第六感とは?鍛え方や診断方法・第六感がある人・ない人の特徴!

第六感のような感覚は直感や霊感と勘違いされやすいものですが、実際の第六感の意味はいったい何なのでしょうか?また直感や霊感との実質的な違いや第六感のある人・ない人の特徴は?その鍛え方にはどんなものがあるのか。恋愛に第六感を生かす方法、診断方法などをご紹介します。

第六感とは?鍛え方や診断方法・第六感がある人・ない人の特徴!のイメージ

目次

  1. 1第六感とは?第六感の意味
  2. 2第六感とは霊感なのか?
  3. 3第六感がある人・ない人の特徴
  4. 4第六感が働くとき!
  5. 5第六感を恋愛に生かす方法
  6. 6第六感の鍛え方
  7. 7あなたには第六感がある?診断テスト
  8. 8第六感は才能がとても大事

第六感とは?第六感の意味

第六感は、人によって定義が変わることがよくあり曖昧な意味になりがちです。似たような言葉として霊感や直感といったものがあるので、それらと第六感を混同している例も多く見かけます。いったい第六感とは何なのでしょうか?また霊感や直感との違いとは何なのでしょうか?

五感を超えた感覚

五感といえば、身体の各器官で感知できる感覚のことを指します。具体的には、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚のことです。第六感とは、こうした五感を超えた感覚のことを意味します。

直感や「嫌な予感」といったものは誰でも感じるものですが、これも第六感と言えます。

私達は毎日生活する上で、常に五感を働かせて生きています。その中でハッキリと視覚で認識できる色や形などの情報、聴覚で認識できる音などとは別に、遠くにあって何か分からないモノや、小さくて聴き取りにくいモノなどがあります。そうした些細な情報を総合的にまとめたものを、我々は直感や雰囲気などと呼ぶことがあります。

感覚をまとめるのが得意な人

たとえば料理では味覚として、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味などを感じることができますが、実際に日常的に口にする食べ物は、どれか単一であることはなく、すべて総合的なものです。人によって辛いものや酸っぱいもの、苦いものが苦手であったり、逆にそれが好物であったりする人もいるでしょう。

それと同時に、味に敏感な人と鈍感な人がいますし、ケチャップとマヨネーズを混ぜた簡単なオーロラソースが好きな人でも、料理の味を見極めるのに鋭敏なセンスを持っている人がいます。

これは料理や味覚だけに限られたものではなく、五感全体、第六感を含めた感覚というもの一般にも共通したものなのです。

人によって目が悪かったり耳が悪かったり、逆に目や耳が良い人もいるでしょう。それと同時に五感が鋭敏な人と鈍感な人がいますし、それぞれ単独ではあまり鋭くない人でも、五感を総合した第六感が鋭敏な人がいるのです。

しかし直感というものは、誰しも感じたことがあるでしょう。それは多かれ少なかれ、また第六感が強い人であれ弱い人であれ、おおよその人が体験するものです。そうした直感が第六感としてどれくらい正確で日常的に有効なものなのかは、十人十色ですしケースバイケースだとしか言えません。

しかし第六感が五感をベースとした感覚であるとするならば、おおよそ五感をすべて持たない人がいないように、誰しもが第六感を持っているものだと言えるのです。

超能力

超能力や超常現象といった言葉があります。こうした「超」と頭に付く言葉(接頭辞と呼びます)は、日本人にとっては「すごい」だとか「ものすごく」といった意味にとられがちですが、字のごとく「それを超えている」という意味にもなります。

「超自然的」を表す英語「supernatural」も接頭辞として「super」が付いています。つまり「自然を超えたもの」意味になるのです。五感を超えたものを第六感といい、一般的な能力を超えたものを超能力というので、かなり似通ったものであるというのが分かるでしょう。

第六感とは霊感なのか?

第六感と霊感は混同されがちで、その境界線が曖昧とよく言われます。実際、第六感には五感を超越した超常的な感覚という意味を含んでいます。それではやはり第六感と霊感に違いはないものなのでしょうか?それとも第六感とはいくらか違いがあるものなのでしょうか?

