姓名判断での特殊格の意味とは？特徴や特殊格を持つ有名人も紹介

子供の命名で、姓名判断の運勢の良し悪しを基準にする人は多いでしょう。そんな姓名判断では、特殊格というパワーに満ち溢れた字画があります。この特殊格は、社会的成功を収めやすい字画とされており、特に男の子にとっては大吉数とされているのです。

今回は、この姓名判断の特殊格について、詳しく解説していきたいと思います。実は、特殊格は女の子にとっては良い字画ではないとする説もあるのです。今回は、その説についても詳しく見ていきましょう。

姓名判断における特殊格とは、名前の字画を合計した際の、特定の画数のことを指します。名前の合計字画数が21画か23画、29画か33画、39画である人は、特殊格の持ち主と呼ばれるのです。

特殊格を持っている人は、先天的に人を惹きつけるリーダーシップがあり、エネルギッシュでもあるので、社会で成功者になりやすいとされています。

しかし、一方でそのエネルギッシュさやリーダーシップが仇になり、トラブルが絶えない人生になってしまいやすくもあるのです。

姓名判断で名前を占う過程では、様々な漢字の画数の足し方をします。姓名判断では、天格と人格と外画、地画と総格という字画の足し方を用いるのです。まず、天画とは苗字の画数の合計画数で、家系や仕事、晩年などの運勢を調べることができます。

さらに、苗字と名前の最後の漢字の画数を足した人格では、中高年の時期の運勢を占うことができるのです。また、名前の漢字の画数の合計数である地格とは、生まれてから30歳くらいまでの運勢を表わす格です。

さらに、苗字の最初の漢字と名前の最後の漢字の画数の合計数である外格とは、人生の波乱万丈度や健康運、見た目などの運勢が占える格とされています。また、苗字と名前の漢字の画数を合計した総格とは、人生全体の運勢を占うことができる格です。

姓名判断において特別とされる特殊格を持つ人の特徴とは、一体どのようなものなのでしょうか？以下では、特殊格を持つ人の特徴を、詳しく取り上げていきましょう。

自分の名前の画数を確認してみて、特殊格であった人は、ぜひ以下の特徴が自分に合うか確認してみてください。

特殊格の人は、性別に関係なく強い宿命に翻弄されやすいとされています。さらに、エネルギーに満ち溢れているので、芸能界や政治など目立つ分野の宿命を背負うと、有名人になる可能性が高いのです。

しかし、その宿命が悪い方向に向かってしまうと、一気にマイナスの方向に全てが傾いてしまいます。その結果、ジェットコースターのような人生になってしまう可能性も高いとされているのです。

リーダーの素質があるということも、特殊格がある人の特徴と言えるでしょう。人を説得して仲間を集め、大きな物事を人と協力しながら成し遂げていく才能が初めからあるので、多くの場面でリーダーに抜擢されやすいのです。

そのため、仕事でも出世のスピードが速く、若い内から大成功者になる人も、特殊格の持ち主の中には多くいます。

姓名判断における特殊格の持ち主とは、名前の合計画が21画と23画と29画、33画と39画の人のことを指します。それぞれの画数によって、微妙にその意味は異なるのです。

そこで、以下では姓名判断の特殊格の各画数別に、意味を詳しく解説していきましょう。

姓名判断の特殊格の中でも、21画の特殊格は独立心旺盛な性格や義理堅さ、誠実さを意味します。生まれつき独立心が強く好奇心も旺盛で、大人になってもその傾向が消えないので、芸能や芸術分野で特に成功しやすいのです。

精神的にタフで逆境も自力で乗り越える力強さがあります。若い頃は周囲の人と衝突しがちですが、晩年には健康運や家族運が上昇し、安定した老後を迎えられる傾向が強いでしょう。

21画の特殊格の持ち主は、寛容さを普段から意識することで、人と衝突することが少なくなるとされています。

23画の特殊格は、決断力やカリスマ性に恵まれており、チャンスを的確に掴むことができる性格を意味しています。社交的で運気も全体的に良いので、豊かな人脈を構築して、明るい人生を歩みやすいでしょう。

