自分で散髪する方法!自分で髪を切る道具やセルフカットのコツ

プロに髪の毛を切ってもらうのは安心ですが、自分で散髪をすることにもメリットがたくさんあります。今回は自分で散髪する方法について紹介します。男性のセルフカットの方法のコツと、女性のセルフカットの方法のコツもまとめていきます。

自分で散髪する方法!自分で髪を切る道具やセルフカットのコツのイメージ

目次

  1. 1セルフカットに挑戦してみよう!
  2. 2自分で散髪するメリット
  3. 3自分で散髪するデメリット
  4. 4自分で髪を切るために用意したい道具
  5. 5自分で散髪する方法
  6. 6セルフカットのコツ《男性編》
  7. 7セルフカットのコツ《女性編》
  8. 8男性のセルフカットで失敗した時の修正方法
  9. 9女性のセルフカットで失敗した時の修正方法
  10. 10マスターすれば自分で散髪することも簡単に!

セルフカットに挑戦してみよう!

美容院や理髪店には何ヶ月おきくらいに行っているでしょうか。多くの人が美容院や理髪店で髪の毛をカットしていますが、自分で散髪することができたら楽なのにと考える人も少なくありません。

そもそも自分で散髪することはできるのでしょうか。今回は自分で散髪する方法について紹介していきます。男性のセルフカットの仕方や女性のセルフカットの仕方をパーツごとに紹介させていただきます。

自分で散髪するメリット

美容院や理髪店に行くのではなく、自分で散髪するセルフカットにはどんなメリットがあるのでしょうか。美容院や理髪店に行くよりもいいと言われる自分で散髪をするメリットについてみていきましょう。

お金がかからない

自分で散髪するメリットには、美容院や理髪店に行くほどお金がかからないというメリットがあります。セルフカットをする道具さえ揃っていれば、あとは自分で散髪するのでお金がかかるところがありません。

女性の場合はカットだけでも1回5千円ほどかかる美容院代が、無料になるというのは大きなメリットになるでしょう。3ヶ月に1回美容院に行っていたという人なら1年で2万円がうくことになります。

2万円もあれば、その分で好きな洋服を買うこともできますし、ちょっとリッチな食事をすることもできます。何年分もためて旅行に出かけることもできるでしょう。

カットしたい時にカットできる

美容院や理髪店で散髪する場合には、基本的には予約をしてお店でカットをしてもらうことになります。カットだけなら30分程度で終わるかもしれませんが、カットをしてもらうまでが長いと感じている人も少なくありません。

スケジュールを調整して予約をして、お店に行ってスタッフさんと話をして、シャンプーをして待たされてようやくカット。支払いをして家に帰ったら半日つぶれてしまったなんてこともあるでしょう。

そもそもちょっと散髪するためだけに予約をしなければいけないということが、めんどうだと感じている人も多いようです。しかしセルフカットなら自分の時間がある時にカットすることができるというメリットがあります。

自分の好みにカットできる

美容室や理容室に行って、「こういうヘアスタイルにしてください」とお願いをしても完成したヘアスタイルが自分のイメージと少し違っていたということはないでしょうか。

もう少し長くなるはずだったのに短くなっていたとか、サイドの髪の毛の感じが、お願いしたヘアスタイルとちょっと違うような気がするというようなこともあるかもしれません。美容師さんに言えば直してくれるかもしれませんが、多くの人が言えないようです。

しかし自分で散髪をするなら、自分の好きなようにカットできるので、イメージに近いカットになりやすいというメリットもあります。

自分で散髪するデメリット

自分で散髪するセルフカットもメリットがありますが、当然デメリットもあります。自分で散髪することのデメリットにはどんなことがあるのでしょうか。デメリットも確認して、自分で散髪するかどうかを決めるようにしましょう。

特別おしゃれな髪型は無理

自分で散髪するデメリットは、おしゃれな髪型にするのは無理であるということがあります。特別おしゃれな髪型は、技術が必要です。素人が自分で散髪してできるという技ではありません。

揃える程度のヘアスタイルは上手にセルフカットをすることができるかもしれませんが、フェイスラインにあわせたシャギーカットとか、アシンメトリーのトレンドカットのような難しいヘアスタイルはできないと思った方がいいでしょう。

自分で散髪をする時には、髪の毛の長さを調整する程度しかできないというデメリットがあります。

失敗する覚悟も必要

セルフカットをする最大のデメリットは、失敗する可能性も大きいということです。誰かに切ってもらう時には、全体的なバランスを見ながらカットしてもらえますが、自分で散髪する時には失敗する可能性が高いのです。