霊感は第六感の一種類といえる

第六感の中に、霊感が入ることもあります。霊感とはおよそ「霊」を感じることを指しますが、その存在を感知したり、また霊の意志を感じたりすることすら意味します。第六感はそうした具体的な意味を持つというより、「近くにいる人の気配をなんとなく感じる」といった弱い感覚すら含まれます。

第六感とは「感覚器を通して得られる情報」である五感を超えたものですので、霊感もその一部だといえるのです。霊感のある人はとても感覚的に鋭敏になりがちですが、第六感のある人が必ずしも霊感がある人だとは限りません。

霊感のある人は生きている人のオーラなどで様々な情報・状態を判断できますが、霊感のない人でも第六感のある人なら見知った相手の普段との表情・顔色・話し方の違いから総合的に判断することができます。

特に霊感のある人でも電話などの音声だけで判断するのは難しいことですが、第六感の鋭敏な人であれば些細な違いから判断することができることもあるのです。

霊の解釈

生者に対する「霊」の解釈によっては、気配を感じるというのはその人のオーラを感じるという意味になることもあります。もちろん死者の霊に対する解釈はこれでは通じませんが、生霊などについては生者の霊や魂が離れた場所にいる人に影響を与えるという考え方と、その人のオーラが同様に離れた人に影響を与えるという考え方と、大きく差はないのです。

しかし、いずれにせよ霊を感知する器官が人間に備わっているという科学的な認識はなく、これが五感を超えた感覚であるのに変わりはないので、やはり第六感だと言えるのです。

第六感がある人・ない人の特徴

「虫の知らせ」という言葉があります。現代ではこの言葉は「よくないことが起こりそうな予感」程度の意味になっています。

もともとこの「虫」というのは、人間の身体の中に住んでいて宿主の人間の感情などに影響を与えるものだと信じられていました。実際にはそうした虫は存在していませんでしたが、これは解釈次第で別の受け取り方もできます。

科学的に人間の体内には様々な菌が生息しており、それが人体に良い影響・悪い影響を与えています。ヨーグルトや納豆、キムチなどが体に良いとされているのも、発酵食品として特有の菌を保持しているからです。

またおならが出すぎると体に良くないと言われるのは、それが腸内環境として菌の割合が崩れている可能性があるからです。

そうしたものが微細ではありながら人間の感情に影響を与えている可能性はゼロではありません。またそれを感知できるとしたなら、五感を超えた第六感だと言えるのです。

第六感がある人の特徴

よく「野性的なカンがある」という人がいます。この野性というのも、現代の科学では明確に解き明かされていない直感で、こうした感覚を持っている人は第六感があると言えるでしょう。日本人は「空気を読む」とよく言いますが、この空気というのも第六感的な直感であるといえます。

友達同士で集まっていて、ある人が席を外している間に諍いなどがあって雰囲気が悪くなったとき、席を外していた人が戻ってくると「雰囲気が悪い」と即座に察知することがあります。もちろん見知った友人たちの顔色などの変化で感じ取る人もいるでしょう。しかし明確にそうしたものを視覚的に捉える前から、直感的に第六感に似た空気を感じる人もいるのです。

また女性は恋愛では、男性の挙動に対してとても敏感なものです。男性は女性の変化に気づきにくく女性が髪型を変えても気づかないのに、女性は男性の何気ない違いに気づくことがあります。恋愛の上では、女性の第六感は鋭敏であると言っても差し支えがないでしょう。

第六感がない人の特徴

第六感に限らず、鈍感な人はあまりこうした第六感を期待することはできないでしょう。第六感の性質として、それが五感を通して得られた微細な情報を組み合わせて機微を察知している可能性があります。ですので五感が鈍い人は、得られる情報がそもそも曖昧で、さらに第六感のように組み合わせたり機微を察知したりするのも鈍いのです。

またそうした五感の実質的な情報の量ではなく、察しが悪いという人もいます。話をしていてもこちらの意図をうまく理解してくれなくて、「一を聞いて十を知る」の逆を地で行くような人です。こうした人はたとえ第六感を受容していたとしても、それをそうした第六感だと把握していない可能性があるのです。

人には向き不向きがあり、第六感にも様々な鍛え方がありますが、第六感の才能に乏しい人はどのような鍛え方を試してみても成長に乏しいことがあります。もちろん第六感としての効果が薄いだけでゼロであるわけではないのですが、そうした人は第六感として直感の鋭い人や霊感のある人を観察してみるのも良いかもしれません。

第六感が働くとき!

