三重まぶたの二重への治し方!目が二重から三重になる原因も解説
「惜しい、もうちょっとで二重だったのに!」三重まぶたに悩んだ経験はありますか?ここでは三重まぶたについて、三重まぶたになる原因やその改善法、また三重まぶたを二重にするアイメイクのコツなどをご紹介します。三重まぶたに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
三重になったまぶたを二重に治したい!
朝起きて顔を洗ってメイクしようと鏡に向かうと…何か違和感。「あれ、まぶたが三重になってる~!」そんな経験はありますか?
二重まぶたは目をパッチリ見せる効果がありますが、三重まぶたは眠そうな印象や疲れた、老けたという印象を与えてしまうことが多いです。三重になってしまったまぶたは、なるべく二重に戻したいですよね。ここでは三重まぶたになってしまう原因や、三重まぶたになってしまった時の対処法などをご紹介します。
三重まぶたになる原因とは?
まずは三重まぶたについて知りましょう。三重まぶたになるにはいくつか原因があります。三重まぶたになってしまうのを防ぐために、これらの原因を知っておくことが重要です。
血行不良
三重まぶたになってしまう原因の多くは、目元の血行不良と言われています。仕事では書類やパソコンと向き合い、プライベートではスマホが手放せず…私たちの目は毎日酷使されています。そこから疲労やストレスが溜まったり、睡眠時間が削られたりすることで血流が滞り、三重まぶたになってしまうのです。
つまり三重まぶたは疲労やストレス、睡眠不足のサインとも言えます。人が生きていくうえで、ストレスはどうしても避けられません。しかしリラックスする時間を取るなど、ちょっと工夫を加えるだけでストレスは軽減できます。目元や身体への負担をなるべく減らして、三重まぶたを防ぎましょう。
老化
人間が生きていくうえで避けて通れない老化。これも三重まぶたになってしまう原因の1つです。三重まぶたになるだけでなく、まぶたのハリが失われてきたり、くぼみやたるみが目立ってきたりするするのは老化のサインです。
目元の老化を防ぐには、コラーゲンなどの美肌成分を補給したり、パソコン作業やスマホチェックなど、目に負担のかかる作業をなるべく減らすことが大切です。
またアイメイクの際、まぶたに強い力が加わると、こちらも目元の老化の原因になります。アイメイクやクレンジングの際は、目元に余計な力がかからないよう、優しく丁寧に行うように心がけましょう。
生まれつき
一重や二重など、まぶたの形は遺伝で生まれつき決まっている、という説もあります。まぶたの脂肪や皮膚が厚いと一重まぶたになりやすく、逆にまぶたの脂肪や皮膚が薄いと二重まぶたになりやすい傾向があります。そしてこの傾向は遺伝によって決まります。
一重か二重が遺伝によって決まるのなら、三重まぶたも遺伝で決まる可能性があります。ちなみに二重まぶたは黒人や白人、インドや東南アジア系の民族に多く、一重まぶたは日本人や中国人、韓国人やモンゴル人に多いと言われています。
眼瞼下垂
眼瞼下垂とは、まぶたの神経や筋肉の働きが弱まることで、まぶたが下がったり開きにくくなったりする症状を言います。加齢によって筋肉が衰えるのは仕方のないことですが、眼瞼下垂の場合は他にさまざまな症状が出ます。例えばまぶたが下がってくるだけでなく、肩こりや頭痛、自律神経失調など…。
眼瞼下垂の自己診断は難しいです。「心当たりがないのに、どうしてもまぶたが開かない」など気になる症状が出たら、病院の診察を受けると良いでしょう。
まぶたの筋肉を衰えさせる習慣
ここではまぶたの筋肉を衰えさせる習慣を挙げていきます。三重まぶたを防ぐためにも、これらの習慣はできるだけ避けるか、まぶたに負担のかからない範囲で行うことを心がけましょう。
アイメイク
目元を強調させるためのアイメイクは、意外とまぶたに負担をかけているのです。アイライナーでまぶたをなぞる、ビューラーでまつ毛付近の筋肉に負荷を加える、アイプチで皮膚を接着する…これらの作業はまぶたに余計な力を加えることになります。1日ではちょっとした負担でも、毎日積み重なっていくと、とても大きな負担になります。
アイメイクを完全に避けるのは難しいでしょう。しかし三重まぶたを予防し、まぶたの筋肉を少しでも維持するために、休日などはアイメイクを控えることをおすすめします。
つけまつげ・エクステ
