日本酒の割り方!炭酸ソーダやコーラなどの割りものアレンジを紹介
今回は日本酒の割り方を紹介します。日本酒割り方には、基本の割り方からアレンジまで色々なものがあります。あなたがまだ挑戦したことがない日本酒割り方があるかもしれません。あなたの味覚に1番合う日本酒の割り方をみつけてみましょう。
目次
日本酒の美味しい割り方やアレンジレシピを紹介
今回は日本酒の美味しい飲み方を紹介していきます。そのまま飲んでももちろん美味しい日本酒ですが、いつも同じ銘柄を買ってしまうという人は、たまにはちょっと違う飲み方で楽しみたいという人もいるかもしれません。
実は日本酒が苦手なのだけれど、いただいたから試しに飲んでみようかなという人もいるでしょう。ちょっと日本酒が苦手だけれど、少しずつ日本酒の味になれていきたいという人にもぴったりの飲み方がみつかるかもしれません。
今までとは違う飲み方にチャレンジしたい人も、これから日本酒を飲んでいきたいという人も、日本酒の美味しい飲み方やアレンジレシピをチェックしてみましょう。
日本酒の種類
まずは日本酒のことをおさらいしておきましょう。日本酒には大きく分けて8種類のに日本酒があります。
米、米麹、醸造アルコールを原料としているのが、本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)と吟醸酒(ぎんじょうしゅ)、大吟醸酒(だいぎんじょうしゅ)、特別本醸造酒(とくべつほんじょうぞうしゅ)です。
米、米麹を原料としているのが純米酒(じゅんまいしゅ)、純米吟醸酒(じゅんまいだいぎんじょうしゅ)、純米大吟醸酒(じゅんまいだいぎんじょうしゅ)、特別純米酒(とくべつじゅんまいしゅ)になります。
甘口・辛口とは
日本酒には酒類のほかに「甘口・辛口」という分類があります。最近の流行は辛口の日本酒です。甘口辛口というのは何できまっているのでしょうか。
甘口辛口の分け方は比重なのだそうです。米の養分がたっぷり残っている日本酒は比重が重い甘口で、軽い比重なのが辛口ということになります。甘口=糖分が多いというわけではありません。
そのため「甘口」と書いてあってもピリッとする日本酒もあれば、「辛口」と書かれていてもフルーティーだと思うお酒もあります。酒屋さんで日本酒を購入する時には、「ピリッとしている日本酒が欲しい」と伝えると好みのお酒をだしてくれるかもしれません。
日本酒の基本的な飲み方
日本酒のことを軽くまとめたところで、日本酒の基本的な飲み方をみていきましょう。日本酒はどんな飲み方が基本になってくるのでしょうか。
常温の冷や
日本酒の最も基本的な飲み方が常温になります。「冷や」というのは常温という意味です。「冷や酒ちょうだい」とお店で頼むと「冷や酒ですか?冷酒ですか?」と聞かれたことがあるかもしれません。
これは「常温ですか?冷蔵庫で冷やした日本酒ですか?」と聞かれているのです。お店の人はお客さんが「キンキンの冷やだよ」と言えば冷酒だなと解釈をしてくれますが、通常「冷や酒」といったら常温で出てくるものだと思うようにしましょう。
常温の日本酒は、本来の日本酒の味を楽しみたい時にはおすすめの飲み方です。すっきりとした味わいなのか、雑味がある味わいなのかを感じながら日本酒を楽しむことができます。
ほどよく冷やした冷酒
日本酒の美味しい飲み方には、ほどよく冷やした冷酒があります。暑い日にはやっぱり冷酒が1番という人もいるでしょう。
冷やの日本酒は日本酒本来の雑味も味わうことができるのに対して、程よく冷やした冷酒の日本酒は、日本酒が持っている香りを楽しむことができる飲み方になります。
冷やすことでほどよく雑味もとれて、すっきりとした味わいを楽しむこともできるという飲み方になります。冷酒にするとすっきりとした飲みごたえになるのでついつい飲み過ぎてしまうかもしれません。
寒い冬におすすめの熱燗
寒い冬には熱燗で日本酒を美味しく楽しむという人もいるでしょう。熱燗にすることで、日本酒の苦みを抑えてくれるという効果があります。甘みを感じることもあるでしょう。
また温めることで、日本酒のいい香りを楽しむこともできるという飲み方になります。熱燗の湯気までも美味しく感じる飲み方ができるのが特徴です。
寒い場所で辛口の熱燗を飲むと、体の芯から温まることもできるでしょう。寝る前に飲むお酒にもおすすめになります。
日本酒の基本的な割り方