例えば後ろ毛です。自分の目は前にしかついていないので、見えない部分をカットするのは大変です。また左右のバランスが悪くなってしまうこともあります。さらに失敗しやすいのは前髪カットです。

髪の毛は一度切ってしまうと元に戻すことはできません。失敗してしまった時は、短くても1ヶ月は失敗したままの状態になることも覚悟が必要です。

自分で髪を切るために用意したい道具

自分で散髪することのメリットもデメリットも理解した上でセルフカットをする準備をしていきましょう。自分で散髪するために揃えておきたい道具を紹介します。

全て必要になるかどうかはわかりませんが、できれば用意をしておきましょう。セルフカットをしている途中で買いに行くことはできないので注意してください。

①髪切りばさみ

髪の毛が短い人も長い人も、髪切りばさみは準備をしておきましょう。普通のはさみでもセルフカットできないわけではありませんが、これから毎回自分で散髪をするという人は専用のはさみを購入しておくのもいいかもしれません。

髪切りばさみは、よく切れるものを準備してください。切れ味が悪いもので髪の毛を切ると髪の毛が傷んでしまう原因になるので注意してください。

自分で散髪する前と散髪した後にはしっかりとケアをして、切れ味が悪くならないように注意をしていきましょう。

②すきばさみ

髪の毛が長い人や髪の毛の量が多いという人は、すきばさみも準備しておきましょう。すきばさみは髪の毛の量を減らしたい時におすすめの髪切りばさみです。

また中には、すきばさみを使って前髪カットをするという人もいます。前髪の長さをあまり変えることなく、ちょっと軽い前髪にしたいと思っている人にはおすすめのアイテムです。

毛先を遊ばせたいという人も、すきばさみを使ってアレンジができることもあります。すきばさみを使ったことがないという人は、まずは安めのすきばさみを購入してみるのもいいでしょう。

③バリカン

メンズのセルフカットの必需品になるのがバリカンです。もみあげの手入れやツーブロックにしたいという時に使うことができるアイテムです。

メンズだけではなく、レディースのセルフカットでも使うことがあります。ベリーショートにしたいという人や、刈り上げてトップの部分の髪の毛でヘアスタイルを整えたいという時に使うこともできます。

もみあげを整えるために使いたいという場合には、小さめのバリカンを準備しておくのがおすすめです。大きいサイズのものは使いにくいこともあるので注意をしましょう。

④霧吹き

自分で散髪する時には、髪の毛を濡らしながらセルフカットすることが多くあります。自分で散髪する時には、髪の毛が真っ直ぐの状態で散髪したほうがカットしやすいからです。

髪の毛を濡らしたい時に、イチイチシャワーを浴びに行くということもできないので、霧吹きを準備しておくといいでしょう。大きな霧吹きではなくてもいいので100均で販売されているスプレーでも構いません。

すぐに髪の毛を濡らすことができるようなアイテムを用意しておくようにしましょう。

⑤鏡

自分で散髪する時には、鏡も準備しておきましょう。三面鏡が理想的ですが、ない場合は大きめの鏡を最低2つ、できれば3つ準備をします。

正面の鏡と両サイドにおける鏡があるのが理想的ではあります。後ろの髪の毛のバランスをみることができる手鏡も1枚あるとさらにいいでしょう。

自分で散髪する時には鏡を持ちながらカットすることはできないので、どこかに固定をするか、姿見のように立てかけておける鏡を利用するようにしましょう。

⑥くし

くしも自分でカットする時には準備が必要です。女性の場合は、くしだけではなくブラシもあるといいでしょう。

くしは真っ直ぐに髪の毛を切るときの定規の代わりとして使ったり、髪の毛を分けるときに使うことができるアイテムです。小さいサイズのくしではなく、少し長めのしっかりとしたタイプのくしを準備しておくといいでしょう。

⑦ヘアクリップ

髪の毛が長い人は、ヘアクリップも多めに準備をしておきましょう。同じサイズのものばかりではなく、大きいものから小さいものまで何個かあると便利です。

大きいクリップは6個ほどあると、カットしていない時に髪の毛をよけておく時に使えて便利です。髪の毛が短いという人は、髪の毛がつかめるようなサイズ感のヘアクリップを探しておくのもいいでしょう。

