金沢のお土産雑貨人気ランキング!おすすめの小物なども紹介

金沢のお土産雑貨人気ランキングを紹介していきます。金沢は北陸の地に花開いた文化の都、前田利家から始まり150年余りに渡って栄えてきました。江戸時代には兼六園が作庭され、新井白石は「加賀は天下の書府」と褒めました。旅情を誘う金沢のお土産雑貨を紹介していきます。

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目次

  1. 1金沢で買いたいおすすめのお土産雑貨を紹介
  2. 2金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP10【工芸編】
  3. 3金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP3【女性編】
  4. 4金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP3【男性編】
  5. 5金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP3【生活雑貨編】
  6. 6金沢の発展の歴史
  7. 7金沢のお土産は彩り豊か

金沢で買いたいおすすめのお土産雑貨を紹介

金沢には、人気のある魅力的なお土産雑化が溢れています。その中で何を選んでいいか目移りすることでしょう。旅に先立って、予め調べておくことが賢明です。今から、そんなな土産雑貨の人気順候補たちを紹介していきます。

金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP10【工芸編】

まずは、文化的な工芸品の品々を紹介していきます。お土産雑貨として、定番人気なものが多くなります。送る相手を選ばないので、気安くお買いものを楽しめます。

第10位.加賀八幡起上がり

金沢で人気のお土産雑貨「加賀起き上がり八幡」が売られているのは、かわいらしい黒い木造店舗に、赤地の白抜きで「めんや」と書かれた看板のお店です。「加賀起き上がり八幡」は、産まれた子の、無病息災とすこやかな成長、それに幸せとを祈り贈られたものです。

おすすめとして、制作体験があります。予約すれば絵付けに挑戦できるので、手をかけた分より思い出に残る自分へのお土産となるでしょう。その価格も400円とリーズナブル。
 

商品名・価格 加賀八幡起上がりセレクトギフトBOX/3000円
(画像は参考例)
取扱店 中島めんや
住所 石川県金沢市尾張町2丁目2−18
営業時間・定休日 営業は水曜日~月曜日9:00~18:00。お休みは火曜日
おすすめ度 ☆☆☆☆

第10位.水引のアクセサリー

伝統ある加賀水引の「津田水引折型」のおすすめは、老舗がつくった独自なニュー製品です。水引をもとに作られたアクセサリー類は、宝石の粉でも混ぜたようにキラキラ輝き、うねるように重なったラインは流麗さをその輪郭(シェイプ)の中に閉じ込めています。

津田水引折型は伝統工芸品としての枠を越え、バレッタ、ヘアピン、イヤリング、ピアスなど様々なおしゃれ雑貨世をに出しつつみ、従来の伝統的な水引のかんざしや箸置きなども販売しており、多様なニーズにこたえています。

金沢では今でも、水引はただのお土産雑貨としてではなく、良縁と幸せを結ぶ紐として生きています。
 

商品名・価格 水引ピアス、水引イヤリング 各3996円~
(画像は参考例)
取扱店 津田水引折型(野町店)
住所 金沢市野町1-1-36 にし茶屋街
営業時間・定休日 営業は平日10時~18時、土曜日は10時~12時。
日曜、祝日休み
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

第9位.九谷焼 豆皿

金沢21世紀美術館ちかくにある[g]ift。大正時代から令和まで続く青郊(せいこう)窯で焼かれる、色鮮やかな小皿、豆皿たち。伝統文様を生かした色柄模様はバリエーション豊富です。薬味やお菓子の盛りつけに使うだけで、テーブルに彩りを添えます。複数の人へのお土産雑貨として最適です。
 

商品名・価格 豆まめ富士/1296円 九谷焼縁起豆皿/1080円
(画像は参考例)
取扱店 [g]ift/ギフト
住所 金沢市広坂1-2-18 中村ビル1階 金沢21世紀美術館付近
営業時間・定休日 月曜日をのぞく10時~18時営業。
定休日は月曜日、祝日の場合は翌平日、年末年始
おすすめ度 ☆☆☆☆