日本酒をそのまま飲んだり冷やしたり温めたりするという基本的な飲み方も日本酒の美味しい飲み方ですが、日本酒は割り方を変えても美味しい飲み方をすることができます。日本酒を美味しく楽しめる割り方にはどんな割り方があるのでしょうか。
水割り
日本酒の基本的な割り方には、水割りがあります。日本酒の基本的な割り方というよりは、お酒の基本的な割り方と言ってもいいでしょう。
日本酒の水割りの割り方は好みによってかわりますが、基本は日本酒4に対して水6の割合がいいと言われています。水を多めにした割り方にすることで口当たりをよくすることができます。
また水を入れることで、日本酒の香りを引き立たせることができる美味しい飲み方になります。
お湯割り
お湯割りという割り方も日本酒の美味しい割り方です。熱燗とお湯割りの違いも、お湯割りにすることで、口当たりがよくできるということです。お湯で割ることで、寒い日にはぴったりの日本酒にすることができます。
お湯割りにする時にも、日本酒4に対してお湯6が基本です。カップにまずはお湯を注いで、その後に日本酒を入れるのがポイントです。後から日本酒を入れたほうが、日本酒の香りを十分に楽しむことができるでしょう。
軽くかき混ぜてから美味しいお湯割りを飲んでいきましょう。割り方はあくまでも基本なので、お好みで分量は変えてみてください。
オンザロック
ウイスキーの定番の割り方でもありますが、オンザロックで日本酒を楽しむというのも美味しい飲み方になります。オンザロックとは、日本酒に氷を入れて飲むという方法です。
日本酒に氷を入れることで、すっきりとした味わいの日本酒を楽しむことができます。氷が解けていくことで、アルコールを薄めてくれるので、ついつい飲み過ぎてしまうということも防いでくれます。
ウィスキーと同じように、ちょっと大きめのロック用の氷でオンザロックを楽しむのがおすすめです。ウィスキーグラスで日本酒を楽しむのもいいでしょう。
日本酒のちょっと変わった割り方
ここまでは基本的な日本酒の割り方をみてきましたが、ここからは日本酒のちょっと変わった割り方をみていきましょう。
昔は日本酒はシンプルな飲み方のほうが美味しいと言われてきましたが、色々なお酒が増えたことで、日本酒のカクテルなども多くなりました。日本酒の割り方も多くなったのです。
それではどんな変わった日本酒の割り方があるのかをみていきましょう。
ソーダやコーラなどの炭酸
日本酒のちょっと変わった割り方には、ソーダやコーラなどの炭酸で割るという割り方があります。無糖のソーダで割れば、すっきりとしたのど越しのカクテルのような日本酒を楽しむことができます。
コーラや普通のソーダで割れば、日本酒のすっきりとしたのど越しに甘さがプラスされて、女性でも飲みやすい、まさにカクテルのような日本酒の飲み方を楽しむことができるでしょう。
ソーダやコーラなどの炭酸での割り方は、日本酒1に対してソーダやコーラは2の割合がおすすめです。アルコールが濃いほうがいいという場合は分量を調整してみましょう。
色々なジュース
日本酒と色々なジュースで割ってみるという割り方もおすすめです。ジュースで割るというアレンジも、カクテルの考え方に近いかもしれません。
おすすめのジュースは、グレープフルーツジュースです。すっきりとした味わいの美味しいお酒にすることができる割り方です。
栄養のことを考えている人には、トマトジュースを使った割り方もおすすめです。濃厚なトマトジュースを使うことで、濃厚なのにすっきりとした味わいのお酒にすることができるでしょう。
果実酒やカクテル
日本酒のちょっと変わった割り方には果実酒やカクテルで割るというアレンジもあります。お酒をお酒で割るなんてと思うかもしれませんが、お酒を別のお酒で割ることで、深みのあるお酒の味を楽しむことができる場合があります。
おすすめは梅酒で日本酒を割るアレンジです。甘い梅酒とすっきりとした味わいの日本酒の相性は抜群です。カクテルで割るのであれば、ジントニックもおすすめです。さらにすっきりとした味わいのお酒になります。
日本酒は柑橘系と相性がいいので、柑橘系のカクテルであれば甘いものともあうかもしれません。色々なカクテルで日本酒を割ってみるアレンジも面白いでしょう。
焼酎
日本酒をお酒で割るというのは、果実酒やカクテルだけではなく焼酎でもおすすめです。焼酎と日本酒の味が混ざり合うという割り方だけではなく、香りも混ざり合って美味し宇なると言われています。