目を大きく見せるためのエクステやつけまつ毛も、まぶたにとっては負担となります。ある調査では、つけまつ毛をつけた状態でまぶたを開くと、1年間で約95kgのものを1㎝持ち上げる程度の負荷がかかるという報告がされています。約95kgというと、お相撲さんに相当する重量です。これはかなりの負担です。
つけまつ毛やエクステをしながら三重まぶたを防ぐには、定期的にメンテナンスなどを行い、上手に付き合っていくことが大切です。また、まぶたの筋肉を鍛えることで、負担がかかるのを防ぐことができます。
クレンジング
毎日何気なく行っているクレンジングも、実はまぶたの負担になっている場合があります。特にアイメイクを落とそうとして、目元のクレンジングに力を入れている方は注意が必要です。
メイクを落とそうとして目元をゴシゴシこすってしまうと、それだけ余計な力がかかってしまいます。クレンジングをする時は、正しい量のクレンジング剤で優しく行いましょう。
三重まぶたの二重への簡単な治し方
ここでは三重まぶたを二重に治す、簡単な方法をご紹介します。「三重まぶたになってしまったけど、ゆっくり治す時間がない!」という方は、まずこれらの方法を試してみてはいかがでしょうか。
①ホットタオルで血行を良くする
目元の血行不良が原因の三重まぶたには、目元を温めて血流を改善するのが有効です。目元を温める方法としては、簡単にできるホットタオルがおすすめです。ホットタオルは目元以外に使っても効果的です。肩や腰など疲れが溜まっているところがあれば、ぜひ使ってみてください。
ホットタオル・方法
①濡らして固く絞ったタオルを、レンジで心地良い温度になるまで温める
⓶温めたタオルをまぶたに乗せ、冷めたら外す
⓷もう少し温めたい場合は、①⓶を繰り返す
②簡単なツボもみ
ツボもみも、目元の血行不良や疲労回復に効果的です。こちらもちょっとした時間でできるので、ぜひ取り入れてみてください。ちなみにホットタオルと合わせると、より効果がupしますよ。
三重まぶたに悩む方におすすめなのが「攅竹(さんちく)」という、眉頭近くにあるツボのマッサージです。「攅竹」はかすみ目や疲れ目、老眼などに効果があります。眉頭近くにあるくぼみが「攅竹」で、左右対称に2つあります。
攅竹のツボもみ・方法
①攅竹に指の腹をあてる
⓶軽く(1~3秒程度)押しては離すを繰り返す(5~6セット・30秒程度)
③瞬きストレッチ
目元の筋肉を意識的に動かす「瞬きストレッチ」も、三重まぶたに効果的です。目元の筋肉を動かすことで筋肉がほぐれ、血流が改善されます。「瞬きストレッチ」は短い時間でできるうえ、特別な道具がいらないので、簡単に取り入れられますよ。
瞬きストレッチ・方法
①目を軽く閉じ、ゆっくりと強く閉じた状態にし、5秒間キープする
⓶ゆっくり目の力を抜き、眉を持ち上げるように目を開ける
⓷目を見開いた状態で5秒間キープし、ゆっくり自然な状態に戻す
⓸①~⓷を繰り返す(目安は10セット程度)
他にもある!目に効くツボ
目に効くツボは、先ほどご紹介した「攅竹(さんちく)」以外にもまだあります。ここではその中のいくつかを、簡単にご紹介します。
①承久(しょうきゅう)
承久(しょうきゅう)とは瞳の中心の下の、骨の淵にあるくぼみです。承久のマッサージは眠気・疲れ目・顔のむくみに効果があります。
⓶合谷(ごうこく)
合谷(ごうこく)とは、親指の骨と人差し指の骨が合流するあたりにあるくぼみです。合谷のマッサージは眼精疲労・眼病全般に効果があります。
⓷晴明(せいめい)
晴明(せいめい)とは、目と鼻の根元の中心あたりにあるくぼみです。晴明のマッサージは眼精疲労・かすみ目・充血に効果があります。
三重まぶたを二重にするアイテム
「いろいろ試してみたけど、三重まぶたが治せなかった…」という方のために、ここでは三重まぶたを二重にするアイテムをご紹介します。
①アイプチ
アイプチは一重を二重にするアイテムとして、よく使われています。その使い方から「アイプチ使うと四重になるんじゃない?」と不安になるかもしれませんが、上手に使えば三重まぶたを二重にできるのです。
アイプチで三重まぶたを二重にする方法
①まぶたの二重にしたい部分の線に接着剤をつけ、まぶたを接着させる
⓶二重のラインをプッシャーできれいに整え、接着剤が乾燥したら完成
②アイテープ
