ダメージジーンズの作り方!デニムにダメージを簡単に自分で付ける加工方法

かっこいいですが高価なダメージジーンズ。そんなダメージジーンズは簡単な作り方で、製作することができるのです。そこで、今回はダメージジーンズの作り方を解説していきましょう。レディースとメンズ別にダメージジーンズのコーデも紹介するので、ぜひ注目してみてください。

ダメージジーンズの作り方!デニムにダメージを簡単に自分で付ける加工方法のイメージ

目次

  1. 1はさみなどでデニムにダメージ加工したい!
  2. 2ダメージ加工しやすいジーンズとは?
  3. 3ダメージ加工に必要なもの
  4. 4セルフダメージ加工の作り方
  5. 5ダメージジーンズのお手入に関する注意点
  6. 6ダメージ付きジーンズのコーデ例
  7. 7みんながやってるジーンズのダメージリメイク術
  8. 8オリジナルのダメージジーンズを作ってみよう

はさみなどでデニムにダメージ加工したい!

ワイルドなダメージジーンズは、メンズファッションだけでなくレディースファッションにも取り入れられるおしゃれアイテムです。しかし、ダメージジーンズの平均価格は高めなので、欲しくても手が出ないという人が多いでしょう。

実はデニムをはさみややすりなどでダメージ加工することで、ダメージジーンズにセルフリメイクすることができるのです。そこで、今回はそのダメージジーンズの作り方を、詳しく取り上げていきましょう。

さらに、今回はおしゃれなダメージジーンズのコーデも、メンズとレディースに分けて紹介していきます。ダメ―ジジーンズのコーデに興味がある人も、ぜひ注目してみてください。

ダメージ加工しやすいジーンズとは?

ダメージジーンズ作りでは、まずダメージ加工しやすいデニムを選ぶことが大切です。ダメージジーンズにセリフリメイクしやすいデニムとは、一体どのようなデニムなのでしょうか?

以下では、ダメージジーンズに加工しやすいデニムの特徴を、解説していきたいと思います。

生地がしっかりとしているもの

はさみややすりなどで傷を付けやすいデニムは、生地が厚めで丈夫なデニムです。デニムのダメージ加工は、デニムの横糸を綺麗に出すと上手く行きやすいとされています。

しかし、生地が薄いスキニーデニムや伸縮性のあるデニムだと、横糸がカールして上手く出にくいのです。そのため、生地がしっかりしたヴィンテージデニムやシンプルなデニムを選びましょう。

また、ダメージを付けるとデニムのインパクトはかなり強くなるので、なるべくシンプルなデザインのデニムを選ぶことも大切です。

初めてなら激安ジーンズで試す

デニムのダメージジーンズへのセルフリメイクに初めて挑戦する場合は、練習台として激安デニムを選ぶことをおすすめします。ダメージジーンズの作り方では、デニムに刃物で傷を付けたり穴を開けたりするので、一度失敗してしまうと元に戻すことができません。

いきなり本番用の高価なデニムでダメージ加工してしまうと、失敗してしまった時のショックは大きいでしょう。また、初心者であれば、ダメージ加工に失敗してしまう確率も高いのです。

そのため、デニムのダメージジーンズへのセルフリメイクが初めてという人は、必ず激安デニムを使って練習してみてください。

ダメージ加工に必要なもの

ダメージジーンズへのデニムのセルフリメイクをする場合は、まずダメージ加工に必要なものを揃えていきましょう。

デニムのダメージ加工には、特別な道具が必要と思う人もいると思います。しかし、デニムのダメージ加工は、素人でも身近な道具で簡単に行うことができるのです。

以下では、デニムのダメージ加工に必要な道具を紹介していきましょう。

はさみ

ダメージジーンズへのデニムのセルフリメイクでは、はさみはダメージ加工が失敗しにくい道具とされています。

デニムに横に幅2~3cmほどの間隔で切れ目を入れ、切れ込みを入れた部分の縦糸をピンセットで取り除けば、誰でも簡単におしゃれなダメージ加工ができるのです。

しかし、ハサミの切れ口は整いすぎていて、ダメージジーンズに馴染まないこともあります。そのため、やすりやカッターなども併用して、切れ口部分にも軽くダメージ加工すると、より美しいダメージ加工になるでしょう。

やすり

やすりもダメージ加工には欠かせないアイテムです。やすりで傷を付けるだけでも、デニムにかっこいいダメージ加工を施すことができます。目が粗いやすりであればあるほど、激しいダメージ加工ができるのです。