第8位.九谷焼 箸置き

九谷陶泉(クタニトウセン)による「九谷焼ガチャガチャ」です。あのゲーセンのガチャガチャのカプセルの中に、九谷焼の箸置きを入れ売っています。お店の中だけでなく金沢の街中に散見します。小松空港に金沢駅、街中にガチャガチャがあり、気軽すぎるほど簡単に九谷焼を購入できます。これぞ雑貨といったところでしょうか。
 

商品名・価格 ガチャガチャ500円
取扱店 九谷陶泉
住所 石川県小松市河田町18。その他。
営業時間・定休日 月曜日~金曜日9:30~17:00。土日定休日
おすすめ度 ☆☆☆

第7位.加賀ゆびぬき

城下町金沢には、着物を仕立てるお針子さんがたくさんいました。仕立てのための道具も、また眉目麗しくできているのです。美しき実用品といったところ。色とりどりの「加賀ゆびぬき」は飾っておくだけでもインテリアになります。

お揃い柄の針山もセット買いできるので、ますます使い辛くなってしまいます。自作体験もできるので、あなただけのお土産を手に入れましょう。加賀手毬、加賀ゆびぬきの作家が、懇切丁寧に作り方を教えてくれるので、初心者でも安心です。
 

商品名・価格 不明(画像は参考例)
取扱店 加賀てまり 毬屋
住所 金沢市南町5-7小出南ビル2F
営業時間・定休日 営業は木曜日~月曜日9:30~18:00。
お休みは火曜日と水曜日
おすすめ度 ☆☆☆☆

第6位.ちょこっと針山

「ちょこっと」とは、金沢弁で小さなことを意味します。古布を丸め込みボール状にした表面に美しい布地を貼り、それを山中塗(やまなかぬり)のお猪口に入れたものです。なんとなくネコ鍋みたいです。

裁縫をされる方へのお土産、自身がなされる方には、お針箱に入れ針山として普通に使えます。室内を飾るインテリア雑貨としても、おすすめな人気商品です。
 

商品名・価格 不明(画像は参考例)
取扱店 浅の川吉久
住所 金沢市東山3丁目1番30
営業時間・定休日 月曜~日曜日10:00~17:00
おすすめ度 ☆☆☆☆

第5位.水引ピアス

金沢美術工芸大学の学生デザインによる、水引『kasane』ピアスです。金沢の伝統工芸である水引細工の間口を広げ、世代を越え気軽に楽しんでもらいたいという発想から考案されました。そんな小難しいことは抜きに、ふつうにお土産雑貨として購入できます。

結んだ鮮やかな糸目が交差する2本の束は、ひたすらシンプル。その単純さはどこかアルカイックで、水引本来の持つ意味を露わにしています。産まれた子の無病息災を願う、まわりの人々の気持ちのままに単純です。乳児死亡率の高かった昔に、思いを馳せさせられるでしょう。
 

商品名・価格 水引『kasane』ピアス 1080円(税込)7色
(画像は参考例)
取扱店 モリシタ
住所 金沢駅 金沢百番街 あんと7階
営業時間・定休日 あんと営業時間8:30~20:00
おすすめ度 ☆☆☆

第4位.加賀手毬のアクセサリー

水引とは、日本の伝統的なラッピングです。その意味するところは、送る相手と自分の二者の安心だけではなく、二者と社会との間の小さな世間の無事を願い、安寧を留めることなのです。その祈りの表現としての「結び目=knot」なのです。くだけていえば、水引結とは、厄除の願、人と人との縁を福に導くものなのです。

その「knot」のアクセサリシリーズは、昔と変わらぬ思いのまま新しい形となつた商品なのです。ネックレス、イヤリング、ブローチ、ヘアーアクセサリー等があり、男性用への人気のお土産雑貨として、カフスやネクタイピンもあります。
 

商品名・価格 値段は1000円台から
取扱店 津田水引折型(野町店)
住所 金沢市野町1-1-36 にし茶屋街
営業時間・定休日 営業は平日10時~18時、土曜日は10時~12時
日曜、祝日休み
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

第3位.加賀てまりストラップ

色柄とも、多種多様な小鞠をアレンジしたお土産雑貨です。携帯ストラップなら、たくさん買っておいて、後でお土産として配るのに都合がよい雑貨です。無計画でもオッケーオッケー。

