ハイブランド意味とは?ブランドを一覧で紹介!
今回はハイブランドについて紹介します。そもそもハイブランドとはどういう意味なのかというところから、メンズに人気なハイブランドとは、レディースに人気のハイブランドとはというところをまとめていきます。あなたの知っているブランドもあるかチェックしてみましょう。
目次
ハイブランドとは何?
憧れのハイブランド、いつかは購入したいと思っている人もいるかもしれません。ハイブランドとそうではないものというのは、どんな違いがあるのかご存じでしょうか。
なんとなくはわかっていても「ハイブランドとは何?」と改めて聞かれると答えることができないという人も多いでしょう。
今回はハイブランドとはどういうものなのかということや、レディースのハイブランド、メンズのハイブランドなどを紹介させていただきます。
ハイブランドの意味とは?
まずはそもそもハイブランドとはどんな意味があるのかをみていきましょう。ハイブランドとは、ハイなブランドということになります。「ハイ」というとハイテンションとかハイスピードというような言葉にも使われる、高いというような意味がある言葉です。
それ以外にもハイセンスとかハイクラスというような言葉に使われるハイのように、高価とか高級というような意味や、上流というような意味が含まれることもあるようです。ブランドとは特定の生産者や名前というような意味がある言葉です。
つまりは高級なブランドとか、上流なブランドという意味がハイブランドという言葉には含まれていることになります。
高級なとか高価なという名前がつけられているように、もともとハイブランドは富裕層をターゲットとしてつくあれているブランドです。庶民が購入することができない良いものを高価につくるというのが、ハイブランドの使命でもありました。
しかし最近では庶民でも購入できる価格のアイテムが増えてきています。普通のアイテムよりは高価にはなるものの、手が届かないわけではないというブランドでもハイブランドと呼ばれることが出てきました。
時代の流れも影響していますが。ハイブランドのお店も多くの人の手に取ってもらいたいと思うように意識が変わってきたことも影響しているでしょう。また少し頑張れば手に入れることができるようになったことで、ハイブランドのアイテムを憧れるという人も増えてきています。
ハイブランドな洋服の特徴
それではハイブランドな洋服とはどんな特徴があるのでしょうか。ハイブランドな洋服はただ高いというだけではありません。高いだけではないからこそ、ちょっと高くても手に入れたいと思う人も多いのです。
トレンドのものが多い
ハイブランドな洋服の特徴にはトレンドのものが多いという特徴があります。シンプルなデザインのものもありますが、多くのものがそのシーズンのためだけに作られているアイテムが多いという特徴があります。
ハイブランドの洋服は常にそのシーズンの流行でいなくてはいけません。前のシーズンと同じような洋服ではダサいと思われてしまうこともあります。
そのため春夏コレクションと秋冬コレクションのファッションが毎年登場しています。同じものではなく、常に進化することをハイブランドな洋服には求められることになります。
オリジナルのデザイン
トレンドのものが多いというのがハイブランドな洋服の特徴ですが、それらのデザインがオリジナルであるというのもハイブランドの特徴です。当然だと思われるかもしれませんが、全てがオリジナルのデザインであるというのはすごいことです。
同じデザインにならないように、多くの知識や情報をもとにデザインされているというのがハイブランドのようふくです。どこかで見たようなデザインであっても、必ずオリジナルのデザインです。
世界的に有名なハイブランドだからこそ、オリジナルのデザインにこだわるという傾向があります。またオリジナル感を出すために、ロゴがデザインに含まれることが多いというのもハイブランドの洋服の特徴です。
ステータスになることも
ハイブランドの洋服の特徴には、ハイブランドの洋服を手に入れることがステータスになることもあるという特徴もあります。
ハリウッド女優も着ているどこどこのハイブランドの洋服を、いつか自分も着てみたいというようなことがその人の目標になったり、そのブランドの服を持っていることがその人の自信に繋がるということにもなります。
それくらいみんなの憧れの的になってしまうというのが、ハイブランドの洋服の特徴になります。
人気のハイブランド一覧【メンズ編】
