ごうのとらの意味とは?何年に一回でいつ?五黄の寅の性格も紹介

「あの人は五黄の寅(ごうのとら)生まれだから」という言葉を耳にしたことはありませんか?五黄の寅とは一体どういう意味なのでしょうか。また、何年周期で巡ってくるのか、ごうのとらの性格とは?ごうのとら生まれの芸能人は?などの疑問も解決します。

ごうのとらの意味とは?何年に一回でいつ?五黄の寅の性格も紹介のイメージ

目次

  1. 1ごうのとらを知っていますか?
  2. 2ごうのとら(五黄の寅)とは?
  3. 3九星気学ってなに?
  4. 4ごうのとら(五黄の寅)とはいつのこと?
  5. 5ごうのとら(五黄の寅)生まれの性格《女性編》
  6. 6ごうのとら(五黄の寅)生まれの性格《男性編》
  7. 7ごうのとら(五黄の寅)の芸能人・有名人
  8. 8ごうのとら(五黄の寅)は「強のとら」?
  9. 9同じく強い女性が生れるというひのえうま(丙午)とは?
  10. 10ごうのとら(五黄の寅)は古代中国の占術が由来となった言葉

ごうのとらを知っていますか?

「あの人はごうのとら生まれだから」や「ごうのとらの人は」という言葉を耳にしたことはありませんか?特に、ごうのとら生まれの女性については「ごうのとらの女は…」のように少し非難めいたニュアンスで使われることの多い言葉です。

それでは、この「ごうのとら」という言葉の意味、あなたは正しく知っていますか?なんとなく良くない意味だとは分かってはいても、本当の意味を知っている人は少ないのではないでしょうか。

ごうのとらの意味、由来や考え方、またいつがごうのとらの年に当たるのかなど「ごうのとら」について詳しく見ていきましょう。

ごうのとら(五黄の寅)とは?

「ごうのとら」とは漢字で書くと「五黄の寅」。本来は「ごおうのとら」と発音するものです。

これは、中国から伝わった占星術を元にした九星気学の「五黄土星(ごおうどせい)」と、同じく中国から伝わった干支(かんし)の十二支の一つ「寅(とら)」から導き出された暦の捉え方のこと。

つまり、五黄の寅とは、九星気学では「五黄土星」に、十二支では「寅」に当たる年ということになります。

ごうのとらの意味

本来は「五黄の寅」であるごうのとら。生活をしている上では「あの人はごうのとら生まれだから…」という形で耳にすることが多い言葉です。この言葉にはいったいどんな意味が含まれているのでしょうか。

まず、五黄土星の特徴としてリーダーシップがある、圧倒的なパワーの持ち主などといったものがあります。次に、寅年の特徴として、意思が強い、行動力があるといった気質が備わっています。

このことから、「ごうのとら」には負けん気が強い、競争心が強いといった意味が込められていると考えられます。良い意味でも悪い意味でも「気の強い人」というニュアンスが含まれると言えるでしょう。

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九星気学ってなに?

「五黄の寅」の「五黄」は九星気学の考え方だとお伝えしましたが、九星気学という言葉はあまりポピュラーな言葉ではないため、聞いたことがないという人もいるかもしれません。

九星気学は、古代中国より伝わった九星術を元にして明治時代に日本で生まれた占術の一つです。生年月日から割り出される九星、干支、五行を組み合わせて吉凶を占うものとされています。

ちなみに九星気学における九星は以下のとおり。

一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しりょくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくすいせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)

生まれた年によって九星のうちのどれかが決まっており、九星気学では自分の生まれ年の星を本命星と呼びます。それぞれ本命星によって基本となる性格があり、そこにさらに干支の運勢を組み合わせることで占っていくとされています。

ごうのとら(五黄の寅)とはいつのこと?

「ごうのとら」は九星気学における「五黄土星」、十二支における「寅」の年だとご説明しましたが、それでは、実際にごうのとら(五黄の寅)とはいつのことなのでしょうか?

ごうのとらは36年に一度

超強力な運勢を持つごうのとらですが、そう頻繁に巡ってくるものではありません。9パターンに分かれる九星気学と12パターンに分かれる十二支の組み合わせから考えられるのは36パターン。

つまり、「五黄土星」かつ「寅」という年が訪れるのは36年に一度。寅年の中でも特別な「ごうのとら」の年は36年経たないと巡ってこない年なのです。

直近の生まれた年

それでは、直近のごうのとら生まれは何年になるのでしょうか。答えは、昭和61年(1986年)生まれになります。その前は昭和25年(1950年)、さらにその前は大正3年(1914年)。家族や友達の中にごうのとら生まれの人はいましたか?

