フェミニンの意味とは？使い方を徹底的に解説！

ファッション用語で使われる「フェミニン」という言葉。ネットの記事やファッション雑誌などでよく見かけます。何だかとっても素敵な響きですが、実はどんな意味なのか、よく分かっていない方もいるのではないでしょうか。

フェミニンの意味とは女性らしさ、女っぽい人、女性特有の性格や考えを持っている人のことです。女性らしさの意味や定義は人によって様々ですが、おしとやか、物静か、穏やか、柔らかい印象を抱く人が多いと思います。

フェミニンな女性になりたい、フェミニンなファッションをしてみたい、と何となく思っている方に向けて、フェミニンの意味を例文を使いながら解説します。また、フェミニンなファッションや髪型、メイクなども、ご紹介していきます。

まずはじめに「フェミニン」の意味を見ていきましょう。フェミニンとは「成熟した女性」「女らしい様子」「女性らしい考え方や性格」などのことで、女性らしい特徴を表す時に使われる言葉です。

ファッション用語の意味として浸透していますが、服だけでなく性格や仕草や様子など総合的な特徴も含みます。ファッションとしての「フェミニンスタイル」は、女性らしさを強調した装いのことで、特に大人の女性のファッションをフェミニンな服装と言います。

具体的なフェミニンな服装は「優しいエレガントな服」「ソフト素材のスカート」「清楚なワンピース」「柔らかさを感じさせる洋服」などです。言葉だけででは、イメージが湧かないと思うので、後ほど画像で「フェミニンスタイル」を紹介させていただきます。

「フェミニン」の意味の類語は、「女性的」「女らしい」「女子らしい」「弱弱しい」「女っぽい」「柔和」「たおやか」などがあります。

ちなみに「フェミニン」の意味の対義語は「マスキュリン」「マニッシュ」「男らしい」「男性らしい」「男の子みたいな」などになります。

ファッション用語の中で「ガーリー」という言葉も良く聞かれますが、「フェミニン」と「ガーリー」では、何が違うのでしょうか。「ガーリー」の意味とは、あどけない少女のようす、少女らしい様子、子供っぽさを残した女子のスタイルのことです。

「フェミニン」が成熟した大人のファッションなのに対して、ガーリーは年齢層が低く、「活発な少女のようなファッション」となります。

ガーリーと聞いて思い浮かぶタレントさんは「ニコルン」や「ペコ＆りゅーちぇる」のペコさんです。元気で活発な女子のイメージが「ガーリー」で、大人の落ち着いたイメージが「フェミニン」となります。

では、具体的な「フェミニン」の言葉の使い方を意味と合わせて例文と共に紹介していきましょう。フェミニンは、ファッションスタイルを表すだけでなく、全体に漂う雰囲気の総称としても使われます。女性らしい表情、仕草、話し方もフェミニンと形容できます。

また、ここでは紹介していませんが、フェミニンは女性だけでなく男性にも使えます。また、文房具や鞄などアイテムにも「フェミニン」は使用できます。「フェミニンなバック」といえば、可愛さの中にも大人の気品が漂うバック、ということになります。

「フェミニンな女性に憧れる」フェミニンな女性の意味とは「大人の女性」です。洋服、バック、靴、化粧、アクセサリーなどファッションスタイルのフェミニンさにプラスして、物腰の柔らかさと上品さを兼ね備えている人を「フェミニンな女性」と表現します。

フェミニンな女性は、性格も落ち着いていて大人の対応ができるイメージです。不思議なもので、外見を大人のイメージに仕上げると、行動まで大人になります。大人コーデをすると、落ち着きがなかった人も、静かにしていられるかも？しれません。

「フェミニンな装いでデート」フェミニンな装いの意味とは、品のある格好、エレガント、柔らかい感じ、落ち着いたイメージがするファッションです。

フェミニンと混同されがちな服装に「セクシー」があります。セクシーも女性らしい服装ではありますが、色気を前面に出すので、ボディーコンシャスなスタイルであり胸元や背中が大きく開いている服になるでしょう。

