バンスクリップの使い方や留め方！簡単にサイド髪のまとめ方やヘアアレンジ術

バンスクリップというヘアアクササリーをご存知ですか？バンスクリップは、クリップの形をしたヘアアイテムで、ヘアを留める使い方で簡単にサイドのまとめ髪をすることができます。

バンスクリップはシンプルなものや、豪華なバンスクリップまで種類も豊富に揃っています。街中では、バンスクリップを留め具にして素敵なまとめ髪をしている女性も見かけます。

お気に入りのバンスクリップを、上手にヘアアレンジする方法、バンスクリップの簡単な使い方や留め方、髪のサイドをまとめる方法を紹介します。バンスクリップの種類や、髪の長さ別のヘアアレンジも紹介します。

はじめに、バンスクリップの説明をします。バンスクリップとは、ワニクリップとも呼ばれています。ワニの口のように大きく開くようになっており、その部分で髪の毛を留めることで、まとめ髪などのヘアアレンジができるようになっています。

真ん中に、ギザギザしたヘアコムのようなものが付いており、バネ式になっており、バネで挟んで髪の毛を留めます。使い方も簡単になっています。

しっかりとしたまとめ髪をしたい時や、サイドのヘアが邪魔だな～というときに簡単に留めておくなど、様々な使い方ができるので、女性のヘアアレンジの際の定番のアイテムになっています。

ここからは、バンスクリップの種類と使い方・留め方について、一つ一つ紹介していきます。お好きな種類を選んでお家で試してみてください。また、お店で店員さんに聞くとアレンジの方法や、まとめ方、上手な使い方を教えてくれます。

まずはじめは「シンプルバンスクリップ」です。シンプルバンスクリップは、一番オーソドックスな形のヘアクリップで使い方も簡単です。

べっこう色のデザインが定番となっており、着る服を選びません。クリップを掴みやすい形になっているので、髪をはさんで留めるのも、超簡単にできます。夏の暑いときや、顔を洗いたいとき、食事でサイドの髪が邪魔と言う時にも便利です。
 

シュシュバンスクリップとは、バンスクリップの上にシュシュがくっついているクリップです。シュシュとは、布で出来た髪を留めるアイテムですが、ゴムのように髪を結ばなくてもクリップで留めるだけで、シュシュをしているようなアレンジになります。

シュシュのデザインによって、華やかなコーデにも、シンプルなスタイルにも似合うので、おしゃれの幅が広がります。またシュシュバンスクリップにはサイドに分かれてシュシュが付けられておりシュシュで結んでいるように見せるタイプの物もあります。

短いヘアの人だと、後ろのまとめ髪の部分は少しだけ貧層に見えてしまいます。そんなときに、大きなシュシュを付ければグッと華やかな感じになるので、おすすめです。
 

リボンバンスクリップは、ワニ口のクリップの上に、リボンがくっついているものです。リボンの形や色は様々ですが、黒などのシックなリボンを選べば、落ち着いた服装に似合いますし、仕事服にも合うでしょう。

また、可愛らしいリボンを選べば、お嬢様風になりますし、全体的に華やかな女の子らしいヘアアレンジができてしまいます。

シュシュタイプのバンスクリップは、ボリューミーで無造作ヘアに似合いますが、リボンタイプは清楚なワンピースなどのコーデにピッタリだと思います。
 

トライアングルバンスクリップは、三角形の形をしたバンスクリップとなります。インスタの形はトライアングルの応用バージョンです。ワニ口の部分が三角形の底辺となっています。

シャープで洗練されたデザインが多く、大人の女性を演出するときに使うとよいと思います。最近はトライアングルバンスクリップも、かなり流行アイテムとなっているので、気になる方はお店に行ってみてみましょう。

アレンジとしては、ヘアピンの代わりにサイドを留めたり、まとめ髪の際のアクセントとして使用するなど幅広い用途があります。使い方も簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
 

小さいサイズのバンスクリップは、髪を全てまとめることには向いていませんが、ヘアアクセントに使用したり、前髪やサイドを簡単に留めるのに便利です。
 

サイドバンスクリップとは、大きなヘアピンのようなクリップのことです。今までご紹介してきた「バンスクリップ」は、洗濯バサミのように、上の持ち手を寄せると、下の留め具の部分が開く形になっていました。

サイドバンスクリップは、ヘアクリップのような構造をしており、サイドから留めたり上から下に向かって留めたりすることが出来るのが特徴です。
 

バンスクリップの選び方と値段について簡単に説明します。バンスクリップの平均価格はいくらぐらいでしょうか？いまは店頭販売だけでなく、ネットショップなどでも様々な物の値段を確認できますので参考にしている人もいるでしょう。

ただ、ネットだと挟む力の強さや、実際のデザインを見る事ができずに不安に思う方もいるかもしれません。髪の毛に付けるという性質上、デザインが気に入らないという理由だけでは返品も出来ない場合もあるでしょう。

そんな不安を解消したい方は、同じものがお店で陳列されているときもあるので、実物を見るためにお店にいって髪を挟んでみたりするなどで、確認をしてみてもいいでしょう。また、全く同じものがない場合でも挟む部分のタイプで大体のクリップ力が分かります。

バンスクリップの価格は大きさが大きい、ハンドメイドである、付属するリボンやデザインにコストのかかる物を使用している、ような場合は高くなります。

シンプルタイプのバンスクリップは、安いものだと200円程度から販売されています。あまり安いものだと、割れやすかったりバネが緩む可能性もあるので家で使用するように試してみるといいでしょう。

シュシュやリボンのタイプはクリップの両サイドにリボンやシュシュがくっついているタイプの方が、少しお高めになっているようです。豪華なシュシュやリボンだと3000円ぐらいするものもあります。用途に合わせて選んでみてください。
 

