自分の将来が不安しかない!将来の対する不安をなくす方法とは?

将来に不安を抱いている日本人はたくさんいます。では、なぜ将来がそんなに不安なのでしょうか。将来が不安だと感じている人の原因やそう考えるタイミングなどを紹介し、どう対処すればいいか考えていきましょう。これで将来が不安な人も心が軽くなるはずです。

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目次

  1. 1自分の将来が不安で仕方がない
  2. 2将来が不安になるのはこんな時
  3. 3自分の将来が不安な理由
  4. 4将来に対する不安をなくす方法
  5. 5学生の将来に対する不安
  6. 6不安をなくすために今できること
  7. 7悩みは具体的に考えれば解決策が発見できる
  8. 8不安は「見えない」からこそ不安なのです

自分の将来が不安で仕方がない

子供の頃は何も考えず、ただひたすら目の前にあるものや刺激を受けることに一生懸命で、文字通りに「今を生きて」います。彼らには不安はありませんし、将来のことを考える余裕もありません。

しかし中学生になり高校生になり大学生になり、ある程度大人になってきて他人との差を目の当たりにしたり、うまく行かない事が増えてくると不安が胸に忍び込んできます。

その内大きな壁にぶつかったりして絶望することも現れ、もうそうなれば心も体も不安に染まってしまうでしょう。そんな「将来が不安で仕方がない」という方は、どうすべきでしょうか。

将来が不安になるのはこんな時

人間には感情があり、複雑な情報を猛スピードでやりとりしています。そんな中で取捨選択した情報を集めた結果、ついつい考え込んでしまって不安に駆られてしまうことはよくあります。

「不安」を1度も感じたことがない人はいないのではないでしょうか。しかし、よくあることではありますが、人が将来が不安と感じてしまうときはどんな時でしょうか。

武者震いが起きている時

人間は、大きなチャンスを目の前にすると巨大な不安と戦う羽目にもなります。昔武士が戦へ行くときに、それで功名をあげれば御家安泰だけれど、失敗すれば死んでしまうし家族も危険、というときに震えていました。

それを日本語で武者震いといいます。やる気がみなぎっているけれど、本当に大丈夫だろうか、と自分を信じられなくなる気持ちの時に戦闘態勢に入っている体は震えます。

「転職すれば年収アップする」のに対し、「今の環境から出てうまくいく保障はない」と不安を抱くのも、同じことです。漠然と抱いている悩みは「チャンスの裏返し」であるのでしょう。

自力では中々解決できない悩みがある時

自分で頑張るにも限界があり、自力だけではどうしようもない悩みを抱えているときにも人は「不安」に駆られます。

例えば、出来るだけ頑張って貯蓄にまわしているけれど貯金は増えないし、このままでは子供の将来の教育費だけでなく老後も心配だ、という不安を抱いている場合です。

自単純に仕事を頑張って収入を増やせばいい、というわけではなく、複雑な事情が絡んできます。このような漠然とした不安を消すためには、もっと細かく考えていく必要があります。

自分に自信がなく一歩を踏み出せない時

周囲の人とやたらと比べてしまったり、自己肯定感が低くて自分に自信が持てない人は、新しく何かを始めるときにその第一歩を踏み出す前に悶々と不安にさいなまれます。

要は自分に自信がないことからきており、こんなことになって本当に自分は大丈夫だろうか、と考えることで更なる不安を呼び、将来が不安ということになります。

うつ病の症状が出始めている時

どれだけ考えてもそんなに不安の種はないにも関わらず、ずっと漠然とした不安に襲われている人は、もしかして精神的・肉体的な苦痛が原因となって「うつ」の状態になっているかもしれません。

突然やる気をなくしてしまったり、体が重くて思うように動けない、気分が凹んでいて希望を見つけられない、という時にはうつ病と診断される場合もあります。

一番良いのは専門家に話を聞いてもらい、診断してもらうことです。うつ状態とうつ病は違うものですので、病気になってしまう前にストップできるようにしましょう。病気であれば早期治療が望ましいです。