フェミニンな装いは、背中や胸を強調し過ぎず、少し控えめに女性らしさを出します。大人の上品さを前面に出すのが、フェミニンな装いです。

男性はセクシーな装いの女性も好きですが、フェミニンな女性の方を「本命」として見る傾向があるようです。

「フェミニンな佇まいの女性」フェミニンな佇まい（たたずまい）とは、自己主張しすぎず、他人を思いやるような態度、いで立ちのことをいいます。

フェミニンな佇まいの女性は、品の良さを感じられ傍にいても安心できそうな気がします。そのため女性にも好かれますし、男性にも一目置かれるでしょう。

普段は活発で元気な女性でも、フェミニンな装いで出かけると、落ち着いた品のよい動作をしたくなるのではないかと思います。

フェミニンの意味や例文を見てきたところで、今度は「フェミニンな人の特徴」について考えていきたいと思います。

フェミニンな人は、ファッションセンスもありながらどこか弱弱しい感じで男性から見ると、守ってあげたくなる女性です。

男性受けを狙いすぎると、女性からは嫌われてしまいますが、全体の雰囲気や性格の良さがにじみ出ていると、同性からも好かれるはずです。

フェミニンな人は、全体的に落ち着いた印象を受けます。電車の中で大声で話したり、早口でまくしたてたり、おっちょこちょいでミスばかりしたり、やることが雑だったり、カバンの中や部屋が汚かったり、、といった「ガサツ」な感じは見られません。

ファッションも、奇抜な服装よりも大人しめでありながらも、品の良さのあるスタイルをしています。落ち着いた装いと、オバサンの服装は紙一重ですが、フェミニンな人はオバサンとは一線を画します。服装では手抜きをしないのが特徴です。

フェミニンな人は「自己主張しすぎず物腰柔らか」です。自己主張するのは、時には大切ですが中には、我が強すぎる人もいます。たとえば、声高に自分の権利を主張する人、他人に対する感謝の気持ちが見られない人などです。

フェミニンな女性というのは、他人に対する気遣いができる「大人の女性」です。したがって、自己主張をするときも、相手に受け入れられるような物の言い方をします。

大事なときには、しっかり意見を言えるので、我慢しすぎることもストレスを溜めすぎることもありません。

フェミニンな人は「人の話を聞くのが上手」です。自分のことばかり話をする女性や男性がいますが、フェミニンな人は、他人の話に耳を傾けながら会話ができる人です。

服装によって、人の気分は変わる物です。元気な服装をすれば元気な振る舞いをしますし、やる気のなさそうなだらしない服装で出かければ、ルーズな行動を取ります。

フェミニンな服装にすると、なぜか行動も「フェミニン」な行動になるものです。大人の女性に憧れる人は、ファッションから入るのも、意外におすすめかもしれません。

フェミニンな人は「TPOに合わせたファッションコーデ」をしています。たとえば、フェミニンな格好の代表といえば、スカートやワンピースですが、バーベキューや引っ越しの手伝いでスカート姿は、周りにドン引きされるでしょう。

場をわきまえた服装をできるのは、大人の女性の証拠です。ファッションは自分一人だけで成立するのではなく、周りとの兼ね合いも大事だと分かっている人が「フェミニンな人」です。

更に、TPOに合わせながらも、センスの良さを感じられるのも、フェミニンな人の特徴です。フィットネスでも、引っ越しの手伝いでも家事でも、どこかおしゃれで品の良さを感じさせる服装をしています。

では、いよいよ「フェミニンなファッションコーデ」を紹介していきます。今回もインスタグラムをお借りして、フェミニンで素敵な装いを3つシェアさせていただきます。

フェミニンな装いのおさらいですが、ワンピース、柔らか素材のスカート、上品さ、落ち着き、TPOに合わせたセンスのある服装がフェミニンな服装です。

ただ、落ち着きすぎた服装＝フェミニン、ではありません。若々しさや可愛らしさもありながら、少し大人の装いをするのもフェミニンな人になるでしょう。

黒のワンピースとレギンス、フラットシューズでカジュアルフェミニンな装いです。ワンピースというと、膝丈のイメージがありますが、ここ最近はスカートもワンピースもロングが流行しています。

