北海道の廃墟スポットまとめ!札幌市のゴーストタウンなどを紹介

47都道府県で一番広い面積を持つ北海道の札幌は雄大な自然や多くの観光スポットで有名ですが、廃墟がとても多い地域であることも知られています。今回は北海道の学校やホテル、テーマパークに札幌のゴーストタウンなど廃墟や心霊スポットについて見ていきましょう。

北海道の廃墟スポットまとめ!札幌市のゴーストタウンなどを紹介のイメージ

目次

  1. 1札幌など北海道には心霊スポットがいっぱい!
  2. 2北海道に廃墟が多い理由とは?
  3. 3北海道の廃墟スポット【学校編】
  4. 4北海道の廃墟スポット【遊園地編】
  5. 5北海道の廃墟スポット【ホテル・病院編】
  6. 6北海道の廃墟スポット【炭鉱編】
  7. 7北海道の廃墟スポット【その他編】
  8. 8北海道の廃墟は歴史を感じる

札幌など北海道には心霊スポットがいっぱい!

日本で最大の面積を誇る北海道は廃墟が多いことで有名です。廃墟にはその独特の怖さや不気味さとともに何となく懐かしい雰囲気と現実離れした世界観があり、隠れたファンも多くいます。

そんな北海道の廃墟や心霊スポットを、ホテルや病院、学校などの建物をはじめ、テーマパークやゴーストタウンまで全てご紹介していきます。

北海道に廃墟が多い理由とは?

北海道には自然が多く、昔から開拓者が多く移住しました。もともと炭鉱があったりして栄えていた町もあったのです。歴史的な名所もたくさんあり、開業してから使われなくなり、そのまま廃墟となったところが今でも残っているのです。

今回はそんな北海道の心霊スポットや廃墟について見ていきましょう。

北海道の廃墟スポット【学校編】

北海道の廃墟や心霊スポット最初は学校から見ていきましょう。

1.沼東小学校

沼東小学校は北海道ではかなり有名な心霊スポットです。森の中にある学校で、現在では使われず廃墟として残っています。山道を歩いていくのでなかなか到着しないことから難易度の高い廃墟として知られています。

学校は赤さびた鉄筋の骨組みだけが残されており、窓ガラスは全て割られています。周辺は水浸しになっており、窓から中に入ることができますが、危険なので入らないようにしましょう。

もともと1906年に建てられて戦後に小学校となりました。近くには炭鉱などもあって、子供がたくさんいたようです。
 

住所 北海道美唄市道道135号線
アクセス JR「美唄」から車で道道135経由17分
おすすめ度 ☆☆☆

2.旭小学校

夕張市が炭鉱の町として栄えていた時に建てられた旭小学校、しかし、人口が減ってきたために存続困難になり、公営の宿泊施設ファミリースクールふれあいとして生まれ変わりました。

しかし、夕張市の財政の破綻とともに2006年に閉鎖、現在では管理も行き届かず荒れ放題の廃墟となっています。残ったグランドピアノや体育館は不法侵入者に荒らされ放題で無残な姿になっています。
 

住所 北海道夕張市福住10
アクセス JR「夕張」から道道38号線経由徒歩約30分
おすすめ度 ☆☆☆

3.太陽小学校

はぼろ緑の村は宿泊施設の廃墟なのですが、もとはこちらに存在した築別炭砿集落の小学校である太陽小学校の跡地です。昭和46年に一度廃校した後、昭和57年に再開発ではぼろの村にかわりましたが、集客が振るうことなく、平成12年に廃業となりました。周りには何もなく、完全にゴーストタウンと化しています。

完全にゴーストタウンとなってしまったはぼろ町の炭鉱集落ですが、太陽小学校は開校時はとても栄えており、ピーク時には1000人もの児童数がありました。太陽小学校は円形の体育館が見どころで、現在もその姿は健在です。館内はとても美しい内装をしているのですが、どこかさみしそうな雰囲気が漂っています。
 