ここからは、髪の長さ別のアレンジ術を紹介していきます。ますはじめは「簡単なバンスクリップのヘアアレンジ術「ショート編」です。

ショートヘアは、バンスクリップを使ったアレンジができにくい気がしてしまいますが、アクセント代わりに使用したり、小さいサイズのバンスクリップを使用するなどで、素敵なアレンジに仕上がります。

ショートヘアの方は、大き目のバンスクリップを使うと、豪華な仕上がりになるので、パーティーなどのお呼ばれの時に使うと素敵になります。サイドの片側だけ留めるだけでも華やいだ感じになるでしょう。

普段のお出かけで、おしゃれに決めたいときは、小型バンスクリップを使用して、ハーフアップをするとアクセントにもなりいいですが、サイドの髪が後ろに持っていけないときは、後頭部の髪だけはさむようにして留める方法もいいかもしれません。

写真のように、トライアングル型のバンスクリップを使いヘアアクセントのようにするとカジュアルな着こなしにも合うでしょう。

ショートヘアの方のもう一つのアレンジは、トライアングルタイプを下の方で留める方法です。上をツイストやコテなどでカーリーヘアにてボリュームを持たせます。その上で下のほうだけトライアングルバンスクリップで留めると今風アレンジになります。

華やかアレンジにしたかったら、華やかなものを、シックなコーデにしたかったら、色味を抑えてべっこう色の物を選ぶと大人の女性になります。

次は、簡単なバンスクリップのヘアアレンジ術「ミディアム編」です。ミディアムヘアは、ショートよりもアレンジの幅が広がるので、いろいろなバンスクリップを試してみましょう。

ハーフアップもできますし、下の方でルーズな形のポニーテールもできるので、活用してみてください。

ミディアムヘアの方は、サイドの髪が重くなりがちです。そのような時は、サイドを後ろに束ねる「ハーフアップ」がおすすめですが、ウエーブのある方は無造作に後ろにサイドを束ねるだけで自然な仕上がりになります。

また、ねじりを入れてもいいでしょう。ねじり髪は、ただサイドの髪をぐるぐるねじって留めるだけなので、不器用な人にも比較的簡単にできるはずです。器用な方は編み込みや、三つ編みをアレンジしてアップしてみましょう。

ミディアムヘアの方の、おすすめアレンジの二つ目は、一つにまとめるヘアです。写真のようなリボンタイプやシュシュのバンスクリップを使うと、華やかなアレンジになります。

最後は、ロングの方向けの「簡単バンスクリップのヘアアレンジ術」です。ロングヘアはまとめ髪をする機会も多くヘアアクセサリーは何個も持っている人がいるのでなないでしょうか。

ここでは、定番の「ポニーテール」や「ねじり」を取り入れたヘアアレンジをご紹介していきますので参考にしてください。

ロングの方向けの「簡単バンスクリップのヘアアレンジ術」の一つ目は「ポニーテールのアレンジ」です。ロングヘアでは、上の方にポニーテールを持っていけるので、そこでバンスクリップを使って留めるといいでしょう。

また、上のポニーテールではバンスクリップがずり落ちると言う方は、一度ゴムなどで留めておいてから付けるようにすると、ずり落ち防止になるのでおすすめです。

ポニーテールの場合は、シュシュタイプのものや、リボンのものなど少し大きくて華やかな物を使うと素敵でしょう。写真のように少し下の中間地点で留めてもナチュラルな感じに仕上がります。

ロングの方向けの「簡単バンスクリップのヘアアレンジ術」の二つ目は「ねじりをくわえたアレンジ」です。ねじりとは、先ほども説明したとおり、髪をぐるぐるねじって留めるだけの簡単な方法です。

上の写真の中では、向かって左上のやり方になります。普通に束ねるだけでなく、サイド部分をねじってから留めてあるのが分かると思います。

ねじりといっても、いろいろなアレンジ方法がありますが、ねじって最後にバンスクリップで留めるようにするのが、定番なやり方です。下の方で留める場合は三角形のバンスクリップなどを使うといいですし、上の方に留める際には少し華やか系にしても素敵です。

最後の「簡単バンスクリップのヘアアレンジ術」は、ボブ編です。ボブは、ショートやミディアムなどがありますが、サイドの髪が長いのでハーフアップや束ね髪もでき、比較的アレンジがしやすいでしょう。

ボブは、前述のとおりサイドのヘアが長めに取ってあるため、サイドだけ後ろに束ねる「お嬢様ヘア」が似合うでしょう。

簡単にサイドのヘアを後ろに持っていくやり方でもいいですし、少しねじりをくわえても、ふわっと感が出て柔らかい感じに仕上がります。

バンスクリップは、三角形のものや、サイドクリップがおすすめですが、リボンやシュシュタイプ、お花のクリップでもお嬢様風になるのでコーデと合わせてつかいわけましょう。

ボブヘアはショートだと一つにまとめるのが、難しい場合があります。そのときは、下の方でルーズにまとめる方法を取れば、大人の仕上がりになります。

おくれ毛をしっかりとって、ひっつめた髪型にしないのがポイントですが、お仕事などでルーズなアレンジがNGな場合はヘアピンなどでサイドをしっかり留めて髪の毛が落ちてこないように気を配りましょう。

お気に入りのバンスクリップを、上手にヘアアレンジする方法、バンスクリップの簡単な使い方や留め方、髪のサイドをまとめる方法を紹介しましたが、いかがでしたか？

バンスクリップの種類は豊富に揃っています。お店やネットで検索すると、お気に入りの物が見つかるはずです。髪の長さ別にデザインを選べば、TPOに合ったアレンジもできるでしょう。バンスクリップの使い方を覚えて素敵なまとめ髪にしましょう。