タバスコの賞味期限の見方とは?開封後は?正しい保存方法を解説
タバスコを開封することで、賞味期限が変わってしまうことをご存知でしょうか。タバスコの賞味期限は、未開封と開封後とで大きく異なります。また、タバスコの保存方法も変化します。タバスコの賞味期限は、どのように見ていけばいいのでしょうか?詳しく解説していきましょう。
目次
タバスコって賞味期限があるの?
タバスコにはハッキリとした賞味期限が記載されていないので、タバスコ自体に賞味期限があることを知らない人もいるかもしれません。もちろん、他の調味料と同じく、タバスコにもきちんとした賞味期限があります。
また、他の調味料と大きく異なる特徴は、未開封の場合と開封後で、タバスコの賞味期限が変化するということです。同じく、未開封と開封後とで、長持ちさせるための保存方法も変化します。
一見すると、タバスコの保存方法が難しいと感じてしまうかもしれませんが、知ってしまえばそこまで難しいことではないことがわかります。正しく知って、上手に保存していきましょう。
タバスコの驚くべき効果とは?
賞味期限の見方や保存方法をご紹介する前に、まずはタバスコの驚くべき効果をご紹介しましょう。パスタやピザなどに、辛味を加えるために使うタバスコですが、タバスコの効果は食材の辛さを際立たせること以外にもあります。
特に、日頃から体型が気になる女性には、タバスコは強い味方となります。それでは、タバスコによって得られる効果の三点を、詳しくご紹介していきましょう。
ダイエット効果
タバスコには発汗作用や脂肪燃焼の効果があるため、ダイエットの運動のさいに、汗を流すことを促進させ、より多くの脂肪を燃焼しやすくなります。
また、ダイエットには欠かせない、新陳代謝を促進させる効果もあるので、タバスコとダイエットの相性は抜群です。
たとえ、タバスコを多く摂取したとしても、およそ11キロカロリーの摂取で済むので、カロリーを気にしている方も安心してタバスコを摂取することができます。
疲労回復効果
タバスコには、疲労回復効果も含まれていることをご存知でしょうか。タバスコに含まれているカプサイシンという成分が、疲労回復をもたらす効果があるのです。
その他にも、風邪などの予防や、感染症を未然に防ぐなど、タバスコは病気を防ぐためのさまざまな効果を発揮します。
殺菌効果
タバスコの中には香辛料の成分が含まれているため、腐敗することを遅らせる、殺菌効果も含まれています。タバスコの中に一部含まれている、酢酸という成分が品質を保つため、タバスコには殺菌効果があるとされています。
タバスコに賞味期限はあるの?
タバスコには、ダイエット効果や疲労回復、殺菌効果があるなど、料理として使うときにさまざまなメリットがあることをご紹介しました。しかし、タバスコの賞味期限を正しく把握できていないと、せっかくの効果も薄れてしまいます。
また、タバスコの賞味期限を見方を勘違いしてしまったばかりに、まだまだ使えるはずのタバスコを捨ててしまうといった誤った行為をしてしまう可能性もあります。タバスコの賞味期限を確認するには、どのようにすればいいのか。正しく見る方法を解説します。
タバスコの賞味期限の見方
通常、塩や醤油、ソースなどの調味料は、蓋の部分や瓶底に賞味期限の日付が記載されていることが多くあります。タバスコの瓶底にも6桁の日付が記載されていますが、これは賞味期限ではなく、正しくは製造年月日となっています。
ここで、製造年月日を賞味期限と勘違いしてしまい、まだまだ使えるのに捨ててしまうケースがあるので、注意が必要です。タバスコの賞味期限は、タバスコの容器本体には記載されていません。タバスコが入っていた外箱の上部に、タバスコの賞味期限が記載されているのです。
タバスコの外箱の上部には数字が2桁ありますが、上部が製造年月日で、下が賞味期限となっています。上下を間違えないように、注意しましょう。
未開封のタバスコの賞味期限
タバスコは未開封と開封後とで、大きく賞味期限が変化する調味料です。未開封のタバスコの賞味期限は、5年となっています。外箱の上部に記載されている賞味期限は、未開封のタバスコの賞味期限の日付を表しています。
また、赤色の瓶をしたタバスコではなく、緑色の瓶をしたハラペーニョソースの場合は、タバスコの賞味期限とは異なります。こちらはタバスコの賞味期限の5年よりも遥かに下の、18ヵ月となっています。
開封後のタバスコの賞味期限
一度、タバスコを開封してしまった時点で、タバスコの鮮度や風味の劣化が早くなるため、タバスコの賞味期限は一気に変わってしまいます。未開封のタバスコの賞味期限は5年でしたが、開封後のタバスコの賞味期限はわずか3ヵ月となっています。
タバスコを使う際は、今後タバスコをなるべく頻繁に使う予定があるときに、封を開けるようにしましょう。
タバスコの外箱は捨てないほうがいい?
