ジンの美味しい飲み方!ストレートなどのおすすめの割り方も紹介
お酒が好きな人ならジンも飲んだことがあるという人も多いでしょう。しかしジンには種類がたくさんあることをご存じでしょうか。今回は美味しいジン飲み方を紹介します。ジン飲み方やジンの割り方など、家でも楽しむことができる飲み方を紹介させていただきます。
目次
ジンの美味しい飲み方を知ろう!
バーでも居酒屋でも、だいたい見かけるお酒にジンがあります。お酒の名前をあまり知らないという人でも、ジンというお酒は聞いたことがあるという人もいるでしょう。
お店で飲むジンもいいですが、家呑みにジンを選ぶのもおすすめです。今回はジンがどうしておすすめのお酒なのか、ジンの魅力を紹介させていただきます。
ジンってどんなお酒なの?
まずはジンがどういうお酒なのををみていきましょう。ジンというのは日本酒とかワインとかとは違い。蒸留酒の部類に入るお酒です。蒸留酒というのはお酒を蒸留してつくったお酒で、例えば同じ蒸留酒のウィスキーはビールを蒸留したもので、同じく蒸留酒のブランデーはワインを蒸留したものになります。
ジンは大麦、じゃがいも、ライ麦などを原料として造られる蒸留酒です。ジンはオランダでは薬用酒として作られていて、ボタニカルというハーブや果物の皮、スパイスなどで風味がつけられたお酒になっています。
アルコール度数は37.5度以上あるものです。ボタニカルには決まりはありませんが、ジュニパーベリーは必ず使うことになっているそうです。
ジンが人気の理由とは?
ジンが多くの人から愛されている人気の理由はどんなところにあるのでしょうか。美味しいのはもちろんですが、それ以外にも人気の理由があるようです。ジンが人気の理由についてまとめてみましょう。
身体に良い
ジンが人気の理由の1つには、身体に良いということがあります。先ほどもジンはオランダでは薬用酒としてつくられていたと書いた通り、ジンには薬用として用いられることもあるのです。
ジンに限らず、お酒には利尿作用があります。その利尿作用には解熱の効果もあると信じられてつくられたのがジンが作られた期限なのだそうです。薬用として作られていたので、ハーブやスパイスが入っているのかもしれません。
ハーブやスパイスが入っているジンは、他のお酒よりもすっきりとした香りがしたり、入っているスパイスによっては体を温めてくれるような効果も期待できる人気のお酒になっています。
種類が豊富
ジンには種類が豊富にあるというのも人気の理由です。ジンは入っているボタニカルによって、少しずつ味が違うという特徴があります。
またドライジンやジュネヴァ、シュタインヘーガーなど種類が多いので、「ジン」と一言でいってもとても奥が深いお酒だということがわかります。
きのう飲んだジンと今日飲んでいるジンは種類が違うなんてこともよくあります。こっちのジンは口に合わないけれど、このジンは美味しいということもあるので、色々なジンを試してみてください。
飲みやすい
ジンが人気の理由には、飲みやすいお酒であるということです。バーで何を飲もうか悩んだ時に、女性ならジンを勧めるという人も多いのではないでしょうか。
ジンが飲みやすいのは、口当たりがいいというだけではなく、飲み方が多いということもあります。ストレートで楽しむこともできますが、ソーダで割る割り方をしたり、どんなものとも相性がいいので、色々な割り方を楽しむことができるという点もおすすめです。
ジンのカクテルが多いのも、ジンの飲みやすい特徴がいかされているのかもしれません。まだジンを飲んだことがないという人は一度ジンを飲んでみるのもおすすめです。
ジンの種類
ジンの種類は多いと言われています。それではどれくらいの種類のジンがあるのでしょうか。美味しいと言われているジンの種類についてみていきましょう。飲みたくなるような1品をみつけてみてください。
ドライジン
主にジンというと、ドライジンになるようです。ジンの中でもクラシカルな種類で、ロンドン周辺にドライジンを作るところがあったことから、ロンドンジンと呼ばれていた時代もあったそうです。
ドライジンは辛口で、クリアな味わいになります。まさにドライな風味のドライジンです。クリアなので割り方によって他のお酒の味を邪魔しないことから、カクテルにもよく使われる種類のジンになります。
ジュネヴァ