また、次のごうのとらの年は2022年。この年に生まれる子どもは「ごうのとら生まれ」として強い意思と力を持った運勢の元で誕生するでしょう。

ごうのとら(五黄の寅)生まれの性格《女性編》

ごうのとら生まれの人は「五黄土星」と「寅」の力で非常に強力なパワーを持つとお伝えしてきましたが、具体的にはどんな性格の持ち主になるのでしょうか。

特に、女性は「ごうのとらの女」などと呼ばれ、あまり良いイメージがありませんが、本当に悪い特徴ばかりなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

強情で強引

寅年、五黄土星ともに「一度決めたら貫き通す」という信念の強さを持っています。しかし、強い運勢が重なることで「強情」や「強引」といったネガティブな方向に特徴が出やすくなってしまっています。

ごうのとらの女性には、勇猛果敢に進むことはできても引くことは少し苦手なタイプが多いでしょう。

自分に正直

ごうのとらの気質として周りに流されず、一本芯の通った自分というものを明確に持っているというものが挙げられます。

好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとはっきり口にしてしまうのも自分を持っているからこそ。周りがみんな右だという中でも、自分が左だと思ったら迷わず左を選択する。そんな自分に正直な強さもごうのとらの女性の特徴です。

感情が豊か

感情が豊かなこともごうのとらの女性によくある性格です。感情の針の振り幅が大きく、些細なことにも一喜一憂。周りは驚いたり、引いたりしてしまうことも。

しかし、自分の感情を思い切り外に出すというのは、自分の考えや信念を大切にするごうのとらの女性ならでは。時には人とぶつかってしまうこともありますが、感情豊かで素直なところはチャームポイントでもあります。

姉御肌

強いカリスマ性を持つ五黄土星は別名「帝王の星」。独立心が強く、正義感の強いごうのとらの女性は、弱気を助け強気をくじく典型的な姉御肌です。

困っている人を見たら放っておけないタイプなので、自然とみんなをまとめる役を担っていたりします。

ごうのとら(五黄の寅)生まれの性格《男性編》

ごうのとらと言えば、女性ばかりに注目されがちですが、ごうのとらの男性はどんな性格の持ち主なのでしょうか。

ごうのとらの男性も「五黄土星」と「寅」の運勢をしっかりと持っています。そのため、良い意味では信念が強く、悪い意味では我が強いという人が多いようです。

もう少し具体的に、ごうのとらの男性の性格を見ていきましょう。

プライドが高い

「五黄土星」と「寅」の二つの強い気質が重なることで自尊心、つまりプライドが強くなるため、ごうのとらの男性にはプライドの高い人が多く見られます。

プライドがまったくないのも問題ですが、あまりに高すぎるプライドは生活していく上で非常に厄介なもの。他人からの指摘を受け入れられない、自分の間違いを認められないなど大きな問題を引き起こす可能性があります。

融通が利かない

ごうのとらは非常に強い信念を持っています。ごうのとらの信念は並み大抵のものではなく、一度こうと決めたらテコでも動かないという徹底っぷり。

自分の信念を最後まで貫き通すことは大事なことでもありますが、ともすると「融通が利かない」とか「頑固」だと判断されてしまう可能性も。

気性が激しい

負けず嫌いでプライドの高いごうのとらの男性は、自分や自分の大切なものを傷つけられると荒々しく猛然と立ち向かいます。

寅の持つ激しい気性に五黄土星の親分肌が組み合わさり、一度怒ると非常に怖い性格をしていると言えるでしょう。

反感を買いやすい

ごうのとらの我が強い性質が表に強く出てしまった場合、ごうのとら生まれの男性には敵を作りやすい傾向が見られます。

我が強く、自分を抑えることをしないごうのとらの男性は、どんな時でも一歩も引きません。そんな姿は立場が下の人間からすると頼りがいがありますが、上司や先輩からすると少し生意気に見える可能性があります。

ごうのとら(五黄の寅)の芸能人・有名人

ごうのとらの男女別の性格が分かったところで、実際に誰がごうのとらなのか調べてみましょう。ご紹介する芸能人はどの人も「なるほど!」と思う人ばかり。

あなたの周りにもごうのとら生まれの人がいないか探してみてください。意外な人がごうのとら(五黄の寅)生まれだったりすることも。

沢尻エリカ

「エリカ様」の愛称で一時期メディアを騒がせていた沢尻エリカは1986年4月8日生まれ。ごうのとららしい気性の激しさと自分らしさを持っている女優さんです。

和田アキ子

説明する必要もないぐらいとにかく「強い」というイメージがある和田アキ子は、1950年4月10日生まれ。まさに「ごうのとらの女」と言えば、この人という風格があります。

