100均ダイソーの電池はおすすめ？乾電池や単四電池などを紹介

100均ダイソーで電池を購入した事はありますか？ダイソーでは、日用雑貨、収納用品、文房具、お菓子などの食品、コスメ、DIY道具に至るまで様々な物が売られています。

ダイソーで雑貨は買った事はあるけれど乾電池やボタン電池は買った事がない、電池が何処に置いてあるのか意識した事もないという方もいるのではないでしょうか。また、ダイソーの電池は長持ちするのか？安全性はどうなのか？気になる方もいると思います。

実は、100均ダイソーの電池は意外に使えます。また、種類はかなり豊富です。この記事ではダイソーの乾電池やボタン電池などについて紹介します。

電池にはアルカリ乾電池やマンガン乾電池、ボタン電池など様々な種類がありますが、それぞれの特徴や使い分けについては知らないのではないでしょうか。下記のように、電池には使い切りタイプの物と充電式タイプの物があります。

使い切りタイプには、マンガン、アルカリの2種類の乾電池、酸化銀とアルカリの2種類のボタン型電池、リチウムイオンのコイン型コイン式電池があります。充電式には「ニカド」「ニッケル水素」「リチウムイオン」の3種類があります。
 

さて、皆さんが気になっている、100均の電池の「持ち」や「安全性」ですが、簡単にまとめると「性能は他メーカーと同じである」ということです。ただし、「液漏れしやすい」「使用推奨期限が短い」などの弱点はあるようです。

電池の持ちについては、100均も他のメーカーの電池と遜色はありません。使用推奨期限を守っていれば劣化する事もなさそうです。ただ、ユーザーレビューによると使用している間に「高確率で液漏れする」「他メーカより使用期限が短い」とのことです。

電池のトラブルで一番多いのが「液漏れ」です。液漏れは古くなった電池を入れたままにした際に自然劣化により起こる傾向があります。マメに電池を変えるようにしていれば100均でも問題なく使えるのではと思います。

ここからは、100均ダイソーの電池の種類を具体的に紹介していきます。ダイソーの乾電池は基本的に国産ではなく「中国産」です。

はじめはダイソーの「乾電池」です。ダイソーの乾電池は全て100円で買えてしまうのが一番の強みであり特徴でもあります。

単1形の乾電池は、日常生活ではあまり使い道はありませんが、非常用ライト、ラジオ、ランタンなどに使います。地震などの災害用やキャンプなどで使う機会が多いので、100均の物でも持っておくといい電池です。

電池はライトやラジオなどの中に入れっぱなしにすると液漏れの原因になりますので、別々に保管しましょう。
 

単二乾電池は、海外製品の加湿器などで必要になる場合があるぐらいで一番使い道がない乾電池です。ただ、防災ラジオなどで電池の大きさを選ばない物も出ているようなので、お家にある方は活用できる時もあるかもしれません。

100均ダイソーの「HWアルカリ乾電池」シリーズは、比較的新しく出たものです。デザインは良いけれど、性能的に優れているといった特徴はないようです。
 

100均ダイソーの単2乾電池の「アルカリ乾電池new」は、他情報によると、HWアルカリ乾電池に比べると多少性能が良いとの結果が出ています。同じく単二電池は使い道がないので購入する機会もあまりないかもしれません。
 

「ダイソー＆HWアルカリ乾電池 使用推奨期限7年」は、その名の通り、使用推奨期限7年でダイソー電池の中では長持ちが保証されている電池です。単三電池は使い道が一番多いので重宝しますが、HWシリーズよりも他の方が性能が良いとの情報もあります。
 

ダイソー＆GOアルカリ乾電池 使用推奨期限7年、は、「DAISO & S」の新しい版電池です。性能は値段相応で、良くも悪くもないというレビューもあります。使用推奨期限はダイソーの中では長めなのでストック用に持っておくのは悪くないかもしれません。
 

単3形のアルカリ乾電池newも、値段相応な電池のようです。原産国は中国で変わらず、パッケージが以前よりも新しくなっているものの、中身のチェンジはない様子です。5本で100円は格安なので急を要する時に使うといいかもしれません。
 

