フクロウの寿命は?ペットショップでの値段や飼い方!
動物動画などで人気のフクロウをペットとして飼おうとした時に、「フクロウは寿命がどのくらいなんだろう」と思ったことありませんか?今回は、そんなフクロウの寿命について、そして、フクロウの値段や飼い方・必要なものなどを紹介します!
目次
フクロウの寿命や生体を知りたい!
フクロウカフェが流行りはじめて、よくテレビに取り上げられるようになったフクロウ。動物動画などでは、フクロウのかわいい姿や、行動に癒やされている人もいるのではないでしょうか!
フクロウの愛らしい丸い目や、ふわっふわな羽毛などが特徴のフクロウですが、最近では、ペットとしても飼うことができるんです!
今回は、そんなかわいいフクロウの飼い方や、フクロウの種類・フクロウの寿命など、フクロウに関する事を紹介します!
フクロウってどんな動物なの?
そもそも、フクロウってどんな動物で、どんなものを食べているかご存知ですか?まずは、フクロウの基礎知識を知りましょう!
フクロウの種類
フクロウは、フクロウ目フクロウ科フクロウ属の猛禽類の鳥で、現在、約220種類いるそうです。
日本には、10種類ほどのフクロウが生息しています。
フクロウの食べ物
フクロウは、肉や魚、昆虫を食べる肉食の動物です。
フクロウは、動物などの血から栄養を取ります。なので、フクロウのえさを、スーパーで売っている精肉では、栄養を摂取できないので、フクロウにあげてはいけません。
なので、フクロウのえさには、ラットやウズラ、ひよこなどをさばき、一口大にカットしてあたえましょう。しかし、素人が動物をさばくなんて、中々難しいと思います。なので、ペットショップやネットに、処理済みの餌が購入できるので、初心者の方はそちらを買いましょう!
フクロウの寿命はどれくらい?
フクロウの寿命ですが、フクロウは、体が大きければ大きいほど寿命が長くなる動物のようです。
フクロウの寿命を延ばすためにも、まずはフクロウにストレスを与えないような環境作りを心がけてください!環境が合わない、早く命を落としてしまうこともあるので、気をつけましょう!
小型のフクロウの場合
フクロウの小型は、体長が20cm前後のものを指します。小型のフクロウは、ほかの中型・大型に比べて、寿命が短いことが多く、寿命はだいたい10年から15年ほどです。
アナホリフクロウ | だいたい10~15年 |
スズメフクロウ | だいたい10から15年 |
コキンメフクロウ アカアシモリフクロウ |
だいたい10~20年 |
中型のフクロウの場合
フクロウの中型は、体長が30~40cmのものをさします。中型のフクロウの寿命は、20年~30年です。このあたりの大きさになると種類によっても、寿命がだいぶ違うようです。
モリフクロウ | だいたい15~20年 |
メンフクロウ | だいたい15~20年 |
シロフクロウ | だいたい25~30年 |
大型のフクロウの場合
フクロウの大型は、体長が40cm以上のものを指します。大型のフクロウの寿命は、40年前後で、小型・中型より圧倒的に寿命が長いです。フクロウの育て方によって、フクロウの寿命が50~60年になることもあるので、大切に育ててあげましょう!
カラフトフクロウ | だいたい30~40年 |
メガネフクロウ | だいたい30~40年 |
フクロウに関するよくある質問
フクロウの寿命がわかり、フクロウを飼う準備をしてると、素朴な疑問が出てくると思います。そんな疑問を答えていきましょう!
ペットとしてなつくの?
「そもそもフクロウって人になつくの?」って思いませんか?フクロウの個体によっては、なつくフクロウもいるのですが、基本的には、ふくろうは「人になれる」という感覚でしょう。なので、フクロウは、かまってな動物とは違い、べたべた触ったりすることはあまりできないでしょう。
また、フクロウの種類によっては、攻撃的なフクロウなどもいるので、よく調べてから、フクロウを買いましょう。比較的に小型のフクロウの方が、穏やかなで、人に甘えてくる傾向があるので、初心者の方はまず、小型のフクロウからチャレンジしてみましょう!
鳴き声はうるさい?
