すきバサミの使い方!自分で髪の毛をすく方法とは?

自分の髪の毛を自分でカットする時に、より髪型を整えやすくするのに欠かせないのが「すきバサミ」です!ですが、すきバサミは使い方を間違えると髪の毛を余計に空いてしまうことも。正しいすきバサミの使い方はどのようなものなのでしょうか?

すきバサミの使い方!自分で髪の毛をすく方法とは?のイメージ

目次

  1. 1自分で髪の毛をすくには?すきバサミの使い方を紹介
  2. 2そもそも「すきバサミ」とは?
  3. 3すきバサミの種類
  4. 4セルフカットでのすきバサミの選び方
  5. 5すきバサミの使い方のポイント
  6. 6すきバサミで斜め前髪にセルフカットする方法
  7. 7男性がすきバサミで自分の髪をすく方法
  8. 8すきバサミを使っていつでも完璧な髪型に!

自分で髪の毛をすくには?すきバサミの使い方を紹介

美容院でやってもらったその瞬間の髪型はプロ仕様で完璧な仕上がりになっていることでしょう。ですが、数週間もすればその髪型も細かいところが伸びていって完璧からは遠ざかっていってしまいます。常に万全の髪型に整えるにはどうすれば良いのでしょうか?

そんな時にオススメのアイテムがすきバサミです。ショートカットや前髪の細かなカットも、すきバサミを使うことでよりおしゃれに仕上げることができます。ここではそんなすきバサミの使い方のコツや自分で髪の毛をすくときのポイントについてご紹介いたします。

そもそも「すきバサミ」とは?

そもそも「すきバサミ」とは何なのかご存知でしょうか?すきバサミとは、歯の先が普通のハサミのようにまっすぐになっているのではなく、ブラシのように細かな凹凸があるハサミのことを言います。美容師さんなどが髪の毛を切る時に愛用しています。

すきバサミは家庭用で使える扱いやすいものも安価で売られており、自分で髪の毛をすく時にもとても便利です。プロ仕様のものから中には100均で売られているものまで、値段もピンキリで美容師の方にとっては商売道具でもあるハサミに強いこだわりがあります。

すきバサミの種類

すきバサミには様々な種類があります。それぞれ用途や仕上がりに少しずつ違いがあり、その使い方によってはプロ仕様の髪型も自分で近づけることができます。特に、美容室が苦手なお子さんのカットにも、すきバサミはうってつけのアイテムだと言えます。

すきバサミの種類は大きく分けて2種類あり、その中にも仕上がりに合わせて別のものを選ぶことができます。髪の毛をすく時、自分にはどのすきバサミが一番合っているのか、購入する前にまずは選ぶべき種類から見極めておくことがとても大切です。

片方だけクシ状タイプ

美容師業界では片方だけがクシ状になっており、もう片方が普通のハサミのようにまっすぐの刃になっているものを「セニング」と言います。この片方だけがクシ状になっているすきバサミは、主に毛量が多い人が髪の量を減らすために使うハサミです。

髪の量が多いからすきバサミで梳いて減らしたいけれど、髪型の長さそのものは変えたくない。そう思っている方におすすめで、おおよその長さを変えることなく、毛量だけを調節することができます。使い勝手が良いので家庭用のすきバサミもこのタイプが多いです。

ですので、自分で髪の毛をすく時にすきバサミを購入しようと思った時、真っ先に目につくのはこの片方だけがクシ状のタイプのすきバサミだと言えるでしょう。美容師的なヘアカットの技術がなくても感覚的に髪をすくことができますが使い方が少し難しいです。

両方クシ状タイプ

両方がクシ状になっているタイプのすきバサミは、特に毛先や前髪のカットに使う人が多いです。こちらも髪型そのものの長さを変える、と言うよりは毛量を減らすために仕様する場合が多いです。カットする時に手の負担が少ないことから人気があります。

美容師さんに愛用している方が多いのがこの両方がクシ状になっているタイプのすきバサミです。毎日長時間ハサミを持つ美容師さんでも手への負担が少なく、自由に開閉できるので、時間をかけてでも少しずつ調整しながら髪をカットしたい方に向いています。

すき率の違い

また、すきバサミを選ぶ上で大切なのが「すき率」の違いについてです。すき率とは、言ってしまえば一度のカットでどれくらい髪をすくことができるか、という目安です。大体が5%単位ですき率を設定して販売されており、毛量によって使い分けます。