自然にすり切れたような雰囲気のダメージ加工になるので、さり気ないダメージ加工を施したい人には、やすりはぴったりの道具でしょう。

また、刃物を使ってダメージ加工すると、刃物による切り口に違和感が出てしまうこともあります。そんな時に切り口周りにやすりで傷を付けることで、刃物によるダメ―ジ加工をデニムに馴染ませることができるのです。

おろし金

実は身近なキッチン用品であるおろし金も、ダメージ加工に使える道具なのです。おろし金はデニムの広範囲に絶妙な傷を付けることができます。

デニムの広範囲にダメージ加工を施して、ヴィンテージ風のダメージジーンズにしたいという人もいるでしょう。そのような人には、特におろし金を使ったダメージ加工がおすすめです。

デニムに横方向におろし金を当ててひっかくことで、広範囲に絶妙な傷を付けることができます。

セルフダメージ加工の作り方

理想のダメージジーンズを作るには、セルフダメージ加工の作り方をしっかり把握しておくことが重要です。セルフダメージ加工の作り方は、ダメージ加工を施したい場所によって変わるのです。

そこで、以下では傷を付けたい場所別に、セルフダメージ加工の作り方を詳しく解説していきましょう。

膝へのやり方

膝部分にセルフダメージ加工を作るには、まず実際にデニムを履き、自分の膝部分に印をつけます。

そして、傷を付けたい部分の下に、下の生地を傷つけないためのダンボールを入れましょう。そして、印をつけた部分にカッターやはさみ、カミソリなどで横に切れ込みを入れて穴を開けます。

ただ刃物で切っただけでは、切れ口が綺麗すぎておしゃれなダメージ加工になりません。そのため、切れ口にやすりを掛けたりカッターでランダムな傷を付けたりして、切れ口を粗い印象にしていきましょう。

切れ口に違和感がなくなったら、膝部分のセルフダメージ加工の完成です。

裾へのやり方

裾部分のセルフダメージ加工の作り方は、簡単なのでぜひ試してみてください。最近人気の裾部分のダメージ加工は、フレイドヘムと呼ばれています。裾を切りっぱなしの状態にし、指やカッターで横糸をほぐすだけで完成です。

足首が見えるくらいの位置でデニムの裾を切り、このダメージ加工をすると、よりスタイリッシュな見た目になるでしょう。

ポケットへのやり方

デニムのポケットにもダメージ加工を施すと、さり気ないワイルドさを演出することができます。ポケット部分のセルフダメージ加工の作り方は特に簡単で、カッターやカミソリでポケットの端を縦に引っかくだけです。

しかし、手を滑らせてケガをしないように、強く力を入れてカミソリやカッターを動かさないようにしましょう。

ダメージジーンズのお手入に関する注意点

ダメージジーンズは注意してお手入しないと、ダメージ加工した部分から糸がほつれ、ダメージ加工が崩れてしまいがちです。特にそのまま洗濯機で洗濯してしまうと、他の洗濯物の突起物に引っかかり、ほつれてしまいやすくなります。

そのため、洗濯機でダメージジーンズを洗濯する際には、必ず洗濯ネットに入れてドライコースで洗いましょう。他の洗濯物と分けて洗うと、より安全にダメ―ジジーンズを洗濯できます。洗い終わったら風通しがよい場所で、陰干ししてください。

また、手洗いする場合は漂白剤が入っていない洗剤で、丁寧に押し洗いするようにしましょう。特にダメージ加工した部分は丁寧に洗い、絶対に激しくこすり合わせるような洗い方はしないようにしてください。

汚れが落ちたら、洗濯機で2~3分脱水した後に陰干しで乾かしましょう。オリジナルダメージジーンズが出来上がったら、丁寧にお手入して、長くお気に入りのダメージジーンズを楽しんでください。

ダメージ付きジーンズのコーデ例

ダメージジーンズを自分で作ってみたいけれど、ダメージジーンズのコーディネートが分からないという人もいるでしょう。そこで、以下ではメンズとレディースに分けて、ダメージジーンズのおすすめコーデの例を挙げていきたいと思います。

メンズ向けおすすめコーデ

ワイルドな魅力があるダメージジーンズは、派手な印象のトップスと合わせてしまうと、清潔感が無い印象になりがちです。そのため、ダメージジーンズにはシンプルなデザインのトップスがマッチします。

例えば、無地のシンプルなシャツとダメージジーンズのコーデは、清潔感がありながらワイルドなおしゃれコーデでしょう。また、シンプルなブルゾンやカーディガンなどと、インパクトの強いダメージジーンズを組み合わせたコーデもおしゃれです。

また、ネルシャツやレザーブルゾンなどのアメカジファッションアイテムと、ダメージジーンズの相性もよいとされています。アメカジとダメージジーンズのコーデは、ワイルドでかっこいい印象になります。

