弱い犬ほどよく吠えるのことわざの意味とは?その心理も紹介!

弱い犬ほどよく吠えるということわざがありますが、どんな意味か知っていますか?雑学でもありますが、一般常識としても知っておきたいことわざです。そこで今回はそんな「弱い犬ほどよく吠える」ということわざやその性質を持つ人の特徴について調べてみました。

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目次

  1. 1「弱い犬ほどよく吠える」ことわざの意味を知ろう!
  2. 2「弱い犬ほどよく吠える」の意味とは?
  3. 3「弱い犬ほどよく吠える」の使い方《例文紹介》
  4. 4「弱い犬ほどよく吠える」人の心理
  5. 5「弱い犬ほどよく吠える」人の性格の特徴
  6. 6いじめっ子に見られる特徴
  7. 7「弱い犬ほどよく吠える」人への対処法
  8. 8弱い犬ほどよく吠える人に気をつけよう

「弱い犬ほどよく吠える」ことわざの意味を知ろう!

「弱い犬ほどよく吠える」という言葉を聞いたことはありますか?なんとなく意味はわかるけれども説明できない、どんな時に使うのかわからないという人も多いはず。そこで今回は「弱い犬ほどよく吠える」という言葉について調べてみました。

「弱い犬ほどよく吠える」の意味とは?

まずは「弱い犬ほどよく吠える」ということわざの意味について見ていきましょう。このことわざは力のない弱い犬ほどよく吠えて相手を威嚇する様子から、権力や自信のない人が威張ったり怒ったりする様子を比喩したことわざです。

いいいいで使われる言葉ではなく、相手の滑稽さを皮肉を込めて表現したことわざだということができるでしょう。

「弱い犬ほどよく吠える」の類語

「弱い犬ほどよく吠える」ということわざに似た言葉で内柔外剛(ないじゅうがいごう)という四字熟語があります。これは内心は怯えているのに外見は猛々しい、または強がっていう様子を表している言葉です。

使い方としては「弱い犬ほどよく吠える」と同じタイミングで使うものだと覚えておきましょう。

「弱い犬ほどよく吠える」の対義語

次は弱い犬ほどよく吠えるの対義語について見てみましょう。対義語とは正反対の意味を持つ言葉のこと。そして今回の場合は「能ある鷹は爪を隠す」がその対義語に当たります。

「能ある鷹は爪を隠す」という言葉は才能や能力を持ち合わせているのに自慢したりひけらかしたりしない様子を表す言葉です。自分の良さや強さを理解した上で内に秘めている様子はまさに弱い犬ほどよく吠えると正反対の様子だと言えるでしょう。

「弱い犬ほどよく吠える」の英語

弱い犬ほどよく吠えると同等の意味を持つ英語は「Barking dogs seldom bite.」(吠える犬は滅多に噛まない)になります。多少文面は違ってきますが、持っている意味は同じです。英語で伝えたい時にはこちらを使うようにしましょう。

「弱い犬ほどよく吠える」の使い方《例文紹介》

では次は実際にどんな場面で使うことがあるのか例文を踏まえてみていきましょう。

例文1:部下にだけ偉そうな上司の態度

偉い人や権力のある人にはペコペコしているのに、後輩や自分よりも役職が低い人に対して横柄な態度をとる上司はいませんか?まさにその上司こそ「弱い犬ほどよく吠える」の状態だということができます。

このタイプの上司は自分が一番強い時には強気な態度ですが、格上の人間が現れると急に大人しくなる特徴があります。立場上注意できないことが多いですが、そんな時は心の中で「弱い犬ほどよく吠える」とはこのことだな、と思ってやり過ごしましょう。

例文2:2人きりになると態度が大きくなる友人

クラスやグループにいる時には大人しくしているのに、2人きりになった途端態度が大きくなったり命令してくる友人はいませんか?その友人もまさに「弱い犬ほどよく吠える」タイプの人間です。

所属しているグループに自分より格上の人間がいる時にはひっそりとしていますが、格下ばかりになった途端に威張り出す。そんな器の小さい友人には「弱い犬ほどよく吠える」という言葉がぴったりです。

「弱い犬ほどよく吠える」人の心理

では次は「弱い犬ほどよく吠える」人の心理について見ていきましょう。一体どんな心理だとこのような態度になってしまうのか、性別・立場によって違いがあるのかどうかチェックしてみてください。

男性の場合

男性の場合、仕事やプライベートに関わらず「かっこよく見られたい」「惨めな姿は見せたくない」と思う人が多くいます。その考え方のせいで自分自身を大きく見せようとしたり、自分より弱い人に強く当たることも。

学生だと「学校内では威張っているけれど、他校の強そうな生徒が現れたら萎縮してしまう」「大勢でいる時だけ強気」などが「弱い犬ほどよく吠える」の状態だと言えるでしょう。