住所 北海道苫前郡羽幌町築別炭砿
アクセス 札幌から車で3時間
おすすめ度 ☆☆☆☆

北海道の廃墟スポット【遊園地編】

北海道には遊園地などのアミューズメント施設などの廃墟もあります。遊園地後の廃墟について見ていきましょう。

1.グリュック王国

北海道のレジャースポット後の廃墟にグリュック王国があります。1980年に建設された中世ドイツ風の作りのテーマパークで、2007年に閉鎖されて廃墟となった心霊スポットです。

敷地の中は雑草が生い茂っており、会員制ホテルのお城ではラップ音が聞こえるという噂が立っています。観光客の霊の目撃情報もあり、地元では有名な肝試しスポットとなっている廃墟です。
 

住所 北海道帯広市以平町
アクセス 帯広空港から車で(道道109号線経由)7分
おすすめ度 ☆☆☆☆

2.いなせレジャーランド

北海道の有名な観光名所、屈斜路湖、そこに面して作られたのが、いなせレジャーランドです。露天ぶろやキャンプ場など遊園施設やスパ施設が人気のレジャーランドでした。

経営難に陥ったのちに業務を縮小して屋内施設は切り捨てられて現在は廃墟となっています。ゴルフ場などが引き続き運営されています。現在も会社は存続していますが、レジャーランド施設は完全に廃墟となっています。
 

住所 北海道川上郡弟子屈町屈斜路2
アクセス 車でJR「釧路」から摩周湖(国道から国道391号経由)1時間43分
おすすめ度 ☆☆☆

北海道の廃墟スポット【ホテル・病院編】

北海道にはホテルや病院などの廃墟も多くあります。今は完全に廃墟と化して荒れ放題の病院やホテルを見ていきましょう。

1.洞爺ホテルSCANDIA

山小屋のような外見にフィンランド式のサウナを導入したおしゃれな感じのホテルだったのだが経営難に陥り現在では廃ホテルとなりました。ホテルを隠さんばかりに雑草が伸びて放置された年月を感じます。

廃墟本にも掲載されたことがあり、空港や駅が遠い立地ではあるが、いまだに心霊スポットとして人気のある廃墟です。心霊スポットとしての由来は、夜に見るとその不気味さに圧倒されるからかもしれません。
 

住所 北海道虻田郡豊浦町桜
アクセス 車でJR「豊浦」から(道道97号)約10分
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

2.雄別炭鉱病院

雄別炭鉱病院入は北海道内だけでなく、全国的にも有名な心霊スポットです。ゴーストタウンと化した集落の中にある廃墟の病院で、たくさんの悪霊がいるので霊能力者は絶対に近づけないと言われています。

幽霊の目撃情報も多く、霊感のない人でも頭痛やめまい、悪寒のような症状が現れることもあるそうです。霊に取りつかれると言われている廃墟が雄別炭鉱病院で札幌から少し離れた釧路にあります。
 

住所 北海道釧路市阿寒町雄別22線 道道667号線
アクセス 車でJR「釧路」からまりも国道と国道240号線(道道222号線経由)1時間6分
おすすめ度 ☆☆☆☆

3.恵山モンテローザ

恵山モンテローザはバブル時代に計画されたリゾート地の廃墟です。もともと存在した地元のホテルを企業が買収し、そのあたり一帯を巨大なテーマパークにする計画だったようです。バブル崩壊時の不況の波に飲み込まれ1998年に閉鎖となったあと、長い年月が経ち現在では完全な廃墟と化しています。

ホテル周辺には菩薩像や金の銅像、金閣寺を模した建物があったり、バブル時代当時の派手な雰囲気の面影が随所に残っています。荒廃した建物の周辺に、金色の銅像が不気味にたたずんでいる姿は少し怖いものがあります。北海道有数の心霊スポットのひとつです。
 

住所 北海道函館市柏野町117−7
アクセス 函館駅から車で20分
おすすめ度 ☆☆☆☆

4.ホテル中央荘

函館の銀座道りに存在するホテル中央荘は2000年の初めまでと、わりと最近まで営業していたホテルの廃墟になります。大正10年以降に建てられたこのホテルは、鉄筋コンクリートの造りで耐火構造の3階建ての建物です。

当時らしいモダンな洋風の建物は元々は薬局と呉服屋として使われていたそうです。ほんの10年ほど前まで現役のホテルとして使われていましたが、廃業してから荒廃が進み、不気味な雰囲気が漂っています。