しかし、アメカジファッションアイテムにダメージ加工が激しいデニムを合わせると、落ち着きのない印象になってしまうこともあるのです。

そのため、アメカジファッションアイテムと合わせるコーデでは、軽いダメージ加工が施されたデニムを選ぶことをおすすめします。

レディース向けおすすめコーデ

ダメージジーンズはカジュアルなレディースコーデでも、映える魅力的なアイテムです。

ワイルドな印象が強いダメージジーンズには、全く印象が異なる上品なブラウスやパンプスがよく合います。ワイルドさと上品さのバランスが整っていることで、洗練された印象のレディースコーデになるのです。

また、少し肌寒い季節には、ニットのロングカーディガンとダメージジーンズ、ブーツを組み合わせたレディースコーデもおすすめです。ワイルドな見た目のブーツとダメージジーンズは、しっかり馴染みます。

さらに、柔らかい質感のニットロングカーディガンが、ハードな雰囲気をやわらげて、全体的に落ち着きのある印象のレディースコーデにしてくれるでしょう。

また、ビッグショールカラーコートとダメージジーンズのレディースコーデもおすすめです。軽く羽織るように着ることができるビッグショールカラーコートは、ダメージジーンズの力強さを抑え、全体を大人っぽい印象にしてくれます。

また、このレディースコーデには独特の抜け感もあるので、軽やかにダメージジーンズを楽しめるでしょう。

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みんながやってるジーンズのダメージリメイク術

ダメージ加工したデニムはリメイクすることで、様々なおしゃれアイテムに生まれ変わります。デニム生地は加工しやすい上に丈夫なので、多くの人がダメージ加工したデニムを新たなものにリメイクしているのです。

そこで、以下ではダメージジーンズのリメイク方法を具体的に紹介していきましょう。

愛着あるダメージジーンズがコンパクトに蘇るスマホケース

長年履いていたお気に入りのダメージジーンズは、履けなくなってもなかなか捨てられないものでしょう。そんなダメージジーンズは、ぜひスマホカバーに利用してみてください。

携帯するスマホのケースにリメイクすることで、履けなくなったジーンズをコンパクトに残すことができます。

まず、スマホケース2個分の大きさに合わせて、ダメージジーンズの生地を裁断します。折り曲げたり周囲を縫ったりするためのスペースも必要なので、少し大きめにカットしましょう。

また、ダメージジーンズのウェスト部分にあるボタンホールの部分も、切り取っておきます。この際に、ボタンもしっかり取っておきましょう。

そして、スマホケースの本体になる部分の周囲を、ほつれないように3つ折りにして縫っていきます。その後に、ダメージジーンズのボタンホールの部分を適当な長さに切り、端を縫ったら本体に縫い付けていきましょう。

最後に、本体の適当な位置にボタンを縫い付けて完成です。

ダメージ加工を存分に生かせるクラッチバッグ

ダメージジーンズはクラッチバッグにもリメイクすることができます。腰の部分を丸ごと使って作るので、ダメージジーンズのワイルドなダメージ加工を存分に生かすことができるのです。

まず、ダメージジーンズの足部分を根本からカットします。股の部分も切り取ったら、下部をミシンでしっかり縫って、クラッチバッグの底を作りましょう。仕上げに、ベルトループの部分に好きな飾りを付けたら完成です。

ダメージジーンズのダメージ加工がかっこいい、ワイルドなクラッチバッグを楽しんでみてください。

丈夫でダメージ加工がかっこいいがま口

ダメージジーンズはがま口にリメイクすることもできます。まず、好きなサイズのがま口の口金を用意し、口金の大きさに合わせてダメージジーンズを裁断しましょう。

ボンドを縫って口金にしっかりデニム生地を挟み、強めの洗濯はさみで挟んで乾かします。乾いたら本体にボタンや缶バッジなどの装飾を付けて完成です。

本体となる生地を切り取る際には、なるべくすれたようなダメージ加工のある部分を選びましょう。激しく穴が開いているようなダメージ加工の部分を本体にしてしまうと、小銭が出てしまいやすくなります。

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オリジナルのダメージジーンズを作ってみよう

今回はダメージジンズの作り方やレディースとメンズ別のダメージジーンズのコーデなどを、詳しく解説しました。ダメージ加工は難しいというイメージを抱きがちですが、はさみやカッターなどの身近な道具で簡単に行うことができます。

ダメージジーンズに挑戦しようと思っている人は、ぜひ今回の内容を参考にして、オリジナルのダメージジーンズを作ってみてください。

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