本田圭佑

今や日本が誇るサッカー界のスーパースターと言っても過言ではない本田圭佑も実は、誕生日が1986年6月13日のごうのとら生まれ。五黄土星の持つカリスマ性と寅の持つひたむきさを遺憾なく発揮しています。

亀田興毅

「なんぼのもんじゃい」の台詞が未だ記憶に新しい元プロボクサーの亀田興毅。強気な発言とその強さで日本人初の3階級制覇王者という偉業を達成しています。誕生日は1986年11月17日でごうのとら生まれの一人です。

レディー・ガガ

当然ですが、海外にだってごうのとら生まれの人はいます。そんな海外のごうのとら生まれの一人がレディー・ガガ。1986年3月28日生まれの立派なごうのとら生まれ。奇抜なファッションとカリスマ性はまさにごうのとら生まれの特徴そのものです。

ウサイン・ボルト

陸上界の常識を変えたと言っても過言ではない元元陸上競技短距離選手ウサイン・ボルトは1986年8月21日生まれ。多数の記録を塗り替えた「ライトニング・ボルト」もごうのとら生まれです。

徳川家康

日光東照宮に祀られ、三英傑の一人とされる天下人・ 徳川家康。家康が生まれたのは1543年1月31日。この家康もまた、ごうのとら生まれの一人なのです。

ごうのとら(五黄の寅)は「強のとら」?

ごうのとらとは、九星気学の「五黄土星」と十二支の「寅」からなる「五黄の寅」だとお伝えしてきましたが、意外と漢字を知らずに「ごうのとら」という言葉を使っている人が多いようです。

ご紹介したように、ごうのとら生まれの人は気性が荒く、気が強いことで有名です。そんな性質や気質と「ごうのとら」という音だけが組み合わさって、中には「強の寅」や「豪の寅」だと思っている人も。

正しくは「五黄の寅」ではありますが、豪快・豪胆な気質を持つごうのとら生まれの人のことを考えると「強の寅」や「豪の寅」という言葉もあながち外れてはいないのではないでしょうか。

同じく強い女性が生れるというひのえうま(丙午)とは?

ここまでは「ごうのとら」についてご紹介してきましたが、「特定の年生まれの女性が強い」と言われるケースはもう一つあることを知っていますか?実は、「ひのえうま(丙午)」と呼ばれる年に生まれた女性も気が強いと言われています。

ひのえうま(丙午)の意味

ごうのとら(五黄の寅)が九星気学の「五黄土星」と十二支の「寅」を組み合わせたものであるのに対して、ひのえうま(丙午)は十干(じっかん)と十二支を組み合わせた干支の一つです。

「干支」とは「かんし」とも読み、12の動物と10の要素を組み合わせて作られる60パターンの暦や時間、方位などを示す数詞です。十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」、十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」からなります。

干支では1番目が「甲子(きのえね)」、2番目が「乙丑(きのとうし)」、3番目が「丙寅(ひのえとら)」となり、これが続いていった43番目が「丙午(ひのえうま)」なのです。

ひのえうま(丙午)の女性は夫を喰う?

ごうのとら(五黄の寅)と並んで女性にとってはあまり良いイメージのないひのえうま(丙午)。なんとひのえうま(丙午)の女性は夫の寿命を縮めたり、喰い殺したりしてしまうと言われています。

これは、その昔、ひのえうま(丙午)生まれの八百屋のお七さんが火事を起こして好きな人に会おうとしたことが起こりとされる迷信です。放火事件を起こすほどの激しい恋心を持つお七の像からひのえうま(丙午)の女性は気性が荒いとされるようになったのです。

ひのえうま(丙午)は何年?

十二支と十干の組み合わせである干支は60年でちょうど一巡りします。つまり、ひのえうま(丙午)が訪れるのは60年に一度。

直近では、昭和41年(1966年)がひのえうま(丙午)の年でした。次のひのえうま(丙午)のタイミングは2026年となっています。

ごうのとら(五黄の寅)は古代中国の占術が由来となった言葉

いかがでしたか?ごうのとらについて、言葉の由来や意味、ごうのとら生まれの人の性格、ごうのとらの有名人をご紹介しました。

ごうのとら(五黄の寅)は古代中国の九星術と干支の思想が根底にある言葉です。ごうのとら(五黄の寅)生まれの人は非常に強い運勢を持つとともに気性が荒いと思われがちな人。

あなたの周りにもごうのとら(五黄の寅)生まれの人がいるかも?この記事を参考にして、ごうのとら(五黄の寅)生まれの人を探してみてください。

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