魔除け効果があるという加賀手毬を、随時身に帯びていられる一品となります。金沢蒐集館上坂は、金沢駅の金沢百番街「あんと」の中にので、交通の利便性が非常に良ろしいです。
 

商品名・価格 不明(画像は参考例)
取扱店 金沢蒐集館 上坂
住所 金沢駅 金沢百番街 あんと12階
営業時間・定休日 あんと営業時間8:30~20:00
おすすめ度 ☆☆☆

第2位.香雅

金沢・クラフト広坂は、金沢能楽美術館の中にあります。「香雅」は、水引をそのまま匂い袋にした商品です。お土産用の雑貨としは、形状の目的を裏切り香り立つものなので、送る相手を選ぶかもしれません。万人にはお勧めできませんが、ハマる人にはハマる商品といえます。美術館で売られているというのも、そんな風情が漂うような。
 

商品名・価格 ミニ香雅 2,592円(税抜価格 2,400円)
(画像は参考例)
取扱店 金沢・クラフト広坂
住所 金沢市広坂1-2-25金沢能楽美術館内
営業時間・定休日 火曜~日曜日10:00~18:00 お休み月曜日
おすすめ度 ☆☆☆☆

第1位.水引の匂い袋

全11色の豊富なカラーバリエーション、送る相手に合わせた色を選べます。お好みのポプリ、アロマを入れ、紐をほ解かず香の出し入れができます。和室だけでなく、モダンなインテリアにもよく合います。お高いですが、その高級感が誠意あるお土産として人気なのでしょう。
 

商品名・価格 水引 香袋 4,166円(税込 4,500円)
取扱店 自遊花人
住所 石川県金沢市清川町 7-9
営業時間・定休日 火曜~日曜日10:00~16:00 休み日曜日
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

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金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP3【女性編】

金沢のお土産雑貨人気ランキングの女性編をみていきたいと思います。女性編なのでアクセサリーや美容関係の商品が多くなります。

第3位.水引かんざし

お店のホームページから。水引は古来から「結ぶ」「繋ぐ」という意味を持ち、縁起物として多岐に渡って使用され愛されてきました。髪飾りの他にも、オリジナル商品を多数作成しております――とのこと。とくに若い女性へのお土産雑貨としては、またとないでしょう。
 

商品名・価格 水引かんざし
取扱店 浅の川吉久
住所 金沢市東山3丁目1番30
営業時間・定休日 月曜~日曜日10:00~17:00
おすすめ度 ☆☆☆☆

第2位.美容金箔&TGエッセンス

女性用のお土産に「美容金箔」は喜ばれるでしょう。うすい金箔を直に肌にのせ、なじませます。慣れないと取り扱いが難しい金箔ですが、ポップアップ仕様によって、誰でも簡単に扱うことができるようになりました。

TGエッセンス(美容液)と金箔が、セットとなったお得なトライアルセット。金箔をのせ打ち延ばす和紙に、保湿成分のコラーゲンを浸透させ製箔しました。肌に、なじみやすく仕上げられたプラチナ金箔のコラーゲン仕立てです。

ネットでも買えますが、それをいったら他の大抵のものもそうです。お土産は、あくまで気持ちですから。
 

商品名・価格 美容金箔&TGエッセンス(美容液)
楽天市場、本店オンラインショップ
共に1,998円(税込み・送料無料)
取扱店 箔座HAKUZA本店 ひかり蔵
住所 石川県金沢市森山1丁目30−4
石川県金沢市東山1丁目13−18
営業時間・定休日 月曜~日曜日の09:00~18:00
おすすめ度 ☆☆☆☆

第1位.美容金箔マスク

金箔マスクは上記の説明にある通りです。古くから金箔は、世界中で万能薬としても使われてきました。金は微弱な電流を流し、肌の新陳代謝を促す効果があるといわれています。これは、美容と好奇心の両方を満たすお土産なのです。
 

商品名・価格 美容金箔マスク 値段は8枚入りで1512円(税込)
(画像は、よりお高いプラチナのもの)
取扱店 箔座HAKUZA本店 ひかり蔵
住所 石川県金沢市森山1丁目30−4
石川県金沢市東山1丁目13−18
営業時間・定休日 月曜~日曜日の09:00~18:00
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP3【男性編】

