くろくろの現在！人気のニコ生放送配信者のその後！モンスト

くろくろとはニコニコ動画内での「ニコ生主」として有名だった人物です。ニコ生主とはニコ生内で実況中継を行う配信者のこと。配信する中継動画にはくろくろ本人が出演し、モンストなどのゲームの実況や外配信（野外に出て活動を配信すること）を行なっていました。

くろくろはニコ生内ではかなり評判が悪い有名人でしたが、2015年の1月6日に軽犯罪法で書類送検されます。これは高松駅内で乞食行為を行なっているところをニコ生配信中に香川県警に拘束され、その後書類送検されたというものです。

これ以前にくろくろが中学生女児に対して乞食行為を行い、銀行口座に現金を振り込ませたという事案があり、警察からは注意勧告がされていました。詳細は後述します。

書類送検後、結局不起訴となり、くろくろは狂気のニコ生主としての行動を再開します。

その後くろくろは、職場や実家から逃亡し野宿等を行いながらもニコ生場での配信は行い続けるという、ネット依存症としか思えない行動を続けますが、実家の母親によって御用。

現在くろくろは精神科に通っているか、精神病院に入院しているのはないかと囁かれています。

現在伝わっているくろくろの評判はどうも芳しくありません。現実世界で関わりを持った方及び、ネット上だけでの関わりがなかった方どちらも、くろくろの人間性に関しては否定的な見方をしています。

一般常識がなく虚言癖がある、短期で金切り声ですぐキレる、自分に都合の悪い話になると逃げる、イライラすると物を壊す、他人には受け入れられない独自な理論で自分の正当性を主張するなど、どうもまともな感覚の成人男性とは言えないようです。

またくろくろは当初、自らのことを大卒の社会人と語っていましたが、実際は高校もまともに行っていない可能性があります。後に不登校児だったという発言も出ており、ニコ生上で配信者として目立つことでコンプレックスの解消をしていたのかもしれません。

また、後述する逃亡生活中にくろくろを宿泊させた配信者はそのキャラクターに怒りをあらわにしています。「人のPCの設定を勝手にいじる」「歯を磨かない」「トイレが小便くさくなった」「泊めてあげてるのに奴隷かのような扱いをする」

上記のような行動に耐えられなくなった配信者は、もともと2週間の滞在予定を2日に短縮してくろくろを追い出します。くろくろがかなり問題がある人物であることは間違いないようです。

ゲーム実況は最近のネット上では非常に人気のあるコンテンツです。モンストなど様々なゲームをプレイしながら、自分のプレイ内容についての分析、ゲーム全体の解説、豆知識などを実況中継していきます。

もちろんゲームがある程度上手いことが前提にはなりますが、知識が深い、トークが面白い、題材とするゲームが掘り出し物だったりと、単に上級者のゲームプレイ動画でなく、配信者のキャラクターが重要になるコンテンツです。

ニコ生での実況や、youtubeでの配信など、様々な形でゲーム実況は動画配信されています。

配信素材に選ばれるゲームもその時期の人気ゲームを反映しており、くろくろが書類送検された2015年初頭にはモンストの実況がYou Tuberの間で流行りました。視聴率を取りやすいのはモンストのような人気ゲームであることが多いようです。

くろくろも、モンスト配信を女性と出会うための不純な目的で、プレイしていたことがわかっています。

くろくろがニコ生主として動画配信したゲームで、現在判明しているものは大体以下の通りです。

マリオカート、GTA（Grand Theft Auto Online）、Minecraft、ポケモン、大乱闘スマッシュブラザース、モンスターハンター、モンスト

このうち、GTAやモンスターハンターでのプレイマナーは特にひどかったようです。他のニコ生配信者との対戦企画では、負けそうになるとネット回線を切る、電源を落とすなどの行動が多く、顰蹙を買っていました。