髪の毛が長い人は、ヘアクリップだけではなくヘアゴムもあると便利です。右サイドをカットしている時は左サイドの髪の毛を束ねておくことができます。

⑧カットクロス

自分で散髪する時には、切った髪の毛が服の中に入り込んでしまったり、肌についてしまわないようにカットクロスを準備しておくのもおすすめです。

特に髪の毛が短い人は、カットした髪の毛が飛び散りやすく払っても肌や服に髪の毛がくっついていて気持ちが悪いなんてことがあります。

カットクロスがないという場合には、大きなゴミ袋で代用するのもおすすめです。ゴミ袋に穴を開けるのではなく、切り込みをいれてそこから頭や手を出すようにしてください。そうすることで隙間から中にはいっていくのを防ぐことができます。

⑨新聞紙

セルフカットをする時には新聞紙も準備しておくといいでしょう。切った髪の毛は服だけではなく床にも飛び散ります。後で掃除機をかける場合でも、大まかな髪の毛はそのまま捨てることができたほうが楽です。

新聞紙がないという時には、レジャーシートを使うのもおすすめです。髪の毛を集めて捨てやすいアイテムになります。髪の毛をカットした後の掃除が大変になることも考えて、周りに家具などがない少し広めの場所でセルフカットをするのもおすすめです。

自分で散髪する方法

それでは自分で散髪する方法をみていきましょう。自分で散髪をする時には、慣れないうちは時間がかかるものだと思って、ゆっくりと丁寧な作業を心掛けるようにしましょう。

また最初に書いたように、髪の毛は切ってしまったら戻すことはできません。失敗してもカバーできるように、気持ち長めにカットをしていくようにしましょう。

準備

セルフカットをする前に、準備をする方法をみていきます。自分で散髪する準備の方法とは、髪の毛のブロッキングです。ブロッキングというのは、髪の毛をブロック分けすることです。

一気に髪の毛を切るのではなく、部分ごとに分けて髪の毛をカットしていくというのがセルフカットの方法になります。

ブロッキングの仕方は色々とありますが、サイドと後ろの3つの部分に分けるという方法がおすすめです。3つにブロッキングして、さらに1つのブロックを3つにブロッキングして全部で9つにわけておきましょう。

1.前髪のカット

準備ができたら自分で散髪をしていきます。まずは前髪のカットの方法からみていきましょう。前髪のカットは失敗しやすい部分でもあります。失敗しても取り返しがつくように、理想の長さよりも少し長めにカットするイメージで真ん中にハサミを入れます。

真ん中から右に向かってはさみをいれて、次に左側の前髪も切っていきます。イメージ通りの前髪になったら、少しずつ長さを整えていきましょう。

目尻の部分は気持ち短めにしておくのもポイントです。顔にカーブがかかっているので、1mmほど短くしておくことで、さらに真っ直ぐ感の出る前髪にカットすることができます。

2.頭の上部・トップのカット

髪の毛の短い人の頭の上部やトップの散髪の仕方は、髪の毛を上に持ち上げるように引っ張っていき、理想の長さよりも少し長めのところでカットをしていきます。

トップの髪の毛は、気持ち長めに仕上げるのがポイントです。トップはとりあえず長めに残しておいて、サイドと後ろ髪をカットした後で、微調整をしたほうがバランスを見ながら整えることができます。

最初にトップを短く切りすぎてしまうと、ベリーショートにするしかなくなってしまうので注意をしましょう。

3.サイド・もみ上げのカット

サイドのカットをしていきます。3つにブロッキングしたうちの、右と左のブロックの部分をカットしていきます。まずは左側の一番手前のブロックからカットしていきます。

しつこいようですが、理想よりもやや長めの長さにカットするようにしましょう。カットができたらそのまま次のブロックの髪の長さを整えます。必要に応じてクリップで必要ない髪の毛を頭の上に留めながらカットをしていきます。

髪の毛の短い人はバリカンを使って整えていきます。一気にカットをしていくのではなく、徐々にカットをする方法でゆっくりと時間をかけて行いましょう。

4.襟足・後ろ頭のカット

サイドの髪の毛がカットできたら、後ろ髪のカットの方法をみていきましょう。ブロッキングしてある部分の後ろ側をほどいて、サイドの髪の毛の長さに合わせてカットをしていくという方法になります。

ハサミを入れる前に、髪の毛が見えないので一気に切るのが難しいと感じた時には、髪の毛の量を減らして、ブロッキングの数を増やすことも考えましょう。慌てずにゆっくりと、1回ハサミをいれたらくしでといて長さを確認しながら切っていく方法を使います。