それでは世界的にハイブランドだと言われているのはどんなブランドなのか、人気のハイブランドについてみていきましょう。
まずは人気のハイブランドの中でも、メンズに人気だったり、ブランドのスタートがメンズの洋服などだったというブランドをみていきましょう。
Balenciaga
メンズに人気のハイブランドのBalenciaga(バレンシア)です。「B」が背中合わせで並んでいるようなロゴデザインで有名のブランドです。Balenciagaはもともとはスペインにあったブランドですが、1930年代にパリに本店を移転しています。
メンズに人気の洋服もたくさんありますが、洋服だけではなく、靴やジュエリー、時計や香水などのアイテムもあるブランドになっています。
メンズに向けたファッションも多くありますが、ハリウッド女優が身につけていることもあり、女性にも人気のハイブランドです。また子供用のアイテムもそろっています。
GUCCI
日本でも高い人気があるハイブランドのGUCCI(グッチ)です。創業者はグッチオ・グッチで、革製品からスタートしたハイブランドです。
もともとは革製品で人気のブランドでしたが、戦争のために革が使えなくなってしまい、その代用品として使ったキャンバス地にコーティングした素材の配色に人気が出たと言われています。ピンチをチャンスに変えたというブランドです。
GUCCIもメンズの洋服などのアイテムが多いですが、バッグなどが得意なのでレディースにも財布やバッグが人気のハイブランドになっています。
GIVENCHY
GIVENCHY(ジバンシィ)も世界的に有名なハイブランドになります。特にフランスでは人気が高いブランドだと言われています。GIVENCHYは「G」を四角くして4つ重ねたようなロゴが有名ですが、シンプルに「GIVENCHY」というロゴが入っているタイプが好きという人もいるかもしれません。
GIVENCHYも多くのハリウッドスターに愛されるブランドですが、オードリー・ヘプバーンが愛したハイブランドとしても有名です。さらにジョン・F・ケネディの葬式にはGIVENCHYの喪服を女性達が着ていたということでも話題になったそうです。
斬新なアイデアとシャープな感性から生み出される、モード系の洋服です。レディースもありますが、メンズの洋服もとても人気です。
Giorgio Armani
アルマーニと呼ばれることが多いのがGiorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)です。ブランド名は創業者の名前がそのまま使われているハイブランドになります。
ブランドの中にいくつかのブランドを持っているというタイプで、ジョルジオ・アルマーニやエンポリオ・アルマーニ、スポーツラインであるEA7もGiorgio Armaniのブランドの1つです。
ハイブランドなラインだけではなく、ファストファッションにも進出しています。「A/X ARMANI EXCHANGE」というブランドを聞いたことがあるという人もいるかもしれません。洋服だけでは無く、色々な分野でもコラボしているブランドです。
Louis Vuitton Malletier
Louis Vuitton Malletier(ルイ・ヴィトン)も世界的に有名なハイブランドの1つです。Malletierというのはカバン職人という意味です。もともとはカバン専門店だったのがLouis Vuitton Malletierなのです。
今ではカバンも人気ですが、洋服や靴なども人気のアイテムになっています。最初はシンプルなデザインのものを世に出していましたが、コピー商品が増えたことからモノグラムが作られたと言われています。よく目にするLouis Vuittonのロゴです。
またLouis Vuittonの商品であることがわかるようにと作られた柄のことをダミエと呼んでいます。自分達のブランドに誇りを持っているからこそコピー品を作らせない努力をしているのです。
人気のハイブランド一覧【レディース編】
メンズに人気のハイブランドの中には、レディースでも愛されているブランドがたくさんありました。それではレディースに人気のハイブランドではメンズにも人気のブランドがあるのでしょうか。レディースに人気のハイブランドをみていきましょう。
CHANEL
CHANEL(シャネル)も世界的に有名なハイブランドになります。CHANELを愛用している人のことはシャネラーとも呼ばれていて、世界中にファンが多いハイブランドでもあります。
