ロサンゼルスの治安は?ダウンタウンや地下鉄などの危険地帯も紹介

今回はロサンゼルスの治安について紹介します。ロサンゼルスというと、華やかなイメージがあると共に、治安が悪いというイメージもあるようです。ロサンゼルス治安は、そんなに悪いものなのでしょうか。ロサンゼルス治安の悪い地域と、良い地域をまとめていきます。

ロサンゼルスの治安は?ダウンタウンや地下鉄などの危険地帯も紹介のイメージ

目次

  1. 1ロサンゼルスの治安の悪い危ない場所ってどこ?
  2. 2ロサンゼルスとはどんなところ?
  3. 3ロサンゼルスの治安はやっぱり悪いの?
  4. 4ロサンゼルスの人はどんな人が多い?
  5. 5ロサンゼルスの治安が悪い危険地帯4選
  6. 6ロサンゼルスの危険地帯の見分け方
  7. 7ロサンゼルスを旅行する際の注意点
  8. 8ロサンゼルスの比較的安全な地域3選
  9. 9ロサンゼルスも地域を選べば治安はいい

ロサンゼルスの治安の悪い危ない場所ってどこ?

「LA」と省略される事でも知られるロサンゼルスは、映画などの影響もあって、なんとなく治安が悪いというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

ギャングやホームレスが多いというイメージがあるロサンゼルスは、本当に治安が悪いところなのかどうか、ロサンゼルスの治安についてまとめていきます。

ロサンゼルスとはどんなところ?

日本からの旅行客も多いロサンゼルスとは、どんなところなのでしょうか。ロサンゼルスの治安をみていく前に、ロサンゼルスについて紹介させていただきます。

ロサンゼルスはアメリカの玄関口ともいわれるところで、日本の空港からはおよそ10時間半ほどで行く事ができます。決して近いというわけではありませんが、華やかなイメージがあるロサンゼルスに憧れて訪れる旅行客は多いようです。

ロサンゼルスは都会のイメージがあるかもしれませんが、サンガブリエル山脈に囲まれていて、砂漠盆地にある都市になります。気候や天気がよく、過ごしやすいのが特徴です。

ロサンゼルスの治安はやっぱり悪いの?

旅行客も多いロサンゼルスですが、やはり治安は悪いのでしょうか。日本と比較してしまうと、ロサンゼルスの治安は悪く、危険で危ない地域が多い事になります。

しかし海外旅行を中止にしなければいけないほど危ない地域かというと、そこまで危険というわけではありません。日本も海外も同じように、治安が悪い場所や治安が悪い地域に近づかなければ、安全で楽しい旅行にする事ができます。

安全で楽しい旅行にするためにも、どんな地域に犯罪が多くて危険なのか、どんな犯罪に巻き込まれると危ないのかをチェックしてから海外旅行に行くようにしましょう。

ロサンゼルスの人はどんな人が多い?

ロサンゼルスは治安が悪いと言われますが、ロサンゼルスに住んでいる人はそこまで好戦的な人が多いのでしょうか。

ロサンゼルスに限らず、アメリカに住んでいる多くの人が、フレンドリーでおおらかな性格をしています。人間なので個性はありますが、たいてい初対面であっても、愛想よく話に付き合ってくれるという特徴があります。

ロサンゼルスはアメリカの西部にある都市です。西部の温暖な気候からか、アメリカ人の中でも温厚でのんびりとしている人が多いと言われています。

ロサンゼルスの治安が悪い危険地帯4選

温厚な人が多いと言われるロサンゼルスで、治安が悪い危険な地域というとどんな場所になるのでしょうか。ロサンゼルスの危険地帯についてチェックしてみましょう。

1.スキッド・ロウ(ダウンタウン)

ロサンゼルスの治安が悪い危険地帯には、ダウンタウンのスキッド・ロウがあります。スキッド・ロウは、ダウンタウンのリトル・トーキョーに近い場所にあるので、日本人の旅行客が間違って行ってしまう事もあるようです。

スキッド・ロウには、ホームレスがたくさんいます。ホームレスだけなら近づかなければいいのですが、銃を持った人や麻薬中毒者も多くいるため、何もしていなくても犯罪に巻き込まれてしまうかもしれない危ない地域になります。

ロサンゼルスの安全な場所と危険な場所がわからないという人でも、みるからに治安の悪さが街からあふれ出ているそうです。十分に注意しましょう。

【危険度】★★★★★

2.サウス・ロサンゼルス

サウス・ロサンゼルスも、ロサンゼルスに旅行に行った時には危ないと言われる治安の悪い場所になります。サウス・ロサンゼルスにはストリートギャングがいて、警察のパトロールもあまり行われていないようです。

