2019年04月19日公開
2019年04月19日更新
イルミナカラーで白髪は染まるの?白髪染めで綺麗に染める方法とは?
今人気のヘアカラー・イルミナカラーで、白髪染めは出来るのでしょうか?白髪だとどんな色に染まるのか、綺麗に染めるにはどうすればいいのか、イルミナカラーで白髪染めする方法について調べてみました。白髪染めも、おしゃれに染めたいという人必見です。
目次
イルミナカラーは白髪も染まるの?
髪が痛まないヘアカラーとして人気が出ている、イルミナカラーですが、イルミナカラーで白髪染めもできるのでしょうか?今回は、白髪染めにもイルミナカラーは使えるのか、イルミナカラーでも白髪は綺麗に染まるのか、調べてみました。
白髪染めも、髪にダメージを与えることなく、綺麗な艶がでるイルミナカラーで染められるなら、おしゃれにヘアカラーを楽しむことができそうです。
イルミナカラーで白髪を染めるとどんな色になるのか、綺麗に染めるコツはあるのか、イルミナカラーを白髪染めに使う際の注意点などをまとめました。
イルミナカラーの色の種類
ではまず、イルミナカラーの色について見てみましょう。イルミナカラーは、全部で7色のバリエーションがあります。どれも、髪に与えるダメージを最小限に減らすことで、髪のキューティクルを守り、髪に本来の艶を持たせながらカラーリングできます。
イルミナカラーのカラーバリエーションは、少し変わった名前です。7色それぞれの特徴や色みを見ていきましょう。
オーキッド
イルミナカラーのオーキッドは、紫色です。日本人の白髪は、メラニン色素が減少してやや黄色が混ざっています。そのため、白髪染めにオーキッドを使うと、白髪の黄色みを反対色の紫が打ち消してくれて、綺麗な色に染まるのです。
元々、白髪にツヤを出すために、白髪染めにはうっすらと紫色のカラーリングをしていました。おばあちゃんが紫がかった色の髪をしていたりするのは、このためなのです。
うっすら染めなければいけないところを、濃く染めてしまったために、紫の色味が強い色になってしまうからです。
オーシャン
イルミナカラーのオーシャンは、アクアブルー。つまり青色です。イルミナカラーのオーシャンは、痛みが少ない髪に使うと、色が長持ちします。オーシャンを使うと、アッシュ系の色に染まります。
少しかっこいいイメージの、クールな色になるでしょう。また、色落ちしたとしても、艶は残るので、痛んだような質感や髪色にならないのが魅力的です。
ヌード
イルミナカラーのヌードは、ソフトグレージュという色です。これは、グレーとベージュを合わせたような色味です。実はこのグレージュは、日本人の髪質にあっていると言われ、今人気を高めているイルミナカラーの色なのです。
明るめのトーンでも、暗めのトーンで染めても、違和感なく綺麗に染まります。明るめのトーンだと、透き通った外国人のような髪色になるでしょう。また、他の色と組み合わせて使うこともできる色です。
使った時の幅の広さが、特徴的なカラーです。艶もきれいに出るので、おすすめです。
サファリ
イルミナカラーのサファリは、緑がかったベージュです。この色は、少しマットな質感になるイルミナカラーです。しかし、髪を痛ませないため、艶はしっかり出ます。
明るいトーンで入れると、外国のドールのような雰囲気の色になるでしょう。可愛らしさとクールさを併せ持ったような色です。落ち着いた雰囲気もあるので、季節的には秋や冬に人気の色です。
コーラル
イルミナカラーのコーラルは、柔らかいピンク色です。和名では、珊瑚になります。このコーラルの特徴は、ブリーチしていない髪でも綺麗に色がでることです。その分、髪の傷みも防ぐことができるでしょう。
イルミナカラーの特徴である、髪の艶や透明感もしっかり感じられるでしょう。また、ピンクは通常色落ちしやすい色ですが、イルミナカラーのコーラルは、染めた後の日常ケアをしっかりすれば、比較的色持ちする方といえるでしょう。
フォレスト
イルミナカラーのフォレストは、薄い緑とグレーを合わせたような色です。緑だけでなくグレーが入ることで、刺激的になりすぎない、うっすらと緑色が入った、おしゃれな色合いを実現しています。
フォレストは、明るいトーンで入れると、外国人のような色素の薄い色に染まります。このフォレストをおしゃれに見せるには、メイクなどもこだわると一気に雰囲気を変えることができるでしょう。
若い人の間では、カラコンなども使って、全体的に外国人のようなイメージにすると、おしゃれ感が増して透明感が出ると言われているようです。
トワイライト
イルミナカラーのトワイライトは、ピンクパープルです。トワイライトは、ブリーチしていない髪に使うと、アッシュ系の色になります。
ブリーチしている髪を染めると、ピンクパープルの色がキレイに出るので、白髪染めに使用した際も、ピンクパープルの色が綺麗に出るでしょう。そして、実はトワイライトは、白髪染めに向いているカラーです。
白髪に使っても、綺麗に艶が出るからです。コーラルよりも、かわいいイメージの色に染まるでしょう。外国人風のおしゃれも楽しめるようになるでしょう。
イルミナカラーで一番白髪が目立たない色は?
