ももの太さが気になる、腰元のお肉は見せたくない、背中の日焼けはやめてほしいなど、カバーしたくなる部位は色々とあるものです。

そんな時にラッシュガードを着ることで、首元からお尻辺りまでをすっぽりとカバーすることが出来ます。つまりラッシュガードとは体型カバーの意味もある、ということなのです。

熱中症や冷えから守ってくれる

ラッシュガードは汗の蒸発を通すように作られています。ですから気化熱効果で体の熱を下げることが出来ますし、水辺での照り返しなどから体を守ってくれます。暑さからも寒さからも守ってくれるという意味です。

それと同時に、冷たい水の中にいれば体温は奪われます。それを少しでも緩和するためにはラッシュガードが有効なのです。体にフィットするタイプのものであれば着用したまま泳げますので、水中での体温の低下を防いでくれます。

水から上がったらラッシュガードをしっかりタオルで拭いたり脱いで乾かして、日陰に入ることを忘れないようにしましょう。泳ぐことはエネルギーを使いますし、気温が高ければ熱中症になることも考えられます。水分補給は頻繁にしましょう。

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ラッシュガードの種類

少し前、サーファー達しか使用していなかった時代はともかく、現代は夏の家族でのプールやヨガなどのフィットネスなどでもラッシュガードは使用されます。

ですから、ラッシュガードと一言でいっても現在は様々なタイプが開発され、販売されています。種類がたくさんありますので、順番に紹介していきましょう。自分の体型や好みに従って商品を選ぶようにしてください。

自分がこれこそは必要とする「ラッシュガードを着る意味」を考えて選ぶと後悔が少なくなります。

1.プルオーバータイプ(半袖・長袖)

プルオーバーとは頭から被って着るタイプの服をいいます。ラッシュガードでもプルオーバーはあって、半袖と長袖タイプがあります。

小さな男の子や女の子などが特によく着ているので、プールや海で見かけることも多いでしょう。体にフィットするので暑さや寒さからも体を守ることが出来ます。

2.ジップアップタイプ

前にジップアップがついているタイプで、どんなタイプの水着の上からも、髪型などを気にせずに気軽に脱ぎ着出来ます。完全に濡れてしまうときにはこのタイプが着脱しやすく便利でしょう。

擦り傷防止という意味よりは、日焼け止めの意味が大きくなるのがこのタイプでしょう。外で羽織としても使えるので、子持ちのママさん達がよく選ぶタイプでもあります。

3.パーカータイプ

首筋には当然日焼け止めを塗っていたけれど、気がついたら焼けてしまっていて夜にひりひりと痛かった、という思い出を持っている方もたくさんいるでしょう。そんな人におすすめなのがフードがあるパーカータイプのラッシュガードです。

首の後ろや頭皮まで完璧に紫外線対策をしたい、という女性が選ぶことが多いのがこのタイプのラッシュガードです。フードまですっぽりと被ってしまえば、どこから見ても完璧なUVケアになります。

4.水陸両用タイプ(Tシャツ)

普通にTシャツとして陸上でも使える上に、水の中でも勿論大丈夫、という便利なものがこれです。子供やお父さんなど、脱ぎ着を面倒くさがる男性や海で遊ぶことが習慣になっている人などに人気です。

これをもっていれば海やプールにいくまでにこの格好で済ますことが出来ますし、普通にレストランなどにも入ることが出来ます。乾くのも早いので帰るときにも困らないというのは、大きなメリットでしょう。

5.裏起毛タイプ

水の中は夏場でもやはりかなり冷えます。それが秋から春にかけてになると、完全に冷たくなってしまうでしょう。そんな時のためにあるのが裏起毛タイプのラッシュガードです。これで寒さ対策も兼ねることができます。

サーファーの彼氏がいて冬でも海へいく、それに自分はついていく、という時などにも重宝しますし、冬場のヨガレッスンなどにも使い勝手が良いでしょう。

6.パンツタイプ

足のUVケアだって必須です。最近は水着ではなく、最初からパンツタイプのラッシュガードをはいている女性も多くみかけます。

パンツはショートパンツ型もあればロングタイプ型もあります。ロングタイプ型は足にひっかけるタイプもあって、泳いでいるうちにまくれ上がらないように工夫されています。

7.グローブ

手の甲は気がついたら焼けてしまっていた、ということが多い部分です。焼けると手だけが真っ黒になってしまい、シミや皺も出来てしまいますので女性の多くは手にもラッシュガードが必要だと考えます。

長袖タイプのラッシュガードでそのまま手の甲まで隠せるものが、商品としては多いです。たまにグローブだけ、という商品もありますので、グローブだけ別に欲しいという方は店員さんに相談してみましょう。

ラッシュガードのUVカット効果

では実際にUVカットの効果が高いものはどのような商品でしょうか。UVカット率やUPF値(紫外線保護指数)が書かれているものをUVカット商品と呼びます。

UPF値は防御無しの肌が15分間で日焼けする日差しに時間をかけて算出される数字です。つまりUPF50と表示されている商品は、15分間×50分で750分となり、約750分間防御していない状態で日差しを浴び続けた時と同等の日焼けはしない、ということです。

多くのラッシュガードは真夏の太陽に負けないように作ってありますのでUPF値は50以上であることが一般的です。

UPF40~50+

上記の計算で出される時間は600から750分、つまで10時間から12時間半完璧に防ぐということです。この値が最強ですので、どうしても焼けたくない、という方はこのUPF値を参考に買い物をしてください。