第六感は何も特殊な状況で発揮されるものではなく、日常的に些細な出来事をきっかけとして働くものです。家でのんびりしているときもそうですし、出勤や退勤の最中や勤務をしているそのときにでも、いつでも発揮されうるものなのです。

直感的に危険を察知する

虫の知らせのような予感や言いようのない不安感といった第六感は、おおむね自分や知り合いの身近に危険が迫っているときに起こります。たまたま知り合った男性に「なんとなくこの人あぶない」と感じたことはないでしょうか。

そうした感覚はその人のオーラなどを感じるということもあるでしょうし、表情や身なり、話し方や立ち居振る舞いなどの総合的な情報を過去の経験などと照らし合わせて、第六感として危険を察知することもあります。

些細な変化・違いを察知する

危険を直感するときほど印象的な例ではありませんが、誰しも第六感的に他人の雰囲気やその場の空気の違いを瞬間的に察知することがあります。本人すら認識していなかった異常を、外から見ただけで第六感で診断して当ててしまうこともあります。

おおむねそうした第六感的な直感は、見知った友人や見慣れた場所で発揮されることが多くあります。

第六感を恋愛に生かす方法

恋愛中に、相手の男性の気持ちがなんとなく理解できる瞬間を経験したことはありませんか?その理由を明確に説明できる人はどれくらいいるのでしょうか。

そうした第六感的な直感は、恋愛において特に相手のことに注目しているので、他の興味のない人のことよりも五感を通して深く理解しているのです。

浮気

恋愛においては、男性が浮気をしていることを察知するのも第六感だと言えるでしょう。

こうした場合はすでに見慣れている男性のオーラなので、いつもと違う男性の言動や立ち居振る舞いに第六感的な違和感をおぼえるということが比較的多いことでしょう。

別の女性ものの香水のかおりや、実際にそうした香りがなくともそうした別人の第六感的なオーラを男性から感じ取ることもあるかもしれません。恋愛において第六感を用いるときは、相手を知る段階よりもこうした相手の挙動の違いを感じるときの方が発揮されやすいかもしれません。

一目惚れ

またいわゆる一目惚れ、も第六感だという可能性があります。恋愛において一目惚れは特殊な例ではありませんが、初対面の人と出会うときはその人の情報というのは知りようがありません。

たとえ事前にその人のおおまかな情報を知っていたとしても、第六感的なオーラや実質的な人相などは実際に会うまでは分かりません。

そして顔を合わせる瞬間に、文字や人伝ての情報では得られない第六感的なオーラや実質的な人相などの情報を吸収するわけですが、それが雪崩のように流れ込んでくることもあります。そうした総合的な感覚を一瞬で第六感として受け取ることを、一言でいうと一目惚れと言いうるのです。

よく衝撃的な恋愛の出会いを「運命」と言いますが、第六感を効果的に用いる場合は、あくまで冷静に使うのが良いでしょう。第六感として衝撃的な感覚に従うのは人間として当然なのですが、たとえば霊感の強い人が憑依されたときに感情に従うのが危険であるのと同様です。

恋愛では人は前傾姿勢になりやすく、また第六感や一目惚れといった感覚も前のめりになりやすいものです。恋愛で効果的に第六感を用いるならば、その感覚を信じた上で理性的に判断することも大事だと言えるでしょう。

第六感の鍛え方

第六感の鍛え方には、第六感の種類と同じで2種類が考えられます。五感を総合的にまとめて第六感として鍛える方法と、霊感や直感などの第六感を鍛える方法の2種類です。

五感の総合的判断

第六感は五感を総合的に判断したり、五感から得られる微細な情報をたぐりよせたりするような形で発揮されることがあります。こうした第六感は、自分の感覚を鋭敏にする鍛え方強化することができます。