作り方はドライジンと変わりませんが、少しだけちがうので、ドライジンよりも濃厚でコクがあるジンだと言われています。ジンの元祖とも言われることがあるようです。
味わいはウィスキーにも似ていると言われています。濃厚なコクと繊細な味を楽しむのがおすすめなので、ストレートでの飲み方がおすすめになります。
シュタインヘーガー
西ドイツにあるシュタインへーガームラで作られていたことから、シュタインへーガーという名前がつけられたジンです。口当たりとしてはドライジンとジュネヴァの中間くらいで、穏やかな口当たりが好きな人にお勧めのジンです。
他のジンとはちがって、スパイスが効いているのも特徴です。シュタインへーガーを飲んだ時には、独特の香りが口の中に広がっていくでしょう。ストレートでキンキンに冷やして飲むのがおすすめです。
オールドトムジン
甘いお酒が好きな人におすすめのジンがオールドトムジンです。ジンの中では甘口になります。オールドトムジンには、サトウキビ由来成分が入っているのが特徴です。
辛口のドライジンが主流になってからは生産量が減ったと言われますが、1800年代に復刻されています。甘いお酒が好きな人はストレートで飲むのもおすすめですが、カクテルに使われることが多いジンでもあります。
ジンの美味しい飲み方
ジンの種類がわかったところで、ジンの美味しい飲み方についてみていきましょう。せっかくジンを飲むなら、あなた好みの美味しいジンの飲み方を探してみてください。割り方などもみていきましょう。
ストレート
シンプルにジンを楽しみたい人にはストレートがおすすめです。ジンが美味しいことを感じることができる飲み方になっています。
ジンは銘柄によってボタニカルの配合の違いから、同じ種類のジンでも味が違うので割り方や飲み方を考えるためにも、まずはストレートで飲んでみるというのも1つの飲み方です。
暑い時期には冷蔵庫でキンキンに冷やしてから飲むのもおすすめです。丸みのある味を楽しむことができる飲み方になります。
ロック
ウイスキーのロックと同じように、グラスに氷とジンをいれて飲む飲み方です。氷が溶けていくことで、ジンの味が少しずつ変わっていくのを感じることができます。ゆっくりと時間をかけた飲み方をしたいという人にもおすすめです。
氷が溶けすぎてしまう、ジンのクリアな味わいやコクを感じることができなくなることもあるので、ジンそのものの味を楽しみたいという人にはストレートやショットで飲む飲み方がおすすめです。
カクテル
ジンといえばカクテルというくらい、ジンベースのカクテルはたくさんあります。ジントニックやマティーニは有名なカクテルになります。
またお店独自のジンを使ったカクテルがあることもあるので、ジンベースのカクテルが好きな人はリクエストしてみるといいでしょう。
ジンを使ったカクテル
ジンを使ったジンベースのカクテルはたくさんあります。その中でも有名なカクテルや女性に人気のおすすめカクテルをいくつか紹介させていただきます。バーで困った時にはおすすめのカクテルをオーダーしてみてください。
マティーニ
ジンベースのカクテルでこれほど有名なものはないと言われるのが、マティーニです。マティーニというカクテルがあるのは知っていたけれど、ジンベースだとは知らなかったという人もいるかもしれません。
基本的には辛口のカクテルになります。オリーブが入っているマティーニは辛口で、チェリーが入っているマティーニは甘口になります。辛口か甘口かはバーテンダーにオーダーするといいでしょう。
マティーニには、ビーフィータージン、チンザノベルモット エクストラドライが使われています。
コスモポリタンマティーニ
コスモポリタンはウォッカベースのカクテルでクランベリー色のおしゃれで美味しいカクテルですが、ウォッカをジンに変えたのがコスモポリタンマティーニです。
カクテルは甘口で、食前に飲むという人もいるようです。可愛いカクテルになるので、女性におすすめの美味しいお酒です。
コスモポリタンマティーニは、ビーフィータージンにグランマルニエ コルドン ルージュ、フレッシュライムジュースとクランベリージュースが使われています。
シンガポール・スリング
小説家サマセット・モームに「東洋の神秘」と言われた美しい夕焼けを表現したカクテルだと言われているトロピカルカクテルです。美味しいカクテルを情熱的に楽しみたいという人にぴったりのカクテルになっています。
