人生の楽しみ方！人生は楽しむためにある！

貴方の一番したいことは何ですか？と聞かれたらどう答えますか？「会社で売り上げを上げて昇進したい」「海外に行って人の役に立ちたい」「自分の性格を変えたい」など、人によって出てくる答えは様々だと思います。

ではその中で「私は人生を楽しめればいいんです」と言い切る人はどれだけいるでしょうか？自分を高める事を人生の目標や生き甲斐にする人は多いです。素敵な目標であればあるほど周りからは称賛されるはずです。

でも目標に向かって頑張れば頑張るほどどこか満たされない気持ちになりませんか？それはきっと楽しくないからです。人生は頑張るためではなく楽しむためにある！と開き直ると楽しい人生になりますよ。人生の楽しみ方を考えてみましょう。

日本人は真面目な人が多いです。遊んで暮らせるのは学生時代まで。社会人になったら仕事を覚え仕事ができる自分になって頑張らなければいけないと思います。

特に男性にとって仕事はサバイバル。社内での自分の居場所を作るためイニシアチブを取ったり根回しをしたりと大変です。キャリアを積みたい男性や女性は会社の中で一目置かれる事が何よりも大事になるのです。

でもいつの間にか仕事が中心の生活になっていて、何のために生きているのか分からなくなる事はないですか？人生の楽しみ方がわからない人には仕事人間の人が多いようです。人生の楽しみ方がわからない人の特徴を上げてみます。

人生の楽しみ方がわからない人は「お金にならない事はしたくない」と考えています。この様な人はお金ばかり使うことや、何の得にもならないことには価値を見出せません。

お金を得ること、結果的に得をする事でなければ楽しいと思えないのです。それでも本人が楽しいと思っていれば何の問題もありません。しかしお金を得るために頑張るのは際限がなくなりやすく何処かで燃え尽きる可能性があります。

人の欲望はとどまる事を知りません。「もっとほしい」「たくさんほしい」と思います。それを繰り返すうちに心が疲れてしまい人生の楽しみ方がわからなくなってしまうのです。

人生の楽しみ方がわからない人は「些細な楽しみでは満足しない」傾向があります。楽しい事が周りに転がっていてもそれを見ようともしません。「これっぽちの楽しみなんかあっても仕方がないよね」と切り捨ててしまいます。

貴方がギャンブルで5000円儲かった、嬉しい！と思ったとします。そして翌月には何と100万円も儲かってしまいます。そのような経験があると、次にまた5000円が当たっても「なんだ5000円しか当たらないのか」と思うでしょう。

先ほど述べたことと同じになりますが、人の欲望はとどまる事を知りません。「もっといいものを」「もっと上を目指したい」と思うがゆえに小さなことでは喜びが得られなくなってしまうのです。

人生の楽しみ方がわからない人は「認められたい気持ちが強い」傾向があります。お金にならない事はしたくない、というのと通じる部分でもありますが自分の利益になる事でないと動きたくないという特徴があるのです。

この場合の利益というのはお金だけでなく自分を認めてもらう事です。例えば会社でボランティア活動が推奨されていれば積極的にボランティアに打ち込みますがそれは会社に認めてもらうためで自ら進んで行ったわけではありません。

人生の楽しみ方がわからない、と言っている人はただ自分が楽しめればいい、という感覚が薄く他人の承認によってしか楽しさを感じられない傾向があるのです。

では人生を楽しんでいる人はどんな特徴があるでしょうか？あなたの周りにも人生楽しんでるな～と感じる人がいるでしょう。その方を思い浮かべながら読んでみてください。

人生を楽しんでいる人は、自分がやろうとすることに意義を見出せなくてもOKと思っています。自分がやってみたいと感じたことや好きなこと、楽しいと思えることなら何でもいいと思っているようです。

子供は遊ぶ時に「これをする事に何か意味があるのだろうか」「これでお金がもらえるのか」「誰かに褒めてもらえるか」などとは考えないでしょう。ただ「楽しそう」「何だろう？」「やってみよう」と思って遊び始めます。

