男性のくびれの作り方とは?筋トレでくびれを作るには?
くびれと聞けば女性のものと考える人が多いですが、男性にもくびれが欲しいと思う人はいます。では、男性がくびれを作るにはどうすればいいでしょうか。筋トレでくびれを作る詳しい方法などを、順番に紹介していきます。是非実行してみましょう。
目次
男性だってくびれが欲しい!
ウェストのくびれ、と聞けば女性のもの、という認識を持っている方が多いでしょう。実際に男性が女性に性欲を感じるキッカケとして、腰のくびれを上げる方もたくさんいます。
腰のくびれがそのまま女性らしさ、と考えられているのはそのような理由がありますが、最近では男性でも腰にくびれが欲しいと願う人が増えてきています。
そもそもくびれとは、「中ほどが細くしまっていること」全般を指しますので、男性でも他の部位よりも腰が引き締まっていればくびれになります。
男性のくびれとは?
では、男性のくびれとはどういう状態を言うでしょうか。一般的には男女関係なく、「くびれがある引き締まったウェスト」というのは、体の調子が良くて健康であることの証拠と考えられます。
男性でも女性でも、優れた外見を手に入れて自分に自信を持てることは良いことでしょう。そのための努力は、間違いなく自分のためになります。
くびれが欲しい男性のための筋トレ方法を紹介する前に、ここではまず、男性のくびれはどういうものがあるのかを紹介していきます。
逆三角形のくびれ
一般的に女性や男性同士から魅力的だ、と認識される男性のくびれは、逆三角形のことを指します。筋トレをして上半身、得に胸囲を非常に鍛え上げているので、ウェストがくびれて見えるのです。
これは全体のバランスの対比によって出来ます。ウェストをどれだけ細く絞ったとしても、他の部位も細くなってしまえばくびれは発生しません。ですからウェストだけに注力すれば良いものではないのです。
引き締まった厚い胸板があればこそ、魅力的と人から思われるくびれが出来るのです。例えばアメリカ映画のスーパーマンのような、厚い胸板、引き締まった腰、強そうな腕を持った男性は女性からの人気が高いでしょう。
痩せ過ぎのくびれ
上半身や下半身の筋肉をしっかりと鍛えた結果、腰が引き締まってくびれて見える、というのとは違い、ただ単にやせ細っているからくびれが出来てしまっている場合もあります。
この場合は、人から見てあまり魅力的とは思われないようです。ただ細いだけで線が細く弱く、男性として頼りになるようには見えないからでしょう。昔でいう「もやし男子」はくびれがあってもモテません。
ただし、最近の「草食系男子」の流行によってこのように「細いがゆえにくびれが出来ている人」も一部の女性から好かれる、という現象が起きているようです。
男性のくびれに対する女性の本音
では、モテたいと思っている男性が、これは格好良いと感じてくびれを作りたいと願っている場合、やはり大切になる、チェックしておくべきなのは女性達の本音でしょう。
女性達は、くびれがある男性を見てどのように思っているのでしょうか。勿論一口に女性といっても様々な好みを持つ人がいますのでひとくくりには出来ませんが、概ねこのような意見である、ということを知っておきましょう。
男らしい
ハードな筋トレで自然に逆三角形になってしまい、結果としてくびれが出来てしまっている男性に対しては、好意的な意見が大半です。
全てはバランスですから上半身だけがやたらとムキムキと発達しているのは敬遠する人が多いですが、ほどよい逆三角形であればセクシーに感じ、男らしいと思うようです。
筋トレで鍛えられたきゅっと引き締まった腰は健康的でセクシーで思わず抱きつきたくなってしまう、それが世の中の女性達の大半の意見と思って良いでしょう。
気持ち悪い
くびれというのは女性らしさの象徴でもあり、しなやかな筋肉を連想させます。そのため、男性なのにくびれを持っていることは[気持ち悪い」と感じてしまう女性もいます。
特に筋トレで鍛えて出来たくびれではなく、元々細くてくびれがある人は、「男のくせに女みたい」と嫌がられる傾向があります。
酷い意見ではありますが、異性に求めるのが自分とは違った性質であるのが動物としての本能ですから、自分と似たような形状をしている異性を魅力的とは感じないのかもしれません。
くびれができる男性の体の特徴
女性にモテたいと思っている方、もしくは男性でもくびれがあればセクシーだと思う方に、男性のくびれとは?と女性達はどう思っているか、を紹介しました。
