パリの治安は悪い？旅行や観光でのテロなどの危険度や注意点も紹介

パリは、フランスにありますが実はフランスは犯罪の発生率がとても高い国と言われています。日本の何倍もの犯罪発生率の高さを持つため、日本人にとってはパリは危険で治安が悪い場所が多いと感じる可能性もあります。

また、女性のほうが男性よりも被害に遭いやすいというデータもあるため、治安の悪さがより分かるでしょう。ただ、パリと言えば世界遺産が多くあったり、パリコレがあったりととてもおしゃれで素敵な街であることは確かです。

そのため、絶対に生きているうちにパリに行きたいと思う人もいるでしょう。もちろん、犯罪に遭わずに安全にパリを楽しんでいる人もいます。パリの治安をチェックして、より良いパリ旅行をしてください。

パリはフランスの首都です。ファッションの街でもあり、世界遺産の街でもあるため、世界的にとっても有名でとっても大きな都市でもあります。ニューヨークやロンドンなどと同じぐらい洗練されているでしょう。

フランスはユーロ圏なので、パリも通貨はユーロです。圧巻されるような建物が多く、ただ散歩しているだけでも非常にワクワクして気持ちがいい都市でもあるでしょう。

パリは、世界的にとても人気がある都市です。世界観光ランキングの1位に何年もフランスは輝いています。そのため、パリに訪れる人はとても多いといえるでしょう。

パリはおそらく1度行っただけでは、周りきれないため何度も何度も訪れる人が多いのではないでしょうか。パリを旅行した人も、まだ行ったことがない人もどこかパリへの憧れを持っているものです。

卒業旅行や家族旅行、学校の休みのとき、新婚旅行などで利用されることが多いでしょう。

パリの治安は、決していいものではありません。とても素敵な街並みをしていて、パリの人もとても気さくでいい人が多いのに、治安が悪いとはとても思えないという人もいます。

しかし、パリでは、いつどんな時にでも犯罪や事件が起こる可能性が高いと言われているため、危険が隣り合わせにいるということを意識していたほうがいいでしょう。

パリの治安についてもっと詳しくここで見ておきましょう。パリを旅行する予定がある人は、観光のときは十分に注意すべきです。

パリと言えば、セーヌ川ではないでしょうか。実はこのセーヌ川というのはパリの中心部と言われています。パリでは、中心部に近づくほど高額所得者が多く、遠くなるほど低所得者が多くなります。

そのため、セーヌ川から離れていったほうが治安が悪い地区になっていくと言われているのです。中心部では人が多いため、ひったくりなどの被害はありますが、離れるともっと大きな犯罪に巻き込まれる可能性があるのです。

特に気をつけておきたいのは、10区、17区、19区です。18区も危険がありますが、モンマルトルの丘周辺は安全と言われているので、そこに訪れるだけなら注意して行ってみるといいでしょう。

パリでは2015年11月13日に同時多発テロが起きています。100人以上の死者、300人以上の負傷者を出したとても大きなテロでした。

このテロ事件があったことから、パリに行くとテロが起きるのでは？と心配する人もいます。パリでのテロは、絶対にないとは言えません。

警察や国も警戒はしているものの、いつテロが起きるか分からないというのは頭に入れていたほうがいいでしょう。ただ、テロは世界各国で起きているのでパリに限ったことでもないのです。

パリの観光客を狙った犯罪には、どんな犯罪があるのかについても見ておきましょう。パリを観光するときは、やはり色んな犯罪に注意しておかなければなりません。

パリでは、観光客に的を絞って犯罪を犯す人もいます。治安が悪いだけあって、旅行者も気をつける必要があるのです。

観光客を狙った犯罪についていくつか紹介するので、頭に入れておきましょう。

パリでは、観光をするとなると観光スポットに当然行くことでしょう。そこには多くの人がいるものです。人が多い場所では、スリや置き引きが多発します。

例えば、混雑した観光名所にいただけでいつのまにかバッグの中のものが盗られていたとか、道を聞いただけで気づいたらバッグを盗られていたなどです。犯罪をする人も慣れています。