フクロウは、夜行性の動物です。基本的に夜中に活動するので、夜に鳴き声が聞こえることがあるかもしれません!もしかしたら鳴き声が騒音として聞こえることも…。
フクロウの鳴き声が気になるようであれば、対策法補としてゲージに防音カバーをつけると音がこもるので、おすすめです。
臭いは気になる?
フクロウの体臭は、ほとんどないでしょう。フクロウの糞もほぼ無臭です。ですが、フクロウは、犬や猫のように決められた場所に糞をすることができません。なので、部屋で、フクロウを放し飼いにすると、部屋のあちこちに糞をしてしまうので、気をつけてください。
フクロウを飼う際の注意点
フクロウを飼う前に、一度確認したほうがいい注意点が3つあります。見ていきましょう!
値段が高い
フクロウの値段は、大きさや種類によって異なりますが、だいたい10万~50万でフクロウを購入できるでしょう。一般的に小型なフクロウほど、値段が低く、大型のフクロウの方が値段が上がっていきます。
また、フクロウは肉食なので、餌代も結構かかります。毎月エサ代が、小型なら約5,000円。大型は約10,000円かかることもあります。
そんな高価なフクロウでも購入したいと思った方は、自分の欲しいフクロウを調べてから、フクロウが売っているペットショップへ行きましょう!
放し飼いには注意が必要
フクロウを放し飼いにすると、フクロウが気ままに行動できるので、フクロウにとって快適な場合があります。しかし、輪ゴムや小物を誤飲したり、家電品のコードをかじったり、家族に攻撃したりなど、危険なこともあります。
なので、初めてフクロウを飼育する人は、フクロウのだけの部屋を用意するといいかもしれません。
くちばしや爪を定期的に手入れする
フクロウのトレードマークである鋭いくちばしや爪は、定期的なお手入れが必要です。
爪切りやヤスリを自身で用意して、自宅でくちばしや爪のお手入れをすることもよいですが、失敗してしまうと、フクロウに怪我をさせてしまうので注意しましょう。
フクロウをけがさせたくないという方は、獣医師さんやトリマーさんに、お手入れしてもらうことも可能です。
寿命が長いおすすめフクロウ
最後に、寿命が長いといわれている大型のフクロウを少しご紹介します!
メガネフクロウ
価格 約25~70万円 体長 約40cm~50cm 体重 約500g~900g |
濃い茶色の顔が眼鏡をかけたように見えるのメガネフクロウは、中型~やや大型のフクロウです。
メガネフクロウは、人に懐きやすく、好奇心旺盛な性格です。メガネフクロウを長生きさせるためには、「しっかり運動をさせる」「メガネフクロウにストレスを与えないこと」などがあります。
シロフクロウ
価格 約30~40万円 体長 約50~70cm 体重 約1600g~3000g |
シロフクロウは、ハリーポッターに出てきたフクロウと同じフクロウなんです!シロフクロウは、寒い地域に生息しているため、耐寒性が高いフクロウです。
シロフクロは、外見に性別があらわれるフクロウで、若鳥のときは、お腹に斑点模様があるのですが、オスは成長とともに模様がなくなり、写真のような純白になります。
またシロフクロウは、フクロウでは珍しい日中に活動するフクロウです。その理由として、北極圏の夏は、白夜で日が沈まないため進化したといわれています。
カラフトフクロウ
価格 約50~70万円 体長 約59~69cm 体重 約800g~1700g |
一目見たら忘れられないインパクトのある顔のカラフトフクロウ。個性的な顔立ちで、マニアックなフクロウファンに人気のフクロウです。
フクロウをペットとして飼うために必要なもの
フクロウは、基本木の上に生息しているので、室内で飼う場合には、フクロウが休める止まり木が必要です。
フクロウの大きさに合わせた、止まり木を選びましょう!
また、フクロウが体調不良になったときに、外に連れ出せるように移動用ケージも必要です。
フクロウの寿命は長いからこそ責任重大!
フクロウは、小型といっても、10~20年ほど生きる動物です。その分、飼い主の飼育責任も長くなります。
なので飼育途中で、飼育の継続が難しくなることケースも少なくありません。なので、フクロウの値段だけでなく、長く飼育することも考えて、フクロウを飼育しましょう!