練り香水の作り方!ワセリンなどで簡単に手作りレシピを紹介

練り香水の作り方ってご存知ですか?液体の香水とはまったくの別物で、練り香水ならではの魅力が豊富にあります。また、練り香水は自分で簡単に手作りできるので、ちょっとした趣味にも良いですよね。では、練り香水の簡単な作り方や、手作りレシピをご紹介していきます。

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目次

  1. 1練り香水を簡単に手作りしよう!
  2. 2そもそも練り香水とは?
  3. 3練り香水の特徴
  4. 4ワセリンを使った簡単な練り香水の作り方
  5. 5シアバターを使った練り香水の作り方
  6. 6ミツロウを使った練り香水の作り方
  7. 7材料を揃えるのが面倒な場合は手作りキットもおすすめ
  8. 8練り香水の使い方
  9. 9手作り練り香水でいい香りを纏いましょう

練り香水を簡単に手作りしよう!

香水は液体状のものだけでなく、ハンドクリームのような固体状のがあるのはご存知でしたか?練り香水と言いますが、練り香水には普通の香水とは違った魅力がたくさんあります。今回を機に練り香水の魅力にはまり、一から自分で作ってみましょう。では練り香水についてご紹介していきます。

そもそも練り香水とは?

練り香水とはワックスのような見た目をしている香水になります。香水といえば液状のもので知られていますは、練り香水はワックスに練りこんだもので、香水初心者の方におすすめのアイテムです。また、液状の香水はアルコールと混ぜて作っているため、肌に合わない人もいます。

しかし、練り香水はそういった方の肌にも合いやすく、重宝されるアイテムでもあります。液状の香水とは作り方が異なり、あまり広く普及されているものではありません。液状の香水と比べてもメリットが豊富にあるので、この機会に一度使ってみましょう。

練り香水の特徴

最近では女性だけでなく、男性にも人気の練り香水。その理由は練り香水の特徴が物語っています。液体とはまったく違うタイプの香水以外にも、練り香水特有の魅力が存在しているため、人気なのでしょう。では練り香水の特徴をご紹介していきます。

肌に負担なく使える

練り香水は自然由来の原料を使っていることから、肌の弱い方も安心して使えるという特徴があります。液状の香水はアルコールが含んであるため、人によっては肌が荒れたり、できものが生まれる可能性があります。

液状の香水を使う際に、いちいち肌のことを心配して使いたくはありませんよね。その点、練り香水ならば安全に良い匂いを漂わせることが出来るでしょう。しかし、全ての人が必ず安全というわけではありません。アレルギーを持っている方や、非常に肌が敏感な方は、成分表示を確認して使用しましょう。

柔らかくほのかな香り

練り香水は柔らかくほのかな香りがあるので、香水初心者の方におすすめです。練り香水から香る匂いは、自分の周りだけそっと匂わせてくれるため、液体香水のきつい匂いが苦手という方も、安心して使えるでしょう。

練り香水はミツロウやホホバオイルで出来ているため、香りがふんわりと柔らかくなります。匂いに敏感な方には特におすすめの香水ですね。

香りの持続時間が長い

練り香水は香りの持続時間が長いことも特徴として挙げられます。揮発性が低いワックスが練りこまれているので、持続時間が長くなるというわけです。朝付ければ夜まで柔らかく香るものがほとんどと言えるでしょう。

しかし、商品や付け方によっては、香りの強さが弱くなることもあります。その際にちょっと付け足して匂いを持続させるようにしましょう。

携帯しやすい

練り香水はバッグの中にも入れやすい、コンパクトな見た目がしている特徴もあります。市販で売られている液体香水は、物にもよりますが結構大きいですよね。その為、詰め替えが必要ですが、練り香水はそのデメリットが軽減されます。

基本的に練り香水は小さい容器に入っていますの、持ち運び等で邪魔になることがなく、携帯するのに便利です。誤ってこぼれるという心配もないため、重宝できるアイテムです。

つけすぎ防止にもなる

液体香水はスプレータイプのものがほとんどですが、量が分からずに多く振りかけてしまった人もいるのではないでしょうか。シュッシュッと簡単にできるため、何度も振りかけてしまい、結果匂いがきつくなっている人もいるでしょう。

練り香水は指にとって少しずつ付けていくので、つけすぎといったことが起こりえません。サッと取って塗るだけですので、簡単に香水を楽しめるのも練り香水の魅力の一つです。

