おはじきの遊び方!簡単な遊びのやり方やルールも紹介

昔懐かしい遊びといえば、けん玉やめんこなど色々とありますが、おはじきも懐かしい遊びだと感じる方が多いでしょう。しかしおはじきは指先も頭も使うため、最近ではリハビリにも使われています。今回はその遊び方を説明します。遊び方をチェックして家族でやってみましょう。

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目次

  1. 1簡単で楽しいおはじきで遊ぼう!
  2. 2そもそも「おはじき」とは?
  3. 3おはじきの遊び方・ルール《基本編》
  4. 4おはじきの遊び方・ルール《点数ゲーム編》
  5. 5おはじきの遊びの中で使われる言葉
  6. 6学習用おはじきもあります
  7. 7おはじきを使って楽しく手先の運動を

簡単で楽しいおはじきで遊ぼう!

ちょっと前までの日本にはテレビもゲームもなく、子供たちは自分の周囲で手に入るもので遊びを作り出していました。そんな中でガラス玉を平べったく伸ばしたおはじきは人気でした。

色鮮やかで綺麗なので見ているだけで嬉しくなりますが、現在では100円ショップでもおはじきは簡単に手に入ります。

今回はおはじきの種類、遊び方、そのルールなどを順番に紹介していきます。大人でも童心に返っておはじきで遊んでみてはいかがですか?

そもそも「おはじき」とは?

最初は「そもそもおはじきとは何か?」から見ていきましょう。おはじきはガラス製のおもちゃです。大きさは1センチから1.5センチほどのものが基本ですが、大きいものもあります。

物によってはカラフルな色が施されており、見ているだけでも可愛いですし、ガラスのコップやお皿などにいれて飾っている方も多いです。

平らで小さいお皿のようなものを弾いて遊び、友達と点数を競うのが基本的な遊び方ですが、ルールを家庭ごとに作って遊び方を変える人もたくさんいました。

「おはじき」の歴史

おはじきは古くは奈良時代から使われていたようです。他のものと同じく中国から伝わってきたもので、今はガラス製ですが昔は貝殻や小石をはじいて遊んでいました。

小石を弾いて遊んでいた時には「おはじき」ではなく「石はじき」だったそうです。現在は子供の遊びとして知られていますが、中国から伝わった当時は上流階級の大人の遊びでした。

子供が遊ぶようになったのは江戸時代からで、このころから遊び方も多種多様なものが出てきたようです。石からプラスチック製、そしてガラス製へと変化してきたそうです。

「おはじき」の効果

おはじきをすることで、心身にとって良い影響もあります。子供の遊びとして知られていますが、子供に集中力をつけさせる効果があると言われています。遊び方は簡単ですが馬鹿にできません。

また、リハビリ施設で高齢者のリハビリにも使われているようです。手先がしびれるなどの人に使って遊ばせたりして手先を動かすようにしているのです。

高齢者でも簡単にできる遊び方ですから、是非家庭でも取り入れてみましょう。

おはじきの種類

では、遊び方を紹介する前に、簡単におはじきの種類をみていきましょう。おはじきと一言でいっても、実際には3種類のおはじきがあります。

一般的によく知られているのが「ガラスのおはじき」です。赤や青、黄色など色の波模様が入った商品です。そして「オーロラはじき」もあります。

オーロラはじきは光沢感のあるはじきのことで、ガラス製のおはじきの中に金属光沢が入っています。キラキラと光って非常にきれいと女の子に人気です。

最後は「ダイヤはじき」です。ダイヤはじきは盛り上がっていて少し丸いおはじきをさします。丸くてかわいいのが特徴ですが、あとはガラス製のおはじきと変わりません。

ビー玉のように完全に丸ければ弾いたあとになかなか止まりませんが、おはじきは平らなので弾いてよい場所に止めるのが面白いのです。遊び方にも変化がつきやすいのでしょう。

おはじきはどこで買える?

おはじきは現在、割とどこでも買えます。昔ながらのおもちゃ屋さんがなくなっていますが、例えば100円ショップのダイソーでも販売されていますし、文房具屋でも置いてあります。

インターネットを開けば特製のおはじきや、ちょっと変わったおはじきの販売もしていますので、自分が気に入ったものをチョイスしてみましょう。

おはじきに名前をはるシールなども販売されていますので、友達のところへ持っていく時でも自分のものがすぐに分かって安心です。

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おはじきの遊び方・ルール《基本編》

では基本的で簡単なおはじきの遊び方を説明します。まず、おはじきは2人から5人くらいでやります。1人5個以上のおはじきを出し合って、じゃんけんで勝った人がすべてのおはじきを上から落とします。

