2019年04月11日公開
2019年04月11日更新
ファーストピアスの外し方!!固くて取れないキャッチを外すコツ
固いファーストピアスがどうしても取れず、困ってしまったことがある人は多いのではないでしょうか?コツを掴んで外し方を工夫することで、固いファーストピアスもスムーズに自力で取れやすくなります。今回は、固いファーストピアスの外し方のコツを紹介していきましょう。
目次
ファーストピアスが固くて取れない時の緩め方は?
ピアスを開けたことがある人は、ピアッサーで耳たぶに穴を開けた後穴を安定させるためにしばらく付けるファーストピアスを外す時に苦戦したことがあるのではないでしょうか?
ファーストピアスはしっかり耳たぶの穴にはめ込まれているため、簡単に外れないことがよくあります。無理に引っ張って外そうとすると、耳が痛くなってしまうこともあるでしょう。
そこで、今回はそんな外しにくいファーストピアスの外し方や、固いファーストピアスの緩め方などについて、詳しく解説していきたいと思います。ファーストピアスの外し方のコツが分からず困っている人は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
ファーストピアスを外すのはいつ?
ファーストピアスはピアッサーで開けた耳たぶの穴を、しっかり固定させたり、細菌が入らないようにしたりするために必ず付けなくてはいけないものです。ファーストピアスを付けていないと、体の再生機能で穴が塞がってしまいます。
一般的に、ファーストピアスは約30日~45日間ほど付け続けるものとされているのです。ファーストピアスを早い段階で外してしまうと、ピアッサーで開けた穴が膿んでしまう危険性があるのです。
そのため、早くピアスを付けたくても焦らず、必ず1ヶ月ほどはファーストピアスを付けておきましょう。
また、耳の厚さによっても穴が安定するまでの期間は異なり、耳たぶが厚いと穴が安定するまでの時間がより多くかかります。そのため、耳たぶが厚い人は1ヶ月経った後も穴の状態をよく観察して、しっかり穴が安定しているか確認してから外してください。
軟骨ピアスの場合は?
軟骨部分にピアッサーではなくニードルでピアス穴を開けることもあります。軟骨部分はより繊細な部分なので、約3ヶ月はファーストピアスを付け続けるようにしましょう。
耳たぶのピアス穴と同じように、軟骨部分の厚さによって、穴がしっかり固定化するまでの期間に差が出ます。そのため、様子を見ながら外すタイミングを計るようにしましょう。
ちなみに、軟骨部分のピアス穴は完全に安定化するまでに半年ほどかかります。そのため、ファーストピアスが外れても、しばらくは透明なピアスをしたり消毒を毎日続けたりしましょう。
ファーストピアスを外すタイミングを計るチェックポイント
ファーストピアスを初めて付けた時には、外すタイミングが上手く掴めず、戸惑ってしまいがちです。
以下では、ファーストピアスを外すタイミングを計る際に役立つ、チェックポイントをいくつか取り上げていきましょう。ファーストピアスを外すタイミングを計っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
分泌物や血液が出ていない
チェックポイントの1つ目は、血液や分泌液がピアス穴から出ていないということです。ピアス穴がある程度落ち着いている証拠なので、ファーストピアスをしてから約1ヶ月ほど経過していれば、外しても問題ないでしょう。
血液や分泌物が長期間で続けている場合は、病院で診察を受けることをおすすめします。
ピアスの周辺が変色したり腫れたりしていない
ピアスの周辺が腫れていたり変色したりしていないということも、チェックポイントの1つです。ピアス穴から細菌感染していると、ピアス穴の周辺が腫れたり赤味を帯びたりします。
このような症状がある場合は、かならず病院を受診して、医師の指示に従ってください。少しの異変だからと放置していると、細菌が広範囲に広がってしまうこともあります。そのため、異変を感じたらすぐに医師に相談してください。
ピアスを前後にスムーズに動かせる
ファーストピアスを前後に軽く動かすと、スムーズに動くということも、ピアスを外してもよいと判断できるチェックポイントです。動かした際に耳に痛みや違和感がある場合は、まだピアス穴が固定されていない可能性が高いので、外さないようにしましょう。
ピアスの周辺がへこんでいる
ファーストピアスの周囲がへこんでいて、ピアス穴とピアスのキャッチ部分の間に余裕があるということも、ピアスを外すタイミングのチャックポイントと言えます。
ピアス穴がある程度落ち着くと、周囲の細胞が縮んで小さくなり、ピアスのキャッチ部分との間に余裕ができるのです。このような状態になっていれば、正しい外し方をすることでスムーズに取れるでしょう。
ファーストピアスはなかなか外せない?