人生を楽しめない人は意義ある事、価値のある事にしか興味を持つことが出来ません。反対に子供の心をそのまま持っている人は人生を楽しむ事に長けているようです。

人生を楽しんでいる人は「自分は恵まれていると感じている」傾向があります。幸せの感度が良いので些細な事でも「ラッキー」と思える為です。

パナソニックを築き上げた松下 幸之助は就職の面接の最後に「あなたは自分で運がいいと思っていますか」と聞いていたそうです。運が悪いと答えた学生は落としていたそうでです。

運が悪いと思う人はマイナスポイントばかりに目がいきます。周りの人に助けてもらい恵まれた環境にあってもそれを過小評価します。それだと運はどんどん悪くなるばかりです。人生を楽しめる人は少しの事でも恵まれていると感じる事ができるようです。

人生を楽しんでいる人は「やりたいことをどんどんやっている」傾向があります。人生を楽しめない人は「これをやって何か意味があるのか？」と考えて動かない事が多いです。しかし人生を楽しめる人はやってみたいと思った事は片端からやるのです。

やってみて自分に合わなかった事は簡単にやめる事も出来ます。人生を楽しめない人は「元手がかかっているから、ここでやめたら勿体ない」という損得勘定が働きますが楽しめる人は嫌いなものをいつまでもやる事はありません。だから人生を楽しめるのです。

人生を楽しめる人の特徴について見てきましたがいかがでしたか？「私も人生を楽しみたい！」と思った方に向けて「人生を楽しむには？人生を楽しむコツ」をご紹介しましょう。

人生を楽しむにはどうすればいいのか？人生を楽しむコツの一つ目は「夢中になれることを優先にする」ことです。子供は当然ですが人生を楽しむコツを知っています。コツと言っても大げさな事ではありません。自分が夢中になる事を優先する。これだけです。

夢中になってやったことなのに少ししたら飽きてしまうかもしれません。でもそれでもいいのです。人間は新しい物を求めるように出来ています。飽きるのは当たり前です。

夢中になれる事をやっていく中で、本当に好きなものは続きます。それほどではない物は続きません。続くかづづかないかではなく夢中になれるかどうか、を基準にしていきましょう。

人生を楽しむコツの二つ目は「考えすぎずにただ楽しむこと」です。大人になると何か意義のある事をしないと格好悪いと思います。自己啓発セミナーか何かで学んだお仕着せの使命に捉われている人もいます。

でも人生を楽しむにはお仕着せの使命や意義は必要なくただ目の前の事に没頭することです。没頭できない事なら本当にやりたい事ではないかもしれません。

人生を楽しむコツの最後は「やりたいと思ったらとりあえずやってみる」ことです。同じことの繰り返しになりますが、子供のような心で興味を持ったものは手にしてみればいいと思います。

ちなみになぜ大人になるにつれて好奇心が薄れるのかと言えば、知っている事が増えてしまったからでしょう。「知っている」と思ったらそれ以上は興味を示さなくなってしまうのです。

だから大人になればなるほど興味のあるものは少なくなっていきます。そのような場合は家にこもらずに新しい場所にどんどん出かけていきましょう。そこで気になる事があればどんどんやってみる事をお勧めします。

伝説のヒーローを見ると格好いいなと思うでしょう。「自分もあんな風になりたい」「そのためには頑張らないと」とやる気が湧いてくるかもしれません。

でもその気持ちはいつの間にか薄れてしまい普段と変わらない生活を送っている・・このような経験はありませんか？なぜ「すごいな～」と思った時の感動が続かないのか？と言えば本当に好きな事ではないか、楽しいと思えなかったからです。

世界的に活躍している人は、その仕事に対しての才能が必ずあります。運動神経が優れていないと活躍が難しいのと一緒です。才能があることは楽にできるので苦しみよりも楽しみを見出せるのです。継続できないのは向いていなかったそれだけのことなのです。

ではここで年代別の人生の楽しみ方を見て参りましょう。年齢に関わらずやりたい事はどんどんやった方がいいのですが、なにをしていいのか分からないと言う方のヒントになれば幸いです。