これは逃げスイスイという呼び名がついて、くろくろの行動として有名でした。ちなみにゲームの腕前もかなり下手だったようで、ニコ生主最弱と現在でも語り継がれています。スマッシュブラザーズのニコ生配信では54連敗という連敗という、ある意味栄冠を手にしてしまいます。

またスマホアプリゲームのモンストではプレイしながらskype通話をしてくれる相手をtwitter上で募集していました。しかし、これはモンストのプレイよりも、女性と話したいという目的の方が強かったようです。実態もモンストの名を借りたセクハラでした。

くろくろは様々な問題行動を行なった後の釈明でも、身勝手な自己弁護を行い、批判されると物を壊したり金切り声をあげるなどの見苦しい動画を配信していました。

この自己弁護や金切り声はくろくろ本人としては「説教」と銘打っていましたが共感するリスナーは少なかったようです。それでも少数のファン（囲い主）はいましたが、その人々ですらも不快になるような行動を繰り返します。

「プレゼントされたケーキのチョコレートが硬いと言ってレンジでチンし、溶けたケーキを顔に塗りたくる」「オフ会を開催すると言って参加者に準備丸投げでようやく開催されるも、本人は途中で無断でいなくなり、参加者私物の窃盗の疑いすら出る」

上記のようにくろくろはゲームの腕前も、配信者としても、人間としても問題のある人物だったようです。

さて、ニコ生上で問題配信者としてその行動が注目されていたくろくろですが、ついに警察に書類送検される事案を起こしてしまいます。

2015年の1月6日にくろくろは高松駅構内で乞食行為を行なっている最中に職務質問を受け、その後警察で取り調べを受けます。

くろくろの乞食行為はニコ生で動画配信されており、「乞食行為をしてお年玉をマグカップいっぱいに貯める」という趣旨の番組でした。しかし、乞食行為は軽犯罪法に抵触します。

また、リスナーからの通報を受け駆け付けた警察官に「身分詐称」をしたことも明らかになっており、くろくろは書類送検されました。

くろくろは以前より「オフ会に参加するための交通費や宿泊費をくれ」「生活費をくれ」「ネット代を払え」という趣旨の乞食発言をしており、その乞食精神は強固なものだったようです。

後述する池袋のニコニコ本社での配信の際、リスナーからの差し入れリストに本人は飴を記入しましたが、実際もらえたのは塩水10杯、食べられる石、ポケットティッシュなどでした。これに怒り狂ったくろくろは、まさに身の程知らずと言えるでしょう。

ところで、乞食行為で書類送検されたというニュースは正直あまり聞きません。実はくろくろはこの高松駅構内での書類送検以前からネット上での乞食行為で警察に何度も注意をされていました。

「ネット上での乞食行為」とはニコ生主などのネット動画配信者が「ゲーム購入代金や広告掲載費用、iTunesカードやAmazonギフト券、生活費や遊興費など」の提供を配信動画上で視聴者に求めることなどを指します。

そんなもの実際に振り込む人間がいるの？と思う方も多いでしょうが、事実現在でも結構いるようです。仕組みは配信サイト上でのアイテムを購入することで、アイテムの売り上げの何割かが配信者に入るというもので、人気の配信者はかなりの規模になるようです。

くろくろは有名ではありましたが人気の配信者というわけではなかったので、なかなか売上が上がりません。そこでくろくろは未成年者とSNSなどで直接連絡を取るという方法で、自分の口座に振り込ませます。

実際自分で動画配信主として活動していた中学生女子がくろくろと連絡後、口座に現金を振込みました。その後少女は自身のTwitter上で、くろくろの口座に振り込むように宣伝をしたとされています。

これは児童福祉法34条2号（要約：児童に対し乞食行為をさせることを禁じる）に抵触しています。この件でくろくろは逮捕はされませんでしたが、この件で警察に注意されマークされます。しかしその後もネット上での乞食行為は行われました。