ファーストピアスを固定するキャッチ部分は、外れないようにしっかり付けられています。そのため、外し方のコツを把握しておかないと、簡単に取ることができないのです。以下では、ファーストピアスの取りにくさについて、詳しく取り上げていきましょう。
ピアッサーのファーストピアスは固い
ピアスの穴はニードルかピアッサーで開けます。ニードルタイプは主に軟骨にピアス穴を開ける際に使われるのです。ピアッサーは耳たぶにピアス穴を開ける時に使います。
ピアッサーはホッチキスのような要領で耳たぶに穴を開けることができるので、ピアス初心者でも安心して使えるでしょう。
そんなピアッサーにはファーストピアスが内臓されており、穴を開けると同時にファーストピアスも付けられるタイプのものが多いのです。そのため、ニードルよりもピアッサーで穴を開けたピアス穴のファーストピアスの方が、固くなりやすいとされています。
無理に外すのは危険
ファーストピアスを留めているキャッチ部分が固いことで、ピアスが取りにくい場合は無理に外さないようにしましょう。
ファーストピアスが固くなかなか取れない際には、まだピアス穴が固定化されていなかったり、耳たぶが細菌によって腫れていたりする可能性が高いのです。そのため、どうしても取れない場合は病院に行って取るようにしましょう。
固いし痛いファーストピアスの外し方とコツ
固いファーストピアスを無理に外そうとすると、耳を痛めてしまう危険性があります。固いファーストピアスを自分でスムーズに取るには、正しい外し方とコツを把握しておくことが重要です。
そこで、以下では固いファーストピアスの正しい外し方とコツを、細かく解説していきましょう。
①ひじを固定して外す
固いファーストピアスの外し方のコツには、まず肘を固定するということが挙げられます。
肘が不安定な状態でファーストピアスを外そうとすると、上手くキャッチ部分を掴めなくなりがちです。肘を安定した場所につくことで、手元がぶれず、安定してキャッチ部分を掴むことができます。
肘を安定した場所に付いた後、耳を手に近づけて、ピアスのキャッチ部分を丁寧に緩ませていきましょう。急激に動かすとピアス穴から出血しやすいので、丁寧に時間をかけて緩ませていきます。
②ピアスの頭を固定して外す
ピアスのヘッドと呼ばれる部分をしっかり手で固定するということも、固いファーストピアスの外し方のコツです。ピアスのヘッド部分と下の部分の境目を爪でしっかり抑えましょう。そして、ゆっくりピアスを動かして外していきます。
ヘッド部分が固定されていることで、スムーズに外しやすくなるでしょう。しかし、ヘッド部分を無理に前方に引っ張りすぎると、ピアス穴が傷つく恐れがあります、そのため、前方に向かって力を入れないように注意してください。
③眉毛用のハサミで外す
眉毛用のハサミを使用するということも、固いファーストピアスの外し方のコツと言えるでしょう。眉毛用の小さなハサミであれば、ファーストピアスを固定しているキャッチ部分を上手く緩めることができるのです。
キャッチ部分には円状になっている部分があり、その部分にハサミの先端を差し込み、そのままハサミをゆっくり広げることでピアスが緩みやすくなります。焦って行うとハサミの先端で耳を傷つける危険性があるので、ゆっくり着実に行うようにしましょう。
④ゴム手袋をして外す
ファーストピアスの外し方のコツには、ゴム手袋を使うということも挙げられます。ゴム手袋を付けることで、ファーストピアスのキャッチやヘッド部分をしっかり掴みやすくなります。
ゴム手袋が摩擦を生じさせるので、ファーストピアスの部品が滑りにくくなるのです。キャッチをしっかり掴んだら、ゆっくりひねり動かしてピアスを外します。
⑤お湯で洗って外す
血がキャッチ部分に固まってしまうことで、ファーストピアスが固くなることはよくあります。ピアス部分に赤黒い塊のようなものがある場合は、その可能性が高いでしょう。
血の塊はぬるま湯をかけることで柔らかくなります。そのため、ぬるま湯を赤い塊にかけながらピアスを動かすことでも、外しやすくなるのです。風呂上りには蒸気で自然にピアスに付いた血の塊が柔らかくなるので、お風呂上りにピアスを外してもよいでしょう。
⑥病院で外してもらう