タバスコの容器の外箱は、ついつい使うことはないだろうと考えて、捨ててしまうことが多くあります。
しかし、タバスコの賞味期限は、タバスコ本体ではなく、タバスコが入っていた外箱の上部にのみ記載されているので、捨ててしまうとハッキリとした賞味期限がわからなくなります。
しかし、外箱だけを置いておくと、場所を取るので邪魔だと感じる人がいるのも確かなことです。外箱を捨てたい場合は、あらかじめ賞味期限がわかるように、油性ペンでタバスコの瓶底に賞味期限の日付を書いたり、紙などに書き写しておきましょう。
賞味期限切れのタバスコは使えるの?
タバスコを使う量はごく限られているので、なかなか使いきれないことが多くあります。開封後のタバスコの賞味期限が5年から3ヶ月と、一気に短くなることも手伝って、気がついたら賞味期限が切れてしまった、ということもあることでしょう。
賞味期限が切れてしまっても、タバスコは使えるのでしょうか。また、たとえ使えるとしても、いつまで使っても大丈夫なのか。それらをご説明していきましょう。
賞味期限切れからいつまで使えるのか?
賞味期限が切れたからといって、すぐさま人体に大きな害をもたらすわけではありません。賞味期限が切れても数日間は、体に害を与えることもないので、賞味期限が切れて長期間が経っていなければ、使っても大丈夫です。
賞味期限が切れてるかどうかわからない場合は、タバスコの中身の状態を目で確認して把握しましょう。
タバスコの賞味期限が切れると、中の液体が分離します。タバスコの容器を振ることで、すぐに元の状態に戻すことは可能ですが、振った後にすぐに液体が分離するようであれば、使えなくなって捨てるときだと判断しましょう。
変色していても使えるのか?
タバスコは長い期間使用していないと、茶色く変色することがあります。変色していると、腐ってしまったのかと不安に感じてしまうことがあるかもしれませんが、変色しているだけなので、食べても問題はありません。
タバスコは、保存料や添加物が入っていないため、外からの日光や部屋の照明に当たってしまうだけでも、色が変化してしまいます。暗い場所に保存していたとしても、室内の温度が高かったり、逆に物凄く低くても変色を起こすこともあります。
タバスコの変色を防ぐためには、冷暗所などで保管するのが、正しい保存方法となっています。
タバスコの正しい保存方法
タバスコは未開封か、開封後かで、大きく保存方法が異なるのが特徴的です。タバスコをどのように保存するかで、タバスコの風味や色、賞味期限などを、長く維持させることもできます。
タバスコはどのように保存すればいいのでしょうか。未開封、開封後での正しい保存方法をご説明いたします。
未開封なら常温で保存
タバスコが未開封の場合は、冷蔵庫に入れるのではなく、常温で保存するようにしましょう。常温だと腐ることが速いのではないのかと不安に思うかもしれませんが、タバスコの中に香辛料が含まれているため、常温でも腐敗を遅らせる効果があります。
また、タバスコは温度の変化に敏感なため、冷蔵庫に冷やして取り出したときの温度差に大きな影響を受け、タバスコの風味が損なうことがあります。
他にも、直射日光や照明の当たる場所では、タバスコが変色してしまうことがあるため、冷暗所に保管するのがおすすめとなっています。
開封後は冷蔵庫で保存
タバスコを開封した後は、風味や品質の劣化のスピードが速くなります。そのまま常温での保存方法もいいですが、もう少し賞味期限を延ばしたい場合は、冷蔵庫にタバスコを保存しましょう。
冷蔵庫に保存することでタバスコの風味が少し落ちてしまいますが、本来ならば開封後の賞味期限が3ヵ月だったところを、約半年にまで延ばすことができます。
タバスコを保存する際の注意点
開封後のタバスコは、開封した後と前で賞味期限の日付が変化するため、未開封のときの賞味期限の日付の他にも、開封した日付を記載するようにしておきましょう。