白髪染めに使うからには、白髪が目立たない色にしたいと思うでしょう。イルミナカラーを使った白髪染めにオススメの色は、ヌードやサファリなど、ブラウン系の色です。アッシュ系の色よりも、ブラウン系の色の方が、白髪に相性が良いです。
ブラウン系の色を使えば、従来の白髪染めとあまり変わらない雰囲気も持ちながら、イルミナカラーの特徴である艶感をきれいに出せるでしょう。
イルミナカラーは透明感のある色なので、白髪が伸びてきても境目が気になりません。また、トワイライトも艶が綺麗に出る色なので、白髪染めにおすすめの色とされています。
イルミナカラーで綺麗に白髪染めする方法
ではここからは、イルミナカラーで綺麗に白髪染めする方法について、見てみましょう。一言で「白髪」と言っても、数本ちらほら見えている白髪と、全体的に混じった白髪、表面がほぼほぼ白髪になってきた場合と、イメージが全然違うでしょう。
白髪の本数や見え方別に、おすすめのイルミナカラーを使った白髪染めの方法をご紹介します。イルミナカラーを使って白髪染めをしてみたいという人は、自分の白髪がどういう状況なのかしっかり見極めたうえで、ヘアカラーを考えましょう。
白髪が数本の場合
白髪がまだ数本で、自分では気になっているけど、周りから指摘されるほどではない場合は、白髪はあまり気にせず、好きな明るさや色に染めると良いでしょう。
イルミナカラーは強く染まらないので、8トーン以上の明るめのカラーだと、白髪が染まりきらない事もあります。しかし白髪が目立たないようにはなります。
イルミナカラーの特徴である淡く透明感のあるカラーは、白髪を目立たなくさせて、全体になじませてくれる効果があります。白髪が数本であれば、イルミナカラーで白髪染めすれば、元が白髪だったことも気にならなくなるでしょう。
白髪が目立ち始めた場合
白髪が増えて、そろそろ周りの目も気になってきた…と悩む程度になってきたら、白髪も適度にしっかり染まる、6〜8トーンのヌードかサファリで白髪をカバーすると良いでしょう。
また、そのほかに10トーン〜12トーンの明るい色で、全体を明るめに染めて、白髪を目立たなくして馴染ませる方法もあります。どちらの方法もおすすめですが、暗めの髪が好みか、明るめのトーンにしたいかで、選ぶと良いでしょう。
白髪が表面や部分的に目立ってきた場合
白髪が表面にも見えてきて目立っている場合や、生え際など見えやすい部分に集中している場合も、6から8トーンのヌードかサファリで白髪染めする方法がおすすめです。
もしくは、10トーンから12トーンで全体を明るくカラーして、白髪が目立たないように馴染ませる方法も良いでしょう。全体にどんな仕上がりにしたいかで、方法を選ぶと良いでしょう。
あるいは、10トーン以下のカラー剤に、ブラウンの色素のある「シャドウ」を30%ほどまぜて、より白髪に色を入りやすくする方法もあります。こちらのやり方は、セルフでは難しいので、美容師さんと相談して白髪染めすると良いでしょう。
イルミナカラーで白髪染めする際の注意点
ではここからは、イルミナカラーで白髪染めする際に、注意する点についてご紹介します。イルミナカラーは、髪が痛むこと無くヘアカラー出来て、艶や透明感が出る新しいヘアカラーです。しかし、デメリットももちろんあります。
イルミナカラーを使った白髪染めにも、色々な特徴があり、例えばしっかり白髪に色を入れたい人には不向きだったりします。
ここからは、イルミナカラーで白髪染めする際の注意点を見ていくので、イルミナカラーの白髪染めに挑戦しようと思っている人は、是非読んでみて下さい。
明るめの色になる
イルミナカラーで白髪染めをすると、元の色が白髪なだけに、明るい色に染まってしまいます。イルミナカラーは、透明感のある色で、カラー剤もピンクパープルやグレーベージュなどの、明るめの色です。
そのため、従来の白髪染めのように、黒く染めたり暗い色にすることは難しいでしょう。暗い色にしたい、白髪が無かったかのように、元々の暗い色に染めたいという人には不向きです。