金沢のお土産雑貨人気ランキング男性編にいきたいと思います。男性編は、主に趣味のものが多くなる傾向にあります。

第3位.かがやき金沢

加賀百万石の城下町、前田利家のお膝元「金沢」は、日本の金箔生産量99%以上を誇ります。「福正宗・ かがやき金沢」は、伝統と風土に培われた純金箔がボトル内に舞う、煌めく商品です。華やぐ香り、気品ある舌触り。純米吟醸酒は、磨かれた米によるハイエンド製品です。

デザインには、最速2時間28分で東京~金沢間を結ぶ北陸新幹線「かがやき」が聳(そび)え立つ記念ボトルもあります。呑兵衛の男性へのお土産には、もってこいでしょう。
 

商品名・価格 福正宗 「かがやき金沢 純米吟醸」/純金箔入500mL 1本 化粧箱入
 1,650円 (税込 1,782円)
取扱店 SAKE SHOP 福光屋金沢店 福光屋 ひがし
住所 石川県金沢市石引二丁目8番3号 石川県金沢市東山1丁目14番9号
営業時間・定休日 両店舗とも10:00〜18:00
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

第2位.金箔のゴルフボール

金箔をしっかりとコーティングした、ゴルフボール1個とティー2本のセットになります。 雑貨といえど、ゴージャスかつインパクトがあります。ゴルフ好きの方へのお土産として、また還暦祝いなどの記念品にも。金沢における技術の粋を集めて作られました。

とはいえ、金箔は金箔。脆いのでゴルフボールとしての仕様は御控えください。
 

商品名・価格 金沢金箔のゴルフボールとティーセット(シングル)
2,700円(税込)
取扱店 箔一(本店 箔巧館) 他、金沢市内4店舗
住所 石川県金沢市森戸2-1-1
営業時間・定休日 月曜~日曜日の09:00~18:00
おすすめ度 ☆☆☆

第1位.加賀毛針

江戸時代、加賀百万石の前田家は外様大名であるため、築城や土木工事、兵の増減、城主家臣の忠誠心(藩であれ、幕府に対してであれ)に至るまで、江戸幕府から厳しく監視されていました。

謀反の嫌疑を恐れ、武士であるにもかかわらず、武芸を積極的に奨励できませんでした。そこで、力を蓄えるための足腰の鍛錬に当たり、渓流の鮎釣りが選ばれたとか。遊びの体ということです。

紹介する商品は、数釣り用、店の売れ筋ナンバーワン商品です。どの河川でも安定した釣果が望めるとのことで、これを男性用お土産雑貨No.1とさせて頂きます。
 

商品名・価格 万万(ばんばん)一号 元黄 [k134] 1000円
(画像は目細八郎兵衛商店のものですが、本商品とは限りません)
取扱店 目細八郎兵衛商店
住所 石川県金沢市安江町11番35号
営業時間・定休日 水曜~月曜日9:30〜17:30
お休み火曜日
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

金沢の人気お土産雑貨ランキングTOP3【生活雑貨編】

ここかからは、金沢の人気お土産雑貨ランキングの生活雑貨編を紹介していきたいと思います。華麗さを残しつつ、日常使いに良いものとなります。

第3位.九谷和グラス

「金箔屋さくだ」は金沢駅で降り歩いて25分ほどの、東茶屋街のそばにあるお店です。1919年創業、大正時代から金箔製造を始めました。ミシュランの観光ガイドにも紹介された金箔の老舗専門店です。扱う商品も様々で、化粧品、食品、工芸品、雑貨にいるまで。すべてが金箔加工というわけではありませんが。

おすすめのお土産雑貨は、ガラス細工のストラップ。小さなガラスの中に金箔が浮かんだ夢幻的商品です。カエル、地蔵、金魚などの縁起物を模したストラップで、荷物にならずご近所配りに良いお土産雑貨といえるでしょう。
 

商品名・価格 不明(画像は参考例)
取扱店 (株)金銀箔工芸さくだ 【金箔屋さくだ 本店】
金箔屋さくだ 茶屋街支店
住所 石川県金沢市東山1丁目3−27
石川県金沢市東山1丁目3−40
営業時間・定休日 両店舗とも月曜~日曜日の09:00~18:00
おすすめ度 ☆☆☆☆