また、日本人は警戒心が弱いのであっという間に貴重品を取られてしまうことが考えられるのです。気をつけていないと、スリや置き引きは頻繁に行われているのでパリにいる間に何度も被害に遭うということも考えられるでしょう。

パリでは、引ったくりも多く、なんと犯人が女性だということもあります。女性が近づいてきて、バッグを無理矢理盗られたとか、少女に囲まれてバッグの中の財布を盗られたということが実際に起きているのです。

引ったくりをする人は、できるだけ多くのお金が入っているバッグや財布を狙います。そのため、旅行に来ている観光客は狙われやすいのです。

強引に盗られることもあるので、常に注意を払っておくべきでしょう。

睡眠薬を利用した性犯罪もパリでは行われています。観光を一緒にしようと呼びかけ、観光途中で買った食べ物や飲み物の中に睡眠薬を入れるのです。それを口にした観光客は睡魔に襲われて寝てしまうのです。

その間に貴重品を盗られてしまったり、性被害を受けることがあるのです。こうなってしまってはパリの旅行がとても最悪なものになってしまいます。

話しかけられても親しくしないことや、自分で買ってなおかつ安心できるものでないと食べない、飲まないというのを徹底しなければなりません。

これはとても巧妙な手口です。ATMの引き出し口に罠をしかけており、お金を引き出せなくします。そうなると観光客はパニックになるでしょう。

そこで、「もう一度暗証番号を押してみて。」と犯人がアドバイスをし、その暗証番号を手に入れ、現金を引き落として盗むという手口です。これは、何も知らないと引っかかってしまうでしょう。

周りに、暗証番号を盗み見ようとしている人もいるため、必ず誰にも見られないように警戒しなければなりません。

パリでは、偽警察官を装ってパスポートや財布の提示を求めてきて、渡すと盗まれるという犯罪も起きています。パリで警察官に話しかけられるととてもビックリしてしまうでしょう。

路上でパスポートの確認なんてとても怪しいと思ってください。私服警官を名乗ることが多いので、制服を着ていない警官のことはまず信用しないほうがいいと思いましょう。

パリで注意していたほうがいい場所についてもチェックしておきましょう。観光客が必ず行くような場所や、治安が悪いために注意したほうがいい場所もあります。

安全なパリ旅行をするためにも、注意しておきたい場所を知って、より犯罪の被害者にならないための警戒を強くしておきましょう。

空港では、荷物が多くて手がふさがった状態になることがあります。それを狙って後ろからサっと貴重品を盗むという犯罪が多発しています。

また、空港はかなり混雑することが予想されます。混雑した場所では必ずスリがあると思ってください。空港で疲れて寝るなんてこともしないほうがいいでしょう。寝ている間に荷物をなくします。

【危険度】★★★★★

メトロというのは、パリの地下鉄です。地下鉄では、切符を購入するときに意識が切符に集中するため、気づいたら持っていたお財布を盗まれているということがあります。他にも、地下鉄で携帯やデジカメに夢中になっている隙に盗られることもあります。

さらには、女性や子供が犯人であるスリも多発しています。地下鉄も混雑することがあるため、混雑したときは、スリに遭う可能性が高くなるでしょう。常に誰をターゲットにするのかを考えて犯人は行動しています。

観光客と分かったらすぐにでも狙われると思っていたほうがいいでしょう。

【危険度】★★★★

観光地では、多くの人がいるため、混雑に紛れてお財布を盗むとかバッグを盗むという犯罪が起きています。また、観光地にいる署名を集めている集団にも注意が必要です。

募金を募ったり、署名を募っている集団は、署名をさせている間に金品を盗むという犯罪をしています。実際に日本人観光客も被害に遭っているので注意すべきです。

また、テロが起きやすいのも観光地のような人がとても多い場所です。パリは見るもの全てが美しいため、つい我を忘れてしまいそうですが、絶対に警戒しておいてください。

【危険度】★★★★

ホテルでは、チェックインやチェックアウトのときの置き引きが多発しています。ホテルに入ったからといって安心して気を抜いていると、いつの間にか盗まれているなんてことは珍しくないでしょう。