外し方のコツを実践しても、ファーストピアス外しに苦戦する場合は、病院で外してもらうようにしましょう。強い力を入れてファーストピアスを引っ張ると、固定されかけているピアスの穴の傷が開き、出血してしまうこともあります。
そのため、どうしてもファーストピアスが取れない場合は、ピアッシングを受け付けている皮膚科を受診してください。病院でピアスを開けた場合は、その病院では無料でピアスを外してくれる可能性が高いでしょう。
ファーストピアスをスムーズに外すためにしたいこと
ファーストピアスをスムーズにかつ安全に取るには、いくつかの点に注意する必要があります。以下では、その注意点を取り上げていきましょう。ファーストピアスを自分で外そうと思っている人には、以下の注意点をしっかり確認しておくことをおすすめします。
①定期的にピアスを回す
ファーストピアスを正しい外し方でスムーズに取るには、ある程度ピアスのキャッチ部分を緩ませておくことが重要です。
そのため、ファーストピアスをして3~4週間経過し、ピアスの穴が固定化されてきたことを確認したら、定期的にピアスのキャッチ部分を軽く回して動かすようにしましょう。
ピアスの穴が完全に固定化される前に行っておくことで、ピアスが取れやすくなります。しかし、激しく動かすとピアス穴から出血する恐れもあるので、力を入れすぎないようにしてください。
②ピアスホールを清潔にする
ピアッサーやニードルで開けたピアス穴は、ピアスホールとも呼ばれます。そのピアスホールはファーストピアスをしている間も、しばらくは傷口が完全に開いたままなのです。
そのため、ファーストピアスをしている間は、定期的に消毒液をピアスホールにかけて、清潔を保つようにしましょう。雑菌が入りピアスホールが膿んだり腫れたりすると、ファーストピアスが外れにくくなります。
ピアスホールからの細菌感染で体全体に問題が出ることもあるので、ピアスホールは健康のためにも清潔にするように心がけましょう。
③ピアッシングした時に緩めておく
ピアッサーでピアスの穴を開けた直後に、ファーストピアスのキャッチ部分を緩めておくことも有効です。ほとんどのピアッサーではピアス穴を開けると同時に、ファーストピアスをはめ込めます。
最初からしっかりはめ込むようになっている上に、ファーストピアスは付けている内に段々と固くなりやすいのです。そのため、付けた直後に少しピアスのキャッチ部分を緩めておくと、正しい外し方で取れやすくなります。
しかし、ピアッシングした直後のピアス穴は細菌感染しやすいので、あまり素手でピアス穴に触れないようにしましょう。また、緩めすぎるとファーストピアスが外れやすくなってしまうので、緩める際には力加減に注意が必要です。
ファーストピアスを外したら?
固いファーストピアスを外した後には、いよいよおしゃれなピアスを楽しめると思ってしまいがちです。しかし、耳のピアス穴は完全に安定化するまでには数ヶ月かかります。
そのため、ファーストピアスを外した後もピアス穴をきれいな形に固定するために、しばらくシンプルなセカンドピアスを付ける必要があるのです。以下では、セカンドピアスの選び方を紹介していきましょう。
セカンドピアスの選び方
セカンドピアスの太さや素材のバリエーションは豊富です。セカンドピアスの太さでピアス穴の大きさが決定するので、自分の好みに合わせてピアスの太さを決めましょう。
一般的なピアスが安定して付けられる穴の大きさになる、0.8~1mmの太さのセカンドピアスが人気なようです。
また、セカンドピアスの素材選びも重要でしょう。プラスチックやチタン、プラチナなど様々な素材のセカンドピアスが販売されていますが、特に安価でピアス穴の状態が確認しやすいプラスチック製のピアスが人気を集めています。
チタンやプラチナ製のセカンドピアスは効果ですが、アレルギー反応が出にくいというメリットがあるのです。自分の好みや体質に合ったセカンドピアスを選ぶようにしてみてください。
ファーストピアスの外し方のコツを覚えよう
今回は固いファーストピアスの外し方とそのコツについて、詳しく取り上げました。ファーストピアスは特に固く外しにくいものなので、上手く外せずに困っている人は、ぜひ今回取り上げた外し方のコツを実践してみてください。
ファーストピアスもスムーズにかつ安全に外して、おしゃれなピアスを快適に楽しんでいきましょう。