すき率10%は1回ハサミを入れてもあまり変化がありません。逆に言えば、少しずつ調整しながら、失敗するリスクを抑えながらカットすることができるハサミです。逆にすき率がだんだん高くなっていくと、1回ですける髪の量はどんどん増えていきます。

あえて言うとすれば、普通の工作用のまっすぐの刃のハサミが「すき率100%」のハサミだと言えます。専門のすきバサミの販売元では、そのクシの間隔によってすき率を明記されていますので、すき率からすきバサミを選ぶことが大切です。

セルフカットでのすきバサミの選び方

それではセルフカットですきバサミを選ぶ時は、どのようなポイントがあるのでしょうか?自分で髪の毛をすく場合のすきバサミの選び方についてご紹介いたします。どんな人にどんなすきバサミが向いているのか、その目的や髪型によっても異なります。

お子さんの髪をすきたいのか、自分の髪をすきたいのか。またはすきたい毛量が多いのか少ないのかによっても、少しずつすきバサミの選び方は異なります。ですが、一般的なセルフカットにおいてはどれを選ぶのがオーソドックスなのかについて触れていきます。

100均のすきバサミは「梳きすぎる」

自分で髪をすくためにすきバサミを購入しようと考えた時、まず最初に100均を思い浮かべるかもしれません。100均は日常の様々なアイテムが売られており、今やダイソーやセリアなど、定番の100均チェーン店でもすきバサミは売られていることが多いです。

ですが、初めてのセルフカットにおいては失敗のリスクを考えて、あまりオススメはできないと言えます。それは先ほどの「すき率」が原因です。100均ですきバサミを見てみるとわかるかもしれませんが、大抵100均のすきバサミは1種類のみです。

100均ではすき率からすきバサミを選ぶことができません。しかも、大抵はすき率50%で設計されたすきバサミが販売されています。すき率40%を超えるすきバサミは、プロでないと扱いにくく、思っている以上に髪を梳いてしまう可能性もはらんでいます。

失敗が少ないのは梳き率20%のすきバサミ

セルフカット初心者でも失敗が少ないのがすき率20%前後のすきバサミだと言えます。時に顔周りの髪や前髪をカットする時は、100均のすき率50%程度のすきバサミを使うと髪をすきすぎてスカスカになってしまう恐れもありますので、失敗のリスクもあります。

対してすき率20%程度の少なめのすきバサミであれば、あまり1回のカットで髪をすきすぎることもなく、少しずつ、仕上がりを確認しながら髪型を整えていくことができます。安すぎるハサミよりは、ある程度すき率にこだわってハサミを選ぶ方が良いでしょう。

前髪や毛先をしっかりと整えられるすきバサミを選べば、自分で前髪をすく時も綺麗に仕上げることができます。特に前髪はすぐに伸びてくるので、その度に美容院に行くのも良いですが、そんな時間がない人にとってはすきバサミは非常に役立ちます。

すきバサミの使い方のポイント

それでは、実際に自分で髪型を整える時にオススメのすきバサミを選んだら髪の毛をカットしていきましょう。自分で髪型を整える時のすきバサミの使い方のポイントについてご紹介いたします。基本の使い方をマスターすれば、自在に整えることができます。

特に、セルフカットの場合はそうですがお子さんの髪をカットする時も、これらの使い方について気をつけましょう。お子さんのヘアカットに失敗してしまったら、自分だけでなくお子さんも悲しませることになってしまいますので、十分な注意が必要です。

ハサミの先の方を使う

使い方の基本として、ハサミの先の方を使いましょう。すきバサミはハサミの根元の部分はクシ状になっていません。ですので、一度にたくさんの髪を切ろうとハサミの根元の部分からしっかり入れてしまうと、根元に当たった髪はバッサリ切れてしまいます。

この部分だけ髪が短くなってしまいますので、いきなりたくさんの毛束を取るのではなく、少しずつ毛束をとってカットしていきましょう。特にハサミの中腹〜先の部分で切るように意識することで、変に短すぎる毛束を作るリスクを減らすことができます。

鏡の前で、髪型の全体像を確かめながら髪をカットしていきましょう。また、美容室では髪を濡らしてからカットすることもありますが自分でやると髪を短く切り過ぎてしまう原因になってしまいますので、濡らさずにカットする方がおすすめです。

ブロッキングして髪を梳く

いくつか多めにヘアクリップを用意しておきましょう。髪を完全に下ろした状態ですき始めると、場所によって毛量の多い・少ないが出てきてしまいます。特に髪型の表面の部分の髪をすきすぎると、髪型全体が整いにくくなってしまうので注意が必要です。