また、使い終わったタバスコを保存する際は、タバスコの蓋などに料理の汚れなどがついていないことを確認し、汚れがついている場合は綺麗に拭き取ってから保存しましょう。
蓋の部分に汚れがついていると、そこからタバスコの腐敗が一気に進むので注意が必要です。
タバスコを使った絶品レシピを紹介
タバスコは主に、パスタやピザなどのイタリアン料理で使われることが多いですが、それ以外にもタバスコを使った料理のバリエーションは多くあります。
辛さを際立たせるためにカレーや中華料理にタバスコを入れたり、タバスコの辛味が少し苦手な場合は、マヨネーズとタバスコを混ぜることで、酸味で辛味をまろやかにすることもできるのです。
タバスコ自体にも、ダイエット効果や疲労回復の効果があるため、ダイエットをしている人や、女性の方に、大変人気な調味料となっています。
それでは、タバスコを使った料理には、どのような料理があるのでしょうか。タバスコを使った料理は数多くありますが、その中から二つほどピックアップしてみました。それぞれどのような効果や相性があるのかを見ていきましょう。
相性抜群の「ミネストローネ」
寒くなってきたときや、少し温まりたいときにオススメの料理なのは、タバスコを使ったミネストローネです。タバスコの辛味とトマトの酸味が上手く混ざり合い、まろやかな味に仕上がります。
ミネストローネにはたくさんの野菜が入っているため、食べるだけでも多くのビタミンを取ることができると同時に、食物繊維も多く摂取できるので、腸内環境を整える効果があります。
また、摂取するカロリーが低い上に腹持ちも良く、ダイエット効果があるとも言われています。そこにタバスコを加えることで、脂肪燃焼と新陳代謝を促すため、さらにダイエット効果の期待ができます。
他にも、トマトに含まれているリコピンには美容効果があるので、健康で綺麗な肌を手に入れることが可能です。
ソースに絡めてダイエット効果!「ステーキ」
ダイエット中は、どうしてもステーキや焼き肉などを食べるのを抑えてしまいがちです。ですが、ステーキのソースにタバスコを絡めることで、ダイエット中の人でもタバスコの効果により、多少のダイエット効果をもたらすことができます。
タバスコに含まれる、発汗作用と脂肪燃焼、新陳代謝を促す効果により、ステーキで摂取したカロリーを、その後の運動ですぐに消費しやすくしてくれます。タバスコのカロリーもわずかに少ないので、ダイエットに大きく響くこともありません。
使い切れないタバスコの捨て方とは?
タバスコの開封後の賞味期限はわずか3ヵ月、長く持っても半年なので、どうしても最後まで使いきれない事態が起こることでしょう。
タバスコをゴミとして出す際に、タバスコの瓶の中を洗う必要があるのですが、瓶の口がタバスコの固まった成分により、中身が洗いにくかったり、瓶の口が狭いために、奥まで洗剤が行き届かないという、洗うことが困難な点がいくつかあります。
その場合は、少し熱めのお湯を瓶の中に注ぎ、タバスコの蓋を閉めて、瓶を何度か振ってみましょう。そうすることで、頑固な汚れでなければ簡単に汚れを洗い落とすことができます。
それでもなかなか取れない頑固な汚れの場合は、お湯を入れた後、しばらく時間を置いておくことで、付着した汚れをお湯の力で浮かして落とすことができます。
タバスコを上手に保存して活用しよう!
タバスコの賞味期限がわからなくて困ってしまっている方も、外箱を保管したり、瓶底にあらかじめ賞味期限を書くことで、今後はしっかりとタバスコの賞味期限をいつでも確認することができます。
また、タバスコの変色の原因がわからなかった人も、直射日光や照明が当たる場所を避けて保存することで、変色させずに見た目の良いタバスコを維持することもできるでしょう。
タバスコは辛味を足すだけではなく、健康にとても良い効果を与えてくれます。今までタバスコをあまり使わなあった人も、さまざまな料理でタバスコを活用していきましょう。