デカルコマニーのやり方や方法!絵の具で製作して楽しもう!
デカルコマニーのやり方や方法について紹介します。絵の具でデカルコマニーは作っていくのですが、やり方は、最初はよく分からないものでしょう。緊張してしまうこともあるはずです。しかし、デカルコマニーはとても簡単に素敵な作品が作れるので挑戦してみてください!
目次
デカルコマニーをやってみよう!
今、大人の塗り絵などが人気がありますが、大人でも子供でもデカルコマニーをやってみませんか?デカルコマニーは1度やると何度もやりたくなるほどハマってしまうものです。
ものづくりが好きな人や、子供と一緒に何かをしたいと思っている人は、デカルコマニーに是非挑戦してみましょう。絵の具を使って行うデカルコマニーはとても簡単なやり方で素敵な作品を作ることができます。
今回は、デカルコマニーのやり方や、どんな作品を皆が作っているのかなどについて紹介します!
デカルコマニーとは?
デカルコマニーは、絵の具と画用紙で製作するアイデアを詰め込んだ作品です。絵の具を画用紙の上にたらし、画用紙を半分に折り曲げて何も描かれていなかった部分に絵の具の色をつけて楽しむものです。
要するに、左側に絵の具で描いたものを右側に転写させることをデカルコマニーといいます。お絵かきの技法の1つで、誰でも楽しく作品を作ることができるでしょう。
不器用だからできないとか、センスがないからできないと思っている人も挑戦してみてください。不器用でもセンスがなくても素敵な作品ができます。
デカルコマニーを幼稚園や保育園で行うねらいとは?
デカルコマニーは、幼稚園や保育園でも取り入れられているものです。一見、ただの遊びにも見えるデカルコマニーですが、子供が必死で指先を動かすことで知育活動の1つになっているでしょう。
また、どんな絵に完成するのかという好奇心や興味を育むことや、完成した作品を見て感動する心を育むこと、子供の感性を伸ばしていくことなどを狙いとして、幼稚園や保育園ではデカルコマニーが取り入れられているのです。
子供も、自分の作品だけでなく、お友達の作品などを見ることでさらに感動したり、何かを伝えようと一生懸命言葉にすることがあるでしょう。子供にとってとても良い刺激になっているのです。
デカルコマニーのやり方
デカルコマニーのやり方について見ていきましょう。大人になってからデカルコマニーをするほうが、子供のときよりも難しいという可能性も高いでしょう。
大事なのは、枠にとらわれることのない自由さです。子供のほうが自由なところがあるので、デカルコマニーも大人よりも簡単に大胆に行っていくのではないでしょうか。
ここでは、基本的なやり方を紹介するので、大人も子供と一緒に、無邪気な心でデカルコマニーを楽しみましょう!
用意する物
準備するものは、絵の具、筆、画用紙です。筆はあってもなくてもいいですが、あったほうが便利と思うこともあるので、一応準備しておいてください。
絵の具の変わりにマニキュアでも楽しめます。いらなくなったマニキュアがあるのなら、是非マニキュアも材料の1つに持ってきておきましょう。
マニキュアのほうが、絵の具で作るよりもよりクリア感が出るでしょう。自分が作りたいイメージに合わせて、絵の具とマニキュアを使い分けるのもおすすめです!