簡単な例でいえば、目が悪い人はメガネを付けるだけで視覚情報が増えるので、それだけで第六感のみならず五感としての感覚は研ぎすまされるでしょう。また雑音の中でも耳をすませることで音を聞き分けることができ、こうした能力は「カクテルパーティー効果」と呼ばれています。

また逆説的な鍛え方になりますが、あえて五感をシャットアウトすることでも第六感や五感を研ぎすますことができます。目を閉じ呼吸音を落ち着かせて耳をすませ、聴覚の情報を限界まで取り込むことで、聴覚を超えた第六感を得られることがあるのです。

同様に視力が悪くてメガネも付けていないはずなのに、目の良い人より視覚的な状況判断が良い人がいます。こうした人は、実際に感覚器から得られる情報が多くなくても、過去の経験などから総合的に第六感として判断する能力に長けている人だと言えるでしょう。

しかし感覚を強化するにしてもシャットダウンするにしても、中途半端では第六感の鍛え方としては効果的ではなくなることがあります。どちらの第六感の鍛え方も同時に行うのではなく、どちらかの鍛え方に集中する方が効果は高まるでしょう。

また恋愛においては、なるべく男性に注目するようにしましょう。第六感の鍛え方として単純に見るだけではなく、嗅覚や触覚での情報も大事です。そうした情報の変化によって、男性の機嫌や体調はもとより、浮気などの異常を第六感として察知する能力を全般的に見る鍛え方ができるのです。

五感を超えた第六感

霊感に類するような超常的な第六感を鍛えるとき、ひとまず心掛けておかなくてはいけないのは、危険な方法であるということです。おおむね超常的な第六感は、鍛えるということが難しいのです。

料理の下手な人が料理を特訓してもあまり上手くならないように、もともとの第六感のセンス・才能が必要であることが多いのです。それでも可能性があるとしたら、わざと危険の中に自分の身を放り込んで、無理矢理第六感のセンスを開花させるといった場合でしょう。

霊能力は20歳までに得られなければ開花することはないと言われますが、霊能者の方々の中には霊的な危険を経験して才能を開花させた人もいます。料理でいえば、わざと自分を砂漠などに追い込んで、食べられるものを作れなければ餓死する状況に飛び込むようなものです。

興味本位でするものではありませんし、自分自身のみならず身近な人々に悪影響を与える可能性もはらんでいるのです。

あなたには第六感がある?診断テスト

第六感を調べるのに、とても単純な診断テストを次で紹介していきます。

様々な診断テスト

友達に適当な数字を1つ紙に書いてもらい、それを当てるというものです。数字は1つでなくとも良いですし、また文字や言葉でも良いのですが、これは第六感のテストとしてあまりにも難しいのです。簡単な第六感診断テストから初めて、次第に難しくしていく方が楽でしょう。

ただし見えてしまっては第六感診断テストとして意味がないので、数字を見えないように伏せたり隠したりしておいてから、なんの数字が書かれているかを当てます。この第六感診断テストのメリットは、手軽ですし、訓練としても繰り返し反復できるところです。

また伏せたカップを複数用意して、そのカップの中に小さなボールや消しゴムなどの対象物を入れ、高速でカップを移動させた後、どのカップの中に対象物が入っているかを当てるのも、古典的ですが第六感診断テストとして有効な診断方法です。

一人でもできる診断テスト

他にもとても基本的な第六感診断テストとしては、落ちてくる紙片をつかむという診断が挙げられます。複数の紙片を上に投げてから地面に落ちるまでにつかんだり、友人に紙片を落としてもらってそれをつかんだりすることで診断できます。

この第六感診断テストの利点は、一人で応用して診断することが可能な点です。

第六感は才能がとても大事

第六感とは、おおむね科学で説明できない感覚、もしくは説明がしにくい感覚を指します。ですので第六感がある人にとっても、第六感は言語化するのが難しいものなのです。第六感に乏しい人は、なお第六感を理解するのが難しいものとなってしまっています。


しかしいくら第六感に乏しいとはいえ、まったく第六感に欠ける人というのはいないと言えます。身近に第六感のある人がいるなら、アドバイスをもらうのも良いでしょう。

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