自分の将来が不安な理由

では続いて、自分の将来が不安に感じてしまう理由を見ていきましょう。

誰だって不安の種は持っています。仕事でも、健康でも、お金でも、恋愛でも、家族でも、全てがばっちりで何の問題もない、と断言できる人はほぼいません。

しかし強く将来への不安を感じるのであれば、それはどうしてなのかを1度考えてみてください。

老後のお金の不安

家族がいるし、夫婦二人で懸命に働いているけれど、子供らの教育資金すらまだ安心できるほどには貯まっていない、なのに老後資金なんて本当に無理と不安に思う人もいるでしょう。

自分達はまだ健康だからいいけれど、これで病気になってしまったら、とか、老後になってから全くお金がなかったら、などと想像をして将来が不安になってしまうのです。

今の仕事を続けられるか不安

特に秀でているものもなく、人間関係もあまり良くない職場にいるような人は、「いつまでこの仕事を続けられるか」という不安を感じているのです。

この仕事ではお給料は低くてやりがいもない、など自分のモチベーションが続くかどうかという不安を持っている方と、業績不振で既に給料の支払いも滞っているような会社で、来月も仕事があるのか判らなくて不安、という方もいるでしょう。

仕事を続けられるか、という不安は直接死活問題へと繋がるため、余計に不安感が増してしまいます。

結婚せずに独身でいる不安

周囲がどんどん結婚していってしまい、皆パートナーを手にして働いている、なのになぜ私は一人なのか、と考えてしまったとき、強烈な不安に襲われる独身の方はたくさんいます。

一人で大丈夫なのか、いつまでも元気で働けるか、もし病気になったらどうしたらいいのか、などと考えだしてしまって、どんどん悪循環にはまってしまいます。

その結果焦って婚活をして、微妙な相手と結婚してしまい、こんなはずではなかった・・・という毎日を送るようになってしまう人もいます。独身でいる不安に耐えれなければ、結果としてはより悪化する場合があると知っておきましょう。

健康状態が悪くこの先が不安

数ある不安の中でも、健康状態が悪くなってしまったときの不安は耐えがたいものがあります。貧乏でも独身であっても心身が元気であればどうとでもなる、いつまでも仕事を出来る、と思いますが、健康でなければそれは叶いません。

遠いはずだった将来、それをとても具体的に「死」として考えてしまうことも、不安の原因でしょう。

身体的な病気で療養を余儀なくされている方の場合、自分の将来に不安を抱くのは当然です。そして多くの方は、自分にもしものことがあった場合の子供に対してや、家族に対して大きな不安を持つようになります。

将来に対する不安をなくす方法

では、あなたがもし同じ状況になり、ある日大きな将来への不安に襲いかかられてしまったら、どうしますか?

次は将来に対する不安をなくす方法について紹介しましょう。これらはあくまでも一例ですが、あなたの状況を少しでも良くする手助けになれば幸いです。

お金の不安をなくす方法

資本主義の日本において、不況が長引く現代では「お金」の不安はある程度ついて回る問題です。まずは、皆悩んでいること、と理解して、それから「今現在の悩み」と「将来の悩み」に分けて考えましょう。

現在のお金の悩みについては、借金があればとにかくそれを失くすこと、そして月に1万円でも良いので貯金を始めることです。借金がある場合には、法テラスに相談してください。

法テラスに相談するのは、具体的に法律からみて「借金減額が出来ないか」を考えるためです。利息の払いすぎなどがあれば、借金そのものがなくなる場合もあります。

また、現在なかなか貯金が出来ず、ひたすらお金がないと嘆いているなら、まずは家計を把握して何にどれだけお金が流れていっているのかをしっかりと見極めましょう。

利用すると便利な家計アプリもたくさんあります。赤字をなくして少しでも良いので黒字家計にするだけて、5年後は全く違う家計状態になっているでしょう。大切なのは「お金の流れを見える化する」ことです。

仕事の不安をなくす方法

仕事に関する不安は、「いつ失業してしまうかわからない不安」と「このまま仕事を続けていて良いのか?」というキャリアプランに関するものに大別できます。

失業に関しては、確かに怖さはあると思いますが働く場所が完全になくなってしまうわけではありません。それよりも怖いのは「今の生活が維持できないこと」でしょう。

ですからその将来の不安をなくすためには、まず自分の一月の生活費をしっかり計算してみることです。絶対に必要だと思われるものだけをリストアップしてください。すると、案外生活費がかからないことに気がつくでしょう。

その生活費分を最低でも稼げれば生きていける、と判れば、失業に関する不安は一気に減るはずです。

また、キャリアプランに関する不安では、やりがいや楽しみを求めて別の仕事を探すタイミングでもあるのです。ですから「転職活動」という具体的なアクションをとることによって、不安が軽減されることがあります。

結婚の不安をなくす方法

結婚の不安では、「老後寂しく一人で死んでしまうのではないか」という理由が多いでしょう。将来の孤独を心配するあまり、恋愛や結婚に対して大きな不安が起こるのです。

この不安を消すためにと焦って婚活をするのはやめましょう。まずは深呼吸をして落ち着いて、結婚すれば老後の孤独死がなくなるのか、と考えてみてください。そもそもあなたには「結婚生活」が必要でしょうか?