ただし日本酒を焼酎で割るというアレンジをする時には、かなり高いアルコール度数になるので注意が必要です。お酒があまり得意でない人は、飲みやすいからといつものように飲んでしまうと倒れてしまうこともあります。
レモンティー
日本酒のおすすめの割り方にはレモンティーでの割り方もあります。紅茶も香りを楽しむ飲み物ですが、日本酒を割ることで、さらに風味を楽しむアレンジになるのです。
紅茶は温かいものを要しするのがポイントです。お湯割りのお湯を紅茶にするという感覚です。レモンティーで日本酒を割る時の割り方は1:1です。少しアルコールが薄くなる飲み方なので、お酒が苦手であるという人にも飲みやすいでしょう。
レモンティー以外の紅茶で割るアレンジも、日本酒を美味しくのむことができるおすすめの割り方です。
牛乳
ちょっと意外な飲み方には、牛乳で日本酒を割るという割り方もあります。イメージとしては甘酒のようなイメージのお酒になります。
冷酒と冷やした牛乳を合わせるのがポイントです。はちみつなどを入れると、ちょっと甘いお酒で、カクテルのように飲むこともできます。
牛乳ではなく、豆乳で割るアレンジをするのもおすすめです。飲みすぎなければ栄養も取れる日本酒の飲み方になるでしょう。
食材を使った日本酒の割り方
ちょっと変わった日本酒の割り方は、まるでカクテルのような日本酒を楽しむことができそうです。それでは飲み物ではなく、食材を使った日本酒の割り方にはどんなアレンジがあるのでしょうか。
柑橘系のフルーツ
日本酒は柑橘系と相性がいいとかきましたが、柑橘系のフルーツと合わせるという方法もおすすめです。日本酒にグレープフルーツやレモンを絞るだけでも美味しくいただくことができます。
日本酒にグレープフルーツやレモンの果肉を入れて食べながら楽しむというアレンジもいいでしょう。少し炭酸を加えると、まるでフルーツカクテルのような飲んでも食べても楽しむことができる日本酒にすることができそうです。
ヨーグルト
日本酒と牛乳の相性がいいならと、考えた人もいるのではないでしょうか。日本酒とヨーグルトも相性がいい食材になります。コクのある飲み物にすることができます。
イメージとしてはシェイクのようになります。ヨーグルトに酸味があるので、日本酒のほんのり甘い感じが絶妙です。
お酒が苦手な人は、ちょっとヨーグルトを多めに入れることでシェイクカクテルのように楽しむことができます。お好みでベリーなどの果肉をプラスするのもいいでしょう。
しょうがとハチミツ
のどの調子が悪い時にもおすすめの割り方が、日本酒にしょうがとハチミツを入れて飲むというアレンジです。あまりお酒が飲めないという人は、ソーダをプラスするのもおすすめです。
ハチミツを入れるだけでも、日本酒が飲みやすくなります。すっきりとしたのど越しで、後から甘みが付いてくるというイメージの美味しい日本酒の飲み方になるでしょう。
日本酒が絶品スイーツには早変わり!
日本酒を使ったスイーツは色々とありますが、家でもできてしまう簡単な日本酒スイーツもあります。簡単にできる日本酒スイーツとはどんなものなのでしょうか。
バニラアイス
日本酒を使った簡単スイーツは、バニラアイスに日本酒をかけていただくというアレンジです。ただかけるだけなので、本当に簡単にスイーツを作ることができます。
用意をするのはバニラアイスとお好みの日本酒、お好みでフルーツやチョコレートをプラスするのもおすすめです。
たっぷりと日本酒をかけるのではなく、おちょこ少し分の日本酒を、香り付け程度にかけて食べるのがおすすめです。大人のスイーツになるでしょう。
ゼラチンを入れてゼリーにする
日本酒を使ったスイーツには、日本酒ゼリーもおすすめです。作り方はとっても簡単です。ゼラチンを入れてゼリーにするだけです。
ゼリーにする時に、少しアルコールが飛んでしまうので、そのまま飲むよりはアルコール度は下がります。下がるとはいってもほんの少しなので、運転をする前に食べることはできません。注意してください。
色々な飲み方で日本酒を楽しもう!
今回は日本酒を美味しく飲むための、日本酒の割り方を紹介させていただきました。紹介した割り方の中には、ジュースで割ったり、スイーツで楽しむというものもありましたが、どれも日本酒です。
アルコールであることは変わりがないので、未成年の人は楽しむことはできません。運転前にも飲食するのはやめましょう。
家にいる時や、タクシーで帰る時には、色々なお酒の割り方に挑戦をして、自分にぴったりの割り方をみつけてください。