ダイソーの、単3形GPマンガン乾電池は、10本で100円で、かなりコスパに優れた電池です。マンガン電池はアルカリ電池より持ちが悪い弱点はありますが、置時計などに使って頻回に電池を変えるようにすれば問題なく使えます。
 

ハローキティアルカリ乾電池は、昨年10月ぐらいに新発売された、キャラクターが売りの電池です。性能は他の電池と変わりませんがキャラクター入りとのことで4本100円、少し高めの値段設定になっています。

店舗によっては、すでにハローキティ―の電池は入荷していないところもあります。現在あるだけで販売終了になるのかも？しれません。
 

単四形のダイソー＆HWアルカリ乾電池 使用推奨期限7年は、HWシリーズの乾電池で値段相応との評判です。単四電池は単三電池より小さい形になっていますが、本数は変わらず5本で100円なのでコスパ的には微妙かもしれません。

単四電池は、置時計や、小型のリモコン、小型のラジオ、LEDライトなどに使われることがあります。単三に比べると使用頻度が少な目ですが、災害時に備えて買っておいても良さそうです。
 

単4形のダイソー＆GOアルカリ乾電池 使用推奨期限7年、も単三電池と同じ性能や持ちになるようです。一回り小さい電池ですが、5本で100円なので単三よりコスパが悪い電池かもしれません。
 

単4電池の、ハイパワーアルカリ乾電池 長持ち25%アップは、消費電力の高い機器で使用するのがおすすめです。電圧が比較的安定しており、電気を使用している間は電圧が落ちる事が少ないとの情報もあります。コスパも良いので優秀だと思います。
 

単4のGPマンガン乾電池は、コスパが良いのでお勧めの電池です。アルカリ電池に比べて長持ちはしませんが、消費電力の低い時計などに使うといいでしょう。
 

単4形のハローキティアルカリ乾電池は、先ほどの単三と同じで、キティーの絵柄で癒される電池です。子供のおもちゃなどの電池にこれを使うとテンション上がるかもしれません。昨年販売され始めた物ですが、店舗によっては置いていないところもあります。
 

単5形の乾電池は、自転車のライトなどに使われる電池です。日常生活ではあまり見かけない電池かもしれませんが、単四よりも太く短い電池です。ダイソーのアルカリ乾電池1.5Vは2本で100円、コスパの良い電池です。
 

ダイソーの電池の種類、続いては「ボタン電池」です。ボタン電池には酸化銀タイプのものと、アルカリタイプがあります。酸化銀タイプの電池の方が高級で性能が良いため、クオーツ時計や精密機器などに使用されます。

SRとなっているのが、酸化銀タイプで、LRとなっているのがアルカリタイプです。CRはリチウム型のコイン電池です。用途については前述の表を参考にしてください。

ダイソーLR43は、外径が11.6ミリ、高さ4.2ミリのアルカリボタン電池です。記号が43となっているものは、国際規格で全て同じサイズになっています。ボタン型電池も他店で買うと200円～300円はしますが、ダイソーはお得な値段設定となっています。
 

ダイソーLR44ボタン型電池は、外径が11.6ミリ、高さが5.4ミリのアルカリボタン電池です。43型より少し厚みのある電池です。電池交換の時は型番を見てから買いましょう。2個入りと4個入りがあります。
 

ダイソーLR1130は、直径11ミリ、高さ（厚み）3ミリのアルカリボタン電池です。アルカリのボタン電池は他メーカーでも比較的安いですが、2個で100円の物は見当たらず、ダイソーの物が一番コスパが良いです。
 

ダイソーSR44は、直径は11.6ミリ、厚みは5.4ミリの酸化銀タイプのボタン電池です。酸化銀タイプのボタン電池はコストがかかるので、他アルカリ電池より個数が少なくなっています。それでも他メーカーよりはお安いです。
 

ダイソーSR621は、かなり小さめの酸化銀タイプのボタン電池です。酸化銀タイプなので1個100円とお値段は高めになっています。
 

ダイソーSR626は、SR621よりも少し大きめの酸化銀タイプのボタン型電池です。腕時計などの電池に使われる電池です。
 

マクセルCR1616は、マクセルのコイン型のリチウムイオン電池です。直径16ミリ、厚さ1.6ミリです。コイン型のリチウム電池は電子辞書などに使用されることが多く長期間の利用に向いている電池です。
 