ですので、その後高松駅で逮捕されたのは、ある意味見せしめの意味合いが大きかったと思われます。

さて、くろくろは書類送検されますが、その後、Twitter上で「今後乞食行為や脅迫的行為は行わない」と投稿しています。この事件後に警察にPCが押収され、ネット回線も未払い等の理由で回線停止され、配信は見られなくなります。

結局不起訴となりますが、くろくろはその後警察から監視対象となったようです。

事件の直後、くろくろがSkype上で女性の話し相手を求める書き込みを数10件もしていたことが判明。これはモンストのマルチプレイ相手を探すという名目で行われていたようです。

くろくろはSkypeで出会った女性や、以前オフ会で知り合った女性と通話しながら、自慰行為をしていたという疑いも出ています。

その後、くろくろはほぼ強制的に就職させられますが、即日で寮から逃亡。この時に就職先から20万円を前借りしていたことがわかります。その後はネットカフェなどを転々として、配信を続けますが、見つかり実家に連れ戻されます。

その後精神科への入院も勧められますが、くろくろはまたしても逃亡。ここから約１ヶ月の逃亡生活が始まります。

路上生活をしたり、篤志の配信者に泊まらせてもらったり、ニコ生本社に行ったりしますが、素行の悪さから支援をしてくれる人物がいなくなります。その後興味本位でくろくろとデートする女性が２名現れましたが、体臭がもはや人間ではなかったということです。

ゲーム実況を行うべく入ったネットカフェで、通信がスムーズにいかないことにイラついたくろくろは店のPCに怒りをぶつけPCは故障。くろくろはそのまま逃走し、今度はカラオケ店で配信開始するもまた物に当たり、カラオケの機械が故障。

生配信を見ていたリスナーによって現場のカラオケ店に通報が入り、くろくろは弁償することになったようです。

その後公衆トイレで生活をすることになったくろくろは個室で盗電をしながら配信を続けていましたが、母親がやってきて精神科へ連れていかれます。この精神科へ連れていかれる下りも全て配信されており、くろくろの異常な行動は知れ渡りました。

現在ではくろくろのアカウントと判明しているニコ動やTwitter、SkypeなどのSNS関連は全て削除されるか凍結しており、本人との確証のある活動は確認できていません。現在くろくろのネット依存症は治ったのでしょうか。

くろくろはホームレスになってまでネット配信を行っていたわけですが、何がそんなに魅力的なのでしょうか？

ニコ生主のようなネット配信者の収入は、広告収入とリスナーが購入したアイテムでまかなわれています。購入したアイテムとは例えば花火。

実況系の動画では弾幕といって、リスナーがコメントした際にそれが画面上に流れていきますが、花火を購入すると花火が画面上に打ち上げられたり、楽しい効果が発生します。

そういったアイテムはサイト運営者の手数料を引いた代金が、配信者の収益となります。広告収入と、アイテム売り上げだけで食べていけるようになるにはヒカキンやマックスむらいレベルの再生数が必要になってくると考えたほうがいいでしょう。

しかし、広告収入に関しては、現在すでにYoutube上に広告を表示する企業が減っているようです。当然、現役のYoutuberにとっても逆風となります。ましてや今後ゼロから再生数を稼ぐとなると、かなり厳しくなるのではないかという見方が強いです。

以上、ニコ生主のくろくろについてお伝えいたしました。

小学生のなりたい職業にYou Tuberがランクインするなど、現在ネット上での動画配信者は人気がある人物が多いです。しかし、近年では公共の場での身勝手な配信や、モラルに反する内容の番組などが問題になっています。

視聴率を取りたいばかりにどんどん過激になっていく配信者の行動は、良識のある大人からすると非常に見苦しく子供じみていると言わざるを得ません。実際くろくろのように書類送検されるような配信者も出ており、冗談では済まなくなっています。

動画配信者ぼ全部が全部悪いとは言いませんが、世間に発信する内容として恥ずかしくないものか、自分が恥ずかしくない人間か、きちんと考えて見たほうがいいかもしれません。