落ちたおはじきが重なってしまったらもう一度やり直しです。すべてのおはじきがバラバラに重ならずに広がったら、ゲームの始まりです。

欲しいおはじきと弾くものを決め、二つのおはじきの間を小指で線引きします。この時小指がおはじきに触れてしまったら次の人へと番が飛びます。

無事に線が引けたら、おはじきを弾いてほしいものに当てます。狙ったおはじきに当てたらもう1度しきりをして、成功すればおはじきはもらえます。

2つ以上のおはじきに当ててしまったら自分の持つ物全てをばらまかなければなりません。最後の1つになると「おまわしおまわしねーこのめ」と言いつつ目を瞑って、人差し指でおはじきの周囲を2周します。

最後に人差し指と中指を開いておはじきを指の間に通します。1度もおはじきに触れずに出来たら最後の1つをもらえるのです。

おはじきの遊び方・ルール《中抜き編》

次は「中抜き」の遊び方です。まずは片手で持てるだけのおはじきを上から落とし、その中から2つのおはじきを選びます。2つのおはじきは離した場所に置いて「門」に見立てます。

残りのおはじきをその門の中に弾いて通していくのが基本ルールです。弾いたおはじき同士はぶつかっても大丈夫ですが、他のおはじきとぶつかるとアウトになります。

おはじきを門に通していって最後の門になっている同士を当てます。門の2つを当てることが出来たら、門を通したおはじきをすべてもらうことが出来るのです。最後は簡単ではなく盛り上がります。

おはじきの遊び方・ルール《点数ゲーム編》

色んなおはじきの遊び方がありますが、点数ゲームの遊び方も簡単ですから説明します。

まずはダーツのように〇を書いて点数を書き込んだ表を作ります。真ん中が100点で、次の輪が50点、次の輪が10点といったようにです。

おはじきを外から狙ってうち、止まったところの点数を足していくゲームです。高得点を狙いましょう。これは小学生や中学生なら夢中になる遊び方でしょう。

おはじきの遊びの中で使われる言葉

おはじき遊びの中で使われる言葉の説明もしておきます。行動にはそれぞれ名前、言い方がありますので、折角ゲームをして遊ぶのですから呼び方も覚えましょう。

遊び方は基本的には簡単なのですが、言葉がちょっと昔になるので大人の方が困惑してしまうかもしれません。しかし遊びだしたら自然に出てくるようになりますので安心してください。

しきり

「しきり」とはおはじきとおはじきの間にしく線のことです。小指を使って境界線を引きますが、基本的なおはじき遊びではこの仕切りが必要です。

遊び方でも基本ルールの説明で「線を引く」という表現がありますが、あれが「しきりをする」です。

おねぼ

「おねぼ」はおはじき同士が重なってしまうことです。上から全部を落としたとき、おはじき同士が重なっている状態なら「おねぼだからやり直し」ということになります。

おねぼは結構おこるので、おはじき遊びを始めることが大変、という場合もあります。遊び方は簡単ですが、最初にちょっと時間がかかるかもしれません。

お高

おねぼになるともう一度高い場所からおはじきを落としますが、それを「お高」と呼びます。

ひじつき

寝ころんだ状態で膝をつきながらおはじきを落とすことを、「ひじつき」と言います。

小さな子供だと立って座ってが難しい場合もあります。寝ころんだ状態でスタートさせるのもよいでしょう。

おやつ

おはじきを弾いて狙うものを当てる時、別のものに同時にあたってしまって2つ以上が動いてしまったときを「おやつ」といいます。

おやつ状態になるとその時自分が持っているおはじきすべてをばらまかなくてはなりませんので、なかなか辛い遊び方です。

学習用おはじきもあります

日本の小学生では1年生用に、算数おはじきが存在します。低学年での算数の足し算や引き算に使うのですが、おはじきを使って目の前で数を足したり引いたりすることで理解が深まるのです。

この「さんすうおはじき」はガラスではなくプラスチックでできており、中心には小さな磁石が配置されている場合もあります。

また形はひまわりや桜などもあり、可愛く使いやすくなっています。

おはじきを使って楽しく手先の運動を

おはじきは元は中国から伝わった、上流貴族の遊びでした。江戸時代からは子供の遊びに代わりましたが、集中力を育てることが出来る効果も確認されています。

色とりどりで大きさも複数あり、見ているだけで可愛いおはじきを使って脳のトレーニングもしましょう。大人も子供時代に戻り、我が子と真剣に遊んでみてください。

遊び方は簡単ですが、指先に頭も使うので、家族で楽しみながら一種のトレーニングをしてください。我が家のルールを作って新しい遊び方を作るのもおすすめです。

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