柄物や花柄のスカートやワンピースも人気で、緩やかに着こなすのがトレンドのようです。ワンピースは黒一色だと暗い感じになりますが、落ち着いた柄が入っていると春先でも華やかな印象になります。

また、ロングのワンピースには、パンプスよりも低めの靴やスニーカーが似合います。レギンスを組み合わせてカジュアルな大人のフェミニンさが出ていると思います。

花柄のスカートはいつの時代も、女性らしさの象徴です。花柄の色がピンクや赤など華やかなカラーの場合、トップスをパステルカラーや白にすると、全体的に甘すぎてしまいますが、写真のように紫のトップスで引き締めることで、フェミニンさが出ます。

ワンピースもスカートも花柄が流行していますが、春や夏もしばらく花柄の流行は続きそうです。1～2着は持っておくといいのではないでしょうか。

白ワンピースにデニムを組み合わせたコーデです。白のワンピースは、それだけで着こなしても、爽やかなフェミニンさを出せますが、あえてジーンズと組み合わせると、キヤリア女性を思わせ格好良く見えます。

色は、シンプルに白と黒で統一し、シンプルなヒールのサンダルをはくと颯爽とした憧れのスタイルになります。

続いては「フェミニンな髪型とメイク」について、紹介します。フェミニンな髪型とは、ロングヘアーやウエーブのヘアーのように思えますが、ショートヘアやボブヘアでも「フェミニンさ」を出すことができます。

ここでは、フェミニンなショートヘアと、フェミニンなボブヘア、フェミニンなメイクなども紹介していきます。

ショートヘアは、フェミニンの反対「男まさり」「男らしさ」になりやすいですが、顔周りの髪を長く取るようにすれば、キュートな印象になります。

キュートな髪型は、ガーリーファッションにも似合いますが、フェミニンな装いにもピッタリです。ショートヘアは、シャンプーやドライヤーが楽なので助かります。夏に向けてショートヘアに挑戦するのもいいかもしれません。

ショートボブは、ストレートヘアでもフェミニンさがでますが、インスタのように、下の方に緩いウエーブを出すようにしても、ふわっとしたフェミニンボブになります。

ウエーブを出す場合は、髪の色は軽めがおすすめです。また、ウエーブのあるボブスタイルだと、結ぶなどのヘアアレンジも格好がつきやすいので、おすすめです。パーマをかけたくない人は、気が向いたときだけコテを使うといいでしょう。

フェミニンなメイクと聞くと「大人顔」「化粧濃いめ」「女らしさ満開」のメイクのように思うかもしれません。しかし、本当のフェミニンなメイクはナチュラルなメイクです。

今どきのガーリーファッションは、アイメイクに時間をかけますが、フェミニンなメイクはシンプルなメイクに留めます。ファンデーションも厚塗りはせず、口紅の色も自然の色に仕上げます。

濃い化粧をすると、年齢を感じさせてしまうだけですし、自己主張が強すぎて、大人の女性には見えないでしょう。インスタにアップしている方は、髪型も髪の色も、ナチュラルメイクもバランスが取れていて素敵です。

足立梨花さんは、女優さんとして活躍されています。ドラマ「あまちゃん」や、CMにも出ているので、ご存知だと思います。トーク番組にも出演していますが、ほがらかでさっぱりした性格でファンを魅了しているようです。

スタイルも抜群の足立梨花さんですが、26歳の若さにも関わらず、私服がとってもフェミニンで素敵と話題になっています。インスタの写真も、難しいAラインのワンピースを上手に着こなしており、若さと上品さがマッチしたフェミニンスタイルになっています。

フェミニンの意味と使い方の説明と、フェミニンな人の特徴などを紹介してきました。フェミニンな人とは、ファッションだけでなく、全体の雰囲気や佇まいが、バランスが取れて素敵な人のことを言うのではないでしょうか。

作られた感がなく、あくまでも自然な飲料を受ける「フェミニン」な女性を目指して、頑張っていきましょう。