逆に、いっそ白髪を明るい色で目立たせ無くしたい、白髪だからこそ挑戦できるような明るい色にしてみたいという人には、イルミナカラーは向いているでしょう。
頭皮にダメージを受ける
イルミナカラーで白髪染めをする場合は、根元からしっかり添える必要があるでしょう。そのため、どうしても頭皮にはダメージを与えてしまいます。そして、イルミナカラーは楚歌のカラー剤よりも刺激が強いと言われています。
また、年配の人は頭皮が乾燥していることが多く、乾燥した肌はカラー剤に対して抵抗力が弱いのです。そのため、肌の弱い人では頭皮から出血したという人もいるようです。
肌が弱い人や年配の人は、注意した方が良いようです。セルフでイルミナカラーをする際は、必ずパッチテストをしてから、白髪染めをやるようにしましょう。
白髪染めより染まりが悪い
イルミナカラーは、従来の白髪染めよりも色が入りにくいです。元が白髪な分、色味は出やすいですが、他の白髪染めよりはやはり染まりにくいと考えていたほうが良いでしょう。
そのため、しっかり染めて白髪だと分からないようにしたい、という人には向いていません。濃く染めたいという人は、従来の白髪染めを使った方が、しっかり染まるという点では良いでしょう。
ただ、黒髪にイルミナカラーを入れるよりは、しっかり色が出ます。あくまで、従来の白髪染めよりはソマリが悪いということなので、強めの色を入れ過ぎないように、気をつけてください。
イルミナカラーの使用例を紹介
ではここからは、実際にイルミナカラーで白髪染めをしたという人の実例を見てみましょう。話を聞くよりも、まず見てみると実際にどんなふうに白髪が染まるのか、よく分かるでしょう。
元の白髪がどれぐらい多いかによっても、どう染まるか変わってきますが、是非参考にしてみて下さい。
イルミナカラーでおしゃれな色に
イルミナカラーを白髪染めに使うことで、おしゃれなイメージで白髪染めを楽しむことができます。また、写真のようにカールさせると、より軽さが出ておしゃれなイメージになるでしょう。
表面の部分が明るく見えますが、イルミナカラーでは透明感や艶を売りにしているので、白髪染めのときに気になるチラチラした光の反射も、イルミナカラーだと全体に馴染むので気にならないでしょう。
イルミナカラーのグレージュで自然な色に
イルミナカラーのグレージュを使って白髪染めすると、違和感なく綺麗な色に染まります。他の色と違って、ナチュラルなブラウンに染まるので、普段のイメージを変えずに、色味や艶だけ綺麗に白髪染めすることができるでしょう。
艶がある分、若々しさも出て、素敵なヘアスタイルになるでしょう。あまり明るすぎる色にはしたくない、まだ抵抗があるという人に、イルミナカラーのグレージュはおすすめです。
ハイライトを入れてもおしゃれ
白髪染めをおしゃれにするには、ハイライトを入れるのも方法のひとつです。イルミナカラーでハイライトを入れると、明るい色に染まるので、白髪染めもおしゃれなイメージになります。
特に、上の方にだけ白髪がある人や、部分的に白髪が多い人におすすめです。白髪染めをおしゃれに楽しみたい人におすすめです。
ただ、ハイライトを自分で入れるのは難しいので、もしやるなら美容院で美容師さんと相談しながらカラーリングしましょう。若々しさも出て、おしゃれを楽しみたい人におすすめです。
イルミナカラーで白髪染めするとおしゃれ
イルミナカラーの白髪染めは、従来の白髪染めよりもおしゃれに染まります。白髪であることを活かして、明るいカラーに挑戦したり、おしゃれなヘアスタイルにチャレンジすることができるでしょう。
イルミナカラーは、頭皮に刺激が強いことや、強くは染まらないことなど、白髪染めとしてはデメリットもあります。しかし、髪に艶が出ることや、透明感のある色に染まることや、メリットも沢山あります。
いつも通りの無難な白髪染めに飽きた人や、新しい髪色や髪型に挑戦してみたい人は、是非イルミナカラーの白髪染めを試してみて下さい。