カクテルとしてはすっきりとした辛口です。ほんのりと甘みがあるので、食事を楽しみながら飲むこともできるので女性にも人気のカクテルです。
シンガポール・スリングにはビーフィータージン、ヒーリングチェリー、ソーダ、フレッシュレモンジュース、砂糖が使われています。
ミリオン・ダラー
日本で生まれたジンベースのカクテルがミリオン・ダラーです。直訳すると100万ドルになります。100万ドルのカクテルと言われる美味しいかくてるで、大正時代に人気があったと言われています。
ピンク色のカクテルで、女性にも人気があります。カクテルは甘口で、ついつい飲み過ぎてしまわないように注意が必要です。
ミリオン・ダラーにはビーフィータージン、チンザノベルモット ロッソ、パイナップルジュース、グレナデンシロップ、卵白が使われています。
スプリング・オペラ
Suntory Cocktail Competiton 1999カクテル・オブ・ザ・イヤーを受賞しているのがスプリング・オペラです。ピンク色のカクテルで女性心をくすぐります。
カクテルはすっきりとした辛口です。ほんのり甘みがありますが、アルコール度数は高いので、見た目に騙されてペースを速くしないように注意も必要です。
スプリング・オペラにはビーフィータージン、ルジェ クレーム ド ペシェ、オレンジジュース、ジャポネ桜、サントリーカクテルレモンが使われています。
カクテル以外のジンの美味しい割り方
ジンベースのカクテルはとてもたくさんあります。どの飲み方もとても美味しい飲み方ですが、カクテル以外でもジンは割り方で美味しい飲み方を楽しむことができます。カクテル以外のジンの美味しい割り方をみていきましょう。
トニック割り
ジンとトニックウォーターをあわせるトニック割りは、ジンの割り方で有名な割り方になります。ジントニックと言われる割り方でもあります。
ジン1に対してトニックウォーター3の割り方が黄金比です。ジンを濃くしたい時には多めにしてもかまいません。レモンやライムを搾るとさらにすっきりとした味わいを楽しむこともできます。
ソーダ割り
ジンとソーダをあわせるソーダ割りもおすすめの割り方です。ジン1に対してソーダ3の割り方になります。
辛口のジンを楽しみたいという人は無糖タイプのソーダで割ると炭酸の爽やかな口当たりのソーダ割りを楽しむことができます。
ちょっと甘口にして楽しみたいという人は、お酒を割るソーダではなく、糖分がはいっているソーダで割ると甘めのソーダ割りを楽しむこともできます。
トワイスアップ
トワイスアップとはウィスキーでよく聞く割り方です。ウィスキーと同じように、氷なしで水と割る割り方になります。
ジン1に対して水1でわります。氷をいれないことで、ジンの深い味わいを楽しむことができる飲み方だといわれています。最初から1対1にするのではなく、徐々に水を増やしていくという割り方もおすすめなのだそうです。
お湯割り
暑い時には冷えたジンもいいですが、寒い時期には温かくした飲み方を楽しみたいものです。温かいジンを楽しむなら、お湯割りで楽しむのが1番美味しいでしょう。
辛口のジンにお湯を注いで、お好みで砂糖をプラスするのもいいようです。レモンやシナモンを加えると、味を変えて美味しいジンを楽しむこともできます。
おすすめのジンをご紹介
ジンにはたくさんの種類があり、市販されているジンの種類も豊富ですが、その中なら有名なジンをいくつか紹介させていただきます。あなたがいつも飲んでいるジンはあるでしょうか。
ビーフィーター
ジンの代表的な銘柄だと言われるのがビーフィーターです。ジンというお酒だとは知らなくても、ラベルを見たことがある人は多いのではないでしょうか。カクテルによく使われるジンです。
ボンベイ・サファイア
プレミアムジンとも言われるのがボンベイ・サファイアです。ボトルが綺麗なので、バーに置いてあることもおおいのではないでしょうか。香りが華やかなジンであるのも特徴です。
美味しくジンを飲もう!
今回はお酒のジンについて紹介させていただきました。ジンには種類が多く、カクテルでもよく使われているお酒です。
飲み方や割り方が多いので、ベースのジンを1本購入しておけば、家で飲むのも楽しむことができそうです。あなたの好きな飲み方をみつけて、家呑みでも楽しんでみてください。