第2位.hiracleさくら小皿

hiracle(ひらくる)は、AgeDesignというデザイン会社が、デザインとプロデュースを担当するプロダクト・ブランドです。日本の花である桜をモチーフに、国内伝統産業と提携し新しい方向性を模索しています。

2012年には、石川県の伝統産業である九谷焼の「さくら小皿」を発表しました。その仕事は、国内に留まらず、海外からも高い評価を得ています。

さくら小皿の他にも、桜の花びらのレンゲやお皿もあります。さくら小皿は醤油を注ぐと、桜の形が浮き上がる洒落たもの。箸置きにもなる豆皿と、合わせてセットで販売されています。ちょっと気の利いた、お土産雑貨として人気です。
 

商品名・価格 さくら小皿 小皿と豆皿一枚ずつのセットで2400円
取扱店 能加万菜 THE・SHOP東山
住所 金沢市東山1丁目15-13
営業時間・定休日 月曜~日曜日の10:00~18:00
おすすめ度 ☆☆☆☆

第1位.加賀友禅ハンカチ

金沢ひがし茶屋街にある久連波(くれは)は、落ち着いた雰囲気のカフェです。口コミ評判も高く、店舗の1階に加賀友禅グッズが販売されています。数ある中でも、とくに加賀友禅ハンカチは種類も豊富にそろっています。身だしなみの必需品として、万人向けのお土産雑貨といえるのではないでしょうか。

2017年には、泉鏡花『滝の白糸』映画化100年記念の加賀友禅ハンカチがつくられ、本店と石川県立美術館で販売されていました。
 

商品名・価格 加賀友禅ハンカチ 1200円(抜き)
(めくって4枚目の画像は参考程度)
取扱店 久連波(くれは)
住所 金沢市東山1丁目24-3
営業時間・定休日 月曜~日曜日の10:00~18:00
おすすめ度 ☆☆☆☆☆

金沢の発展の歴史

むろん、北陸の地に、突如として文化の都が出来たわけではありません。ここからは、一日ならず、金沢が起こり江戸時代に最盛期を迎えた、金沢発展の歴史をみていきたいと思います。

地名の由来

昔々、山科の地(現在の金沢市郊外)に住んでいた「芋掘り藤五郎」が、山芋を洗っていました。藤五郎さんは、その川辺で砂金を見つけました。それ以来、そこは「金洗いの沢」と呼ばれるようになりました。

現在の金洗いの沢は、兼六園内の金沢神社の隣りに位置し、「金城霊沢(きんじょうれいたく)」と呼ばれています。古文書による「金沢」の初見は、文明13年10月8日(1481年10月30日)、『高野山正智院聖教目録』に記載された「加州金沢惣持寺」とされています。

文化的興隆

前田家第五代藩主前田綱紀は名君として誉れ高く、兼六園の前身の蓮池庭(れんちてい)を作庭しただけでなく、木下順庵、室鳩巣、稲生若水らの学者を招聘し、大いに藩の学問振興をしました。

綱紀は、和書、漢書、洋書と、さまざま書物を収集し、その種類の豊富さから、新井白石(江戸時代中期の政治家、朱子学者)は「加賀は天下の書府」と云いました。

蒐集された書物や美術工芸品などの収蔵品は「尊経閣文庫(そんけいかくぶんこ)」と呼ばれました。それらは現在では、前田育徳会により、東京の駒場邸内に保管されています。金沢は加賀百万石の城下町として、150余年に渡り繁栄しつづけ、文化の都としての華を咲かせたのです。

金沢のお土産は彩り豊か

金沢市のお土産雑貨をみてきました。その彩り豊かな品々は単に商品としてではなく、歴史と伝統に培われたものでした。金沢は、横文字が益々乱れ飛び交う現在に、ぽっかり空いた穴のような存在なのでしょうか。

残念ながら、そうではありません。今は、世界中どこへ行ったって、非歴史的な西洋を基にした一般化が避けられないのです。それもしかたなしと肩を上げ、あきらめのポーズをとり、パッケージとしての金沢を愛でるのも当世風でしょう。

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