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ワセリンを使った簡単な練り香水の作り方

練り香水の一番簡単な作り方は、ワセリンを使った作り方です。ワセリンは無臭のものが多く、香水との相性も良いので、簡単に手作り練り香水が作れます。では、ワセリンを使った簡単な練り香水の作り方をご紹介していきます。

用意するもの

ワセリンを使った練り香水を作る場合の用意するものをご紹介していきます。まず白色のワセリンを用意しましょう。ワセリンは様々なタイプが売られており、判断が難しいと思います。できれば不純物がなく匂いも少ないワセリンを選ぶのがポイントです。

あとは、好きな香水やエッセンシャルオイルと容器、つまようじを用意しましょう。容器やつまようじは100均にあるので、見つけておきましょう。以上がワセリンを使った練り香水を作るためのものです。では次に作り方についてご紹介していきます。

作り方

まずワセリンを100均で用意した容器に移しましょう。移す方法は手でも構いませんが、つまようじを用意した方は、つまようじで行ってください。つまようじがなく、手では嫌な方はスプーンなどでも構いません。

次に好きな香水やエッセンシャルを入れ、混ぜ合わせていきます。香水の量は厳密に決まってはおりません。しかし、ワセリン1グラムに対して、香水一滴くらいが丁度良いと言われているそうです。

たったこれだけでワセリンを使った練り香水が完成です。混ぜ合わせた後に待つ必要もないので、完成した瞬間から使えます。とても簡単に出来るので、ワセリンの練り香水は初心者の方におすすめです。

シアバターを使った練り香水の作り方

乾燥肌の保湿に大活躍するシアバターですが、実は使い方によっては手作り香水にもなります。保湿力が高く、赤ちゃんや妊婦さんにも人気のシアバターを使って、美容成分たっぷりの練り香水は作ってみてはいかがでしょうか。ではシアバターを使った練り香水の作り方をご紹介していきます。

用意するもの

シアバターを使った練り香水の作り方で用意するものをご紹介していきます。まずはシアバターと好きな香水を用意しましょう。シアバターは雑貨店などに売られているので、そこで購入します。後はつまようじと割りばし、湯煎用の鍋と、湯煎用のカップなどを用意します。

ワセリンの練り香水よりも用意するものが多いですが、比較的簡単に集められるものです。ではシアバターを使った練り香水の作り方をご紹介していきます。

作り方

まずシアバターを容器に移し替えましょう。売られているシアバターは、おからのように塊になっていることが多いので、割りばしでよくほぐすようにしてください。次に鍋で湯煎してシアバターを溶かします。カップで湯煎すると、その後に容器に移し替えなければいけないため、それが面倒だという人は、最初から容器のまま湯煎しましょう。

大体2分程度で透明になっていくのが分かります。溶けたら鍋から取り出しましょう。ここでの注意として、湯煎しているときにかき混ぜる際、湯気が高温になっていますので、サッとかき混ぜるイメージで行いましょう。

次に好きな香水やエッセンシャルオイルを入れます。つまようじでかき混ぜて、冷めるまで待ちましょう。冷ます温度は常温で構いません。冬場の暖房をつけていない部屋だと、1時間半ほどで固まります。

ワセリンの練り香水とは違い、固まるまで少し時間がかかるのも特徴に一つです。シアバターの練り香水は指の温度で溶けるため、そこに対しての不安要素はありません。しかし、手先が冷えていると塗りにくくもなりますので、指先を温めてから使用するのがポイントです。

ミツロウを使った練り香水の作り方

リラックス効果のあるミツロウ。ミツロウは保湿効果抜群で、キャンドルや化粧品、クリームやワックスに用いられてきた、天然100%の無害成分です。その為、そのミツロウを使えば、優しい手作り練り香水が手に入ります。ワセリンやシアバターに比べて、簡単ではありませんが、ミツロウを使った練り香水の作り方をご紹介していきます。

用意するもの

ミツロウを使った練り香水の作り方で用意するものをご紹介していきます。ミツロウとは、ミツバチの巣を作っているロウを精製したもので、雑貨店などで購入できます。ミツロウとホホバオイル、好きな香水やエッセンシャルオイルを用意します。後はシアバターの時と同様、つまようじ、割りばし、湯煎用の鍋とカップです。

ホホバオイルも雑貨店で購入できますので、ミツロウの練り香水を作る際は、忘れないようにしましょう。ではミツロウを使った練り香水の作り方をご紹介していきます。

作り方

まずはミツロウとホホバオイルを湯煎で溶かします。両方湯煎用のカップに入れて、ミツロウ1でホホバオイル2の割合で溶かします。ミツロウだけで練り香水を作ると、テクスチャーが固くなるので、ホホバオイルと一緒に溶かすのがいいと言われています。また、ホホバオイルの割合が少ないほど、固いテクスチャーになりますので注意しましょう。