大正のロマンを感じさせるこの建物は、レトロな建物が好きな人には人気が高く、このまま使わないで朽ち果てていくのは少しもったいなく感じます。
 

住所 北海道函館市豊川町
アクセス 函館駅から車で15分
おすすめ度 ☆☆☆☆

5.ラブホテルコスモ

ラブホテルコスモは札幌に近い帯広にある廃墟です。客室がスペースシャトル風の変わったインテリアになっている廃ホテルです。鏡張りになっている天井を写真でとると、隣に女性が写りこんだり、荒れた室内に足を踏み入れるとラップ音が聞こえてくるなどの噂がたっています。

また、二階の窓から何者かがこちらを見てくるという心霊現象も聞かれる廃墟です。
 

住所 北海道河東郡音更町宝来南1条7丁目 道道73号線
アクセス 帯広から車
おすすめ度 ☆☆☆

北海道の廃墟スポット【炭鉱編】

北海道はその昔炭鉱の町として大きく栄えていました。夕張市、三笠市などは炭鉱のおかげで大きく栄えていましたが現在は炭鉱も閉鎖されてゴーストタウンのようになっています。閉鎖された炭鉱跡地の廃墟を見ていきましょう。

1.住友奔別炭鉱

廃鉱として有名な住友奔別炭鉱、日本でも有数の炭鉱を持っていた北海道にはその多くの炭鉱跡が存在します。その中でも住友奔別炭鉱は廃墟好きだけでなく、写真家にも人気の廃墟であり、心霊スポットでもあります。そびえたつ茶色の立杭が北海道を支えた炭鉱であったことを物語り、同時に衰退していった炭鉱の歴史も表しています。

明るい日差しの下で見るときは物悲しさが勝るのですが、夜になるとその不気味さには足がすくんでしまうほどの不気味な廃墟です。心霊スポットとしても有名な廃墟です。
 

住所 北海道三笠市奔別町
アクセス JR「岩見沢」から三笠幾春別線で50分「幾春別4丁目」下車 徒歩10分
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

2.北炭平和炭鉱

1920年に石狩石炭から鉱区を引き継いで若菜辺砿として事業を継続していましたが1930年に休止、1937年に再開発して優良な鉄鋼コーク用原料炭を産出して最盛期1960年に、隣接していた夕張鉱業所とともに夕張炭田の中心的な炭鉱として操業していましたが、

採炭条件の悪化などから夕張市、清水沢、沼ノ沢の東部地区で開発された夕張炭鉱に生産を移行して1975年に閉山しました。現在では、雑草や木々に埋もれていますが、ガス管やパイプ菅などの当時の設備が朽ち果てつつも残っています。その姿は役目を終えて眠っているように感じる廃墟です。
 

住所 北海道夕張市平和
アクセス 千歳空港から車で1時間4分
おすすめ度 ☆☆☆☆

3.幌内炭鉱

北海道の石炭と鉄道の発祥の地が三笠市です。三笠の山奥に進んでいくと旧北炭幌内炭鉱変電所が出てきます。山奥には不釣り合いで不似合いなその姿は不気味でお化け屋敷のようにも見えます。

1992年に建てられた変電所の外観は赤いレンガ張りの建物で、明治時代の風情が感じられます。冬になると枯れ木に包まれその色合いが枯れた木と不釣り合いな感じを出して不気味な印象を覚える心霊スポットです。
 

住所 北海道三笠市幌内中央町 
アクセス 三笠市役所から車で15分
おすすめ度 ☆☆☆☆

4.三笠ジオパーク

北海道の三笠市が観光名所として炭鉱跡地ジオパークとして現在管理しています。化石や北海道開拓の歴史、名産物、祭事、鉄道など様々な歴史が学べる場所となっています。

広いスポットを回るために観光バスを利用してのツアーも組み、廃墟が好きな人だけでなく、お子様連れや家族旅行の観光スポットとしても人気です。明治時代に活躍した炭鉱、それが現在では生活を支える場所ではなく、過去の遺構として北海道の観光名所になっていることは歴史の流れを感じます。