アイテープもアイプチと同じように、基本的には一重を二重にするのに使います。ここでは三重まぶたを二重にするための、アイテープの使い方をご紹介します。アイテープは接着剤が片面のみについているものと、両面についているものの2種類あります。三重まぶたを二重にする場合は、どちらを使ってもOKですよ。
アイテープで三重まぶたを二重にする方法
①テープ(片面でも両面でもOK)を2㎜程度に切る
⓶三重ラインと二重ラインの間に張る
⓷プッシャーでテープとまぶたを接着し、二重のラインを整えれば完成
③アイクリーム
目元専用のアイクリームでマッサージを行うと、まぶたの血流を改善できるだけでなく、まぶたを乾燥から防ぐこともできます。これまでの2つの方法のように即効性には欠ける方法ですが、血流改善と保湿が同時にできる、まさに一石二鳥の方法です。
アイクリームを使ったマッサージの方法
①適量のアイクリームを指先に取り、目の周辺に優しく塗る
⓶優しく指を滑らすように、目頭→まぶた→目尻の順でマッサージを行う
三重まぶたを隠すメイク方法
お次はどうしても三重まぶたを治せなかった時の最後の手段、三重まぶたを隠すメイク方法です。ここまで知っておけば、いつ三重まぶたになっても怖いものはありませんよ。
アイメイクのポイント
三重まぶたを隠すメイクのポイントは、アイメイクにあります。アイシャドウの色とアイライナーの太さをちょっと工夫するだけです。二重メイクで上手に三重まぶたをカモフラージュしましょう。
三重まぶたを隠すアイメイク方法
①ベースカラーを上まぶた全体に塗る
⓶ブラウン系やグレー系の色のアイシャドウを、上まぶたに塗る
⓷アイラインを太めに引き、三重のラインを上手にカモフラージュすれば完成
自力で三重を治せない場合は整形手術もあり
「三重まぶたになる原因」のところでもご紹介しましたが、三重まぶたの原因は疲労や血行不良だけではありません。眼瞼下垂という治療が必要な症状である可能性もあります。
もし三重まぶたを自力で治せない場合は、整形手術をして二重を取り戻すこともできます。三重まぶたが治せず真剣に悩んでいる方は、整形手術という選択肢があることを、心に留めておいて下さい。ただし整形手術は高額だったり、術後のリスクが伴うものもあります。まずは信頼できる医師のカウンセリングを受けてみるのがおすすめです。
ヒアルロン酸注入
三重まぶたの治療法として、まぶたにボリュームを出すためにヒアルロン酸を注入する方法があります。ヒアルロン酸は保湿成分として、化粧品などにも配合されています。整形手術でヒアルロン酸を使う場合は、ボリュームを出したい部分にヒアルロン酸を注入して、ふっくらさせます。
病院にもよりますが、ヒアルロン酸を注入する手術方法は、所要時間が短いうえに施術してから1週間程度で回復できるので、あまり時間をかけられない方におすすめです。
埋没法
埋没法は、とても細い針と髪の毛より細い糸で、まぶたを留めて二重を作る方法です。メスを使わずに15分前後で終わる手術なので、手軽でなおかつ痛みが少ないのがメリットです。また糸を取り除けば元の状態に戻せるので、その時の流行に合わせた目元を演出することができます。
埋没法も、手術してから回復するまでの時間が短いです。手軽にできる手術ではありますが、手術を受ける前は、やはり信頼できる医師とよく話し合うことが大切です。
眼瞼下垂手術
眼瞼下垂を治療する手術方法は数種類ありますが、美容整形外科でよく用いられるのが上眼瞼切開法です。上眼瞼切開法は、まず上まぶたにメスを入れ、二重のラインで余分な皮膚を切り落とします。そして傷口をナイロン糸で丁寧に縫合します。手術後1週間くらいで抜糸します。
上眼瞼切開法はまぶたにメスを入れるので、他の2つの方法よりハードルが高いかもしれません。また他の2つの方法は手術の翌日からアイメイクできるのに対し、上眼瞼切開法は抜糸するまでアイメイクできません。
美容整形には多少のリスクを伴う可能性があります。三重まぶたを整形手術で治そうと思ったら、まずは信頼できる病院や医師を探すことをおすすめします。
三重まぶたにもう悩まない!
ここまで三重まぶたになってしまう原因や三重まぶたの対処法、アイメイクのポイントや三重まぶたを治療する美容整形手術などについて、多くのことをご紹介してきました。
三重まぶたは眼瞼下垂の症状でなければ、疲労や血行不良が原因となる場合が多いです。三重まぶたになってしまったら、まずはセルフケアをしつつ、日頃の生活習慣を見直してみることをおすすめします。なるべくストレスのない健康的な生活で、三重まぶたにサヨナラしましょう!