では続いて、男性でもくびれが出来る体の特徴を紹介していきます。以下の条件が整ったとき、男性であっても魅力的なくびれを作ることが出来るのです。
腹斜筋が鍛えられている
腹斜筋と聞いてすぐに「ああ、あそこね」と判る男性は日ごろから筋トレに励んでいるような人でしょう。腹斜筋は、あばら骨付近からお腹横についている筋肉をさします。
特に男性であればあばら骨の横についている腹斜筋を筋トレで鍛えることで、より一層くびれの位置が締まって見えます。ここを鍛えている男性はバランスよく筋肉がつき、自然にくびれが出来るでしょう。
女性達から魅力的、と思われるくびれを作りたければ、ここを広い範囲で強く鍛えることが大切です。
骨盤がしっかり整っている
男性でくびれが出来やすい体の特徴として、骨盤が歪まず整っていることがあげられます。バランスのよい筋肉がついた体を目指す上で、骨盤を整えることは非常に重要な要素なのです。
骨盤が歪んでいると、体全体が歪んでしまいます。前から体を見て肩が右か左がどちらかが上がっていれば、体が歪んでいる証拠です。まずは骨盤を整えることで体に綺麗な筋肉がつくようになります。
また、骨盤を整えることは全身への影響がとても大きいので、自分は整っていないな、と感じている人は骨盤の位置を矯正し、整えることから始めましょう。
バランスよく筋肉がついている
男性でくびれが出来やすい体の特徴としては、バランスよく筋肉がついていることがあげられます。くびれを作りたければまずは全身の筋肉をバランスよく鍛えることが基本です。
物事には何事もバランスが重要と言われますが、それは筋肉でも同じことです。一方だけに偏るのはアスリートには必要かもしれませんが、健康面では良いこととは言えません。
ちなみに全身バランスよく筋肉がつくことのメリットは、内臓が正しい位置になって働きがよくなる、血液循環がうまくいって冷えがなくなる、脂肪が燃焼しやすい体質になる、などがあります。
男性のくびれを作る筋トレ方法
モテるモテないは別として、健康面において筋肉はあった方がいいことは明白です。どうせつけるのであれば脂肪よりも筋肉が良いです。くびれが自然に出来る筋トレをしてみましょう。
次は男性のくびれを作る筋トレ方法を紹介していきます。動画もありますので、ぜひじっくりとチェックをして今日から始めてみましょう。
千里の道も一歩からです。最初はどの動きも体に負荷を感じて辛いかもしれませんが、そこで耐えることで筋肉がついていきます。
①サイドボディリフト
サイドボディリフトは、わき腹の力だけを使ってゆっくりと体を持ち上げることでお腹まわりを引き締める運動です。こういう自分の体重を使ったトレーニングを自重種目といいます。
コンパクトな動きながら腹謝筋をしっかりと刺激します。まずは右を下にして横に寝そべり、右手で上半身を支えて起こし、左足を右足の前にクロスして出します。左手は腰にあてましょう。
右のわき腹に力を入れて腰をゆっくりと高く持ち上げます。この上下動作を10回繰り返しましょう。終わったら反対側もやります。
②ボディトランクツイスト
ボディトランクツイストはわき腹と同時に下腹、そして二の腕も同時に引き締める種目です。
床に手を、肩の真下の位置において、足を伸ばして腕立て伏せの姿勢をとります。体を反転させ、天井にむかって左手を伸ばして3秒キープ。目線は伸ばした左手の指先を見て、体が一直線になるようにします。
手を落として最初のポーズに戻ったら、反対側も同じようにします。膝をついて筋肉を休めることがないように頑張りましょう。左右交互に10回を目安にやってみましょう。
③バイシクルクランチ
バイシクルクランチは、道具を使わずに腹斜筋を強く引き締めることが出来ます。消費カロリーも多いので、腹回りに贅肉が多い方は是非試してみましょう。
まずは仰向けになって膝を90度に曲げます。頭の後ろに手を回して少し頭を持ち上げ、左手の肘と右足の膝がふれるように動かしましょう。反対も同じようにします。
最初は左右10回ずつ、慣れてきたら30回を目安にやりましょう。2セット30秒のインターバルをあけながらやります。
④バーピージャンプ
全身運動としても非常に効果が高く、下半身を中心に強化できるトレーニングが、バーピージャンプです。続けることで心拍数を高く維持していき、効果的に脂肪燃焼が出来るようになります。
直立し、両足は腰幅に広げます。両手をついてその場にしゃがみこみ、同時に少しはねるようにして両足を後ろへと伸ばします。両肘を曲げ、腕立て伏せのような動作で体を沈めましょう。