特に右側の後ろ髪をカットするのは難しくなります。ついつい後ろを見たくなってしまいますが、首を動かしすぎると髪の毛の長さがわかりづらくなるので注意をしてください。

セルフカットのコツ《男性編》

自分で散髪する方法を紹介しましたが、セルフカットにはコツもあります。男性が自分で散髪する時の方法にコツはあるのでしょうか。パーツごとのコツをみていきましょう。

前髪カットのコツ

前髪カットのコツになるのは、一気にカットをしないということです。メンズの場合は前髪に長さがあることも多く顔の印象が決まってしまいます。

時間がかかって面倒だと思うかもしれませんが、髪切りばさみで細かく微調整をしながらイメージに近い前髪になるようにしていきましょう。

ベリーショートのコツ

ベリーショートにするときには、髪の毛を上から3つに分けてブロッキングします。そして下からカットしていくようにしましょう。

下からカットしていくことで、万が一切りすぎてしまっても、上にいくほど長くしていけば長さをカバーすることもできます。

ツーブロックのコツ

ツーブロックにしたいという時には、髪の毛を2つにブロッキングして、下の部分をバリカンで仕上げていくようにしましょう。バランスを見ながら、バリカンで仕上げる位置を変えていくというのもおすすめの方法です。

くせ毛カットのコツ

くせ毛の人はくせ毛を利用してナチュラルなヘアスタイルにまとめるというカットの方法もおすすめです。無理に真っ直ぐにカットをしようとしないで、長さを調整するようなイメージで髪の毛を束でカットしていくという方法もいいでしょう。

セルフカットのコツ《女性編》

女性のセルフカットのコツはあるのでしょうか。女性が自分で散髪をする時のコツについてもみていきましょう。失敗しないように十分に気をつけながらセルフカットをすることも大切です。

前髪カットのコツ

女性の前髪カットのコツも基本的には男性とかわりません。一気に短くしてしまうのではなく、少しずつ長さを調整していくのがおすすめです。

また前髪を長くする場合には、はさみを縦にいれて前髪をカットするという方法もおすすめになります。

斜めバング・流しバングのコツ

前髪カットは難しいと言われていますが、斜めバングは比較的簡単にカットできると言われています。斜めバングにする時には、前髪を全部カットするのではなく、一部分だけカットするというのがコツになります。

ちょっとカットをするだけでもイメージを変えることができるというのが、前髪カットのポイントにもなります。それだけ注意をしてセルフカットをするようにしましょう。

ショートヘアのコツ

ある程度の長さからショートカットにする場合も、一気にカットをするのではなく、しっかりとブロッキングをして何回かに分けて微調整していくのがポイントです。

細かい部分をカットする時には、大きなはさみを使うのではなく、小回りのきく小さいはさみを使うようにするというのもコツになります。

男性のセルフカットで失敗した時の修正方法

自分で散髪をしてみたけれど、失敗してしまったということもあります。男性のセルフカットで失敗してしまった時の修正方法にはどんな方法があるのでしょうか。

かなり短くしてしまった時にはどうしようもありませんが、ある程度の長さが残っている状態なら、バリカンを使った修正方法がおすすめです。

どのあたりが失敗したのかにもよりますが、一番簡単なのがツーブロックにしてしまうという方法です。バリカンで失敗してしまった部分を刈り上げてしまえばわからなくなるでしょう。

女性のセルフカットで失敗した時の修正方法

女性がセルフカットで失敗した時にはどうしたらいいのでしょうか。ショートヘアにする時に失敗してしまったという場合には、ベリーショートにするしかないかもしれません。

髪の毛が短い状態で失敗しているのであれば、これ以上何かをしてさらに悪いヘアスタイルになるよりはヘアサロンで手直しをしてもらったほうがいいでしょう。

ロングヘアやミディアム、ボブの長さで失敗をしてしまったという時には、しばらくの間はヘアアレンジでごまかすという方法もあります。髪の毛を下ろしている状態なら失敗した部分が目立ってしまうかもしれませんが、束ねてしまえばわからなくなるものもあるでしょう。

マスターすれば自分で散髪することも簡単に!

今回は自分で散髪する方法を紹介させていただきました。自分で散髪をするということは、失敗してしまうかもしれないというデメリットもありますが、マスターすることができればメリットがたくさんあります。

時間とお金のメリットは、男性にとっても女性にとっても大きなメリットになるはずです。これから何十年と美容院や理髪店に通うことを考えたら自分で散髪できるというのは大きなメリットになります。

しかし自分で散髪することができるようになったとしても、1年に1回くらいは美容院でケアをしてもらうようにするのもおすすめです。髪の毛の健康診断だと思って行くようにしてみましょう。

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