もともと低所得者層が多い地域という事で、治安が悪い地域なのだそうです。サウス・ロサンゼルスの、ワット地区というところでは、年間100件以上もの殺人事件も起こっているようです。

ロサンゼルスの旅行者用のガイドブックに、ワッツタワーという場所がありますが、ワッツタワーもサウス・ロサンゼルスエリアにあります。安全であるかどうかを確認して向かうようにしましょう。

【危険度】★★★★★

3.イングルウッド

イングルウッドもロサンゼルスで治安が悪い地域です。サウス・ロサンゼルスの近くにある、低所得者層の多い地域です。

ロサンゼルス国際空港の東側にある地域で、時々旅行者が迷い込んでしまいますが、安全ではないので注意が必要です。気をつけなくてはいけないのが、ツアーではなく個人で旅行をする時に、イングルウッドのホテルを選ばないようにする事です。

イングルウッドの宿泊施設は、ロサンゼルスの他の地域のホテルよりも安いため、時々泊ってしまう日本人旅行客がいるようです。安いよりも安全である事を重視してホテルは選ぶようにしましょう。

【危険度】★★★★

4.コンプトン

ダウンタウンから車ですぐのところにあるコンプトンも、ロサンゼルスの治安が悪い地域で有名です。アメリカの中でも、犯罪の発生率が高い都市です。ギャング犯罪が多い事で、治安が悪い都市だと言われています。

黒人文化や、メキシコ文化が溢れている地域で、赤信号で車をとめると、車上狙いにあってしまうような危険な地域なのだそうです。

ツアーを使わない観光客が、時々ロングビーチに行くためにこの地域を通ってしまうようです。とても危険なので注意が必要です。

【危険度】★★★★

ロサンゼルスの危険地帯の見分け方

ロサンゼルスには、治安が良い地域もありますが、危険地帯と言われている治安が悪い地域もあります。ロサンゼルスでは、治安が良いところと悪いところではすぐに分かる見分け方があります。ロサンゼルスの危険地帯は、どうやって見分けるといいのでしょうか。

窓やドアの鉄格子

ロサンゼルスの危険地帯の見分け方には、窓やドアに鉄格子があるのかどうかで判断する事ができます。日本ではあまり、窓やドアに鉄格子がはまっているというのはみた事がないと思いますが、ロサンゼルスでは意外と普通に鉄格子をみかけます。

何軒も家がある中で、1軒だけに窓やドアに鉄格子がはまっているというのであれば、防犯意識が強い家もあるという程度ですが、周辺の家全ての窓やドアに鉄格子がある場合は、鉄格子がないと安心して生活する事ができないという地域です。

何が起こるかわからない、治安が悪い危険な地域です。できるだけはやく、安全な地域へと移動するようにしましょう。

落書きの多さ

日本でも落書きが問題になる事がありますが、ロサンゼルスの治安が悪い地域の落書きは、日本のそれとは比較にならないほどの落書きになります。

いかにも落書きであるという落書きが、家の壁や窓、道路にまで広がっているという地域はとても危険です。注意をする人がいないか、注意すると危険だからそのままにしてあるのです。

落書きがたくさんあるという地域に入ってしまった時も、落ち着いて安全に、できる限り早くその地域を離れるように心がけましょう。

古く汚い車

古く汚い車が、たくさんある地域も安全とは言えません。古くて汚い車というのは、何年も車検を通っていないような車や、接触事故を起こしているような車が普通に走っているという地域です。

古くて汚い車が多い地域は、低所得者が多い地域でもあります。必ずしも危ないとは言えませんが、安全ともいえません。

絡まれたり、お金を取られてしまう可能性もないわけではありません。1台や2台、古くて汚い車をみかけた程度であれば問題ありませんが、すれ違う車すれ違う車が古くて汚い場合には注意が必要です。

道路のゴミの多さ

人が多くて治安が悪い地域の特徴には、道路のゴミの多さもあげる事ができます。道路のそこかしこにゴミが落ちているというのは、異常な光景です。ビバリーヒルズなどでは、まずみかけない光景でしょう。

日本でも、治安がいい安全なところはゴミ1つない綺麗な場所のイメージはないでしょうか。ゴミを拾おうとする人がいないほど、精神的に余裕がない人が多いのです。十分に注意をしましょう。

ロサンゼルスを旅行する際の注意点

ロサンゼルスを旅行する時には、ロサンゼルスで治安が悪いと言われる危ない地域に近づかない事が大切になるでしょう。安全な地域を旅行するという事が大前提ですが、それ以外でも旅行をする時には注意が必要になる事があるようです。