すくことで、髪型にある程度短い髪の毛が含まれることになります。表面に短い髪があるとぴょんぴょんと毛先が外にはねて思うようなヘアスタイルを作りにくいです。ですので表面の髪をすくことは避けて、内側の髪を少しずつブロッキングしながら切りましょう。

気をつけたいのは耳の後ろです。この部分は特に毛量が多い人だと髪がたまりやすく、美容院で綺麗に髪型を整えてもらっても髪が伸びると耳の後ろに毛量が溜まって髪型が整いにくくなってしまう、原因になりえてしまう可能性もあります。

ですので耳の後ろの毛束についてもブロッキングして、しっかりすいていくことが大切です。左右対象になるように、ブロッキングする時は左右の毛束を交互に整えていくと髪型が綺麗に整いやすいです。鏡を見ながらしっかりと髪をすいていきましょう。

すきバサミで斜め前髪にセルフカットする方法

すきバサミの使い方で、特に気をつけたいのが前髪のカットです。前髪はすぐに伸びてくるので、美容院で整えてもらうのも良いですができれば自分である程度カットして整えられるようになっておくといつでも完璧なヘアスタイルをキープすることができます。

やり方

女性にとって定番の斜め前髪を作る時、前髪を表面と内側の2つにブロッキングしましょう。そしておでこに触れる内側の髪についてすきバサミを少しずつ入れていき、前髪を綺麗に整えることができます。斜めに前髪を流して、毛先の長さについても調節しましょう。

すきバサミを縦に入れると、毛先のカットがしやすいです。大人可愛いシースルーバングにしたい場合は、ここで多めに梳いておくと良いでしょう。ある程度梳いたら、表面の毛束についても下ろして、毛先の長さを整えて、前髪の完成です。

男性がすきバサミで自分の髪をすく方法

一方で、男性の場合はどのようにすきバサミを入れれば良いのでしょうか?男性の髪型の場合もすきバサミは必須です。ただ普通のハサミで切ってしまえば変にまっすぐの毛束ができてしまう恐れもあるので、すきバサミを使って自然に整えましょう。

このやり方は、男の子のお子さんの髪型を整える時にも使うことができます。お子さんの髪型をしっかり整えて上げることは夏場にもとても役立ちます。髪が短いと、伸びてくるのもとても早いのでこまめに切ってあげて爽やかな髪型をキープしてあげましょう。

やり方

それでは男性の髪型におけるすきバサミの使い方について、3つの工程に分けてご紹介いたします。セルフカットで失敗しないために、これらのポイントについて覚えておくととても便利です。おしゃれでかっこいいヘアスタイルへと整えていきましょう。

①入念にブラッシングをする

まずは入念にブラッシングをしてほこりなどを落としておきましょう。寝癖などがある場合も、あらかじめ整えて癖がない状態にしてからカットすれば、毛先の長さが後で異なるなんて自体を防ぐことができます。今の長さで万全の髪型に整えましょう。

寝癖を整えるために、一度髪を根元までしっかり濡らしてからドライヤーをすると、綺麗に整いやすいです。ですが、濡らしたままカットすると想定より短くなってしまう可能性も否めませんので、濡らした場合はしっかりと綺麗に乾かすところまでやりましょう。

②ブロッキングして毛束ごとに梳いていく

ある程度髪に長さがある場合は、ブロッキングして毛束ごとに梳いていくと良いでしょう。上下左右で6分割くらいにすると綺麗に整います。襟足の髪から少しずつ、想定の長さになるように整えつつ毛先を梳いていくことで、さっぱりと軽く仕上げられます。

この時、右半分をやってから左半分をカットしていくよりも、右の襟足、左の襟足、右の耳まわり・・・と左右交互にすいていくと、左右のバランスを取りながら髪をカットしていくことができます。左右非対称にならないよう気をつけましょう。

ある程度後ろ髪が整ったら、最後に前髪や顔周りの髪を整えていきます。ベリーショートやマッシュヘアなど、どんな髪型に仕上げるかはそれぞれの好み次第ではありますが、前髪をカットする時はすきバサミを縦に入れるとすっきりと整えやすいのでおすすめです。

すきバサミを使っていつでも完璧な髪型に!

いかがでしたか?今回はすきバサミの種類からその使い方についてをご紹介いたしました。すきバサミを使うことで、セルフカットをよりおしゃれにすっきりと仕上げることができます。すきバサミを効果的に使って、いつでも万全の髪型に整えましょう!

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