30代は社会人になって仕事が面白くなってくる頃です。仕事が生き甲斐と思う人は無理に方向転換をする事はありません。仕事に関係のある資格を取ってみたり仕事とは関係はないけれど興味のある資格があればチャレンジしてみてもいいでしょう。

結婚を考えている人は婚活パーティーにも積極的に出かけましょう。適当なお相手が見つからなくても色々な人と会う事で視野も広がるでしょう。

40代は家庭を持っている人、または独身でお金に余裕のある人に二分されるようです。家庭のある人は気楽に出歩けない事があるかもしれませんが、なるべく予定を合わせて家族で旅行に行ってみるといいのではないでしょうか。

子供のいる人は子育てが大変だと思います。節約も必要でしょう。しかしやがて子供は独立し自分の元から去っていきます。一緒に楽しめるのは今の内です。節約生活を楽しみながら大変さを乗り越えていきましょう。

お金に余裕のある40代は自分磨きのため、魅力に感じる製品を見比べてみたり高級ホテルでサービスを受けるなど贅沢をするのも楽しいかもしれません。

50代の人生の楽しみ方は第二の人生を謳歌するつもりでいきましょう。この時代の人々は子供が巣立ったころでしょう。自分の事に時間を使える人も多いでしょう。子育て中にはしたくても出来なかった事をやってみるチャンスです。

60代の人生の楽しみ方は悠々自適な生活を送ることです。60代は本当の意味で人生の楽しみ方を体得できる世代です。経験値があがるので力の抜きどころも分かっているのもこの世代です。

多くの人が定年を迎え自由な時間が増えるので体力に自信がある人は山登りやスポーツにチャレンジしてみましょう。畑を借りて土いじりをするのも楽しいと思います。

人生を楽しみ方について紹介してきましたが、いかがでしたか？何度も言いますが年齢にこだわることなく、興味のある事はどんどんやってみましょう。60代限定の趣味なんてものはありませんし、若くても60代がするような趣味に興味を持ってもいいのです。

次は人生を楽しむために心がけたいことです。人生の楽しみ方は人それぞれでいいのですが、より楽しむために心がけることをお伝えしましょう。

人生を楽しむために心がけたいこと、その1は「人を羨まない比較しない」ことです。「あの人みたいに格好良くなりたい」と思うのは悪い事ではありません。

でも、人生を楽しむのは自分が楽しいかどうかが基準です。他人と見比べてしまうと自分のしている事がチッポケでつまらない事に感じる場合もあるでしょう。人がどうであろうと自分が楽しめればそれでいいと割り切りましょう。

人生を楽しむために心がけたいこと、その2は「健康的な生活を優先にする」ことです。病気で辛い思いをしている時でも楽しみは見出せます。でも出来れば健康でいた方が活動範囲は広がり楽しみ方は増えるでしょう。

いくら楽しくても睡眠や食事を疎かにしてはいけません。体調が悪くなったら「楽しい」気分ではいられなくなるからです。「健康あっての人生の楽しみ」それを肝に命じましょう。

人生を楽しむために心がけたいこと、その3は「身近な人を大切にする」ことです。結婚をしている人は配偶者や子供や両親、結婚していない人は両親や親友など誰でも身近な存在の人はいるでしょう。

その人たちをないがしろにして人生を楽しむ事はできません。楽しい事をしていても家族の誰かが病気や怪我で泣いていたら心から楽しめないでしょう。身近な人を大切にしてこその人生の楽しみということを忘れないようにしましょう。

人生の楽しみ方、人生を本当に楽しむにはどうすればいいのか？について考えてみました。何かを成し遂げた人や立派な偉人を知ると「自分も人生の中で何かをしなければ」と思うかもしれません。

自分の人生の使命は何か？人の役に立つにはどうすればいいのか？そのためには何をすればいいのか？と真面目に考えている人もいるでしょう。でもそういう人が人生楽しくないのかと言えばきっとその人なりに「楽しい」のです。

人生の楽しみ方は人それぞれです。物事を深く探求するのが楽しい人もいればお気楽にしたいことをするのが楽しいと思う人もいます。これをしたら楽しい、という定義はありません。ただ目の前の事に没頭して楽しめればそれでいいと思います。