女性の場合

女性の場合は意地を張っている場合や自分自身を奮い立たせるために「弱い犬ほどよく吠える」人になっていることがあります。

「本当は優しくされたいけれど弱いところは見せたくない」「苦手だけれど頑張らないといけない」など、本当の気持ちとは違う行動を取らないといけない時に「弱い犬ほどよく吠える」の特徴が出やすいと言えるでしょう。

上司の場合

上司の場合は自分自身に権力があると勘違いしている人ほど「弱い犬ほどよく吠える」人になってしまう可能性が高いです。

「自分の部下は言いなりになると思っている」「自分の能力が一番高いと信じている」など、自分に都合よく思い込んでいるため横柄な態度を取るようになるのです。しかし偉い人が現れると態度は一変。その変わり身の早さにうんざりすることも多いでしょう。

「弱い犬ほどよく吠える」人の性格の特徴

では次は「弱い犬ほどよく吠える」人の性格の特徴について見ていきましょう。「弱い犬ほどよく吠える」人はどこで現れるかわかりません。特徴を覚えておき、対処できるように準備しておきましょう。

プライドが高い

「弱い犬ほどよく吠える」人の性格の特徴1つ目は「プライドが高い」です。プライドが高い人は他人から見下されることが大嫌い。その為いつも自分自身を誇張し、誰よりも優れていることをアピールします。

しかし実力は一目瞭然。口先だけでは誤魔化せません。周りから悲しい人だと思われないように、謙虚な態度を忘れないようにしましょう。

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攻撃的

「弱い犬ほどよく吠える」人の性格の特徴2つ目は「攻撃的」です。

口を開けば悪口や文句が飛び出し話口調もきつい、そんな攻撃的な人は周りにいませんか?もしかしたらその人も「弱い犬ほどよく吠える」タイプの人間かもしれません。

嫌っていたり機嫌が悪いわけでもないのに攻撃的な人はそれがデフォルト。改善してもらおうとしてもなかなか治らないことがほとんどなので、できるだけ関わらないで済むように行動するのが良いでしょう。

劣等感が強い

「弱い犬ほどよく吠える」人の性格の特徴3つ目は「劣等感が強い」です。

人よりも劣等感を強く抱いてしまう人は、「自分のことを悪く言われているのかも」とネガティブな感情を抱きやすいです。その為できるだけ傷つかないように自分を強く見せたり、周りに当たってしまうことも。

このタイプの人は強がっていますが本当は小心者。きつく当たられたとしても「器が小さいな」と受け流すようにしましょう。

見栄っ張り

「弱い犬ほどよく吠える」人の性格の特徴4つ目は「見栄っ張り」です。

見栄っ張りの人はいつでも自分を良く見せようと必死です。部下を叱ることで自分の権力をひけらかしたり、得意なことがあったら自慢してみたり。

自分自身ではそれで満足しているのかもしれませんが、周りから見れば滑稽でしかありません。どんな時でも謙虚な姿勢を忘れないようにしないと、周りからあざ笑われるようになるでしょう。

いじめっ子に見られる特徴

時には人を死に追い詰めてしまうイジメ。そんないじめっ子の特徴としても「弱い犬ほどよく吠える」が挙げられます。学校や職場で群れている時には態度が大きく、強い口調や行動で相手のことを追い詰めますが、一人きりになった途端に威勢がなくなる・静かになることがほとんど。

自分1人では何もできない「本当は弱い人間」がイジメをしていることがほとんどです。いじめてくる相手を恐れるのではなく、「1人では何もできない弱い人間」であることを認識しておきましょう。

「弱い犬ほどよく吠える」人への対処法

では次は「弱い犬ほどよく吠える」人への対処法について見てみましょう。一体どんな方法があるのでしょうか?

プライベートでの対処法

プライベートで「弱い犬ほどよく吠える」人と関わらないといけない場合は、適当に受け流すのが一番。相手の自慢話や主張してくることに対して聞いているふりをしておきましょう。そうすることによって相手の気が済み、余計な時間を取らなくても済みます。

またどうしても相手の態度が気に入らない場合には、思い切って距離を置いてみるのも一つでの手だと言えるでしょう。

職場での対処法

職場にいる弱い犬ほどよく吠える人は「権力を見せつけたい」「優越感に浸りたい」タイプの人がほとんど。その為偉そうな態度を指摘したり、反抗的な態度を取ると一触即発の事態に。

面倒なことを避けたいならイライラをぐっとこらえて相手のことをおだててあげましょう。単純なので気持ちよくなって気がすむはずです。こちら側が一歩引いて大人になることで、被害を最小限に抑えることができるでしょう。

弱い犬ほどよく吠える人に気をつけよう

今回は「弱い犬ほどよく吠える」と言うことわざについてご紹介しました。自己顕示欲のために大きな態度を取る弱い犬ほどよく吠える人。そんな厄介な人にならないように、日頃から注意して行動するようにしましょう。

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