バイタリティもあるため、苦しい状況でも活路を切り開き、成功者になりやすいのです。しかし、自我が強すぎることで、人間関係でトラブルを起こしやすいという欠点もあります。

また、女性の場合は特に家庭運が悪くなりがちなので、家族との関係には注意が必要です。

29画の特殊格は、知性や向上心があり、完璧主義な策略家タイプの性格を意味しています。29画の特殊格を持つ人は、努力家で効率的に物事を処理できる上に、リーダーシップがあるので、有能なリーダーとして人から慕われやすいでしょう。

また、完璧主義で賢いので、研究者や学者としても大成功しやすいとされています。しかし、合理主義で人にも自分にも厳しいので、冷たい人と思われてしまうことも多いようです。

また、異性との関係がこじれやすいという欠点もあるので、冷たい印象にならない言葉使いや態度を常に意識すると良いでしょう。

33画の特殊格は、性格全体のバランスが良く運気も全体的に良いので、最も社会で成功しやすい格とされています。特に行動力や判断力に優れているので、組織全体を成功に導くキーパーソンになる可能性が高いでしょう。

どんな人とも自然に打ち解けられるバランスのよい正確でもあるので、友達や恋人との関係も良好になりやすいのです。ただ、何でも1人で器用にこなせるが故に、だんだんと自分を過信しすぎて1人で突っ走りすぎる傾向にあります。

定期的に周囲を見渡して、冷静に自分自身を客観視する癖をつけると、より人生が豊かになっていくでしょう。

39画の特殊格は、正義感に満ち溢れた誠実な性格を意味します。39画の特殊格の人は、面倒見の良い親分肌な性格になりやすく、周囲の人を安心させたり勇気づけたりするリーダー的存在として組織の中で活躍しやすいでしょう。

真面目にこつこつ努力を積み重ねるタイプでもあるので、晩年にはこれまでの苦労が報われて豊かな人生を歩める可能性も高いのです。しかし、頑固になって人間関係で損をしやすくもあるので、物事を様々な目線から見る癖をつけておくとよいでしょう。

姓名判断において、特殊格は成功者になりやすいラッキーな格とされています。しかし、特殊格は女性にとってはあまり喜ばしくないものとされているのです。その理由について、以下では詳しく解説していきましょう。

特殊格が女性にとってあまり喜ばしい物でないとされている理由には、社会的な運の強さが挙げられます。特殊格を持つ女性は、持ち前の積極性で運気も上昇させていき、社会的に成功しやすくなるのです。

しかし、成功すればするほど自信が過剰に高まっていき、周囲の人に上から目線で接してしまいやすくなります。持ち前の負けん気から、男性には特に厳しく接しやすいので、男性が恐れをなして目の前から去ってしまいやすくなります。

キャリアウーマンとして活躍する道を選んでも、成功すればするほど増していく責任感の重さで、疲弊しきってしまいやすいのです。

1人で何でも完璧にこなすことができるということも、特殊格が女性にあまり良いとされていない理由の1つとされています。一見器用で良いことですが、何でもできるために、周囲の人との協調が煩わしいものや不合理なものと感じるようになりやすいのです。

家庭円満の維持には、特に家族との協調が大切になりますが、どうしても自分で何もかもを完璧にこなしたくなるため、家庭が破綻してしまいやすくなります。

友達や同僚との関係も協調性の無さからこじれやすく、人間関係や家庭で悩みを抱えやすい人生になってしまう可能性が高いのです。

結婚に至りにくいということも、女性にとって特殊格があまり良いものとされない理由の1つでしょう。精神的にも肉体的にも男性に負けないくらいタフなので、特殊格を持つ女性は働く女性の憧れになるような成功者になりやすいのです。

しかし、仕事に全てのエネルギーを注いでしまうため、あまり男性との交際や結婚に興味が向きにくくなります。交際相手がいてもつい仕事を優先してしまうので、結婚に至りにくいのです。

結婚に至っても、意地の張り合いで配偶者との関係が悪化し、結局家庭が上手くいかなくなる可能性も高いでしょう。

華やかな芸能界で活躍する人や世界中で評価されているクリエイターの中にも、スター性があるとされる特殊格を持つ人がたくさんいるのです。そこで、以下では特殊格を持つとされる有名人を、画数別に紹介していきましょう。