両肘を伸ばすと同時に両足を最初の位置にもどし、しゃがんだ状態になります。立ち上がりながら出来るだけ高くジャンプします。この時、両手は一緒に頭上にあげましょう。これを繰り返します。
筋トレ以外で男性のくびれを作るアイテム
筋トレをして、全身の筋肉を少しずつつけていくことは大切です。しかしそれと同時に外側からのアプローチをすることで、ますますくびれ体型へのスピードが加速します。
では、筋トレをすること以外に男性のくびれを作る、外側からのアプローチにはどんなものがあるでしょうか。
①コルセット
くびれを作ろうと、女性の多くはコルセットを着用しています。毎日同じ形に固めることでどんどんその形へとなる、人間の肉の性質を利用した方法です。
男性用のコルセットはさほど市販化されていませんので、手に入りにくい場合には女性用のコルセットを使っても良いでしょう。
女性用のコルセットではちょっと、と思う方は、きつめのベルトをくびれが欲しい箇所に巻きつけて締めることでも代用可能です。
②加圧インナーシャツ
最近は話題になることが多い加圧インナーシャツも、くびれを作るのを手伝ってくれるアイテムです。加圧シャツを着ることで脂肪が燃焼しやすくなり、くびれが出来やすくなるのです。
高価なものから安価なものまで様々な加圧シャツが販売されていますので、自分好みをものをつけてみましょう。なお、高価なものになるほど当然筋肉がよく刺激されます。
普段から筋トレをしている人が身につければ、その効果が出やすくなるともいわれています。
くびれをなくしたいと思っている男性には?
くびれがセクシーであり、女性達からのウケも良い、とは知っていても、自分は欲しくないんだ、という男性もいるでしょう。元々細身であり、望んでいないのにくびれがある方は、どうすればなくせるでしょうか。
ここではくびれを持っていて、それを気に入らない男性におすすめの「くびれのなくし方」を紹介します。
折角もっているくびれですが、嫌であればなくしてしまいましょう。自分に自信を持つことが一番大切です。
お尻を引き締めてくびれをなくす
女性にくびれがあるのは、胸とお尻が大きく、その間にある腰がへこんでみえるからです。女性は出産をするために骨盤が男性よりも大きく出来ていますので、普通にしていればくびれが出来ます。
男性であっても骨盤が大きい、という方はいます。お尻が大きくなるのでくびれが自然に出来てしまうパターンでしょう。こういう人はお尻と腰の段差をなくすために、筋トレでお尻を引き締めるトレーニングをしましょう。
きゅっとひきしまったお尻になることで、ウェストとの差をなくしてくびれをなくす方法です。
いっそのこと太ってしまう
元々痩せていて腰にくびれがある、だけど筋トレをするのはいやだ、という方は、最も簡単な方法でくびれをなくしましょう。
その方法は単純に太ることです。お腹周りは少し食事内容を変えただけ、少し運動不足になっただけ、でもすぐに脂肪がつく場所です。出来る限り高カロリーでたんぱく質な食事をとりましょう。
しかし、太る上に運動をしない、ということは内臓などにはかなり負担をかけることになります。健康のためには「ただ太る」というくびれ解決法はあまりおすすめできません。
整骨院や整体に通って歪みを整える
幼少時から今までの中で、なんらかの原因があって体のゆがみがある人もくびれが出来てしまいます。それは体の内側、骨盤を整えることから始めなければ解消されません。
どうも体の歪みが原因でくびれが出来ているようだ、と感じる方は、整骨院や整体に通って骨の歪みから治療してもらいましょう。
年月がかかる作業ではありますが、体の歪みを治すことは全身の健康に非常な影響があります。素晴らしい毎日を過ごすためには、体の歪みを治すことは強くおすすめします。
くびれは全身を鍛えている人のみセクシーに見える
女性にモテたい、セクシーな男だと思われたい、と思ってくびれを欲しがっているのであれば、まずは全身の筋肉を鍛えることから始めましょう。基本的には女性にとっては男性のくびれは重要ではないのです。
鍛えている人の腰が自然にくびれていることは、「セクシー」に思えて魅力的に感じる人が多いです。しかし痩せていてくびれがあるなどの場合、魅力的に思うのではなく「気持ち悪い」と思われる可能性が高くなります。
筋トレをして全身にバランスよく筋肉をつけ、セクシーなくびれがある体を作りましょう。そうすれば、自分に自信ももてますし、女性にも魅力的に思われるでしょう。