ただし、素肌への薬品による影響はやはりありますので、これを使用したら夜にはしっかりと落とし、保湿ケアをすることを忘れないようにしましょう。

UPF25~39

上記の計算で出される時間は375から585分、つまり6時間25分から9時間45分は完璧に防ぐということです。通常10時間以上も強い日差しの下に出っ放し、ということはありませんので、日常生活を送る上ではこのレベルで大丈夫です。

バーベキューなどを友達とする、という時などに活躍するでしょう。夏までに1本は用意しておきたい日焼け止めの値でもあります。

UPF15~24

上記の計算で出される時間は225から360分、つまり3時間45分から6時間で、その間は大丈夫ということです。ちょっとした買い物や散歩程度であれば、これで十分でしょう。

ラッシュガードの商品でこの値であるものはあまりないと思いますが、庭に小さなプールを出して子供と遊ぶ、という程度であればこのくらいで大丈夫です。

絶対に焼きたくない人のラッシュガードの選び方

では、普段から1年中美白には気をつかっている、肌を焼くのは絶対に嫌だ、と強く思う人がどんなラッシュガードを選ぶべきかを見ていきましょう。

生地の厚さや色、そしてUVカット率はどんなものを選ぶべきでしょうか。

①UVカット率はUPF50+が最強

世界的基準であるのがUPFです。浸透率2.5パーセント以下で遮蔽指数が55.0パーセント以上のものをUPF50と表示します。

これは50回ほど選択してもそのUVカット効果は喪われませんし、色はホワイトであっても大丈夫です。効果は半永久的ですが、やはり消耗品で徐々に劣化はしていきますので、3,4年を目安に新しいものに買い換えましょう。

②生地そのものにUV加工がされている物

ラッシュガードには2種類あり、出来上がった製品にUV加工をしているものと、生地そのものにUV加工をしているものがあります。記事そのものにUV加工をしているものは強く、洗濯などでは効果が落ちません。

基本的には高価なラッシュガードは生地からUV加工をしているものが多いでしょう。安い商品は出来上がったものを上からUV加工しているだけのものが多いですが、その分デザインは豊富ですし、選択肢も増えます。

③生地の厚さや色は何でも大丈夫

生地そのものが厚ければよりUVカット効果が高いか、色も白よりは黒の方がUVカット効果が高いか、といえば、そんなことはありません。生地にUVカット加工が施されていれば厚さや色はほとんど関係ないのです。

ただ、効果で生地に直接加工をしてある高価なものはさほどデザインや種類が多くありませんので、黒色のラッシュガードが多くなります。

ラッシュガードを着てプールの中に入ってはダメなの?

ラッシュガードは水中で着用するために考え出された商品ですから、勿論プールの中に着て入っても構いません。

最近は一般的になってきた商品ですので着ている方も多いですが、最初の頃は「服を着てプールに入る人」という見方をされ、注意を受けるなどということもあったようです。もしも心配であれば、先に使用可能かを調べてから行きましょう。

最近ではラッシュガード使用不可のプールは滅多にないでしょうし、海では擦り傷などを防御するためにも是非とも着用してください。

ラッシュガードの持続力はどのくらい?

夏の定番となったラッシュガードですが、その持続力はどのくらいなのでしょうか。毎年買い換えないとUVカット効果がなくなるのか、敗れてしまったらもうダメなのか、みていきましょう。

毎年買い替えが必要?

答えは「毎年買い換える必要はない」です。ラッシュガードにも様々なタイプがあり、安い商品では製品の表面をUVカット成分で加工したもの、高い商品では製品を作る糸そのものにUVカットの加工をしています。

つまり安いものでは砂浜でのこすれや度重なる洗濯によっては、加工が取れやすくなるかもそれません。しかし高価なものでは半永久的にUVカット効果がありますので、よれよれになったとしても大丈夫です。

ただし、やはり劣化をして徐々に効果が薄れていきますので、3年を目安に買い替えがおすすめです。毎年買い換えるとすれば、安いもので頻繁に使い、くたびれてしまって形崩れや破れが出てしまった場合、です。

色によって効果は変わる?

ラッシュガードはたくさん販売されていて、ファッション性もどんどん高くなっていますのでお気に入りの形、色を選ぶことが出来ます。では色によってUVカット効果の差もあるのでしょうか?

ラッシュガードの色によるUVカット効果の違いは、ありません。白でも黒でも紺でもピンクでも同じ効果を得ることが出来ます。ですから、後は自分が好きな色やひきしめて見せたいから黒、などといった基準で選びましょう。

ラッシュガードを着て夏を楽しみましょう

夏が近づいてくると、海だ山だ川だ湖だ、と気持ちがわくわくしてくる方も多いでしょう。しかし現代ではオゾン層の破壊によって紫外線は大変危険なものになっています。水に浸かるからといって無防備な肌でいるのは危険です。

最近のラッシュガードは種類やデザイン、価格も多種多様なものがあります。好きなものを選び、紫外線対策もきちんとしましょう。

日焼けあとのお風呂は数日間非常に厳しいものになりますので、出来るだけ日焼けをしないようにラッシュガードで自分を守って素敵な夏を楽しみましょう。

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