21画の特殊格を持つ有名人には、強烈なキャラクターも難なく演じることができる実力派女優沢尻エリカさんが挙げられます。2005年の映画「パッチギ!」での名演技で知名度が上がり、ドラマ「1リットルの涙」で主演を演じたことで名女優となりました。

その後は女優としてキャリアを積みながらも歌手にも挑戦し、注目を集めていました。そんな中で、2007年に映画の舞台挨拶で投げやりな態度をとったことから、所属事務所に解雇されしばらく芸能活動を休止します。

しかし、2012年には映画「ヘルタースケルター」で主演を堂々と演じ、ファンを歓喜させたのです。21画の特殊格を持つ女性らしく、逆境に負けないタフさがあることを見せつけました。

23画の特殊格を持つ有名人には、毒舌タレントとして大活躍している有吉弘行さんが挙げられます。1996年にバラエティ番組「進め!！電波少年」のヒッチハイク旅の企画に、「猿岩石」というお笑いコンビとして体当たりで挑戦し、日本中で人気になりました。

しかし、その後はお笑い番組での活躍は減り、猿岩石も解散に追い込まれます。苦しい中でも2004年頃からピン芸人として活動を再開し、2007年に出演したバラエティ番組「アメトーク」で完全復活を果たしたのです。

その後は、毒舌キャラとして不動の地位を築き、現在も切れ味のよいトークで多くの人に親しまれています。逆境の中でチャンスを掴み、成功していく23画の特殊格そのままの人物像と言えるでしょう。

29画の特殊格を持つ有名人には、元スマップの木村拓哉さんが挙げられます。15歳の時からジャニーズ系アイドルグループ「スマップ」として活躍した木村拓哉さんは、俳優や声優としての才能も開花させていくのです。

自然でいて独特のスタイリッシュさもある演技は、老若男女を魅了し、現在も俳優として活躍し続けています。2000年には人気歌手であった工藤静香さんと結婚したことでも話題になりました。

向上心から常に人知れず努力し続ける姿勢は、29画の特殊格の性格の通りと言えるでしょう。また、常にベストな演技を自分に課す姿も、完璧主義な29画の特殊格の持ち主らしい部分と言えます。

33画の特殊格の有名人には、歌手として女優として活躍している剛力彩芽さんが挙げられます。16歳の時からスレンダーな体型とキュートな笑顔を活かして、Seventeenの専属モデルとして活躍していた剛力彩芽さん。

その後は女優としても数々の映画やドラマに出演し、CMではダンスの才能も披露し知名度を上げていきます。現在では司会業も多くこなし、高感度の高いタレントとしても注目されているのです。

剛力彩芽さんの司会業も難なくこなせる器用さは、33画の特殊格の性格そのものと言えるでしょう。独特の安心感がある所も、33画の特殊格らしい所と言えます。

39画の特殊格の有名人には、世界各国でも熱狂的人気を集めているジブリ映画の監督宮崎駿さんが該当します。子供の頃から絵を描くことが好きで、本もよく読んだという宮崎駿さんは、23歳で東映動画にアニメーターとして就職します。

その後、アニメ制作に没頭していった宮崎駿さんは、高畑勲さんや小田部羊一さんと共にフリーとなり、自由に前衛的なアニメを作っていくのです。

数々の逆境を跳ね除けながら85年にはスタジオジブリを立ち上げ、世界にも認められる長編アニメを次々に作り出していきます。

現在は長編アニメの制作を引退しているものの、多くのファン達からは復活を待ち望まれているのです。好奇心が強く、周囲の人を巻き込んで新しいアニメを作っていく力強さは、まさに39画の特殊格の性格そのものでしょう。

今回は姓名判断での特殊格とは何か、詳しく解説しました。特殊格それぞれの画数には、それぞれの意味が隠れているとは驚きでしょう。また、今回は特殊格の各画数に該当する有名人も具体的に取り上げました。

子供の命名で姓名判断の特殊格が気になっている人は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。