創業者はココ・シャネルです。もともとはレディースのアイテムを展開してきましたが、ジュエリーや時計、メンズアイテムなども取り扱うようになっています。シャネルのロゴは「C」を背中合わせにしたようなデザインです。
シャネルといえば黒をイメージする人が多いでしょう。昔は黒のワンピースというと喪服のイメージしかなかったのですが、「リトルブラック・ドレス」として働く女性達のためのスーツとして作り替えたのがココ・シャネルだと言われています。
Chloe
女性に人気のハイブランドにはChloe(クロエ)もあります。Chloeの創業者はギャビー・アギョンになります。創業者の名前ではないの?と思う人もいるかもしれません。実はChloeというのは、フランスの一般的な女性の名前です。日本で言うと「花子」のようなイメージです。
どうして創業者の名前をブランド名にしなかったのは諸説あるようですが、ギャビー・アギョンは「自分の名前が占い師のようだ」と感じていて、ファッションブランドのブランド名には似つかわしくないと考えたからなのだそうです。
Chloeはそれまで「服はオーダーメイドが当たり前」だったのを、既製品を作るという新たなことをスタートさせたブランドとしても有名なブランドです。
Christian Dior
Christian Dior(クリスチャン・ディオール)も女性に人気のハイブランドになります。一般的にはディオールと呼ばれることが多いブランドですが、ブランド名は創業者の名前になっています。
レディースラインはDiorですが、メンズラインはDior Hommeになっています。レディースやメンズだけではなく、ベビーラインもあります。
Christian Diorというとピンクとかグレーのイメージをする人も多いでしょう。Christian Diorは男性になりますが、育った家にはピンクとグレーの外壁があったのだそうです。そのカラーがChristian Diorのデザインにも活かされているようです。
Hermès
Hermès(エルメス)も女性に人気のハイブランドの1つです。映画でも話題になったHermèsですが、元々は馬具工房のブランドになります。馬具工房の時代には、ナポレオン3世やロシア皇帝も愛用していたと言われています。
今のように洋服やファッション小物なども取り入れるようになったのは、創業者から3代目になるエミール・モーリス・エルメスの時代からだと言われています。馬具のブランドは消滅してしまいましたが、ブランドロゴには馬具工房のイメージである四輪馬車のデュックとタイガーが使われています。
このロゴの中をよく見てみると、馬車を運転する人はいますが、この馬車の所有者となる主人が描かれていません。このロゴには、「エルメスは最高の品質のものを用意するけれど、それをどう活かすのかはあなた次第」というメッセージが込められているのだとか。
Yves Saint-Laurent
女性に人気のハイブランドにはYves Saint-Laurent(イヴ・サンローラン)があります。ファッション業界を牽引した創業者です。今ではリップなどのメイクアイテムで人気のブランドですが、創業者は男性です。イヴ・サンローランは、「モードの帝王」と呼ばれていました。
若い頃からその才能を発揮していて、ファッションデザイナーの養成学校時代には、デザインコンクールでは最優秀賞を受賞しています。
この時代には、ジバンシィやシャネルのカール・ラガーフェルド、ディオールなどもいて、その中でモードの帝王と呼ばれていたというのはどれだけ人気があるブランドだったのかがうかがい知れます。
まだまだある!密かに人気のハイブランド
たくさんのハイブランドがありますが、まだまだメンズ、レディース関係なく人気のハイブランドはたくさんあります。紹介しきれませんが、人気が高いハイブランドの一部を紹介していきます。
FENDI
人気のハイブランドにはFENDI(フェンディ)があります。FENDIは、ドアルド・フェンディ、アデーレ・フェンディ夫妻が創業者です。夫妻が創業者というブランドも珍しいかもしれません。
元々は毛皮工房のブランドでした。今では毛皮はもちろん、レディースアイテムやメンズの洋服、バッグや靴など幅広いアイテムを取り扱っています。ブランドのロゴは「F」を組み合わせたものになっています。
FENDIは洋服も人気のアイテムですが、メンズでもレディースでも人気があるのはバッグではないでしょうか。バゲットパンのようなバッグとして販売された「バゲット」は今でも人気が高いブランドアイテムの1つです。
MONCLER