やり方
デカルコマニーのやり方はとても簡単です。色んなことを想像して、デカルコマニーを完成させましょう。
【デカルコマニーのやり方】
①画用紙を半分に折ります。(画用紙の形を先に切って作っていてもいいでしょう。)
②絵の具を画用紙の片面につけていきます。(筆でつけても手やチューブからそのまま出してもいいです。)
③絵の具が乾く前に、画用紙を半分に折ってもう片面に絵の具をつけていきます。
④画用紙を開いたら完成です。
画用紙を開くときは、必ずゆっくり開いてください。絵の具がくっついているので、いきなり開くと破れてしまう可能性があります。丁寧にはがして、デカルコマニーの美しさを楽しんでください。
デカルコマニーの楽しみ方
デカルコマニーのやり方が分かったところで、楽しみ方についても見ていきましょう。デカルコマニーは、1度やってみると、「これ楽しい!」と大人も子供も思って、次々と作品を作りたくなってくるものです。
しかし、デカルコマニーも同じ色を使ってとか、同じように作ってばかりいるとだんだんと飽きてくることもあるでしょう。そのため、基本的なやり方を覚えたら、次は応用としてもっと楽しいやり方でデカルコマニーをしてみてください。
デカルコマニーの作品は、無限に作ることができるはずです。無限の自分の才能をデカルコマニーにぶつけてみましょう。
いろんな色をのせて色の変化を見る
まずは、色んな色をのせてデカルコマニーをしてみましょう。意外と、ピンクと青をのせて紫っぽくなった場所を作ることができたり、黄色と黄緑をのせて明るくてフレッシュな雰囲気にできるなどのように色が混ざったほうが綺麗なことがあります。
色の変化を見ることで、どの色を混ぜたら何色になるのかとか、どの色とどの色の組み合わせが素敵なのかなども分かるようになるでしょう。その意味では、自分のセンスをデカルコマニーで磨くことができるということにもなります。
普通に絵の具で描いていくのではできない色もデカルコマニーなら作りだすことができるでしょう。普段はこの色同士は合わせたりしないけどなと思うような色同士も合わせてみてください。きれいな色になる可能氏があります。
模様の上に再度色をのせてみる
最初にデカルコマニーで模様を作った上からさらに色をのせてデカルコマニーを作ってみるのもいいでしょう。他にも、先に模様を描いて、その上からデカルコマニーをするというやり方をしてみるのもおすすめです。
色に再度色を被せてみることで、また違う雰囲気を楽しむことができます。豪華な雰囲気のデカルコマニーになるので、シンプルなものとは別に作ってみてはどうでしょうか。
模様の上からさらに色をのせるというのは、なかなかない発想でもあります。デカルコマニーを思う存分楽しむためにも、挑戦してみてください。思っている以上にすごい作品に仕上がるでしょう。
模様から想像を膨らませてみる
デカルコマニーは、完成するまでどんな模様ができるのか分からないところがあります。そのため、画用紙を開いて「こんな感じになったんだ!」とビックリするようなこともあるでしょう。デカルコマニーの完成した模様から何を想像することができますか?
「なんか、○○みたいになった!」などのように感じるものがあるはずです。まず最初に感じた印象を元にして、そこからさらに工夫して何かを作ってみるのもいいでしょう。
例えば、人に渡すカードなどのデザインを作ったデカルコマニーから考えるのもおすすめです。デカルコマニーを完成させたその先にもアイディアをどんどん膨らませていくことができたら素敵です。
模様にいろいろ足してみる
デカルコマニーができたら、クレヨンで絵を書き足したり紙を貼ったりなどして色々とプラスしていくのもいいでしょう。例えば、作ったデカルコマニーがなんとなく空っぽい雰囲気を持っていたのなら、そこにクレヨンで虹を描いてみるのもいいでしょう。
他にも、なんとなくバレリーナーのチュチュみたいな雰囲気に仕上がったのなら、女の子の絵を書き足すとか、美しい木に見えたのなら、葉っぱを折り紙で付け足すなどして楽しむのもありです。
デカルコマニーができあがったその先に、クレヨンや紙で色々と足していくと、より楽しくなりますし、その作品の完成度が上がるのでおすすめです!
デカルコマニー作品例
みんなが作っているデカルコマニーの作品を見ていきましょう。デカルコマニーは、自分ならではのオリジナル作品を制作するのが1番素敵な仕上がりになります。
しかし、初めてデカルコマニーをするときや、色んな人のアイディアを知りたいというときは、デカルコマニーで皆がどんなものを作っているのかを知りたくなるでしょう。
ここで、みんなのアイディアを見て、刺激を貰ってください。素敵な作品ばかりでうっとりすることでしょう。
ちょうちょ
デカルコマニーで作ったちょうちょです。ちょうちょは左右対称なのでとても作りやすいでしょう。このちょうちょの作品は、画用紙が黒なので、カラフルな色がとてもよく映えているのが分かります。
みんなそれぞれに違うちょうちょを表現しており、ちょうちょが楽しそうに舞っているのが伝わってくるような作品でしょう。
たくさんのちょうちょがいると、デカルコマニーにも迫力が出て素敵になります。
こいのぼり
幼稚園や保育園で作られることがとても多いデカルコマニーがこいのぼりではないでしょうか。こいのぼりのうろこ部分の表現の仕方は絵の具でただ描くだけとなるとかなり難しいものがあります。
しかし、デカルコマニーでならうろこっぽい雰囲気を簡単に出すことができます。何よりも、カラフルなこいのぼりに仕上がるところに可愛さがあるでしょう。
デカルコマニーの可愛さをこいのぼりにいっぱい詰めて、家に飾っておくと、子供もしっかりと大きくなってくれるのではないでしょうか。こいのぼりが見守ってくれそうです。
風車を付けることで、立派なこいのぼりが完成します。このこいのぼりなら、家に飾るのもいいのではないでしょうか。
今はこいのぼりを出すという風習はなくなってきています。しかし、デカルコマニーで作ったこいのぼりなら、簡単に出して簡単に片付けることができるので、手間もかかりません。
子供が作ったデカルコマニーでのこいのぼりをアレンジして立派にしましょう!