人工物が朽ち果てていき、自然と一体化する姿はSF映画の舞台のようで幻想的です。茶色にくさびた鉄骨に絡む緑の蔓や葉が生い茂っていく様子は自然のたくましさを感じ、同時に文明のはかなさも感じます。感慨深い気持ちに浸ること間違いなしの、落ち着いて廃墟を鑑賞できるスポットです。
 

住所 北海道三笠市幸町2番地
アクセス JR線「札幌」から「岩見沢」で下車、中央バス三笠線、幾春別町行き「三笠市公民館」下車
おすすめ度 ☆☆☆

北海道の廃墟スポット【その他編】

北海道には他にもいろいろな廃墟が存在します。昔は栄えていた町が現在はゴーストタウンのようになっている場所や、観光地になっているような廃墟、そのほかの北海道の廃墟を見ていきましょう。

1.冬季オリンピック跡地

1972年に北海道札幌市で開催された冬季オリンピックの後、使用されることなく廃墟になった場所がります。日本に限ったことではなく、世界中のオリンピック跡地が活用がうまくできず廃墟となってしまうケースは多いです。

リオオリンピックの跡地も半年もたたずに廃墟となったことが有名です。札幌市にある手稲山もボブスレーの会場やオリンピックハウスが建てられ、その後廃墟となりました。手稲山ロープーウエイ近くにあるオリンピックハウスは見つけやすく、当時の名残を強く感じます。

しかし、夕暮れとともに徐々に暗い雰囲気に包まれ、早く立ち去りたいという気持ちが芽生えてくるほど不気味な廃墟になっています。
 

住所 北海道札幌市手稲金山172−1
アクセス 札幌駅から車で約40分
おすすめ度 ☆☆☆☆

2.定山渓

札幌で唯一の温泉街、定山渓は老舗旅館が立ち並んでおり、冬場は北海道ならではの雪景色が見られる温泉街です。温泉地としての歴史は幕末までもさかのぼり、当時小樽に住んでいた定山というお坊さんがここで温泉宿を作ったのが最初とされています。

つい最近まで心霊スポットと言われていた北海道秘宝館があった場所です。多くの人たちが見に来た廃墟なだけに、取り壊された今でも廃墟好きには有名な心霊スポットとなっています。
 

住所 札幌市南区定山渓温泉東3丁目
アクセス 札幌市中心部から車で45分
おすすめ度 ☆☆☆

3.産業遺産「唐松駅」

1929年12月15日に国有鉄道幌内太から幾春別間に石炭搬出の貨物駅として開業しました。単式ホームの無人駅でしたが列車行き違い設備がありました。それらの設備は駅舎側の1線を残して撤去されて、廃止後しばらく放置されています。

廃墟となり荒れ放題になっていましたが、地元の有志達により、駅周辺の修復、整備、記念品の展示、看板のかけかえが行われ、現役だった当時の雰囲気に戻っています。今では北海道の観光地の名所の一つとなっています。
 

住所 北海道三笠市唐松町1 
アクセス 千歳空港から車で約1時間
おすすめ度 ☆☆☆

4.廃墟温泉街「雷電温泉郷」

日本の廃墟を舞台にしたホラーゲームが人気を集めている中、雷電温泉郷は今それをバーチャルに体験しているかのような街並みになっています。

昔は賑わっていた旅館は朽ち果て、食堂の看板が下がった店内は荒れ果て無人、昔は人気の温泉街で古くから続く旅館も多くあり、昭和の時代を感じる建物たちは汚れ歪み、ぽっかりと開いたくらい窓からはこっちをのぞいているような不気味さが漂う心霊スポットです。
 

住所 北海道岩内郡岩内町敷島内 
アクセス JR「札幌」「小樽」「倶知安」から北海道中央バス
おすすめ度 ☆☆☆☆

北海道の廃墟は歴史を感じる

北海道の廃墟はどの廃墟を見ても歴史を感じてしまいます。当時は活気があった面影がそのまま残されつつ、現在は誰も寄り付かない廃墟と化しているのです。特に昔は北海道を支えていた炭鉱の跡地などは、廃墟となった今はどことなくさみしさを感じます。

北海道に行く機会があれば廃墟巡りをするのもいいかもしれません。

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