MONCLER(モンクレール)も世界的に人気のハイブランドです。日本で知られるようになったのは最近ですが、フランスのブランドとしてとても人気があるアイテムです。
取り扱っているのは、高級なダウンジャケットになります。実用的なダウンジャケットから、個性的なデザインに特化したものまで色々なアイテムがそろっています。
高品質名アイテムであることはもちろんですが、体のラインが美しく出るように考えられているというのも世界で人気の理由の1つになっています。まだ日本では取り扱いは少ないようですが、木村拓哉さんがCMで着用したことで有名になったようです。
PRADA
PRADA(プラダ)も世界で人気のハイブランドです。FENDIは夫妻が創業者でしたが、PRADAは兄弟が創業者のブランドです。マリオ・プラダとフラテッリ・プラダが創業していて、もともとは革製品を取り扱っていました。
良質の革にこだわり、良いものを作り続けたことで人気になり、イタリア王室で御用達のブランドの1つになることもできました。革製品が中心だったのですが、使いやすいナイロンバッグに着目したのが孫のミウッチャ・プラダです。
旅行カバンとして使っていたナイロンのバッグが使いやすいと感じて、プラダのバッグにもナイロンを取り入れるようになっていったようです。
Rolex
メンズやレディースなどの洋服のハイブランドも世界中の人に人気がありますが、人気があるハイブランドは洋服だけに限りません。
時計のハイブランドとして人気が高いのは、Rolex(ロレックス)ではないでしょうか。スイスの高級腕時計メーカーになります。元々は普通の時計の商社としてイギリスで創業されています。イギリスで商売をしていましたが、関税が高かったので拠点をスイスに移したのです。
そこで腕時計の利便性に気がつきます。持ち歩ける時計の方が、これから需要が伸びるのではないかと腕時計の機能を発明していきます。世界的にも有名な時計のハイブランドですが、現在日本には正規の代理店はないそうです。
ハイブランドを身につける際の注意点
世界的にも有名なハイブランドについて紹介させていただきましたが、ハイブランドを身につける際にはどんなことに気をつけるといいのでしょうか。ハイブランドを身につける時の注意点をみていきましょう。
身につけていることをアピールしない
ハイブランドのアイテムを購入することができたら、とても嬉しいという気持ちになります。できればたくさんの人に自慢をしたいという気持ちはわかります。しかし、身につけていることをアピールしすぎると、そのアイテムの良さが半減してしまいます。
それとなくロゴが見えるようにするとか、それとなくハイブランドのものだとわかるようにするという程度にしたほうがいいでしょう。
仲がいい友達には「買ったことを自慢させて!」と話すのもいいですが、あまりアピールしすぎると成金だと思われたり、浪費癖がある人だと思われてしまうことがあるかもしれません。
消耗品であることを忘れない
憧れのハイブランドのアイテムを購入することができたら嬉しいものです。ハイブランドの洋服やバッグを購入して、そのままクローゼットの中で眠ってしまうことはないでしょうか。
いつかここぞという時に着ようとか、勝負する時に持っていこうと大切にクローゼットにしまい込んでしまう人もいますが、せっかくのアイテムを使わないのはもったいないと考えるようにしましょう。
高価なものなので大切に使いたいという気持ちはわかりますが、そもそもハイブランドのものはトレンドが取り入れてあることが多いので、次に着たいと思った時にはトレンドが終わってしまっているかもしれません。
ハイブランドをレンタルすることもできる
いつか手に入れたいハイブランドのアイテムですが、先ほども書いたようにトレンドを意識したデザインのものが多いので、特に洋服は購入しにくいということがあります。でもハイブランドのものは着たい、そんな時に使うことができるのがレンタルです。
最近ではハイブランドのアイテムをレンタルできるというサービスが人気のようです。月額のものから、1回払いのものまであるので、ハイブランドを普段の生活でも取り入れてみたいという人はチェックしてみてください。
ハイブランドを上手にファッションに取り入れよう!
今回はハイブランドについて紹介させていただきました。メンズに人気のハイブランドもレディースに人気のハイブランドも、どこかで聞いたことがあるブランド名が多かったのではないでしょうか。
メンズもレディースも、ハイブランドを上手にファッションに取り入れておしゃれを楽しんでいってください。