とんぼ
とんぼの羽の部分がデカルコマニーで仕上げています。とても美しいとんぼが出来上がっていて、とんぼがより可愛くなっているのではないでしょうか。
色をあまり使っていませんが、ベースがグリーンなので3色あわせがとてもセンスが良くて、素敵なとんぼになっているのが分かります。
とんぼの羽の部分も左右対称に作れるので、かなりデカルコマニーがやりやすいことでしょう。
花火
デカルコマニーで作る花火はとても綺麗です。花火というのは、絵の具で表現しようにもとても難しく、できないと思うことが多いでしょう。
しかし、デカルコマニーでならあっという間に完成します。花火の絶妙な色合いを表すこともでき、デカルコマニーだからこそ完成する花火の美しさにため息が出るものです。
デカルコマニーで花火を作ったら、子供の夏休みの自由研究にも使うことができるのではないでしょうか。
デカルコマニーを実用的に使っている作品
デカルコマニーを作成したのなら、誰かに渡したり、作品としてきちんと残したりしたいと思いませんか?デカルコマニーをより楽しむためにも、どんな風に実用的に使っていくことができるのかについてチェックしておきましょう!
デカルコマニーを実用的に使っていくと、「素敵な人だな。」と思われることも多くなるはずです。
クリスマスカード
デカルコマニーで作ったクリスマスカードです。手袋の部分をデカルコマニーにしています。とても可愛いクリスマスカードで、貰うとほっこりした気持ちになる人が多いでしょう。
売っているクリスマスカードもいいですが、こんな風に1から手作りするクリスマスカードはもっといいものです。
デカルコマニーでなら、自分が思っている以上に完成度が素敵な作品が生まれるのではないでしょうか。
バースデーカード
こちらは、デカルコマニーをした部分を誕生日の人の数字に切り取って作っているバースデーカードです。こんな使い方もとてもお洒落ですね。
やり方はとても簡単ですし、多少失敗しても、切り取って使うので気にしなくていいのがポイントです。また、絵の具の混ざり具合がとても綺麗に映えているところも素敵です。
バースデーカードなら、毎年作ることができるので、毎年デカルコマニーで違う雰囲気のバースデーカードを作るといいでしょう。
封筒
デカルコマニーで作っている封筒です。白い封筒を2枚用意して、片方に絵の具をつけて、もう1枚と合わせるようにしてくっつけると簡単に仕上がるでしょう。
デカルコマニーで封筒をアレンジすると、どこにも売っていない素敵な封筒になります。こんな可愛い封筒でお手紙をかくのも気分が上がりますし、お手紙をもらう人も気持ちが温かくなるでしょう。
封筒で作るときは、淡いほうが可愛いので、水分を少し含ませて、絵の具を淡く付けてみるのもおすすめです。是非、挑戦してみてください。
デカルコマニーで色んな作品を作ろう!
デカルコマニーのやり方を知ると、やってみたいと思いませんか?もしくは、幼稚園や保育園でやった事があるというのを思い出したという人もいるでしょう。さらには、子供がデカルコマニーで何かを作ってきたから興味があるという人もいるはずです。
デカルコマニーに失敗はありません。どんな作品ができても、デカルコマニーは成功です。きっと、同じデカルコマニーは作ることができません。1つ1つが世界に1つの作品になるでしょう。
デカルコマニーで色んな作品を作ってみてください。そして、何かに使えるのなら実用的な使い方もしていくといいでしょう。デカルコマニーで自分の才能が開花する人もいるのではないでしょうか。