なるべく柔らかいテクスチャーにしたいという方は、ミツロウ1ホホバオイル3くらいの割合で入れても構いません。シアバター同様、かき混ぜるときは湯気の高温に充分注意してください。やけどしてしまっては、練り香水どころではなくなります。

溶けたミツロウとホホバオイルに好きな香水を入れます。割りばしでよくかき混ぜましょう。割合はミツロウ1ホホバオイル2に対して1滴で問題ありません。全体的に練り香水の量が欲しい方は、すべての割合を多くしましょう。

ミツロウは湯煎から取り出したらすぐに固まります。その為、時間をおかずに香水を混ぜるよう心がけてください。かき混ぜたら容器に移し替えましょう。この際にもまだ熱い可能性がありますので、やけどに注意してください。

容器に移し替えたら固まるまで待ちます。ミツロウは冬の暖房をつけていない部屋くらいで、5分程度で固まります。シアバターと比べると時間を有さないところが魅力的ですね。ミツロウとホホバオイルがベースになるので、黄色い練り香水になるのが可愛いポイントでもあります。

また、容器からこぼしてしまうと、こぼれた箇所から固まっていきますので注意しましょう。溶かしたミツロウが余っても排水溝で流すのもやめましょう。排水溝に流すと中で固まってしまう可能性があります。ですので、紙でふき取って捨てるようにしてください。

材料を揃えるのが面倒な場合は手作りキットもおすすめ

手作り練り香水は、自分で作ることが魅力的な反面、材料を揃えるのが面倒と感じる人もいるようです。上記の作り方でも説明したように、一つのお店ですべて揃うわけではありません。その為、違うお店で必要なものを揃えていくというのが面倒だな、と感じる人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが手作りキットになります。ネットや雑貨店で売られているもので、手作り練り香水に必要なものがすべて入っています。説明書も付属してあるので、手作りキットさえあれば、練り香水作りには苦労しないでしょう。また、匂いも豊富でラベンダーやローズ、またピンクロータスのような香りもあるので、充分楽しめますね。

練り香水の使い方

練り香水の作り方が終わったところで、次は使い方をご紹介していきます。練り香水は普通の香水とは違い、匂いが自然に広がる特性があります。その為、身体に付ける以外の使い方もできるのが魅力的です。では練り香水の使い方をご紹介していきます。

体温の高い部位につける

練り香水の使い方として、体温の高い部位につけましょう。体温が高い部位につけることで、練り香水の香りが広がりやすくなるというメリットがあります。例えば、手首や耳の裏、うなじや首筋など。これは液体の香水同様ですね。

また、あまりにごっそり塗りすぎると優しくふんわり香るはずの練り香水が台無しになる恐れもあります。ですので、練り香水をつける際にちょっと物足らないくらいにしておきましょう。体温が高い部位につけることで少量でも匂いは自然と広がります。

ヘアワックスやハンドクリームに混ぜる

練り香水はヘアワックスやハンドクリームに混ぜることでも、メリットが豊富になります。ワセリンやシアバター、そしてミツロウはどれも保湿力が高く、特にシアバターとミツロウはその成分が美容に使われているほどです。

ですので、ヘアワックスやハンドクリームに混ぜるだけでも、高き保湿力をキープできます。もちろんほのかに優しい香りはしますので、練り香水1つで2つ3つメリットがあると言えるでしょう。

ルームフレグランスとして楽しむ

練り香水は、香水と名乗っているため身体に着けがちですが、ルームフレグランスとしても活用できます。部屋の風通しが良いところに、蓋をあけっぱなしにした練り香水を置けば、部屋全体が柔らかい優しい香りで包まれます。

また、小さいハンカチに練り香水をしみこませて、タンスなどにしまっておけば、タンス内にある衣類にも香りが付着し、いつでも良い匂いの洋服を着れるでしょう。女性ならばスカートの裾につけるだけで、足元から良い香りを出せます。

手作り練り香水でいい香りを纏いましょう

いかがだったでしょうか。普段から普通の香水を使っている人は、少し練り香水に興味が出て野ではないでしょうか。誰でも簡単に手軽に作れますので、ちょっとした空いた時間にも取り組めます。材料を揃えるのが面倒という人も手作りキットがありますので、問題ないでしょう。この機会に練り香水を作ってみてはいかがでしょうか。

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