一人で自由に過ごし、たまに気の合う友達と過ごせれば幸せであるかもしれません。結婚すれば幸せになる、という思い込みをまずは捨て、自分の気持ちに正直に向き合ってください。

その上で、やはりパートナーが欲しい、と感じた場合には、具体的に行動に移していきましょう。例えば社会人サークルに入る、飲み会にはとにかく行ってみる、知り合いに紹介を頼むなどです。

がつがつせずに友人関係の付き合いを楽しむことが出来れば、将来はそこから素敵な恋愛関係に発展することもたくさんあります。

健康の不安をなくす方法

現在なんらかの病気を診断されている方は、医師との相談のもと、地道な治療をして治していくことで不安を少しずつ解消するしかありません。

しかし、問題は漠然とした健康不安を感じている方です。何の診断もうけていないのに「このままではヤバイかもしれない」などと考えて不安になるのであれば、まずは日常生活で出来る健康増進法を試してみましょう。

朝早くおきてストレッチをし、血行促進をしてみたり、通勤の時に1駅分歩いてみる、禁酒をして生活習慣を見直してみるなど、実際に行動に出てみましょう。

そして毎年自腹を切ってでも健康診断を受信したり、保険について見直しをしたりしてみてください。

自分で行動していることが自信になり、少しずつでも不安は消えてきますし、筋トレなどに励んで素敵な体を手に入れると不安はほぼなくなるでしょう。

学生の将来に対する不安

大人よりも学生の方が将来に対する不安は大きいかもしれません。まだ自力でお金(生活費)を稼いだこともなければ、将来就きたい仕事もわからない、となれば、そりゃ不安に思うでしょう。

では、次は中学生、高校生、大学生の将来やその他の不安についてみていきましょう。

中学生の不安

中学生は二次性徴がはじまる「思春期」です。この頃は心身共に劇的な変化を短期間で経験しますので、中学生の心はいつでも不安や悩みに揺れ動いている状態です。

まずは体の変化に直面して、男性らしく女性らしくなっていく自分を受け入れる葛藤があります。そこにプラスして、勉強に関する不安、友達関係の悩みや自分の容姿・能力に関する劣等感などがあります。

中学生が抱えるストレスは社会人で責任を負って働く人たちとなんら変わりはありません。親や周囲の人は、彼らから離さないようにして、悩んでいる様子の時は問いたださずに、じっくりと耳を傾ける姿勢を崩さないようにしましょう。

高校生の不安

中学生の時よりは体の変化による不安は多少和らぎますが、高校生には高校生の不安がやはりあります。その内容は「将来について」「お金」「人間関係」「夢の不足」などです。

高校生卒業後就職する人も出てきます。それに関する不安は、ほぼ簡単に潰せます。なぜなら選びさえしなければ、仕事は掃いて捨てるほどあるからです。ただ、その選択肢を増やしたいのであればできるだけ勉強をして知識をつけましょう。

そして「お金に関する不安」ですが、収入に見合う支出を心がける、これだけでほとんど解消できます。やりたいことがあるのにお金がないというのであれば、まずはお金を稼いでから夢に向かいましょう。

人間関係はもう大人とほぼ同じなので、大切なことは「深入りしすぎない」と覚えておいて下さい。そして「夢の不足」とはつまり、なりたいものがない、やりたいことがない、という不安でしょう。

これは焦る必要は全くありません。誰もが皆やりたいことがあって大人になるわけではありません。

目の前のことを片付けているうちに見つかることもありますし、なければないで構わないのです。いつか将来、やりたいことが見つかったときに全力で動けるように準備しておく、と思っておくくらいでいいです。