現金をたくさん持ち歩かない

ロサンゼルスを旅行する時に注意しなくてはいけないのは、現金をたくさん持ち歩かないという事です。海外の人は、ほとんどがカードや電子マネーを使っています。現金を持ち歩いているのは、日本人くらいなのだそうです。

現金が入っている財布を盗まれてしまったら、有り金全部とられてしまいますが、クレジットカードであれば、クレジットカードを止めればお金が減る事がありません。

ロサンゼルスを旅行する時には、何かあった時のためにできるだけカードで支払う事ができるところはカードで支払うようにして、現金は持ち歩かないようにしましょう。

夜道の一人歩きはしない

日本では女性1人でも夜道を歩く事ができるところがありますが、海外ではロサンゼルスに限らず、夜道の一人歩きは危ないので、基本的にはやめた方がいいと言われています。

ロサンゼルスでは、夜に犬の散歩に行くのも危ないからやめておいた方がいいと言われるほどです。ホテルの周りであっても、見知らぬ土地で歩くのはやめておいた方だいいでしょう。

移動はタクシー

夜に出歩く時をはじめ、ロサンゼルスに旅行に行った時には、基本的に移動はタクシーを使う事がおすすめです。ロサンゼルスは車社会なので、徒歩でどこかに向かうという事がほとんどありません。

歩道がない道もあるようです。歩道があっても、人が歩いている事がほとんどないので、交通事故に出会う可能性も高くなるようです。

歩いて5分という場所なら別ですが、30分くらいだから景色をみながら歩いていこうというのは、危ない行動になる事もあります。

夜は地下鉄を利用しない

海外の地下鉄に乗ってみたいと思っている人もいるかもしれません。明るい時間帯であれば、地下鉄を利用してどこかに出かけるというのもありですが、夜は地下鉄は利用しないほうがいいでしょう。

地下鉄のホームなどには、ホームレスがいる事があります。低所得者の人たちが利用する時間だと、観光客であるというだけで犯罪に巻き込まれてしまう事がないわけではありません。

夜の移動は、タクシーが鉄則です。ホテルからどこかに出かける時には、ホテルでタクシーを呼んでもらうとさらに安心です。

ホテルのロビーでも気を抜かない

日本では、あまりスリや置き引きにあう事がありません。それだけ日本は治安がいいのです。しかしロサンゼルスを含めて、海外ではスリや置き引きは普通にあります。それはホテルのロビーでも起こります。

ホテルでちょっと目を離したすきに、トランクがなくなってしまったなんて事もあります。こんなところで、犯罪に巻き込まれる事はないだろうと思うのは、とても危険です。

ホテルのロビーや空港などでも、犯罪に巻き込まれるかもしれない、危ない場所なのだという気持ちを忘れずに持っておきましょう。

ロサンゼルスの比較的安全な地域3選

ロサンゼルスには、治安が悪い危ない地域もありますが、比較的安全な地域もあります。ロサンゼルスの中でも治安がいい安全な地域とはどこになるのでしょうか。

1.コスタメサ・アーバイン周辺

観光スポットとしても人気の、コスタメサ・アーバイン周辺は、ロサンゼルスの中でも比較的安全で治安がいい地域になります。

日本でも人気のディズニーランドがある地域です。犯罪の発生率も低く、ゆっくりとショッピングを楽しむ事ができるでしょう。

女子旅で行くなら、ロサンゼルスのコスタメサ・アーバイン周辺がおすすめになります。ただし夜はやはり少し危険になります。注意しましょう。

2.サウスベイ・トーランス周辺

サウスベイ・トーランス周辺も、ロサンゼルスでは比較的治安がいい、安全な地域だと言われています。この数編は、日系企業のオフィスが多いのも特徴です。

ロサンゼルス在住の日本人も住んでいるので、何か困った事があった時に助けを求めやすいというメリットがあります。

日系の人が住んでいるので、日本語が通じるレストランなどもあるようです。ちょっと日本の事が恋しくなった時に訪れるのもいいスポットになるでしょう。

3.サンタモニカ周辺

サンタモニカ周辺とは、ロサンゼルスでも有名な観光スポットであるサンタモニカピアや、サンタモニカサードプロムナードがある地域です。

この周辺は比較的治安がいいので、夜もディナーを楽しむ人達で意義割っている地域になります。大通りにはそこそこの人がいて、夜でも治安がいいのですが、1本路地裏に入ってしまうと危ないと言われる場所になります。

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ロサンゼルスも地域を選べば治安はいい

今回はロサンゼルス旅行を考えた時に知っておきたい、ロサンゼルスの治安について紹介しました。ロサンゼルスの治安は、悪いところも多いけれど、時間帯などを守れば楽しむ事ができるようです。

危ない地域ではなくても、絶対に安全というわけではありません。最低限の防犯対策はしていくようにしましょう。

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