マクセルCR2016は、ダイソー製品ではなくマクセルのコインリチウム型電池です。直径20ミリ、厚み1.6ミリで前述のマクセルのものよるも少し大きめの電池となっています。
 

CR2032は、直径20ミリ、厚み3.2ミリのコイン電池です。パソコン内蔵電池などに使用されていることが多いようです。マクセルなので品質は良いと評判です。これで100円は安いかもしれません。
 

三菱アルカリボタン電池LR43は、三菱製のアルカリボタン電池です。メーカー品の電池なのですが、ダイソー製品の物と個数は同じ2個で100円です。三菱の電池の方が良いとの口コミはないですが、安心さではこちらに軍配があがるかもしれません。
 

三菱アルカリボタン電池LR1130も、三菱製のアルカリボタン電池です。こちらも有名メーカーの電池にも関わらず2個で100円なのでコスパの良い電池と言えそうです。
 

三菱リチウムコイン電池CR1220も、2個で100円で販売されており、ダイソー製品には同タイプの物がないので、この形が必要な場合は必然的に三菱の物を買う事になります。
 

三菱リチウムコイン電池CR1632は1個で100円の値段設定になっています。こちらはネットショップでも100円前後で同じものが売られています。
 

三菱リチウムコイン電池CR2016は、マクセルCR2016と同じコイン型リチウム電池です。2個で100円のかっく設定も同じです。両者には特に評判の違いはないようです。
 

三菱リチウムコイン電池CR2025も2個で100円の破格な値段設定となっています。コイン電池ボタン電池は、ダイソーでマクセルや三菱の物を買うとコスパが良いかもしれません。
 

ダイソーの電池の種類、最後は「充電電池」です。充電電池とは、何度も使える電池です。充電型電池には「ニカド」「ニッケル水素」「リチウムイオン」タイプがあります。

ダイソーで扱っている充電電池は、ニッケル式のものです。ニッケル式は電池を使いきってから充電する必要がありますが、ニカドよりは使いやすいと言われています。

単3形のReVOLTES(リボルテス)充電式ニッケル乾電池は1本で100円です。パナソニックの単三充電型電池は4本で2000円、1本500円計算になるのでかなりお安いです。

しかも、パナソニックの電池よりも性能が良く他サイトの実験によるとダイソー充電電池の方が長持ちしたとの結果もあります。
 

単4形のReVOLTES(リボルテス)充電式ニッケル乾電池も、1本で100円で単三と同じ価格設定となっています。性能は他メーカーと引けを取らないのでかなりお得と言えるでしょう。
 

Ni-MH(ReVOLTES)専用充電器 単3形・単4形対応は、1本で100円です。単三も単四も充電できるようになっています。

先ほどパナソニックの充電電池の事にも触れましたが、電池の性能はダイソーの勝利だったものの、充電時間がパナソニックが6時間で済むのに対し、ダイソーは2倍の12時間もかかってしまうのが難点です。気長に充電できる人ならダイソーでも問題ないでしょう。

最後に、電池と一緒に買うと何かと便利なダイソーアイテムをご紹介します。ダイソーは電池の種類も豊富で揃わない物はないですが、電池アイテムもしっかり用意されています。

電池チェンジャーとは、電池のサイズを変えられる優れものです。単二電池を単一に、単三電池を単二に、単三が単一に、差し込むだけで変わってしまうのです。ただ、あくまでも非常用に留めておき、型に合う電池が手に入ったら元に戻す方が無難なようです。
 

乾電池チェッカーは、乾電池の残量が分かる優れものです。これは一つ300円になっています。使用期限の切れている乾電池の残量などを確認したい時に便利です。
 

100均ダイソーの電池について紹介しました。ダイソーにはダイソーで作っている電池とマクセルや三菱のメーカーの電池も置いてあることが分かりました。

また、性能的には値段並みであり損をする事はないようです。安全面については液漏れが心配ですが、入れっぱなしにしない事を徹底すれば大丈夫なようです。ちなみに液漏れは他メーカーでも起こる事で、ダイソーだけ液漏れを起こすわけでもないようです。

まとめますと、100均ダイソーの電池は使い方に注意をすれば、コスパの良い商品と言えるでしょう。