大学生の不安

大学生が襲われる不安の中身の第1位は、ダントツで「就職に関すること」だそうです。就職できるか、人間関係がむつかしくないか、リストラされないか・・・などです。

しかし、なぜ不安になるのかと効かれれば、それは「将来どうなるかは誰にもわからず、予測できないことだから」というのが答えです。見当もつかない、という状態が不安を生むのです。

ですが、選びさえしなければ仕事は山ほどありますし、仕事ばかりが人生ではありません。とにかく淡々と目の前のことを片付けていくことが大切です。そしてそのとき、自分がこう選択した、ということを覚えておきましょう。

不安をなくすために今できること

それでは、漠然とした大きな不安に襲われて怯える人は、一体何をどうしたら良いのかを紹介していきます。不安があることは当然で、生きている人はみんな何らかの不安を持っています。

しかしそれに上手に対処することで、毎日は輝きだすでしょう。不安をなくすために今できることは、何でしょうか。

睡眠・運動・食事の習慣を整える

人間には本能があり、基本的な「睡眠」と「運動」そして「食事」が乱れていれば良いパフォーマンスは出来ません。

健康的な生活習慣は人間の精神面に大きな影響を与えることが判っていますので、不安に襲われているならまずは生活習慣を見直してみましょう。

特に睡眠は非常に大切です。質の良い睡眠をとることによって脳がきちんと休み、リラックスすることが出来ます。

目の前の仕事や勉強を一生懸命する

将来への漠然とした不安は、抱えたままで考え込んでいるとどんどん大きくなっていきます。そうなれば目の前のことが手につかなくなり、仕事は遅れて評価が下がり、勉強をせずに選択肢が減ってしまいます。

自分のことを好きになり、自信を回復するためには成功体験を積み重ねる必要があります。そのためには、努力した結果手に入れた成果が大事です。

今目の前にある仕事や勉強をとにかく頑張りましょう。その結果、良い条件で昇給したり資格を取得できたりすれば、自信に繋がるでしょう。

自己嫌悪や自己否定はお別れする

漠然とした将来への不安は、考えを固定して萎縮し、行動できなくさせます。行動できなくなる原因は「どうせ自分が○○したって無駄」といったような自己否定であることが多いのです。

ですからまず、自分を否定するクセ、自己嫌悪をきっぱりとやめましょう。自分ばかりを責めて否定しても物事は全くよくなりません。「どうせ」とか「でも」「だって」と言い訳をするのをやめて、全力でぶつかることを意識してやりましょう。

自力でどうにも出来ないことは後回しにする

自分一人でどう頑張っても解決できない、と思われる問題は、とにかく横へおいておくことが大切です。20代、30代の今から70代、80代の心配をしても仕方ありません。

まずは自分で何とか出来そうな不安と、自分ではどうしようもない不安に分けて考えます。そして自力ではどうしようもないものに関しては、1度忘れてしまうことです。

「ま、あとで考えよう」とか「きっとどうにかなる」と口に出していってみてください。この手の自己洗脳は簡単ですが、かなり効果があります。

悩みは具体的に考えれば解決策が発見できる

漠然とした不安は「漠然としている」からこそ恐怖なのです。漠然としているがために、どうしたら良いかが全く判らないからです。そこで、不安や悩みを解決するためには具体的に考える必要があるのです。

例えば恋人がおらず、このままでは結婚できないかもしれない、老後が心配、という不安がある人は、まず自分に結婚は必要かを考えましょう。その後、「彼氏・彼女がいない」、「友達がいない」、「家族が遠い」と悩みへ変換してみます。

すると出会いを増やして恋人との出会いを探そうとか、社会人サークルに入って友達を作ろうとか、たまには実家に電話をしたり帰省したりしてみよう、という行動へうつす方法がわかります。

不安は「見えない」からこそ不安なのです

ジャパニーズホラーの怖さは、「正体がわからない」ことに対する怖さだそうです。アメリカなどはどれだけ血が出るかで見てわかる恐怖を全面に出しますが、日本では見て判らない恐怖でぞっとさせます。

「不安」の正体は「わからないこと」です。つまり、具体的な悩みを理解すれば「わかること」になりますし、「見えること」になります。

すると解決策も自ずと判るようになってきます。自分で出来るだけ不安には対処し、自分だけでどうにも出来ないことは一時忘れる、横においておく、と決めてください。きっと心が軽くなるでしょう。

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