また、ホテルまで案内してあげるといいながら荷物を持っていってしまうなんてこともあるので、注意が必要です。

【危険度】★★★★

パリで危険な目にあわずに安全に旅行するためには、治安が悪い場所には絶対に近づかないことが大事です。しかし、治安が悪い場所以外でも犯罪が行われることはあります。

パリの旅行を心から楽しむためにも、注意点を覚えておきましょう。少しでも危険から自分を守ってください。

まずは、土曜日の観光です。土曜日というのは、非常にデモが多くなります。デモがあるということは、暴動が起こる可能性が高いということです。

巻き込まれると怪我を負うこともあるでしょう。また、デモがあるということは、人口密度も高まります。そんなときを狙ってスリをする人もいるので、気をつけるべきなのです。

おしゃれな街のパリだからこそ、おしゃれをしたくなるものですがパリでおしゃれをしすぎると観光客であることがバレてしまいます。そのため、パリではおしゃれすぎるファッションはしないほうがいいのです。

パリの人はとてもシンプルな服装が多いので、シンプルなおしゃれを楽しんでください。例えばTシャツにジーンズのみなどです。シンプルなほうが観光もしやすいですし、被害に遭わずに済むなら結果オーライでしょう。

パリの旅行のためだけにわざわざ洋服や靴を買うなんてことはしなくていのです。

荷物はできるだけ小さくしてください。お財布などは、首からかけて洋服の中に入れこめるタイプのもののほうがより安全でしょう。チャックのついたバッグにするのは当然のことですが、チャックを開けて盗られるということも覚えておきましょう。

荷物が少し大きめになるという人は、奥のほうに財布を入れておいたほうがいいでしょう。リュックは、後ろになるので危険だと判断し、斜めがけができるものを自分の前で持つようにするのをおすすめします。

観光客ということがバレると、簡単にターゲットとして目を付けられてしまいます。例えば、キョロキョロするとか、路上でガイドブックを見るなどです。

そんなことをしていると、話しかけられてしまい気を緩めたところで財布などを盗られてしまうのです。パリでは堂々とした身のこなしをしていないといけません。

治安が悪いと言われているパリですが、おすすめの観光スポットでいい思い出を作っていくのも大事です。治安が悪いために、治安のことばかりを気にしてしまうでしょうが、しっかりと観光もしましょう。

ただ、どこに行っても日本より治安がいいところはないと思って、十分に警戒しておくことは大事です。

パリにもディズニーがあります。ヨーロッパではパリにしかないとも言われているので、ディズニー好きは行っておくといいでしょう。パリには、ディズニーランド・パークとウォルトディズニー・スタジオ・パークがあります。

また、眠れる森の美女のお城があり、世界最大の大きさを誇るとも言われています。日本のディズニーランドやディズニーシーでは見ることができない景色を楽しむことができるでしょう。

パリに行ったら絶対に行きたいのがルーブル美術館でしょう。ルーブル美術館は、世界的にとても有名な美術館です。とても広いので1日では足りないとも言われています。

モナリザやミロのヴィーナスなどの有名作品を見ることもできます。どこから見るのか、どれを絶対に見たいのかを先に決めてから回ったほうがいいでしょう。

ヴェルサイユ宮殿も絶対に行きたい観光名所です。マリーアントワネットは、日本では人気のお姫様です。ロココ調の建物は美しさそのものでしょう。

とても大きな宮殿なので、1日をここで過ごすのもいいのではないでしょうか。

パリはとても美しく素敵な街です。日本人が憧れる街並みが揃っているでしょう。ただ、治安の悪さが問題視されています。

パリを楽しく過ごすなら、治安を把握した行動をとり、自分のことは自分でしっかりと守っていきましょう！