インドネシアの治安は悪い?旅行や観光の危険度や注意点も紹介

インドネシア旅行に行きたいけど、治安が心配な人は多いのではないでしょうか。インドネシアで危険や注意することとは、どのようなことでしょうか。気になる現在のインドネシアの治安状況や注意点、おすすめスポットなどをご紹介します。

インドネシアの治安は悪い?旅行や観光の危険度や注意点も紹介のイメージ

目次

  1. 1インドネシアの治安は?旅行は危険?
  2. 2インドネシアとはどんな国?
  3. 3インドネシアの現在の治安状況は?
  4. 4インドネシアの治安が悪い地域
  5. 5インドネシアでの旅行者を狙った犯罪ランキングTOP5
  6. 6インドネシア旅行での注意点
  7. 7インドネシアのおすすめ観光スポット3選
  8. 8インドネシアのおすすめグルメ
  9. 9治安対策をしてインドネシアを楽しもう

インドネシアの治安は?旅行は危険?

海外旅行でインドネシアを考えている人は多いでしょう。しかし、海外には治安が悪い場所や、危険な地域がたくさんあります。治安の状況を知って旅行に行かなければ、楽しい観光などでアクシデントが起こってしまう可能性もあるのです。

今回は、インドネシアの治安の状況を見ていきましょう。治安が悪い場所や危険な地域、観光や旅行などの時、注意すべきことを知っておきましょう。

インドネシアとはどんな国?

インドネシアは、東南アジアに位置し、島々で構成されている国家です。人口は、2億3,000万人を超える規模なので500以上の言語が話されています。

地域によって様々な習慣があり、自然や景色なども異なります。インドネシアの人々は、90%以上がイスラム教ですが、宗教感は緩く、とても陽気ですが繊細な人が多いのも特徴です。

インドネシアの現在の治安状況は?

インドネシアの観光、旅行地といえば、ジャカルタやバリ島などが有名ですが、現在の治安は、どのような状況なのでしょうか。素敵な場所であったとしても、治安が悪いと注意をしておくことは大切です。

旅行や観光を考える前にまずは、ジャカルタやバリ島の治安状況を確認しましょう。

ジャカルタの治安

インドネシアの首都、ジャカルタは、治安が悪く、危険な場所と思っている人は、少なくはないでしょう。実際に昔のジャカルタは、とても危険な国として、マニラと並ぶ治安の悪い場所でした。デモやテロもあり、観光や旅行地としてはとても危険だったのです。

しかし、ジャカルタは近年、劇的に変化しており、観光などしやすい場所になっています。インドネシアは発展途上国であり、東南アジア最大の経済大国なのです。

日本に比べると、まだまだ治安は悪く、危険なこともありますが、注意点などをしっかり知っていれば、問題なく旅行、観光が楽しめるでしょう。

バリ島の治安

バリ島といえば、観光旅行やリゾートで有名ですが、バリ島の現在の治安は、良好であると言われています。しかし、日本と同じような感覚で行ってしまうと、思わぬ被害を受けてしまうので、治安が悪い場所ではないとしても、注意することは多いでしょう。

盗難などの被害は、まだありますが、観光産業での島の発展のため、ホテルやリゾート施設などが治安改善の取り組みを行い、そのかいあってバリ島の安全面は高いものとなっています。

バリ島は、細かい注意点をしっかり覚えていけば、観光旅行をとても楽しいものにしてくれるでしょう。

インドネシアの治安が悪い地域

観光地などの他に、インドネシアには、まだまだ治安の悪い危険な地域もあります。治安を把握しないまま行ってしまうことのないように注意しましょう。

観光旅行を楽しいものにするために、治安の悪い、危険な地域を確認しましょう。

パプア州及び西パプア州

パプア州及び西パプア州の地域では、分離独立や州の分割が問題になっており、治安が悪い地域となっていっます。反政府武装組織などの動きもあり、安心して観光旅行ができる場所ではないでしょう。

外務省の発表によると、OPM(パプア分離独立運動グループ)とみられる組織による襲撃などが発生しています。

命にかかわることに巻き込まれてしまうことのないように、注意しましょう。ジャカルタなど、観光地からは少し離れていますが、間違えて行かないようにしましょう。

【危険度】★★★★

中部スラウェシ州ポソ県

中部スラウェシ州ポソ県は、イスラム教徒とキリスト教徒の間での衝突があり、とても危険な地域でした。今は沈静化していますが、新たな問題も起こっています。

外務省の発表によると、イスラム過激派が拠点を作り、民間人などへの被害が広がるなど、治安の悪い状況が続いています。イスラム過激派といえば、日本でもニュースになっており、危険な組織として知っている人は多いでしょう。

思わぬ命の危険に晒されないよう、付近に近づかないように十分注意しましょう。

【危険度】★★★★

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インドネシアでの旅行者を狙った犯罪ランキングTOP5

海外旅行といえば、インドネシアに限らず旅行者を狙った犯罪が多発しています。楽しい観光旅行を台無しにしてしまうこともあるのです。

インドネシアで、頻発している犯罪をランキング形式で紹介します。

5位.パンク強盗

「パンク強盗」というものを知らない人もいるでしょう。インドネシアで多発している方法で、釘など様々な方法で車をパンクさせて、修理や交換と言って車から降ろし、荷物などを盗むという手口です。

中には、パンクしていることを教えてくれるふりをして襲ってくる危険なケースもあるのです。日本では聞きなれないことですが、観光旅行をする際には、十分に注意しましょう。

4位.バイクひったくり

バイク社会のインドネシアでは、バイクによるひったくりは、珍しくありません。日本でも、たまにニュースで見かけますが、頻度は桁違いです。

文字通り、バイクで近付いて鞄をひったくるという手口です。日本人は、危機管理が薄いと思われたり、お金持ちという印象を持たれているので、ターゲットにされやすいです。

バイクでのひったくりということなので、怪我をしてしまうこともあります。危険な目に会わないように、注意が必要でしょう。

 

3位.スリ・置き引き

インドネシアの街を歩く時などは、必ずスリ、置き引きを警戒しなくてはいけません。スリや置き引きは、日本でも耳にしますが、やはり狙われる頻度は違います。

スリとは、鞄などから貴重品が盗まれることで、置き引きとは、置いていた荷物を目を離した隙に盗まれることです。インドネシアではスリ、置き引きの被害が問題視されており、繁華街など人の多い場所に限らず、ホテルでの被害も頻発しているので十分注意しましょう。

2位.ひったくり

ひったくりの被害は、やはり頻発しており対策なしでは危険でしょう。バイクひったくりも多いですが、繁華街などの人の多い場所で、こっそり近づいて鞄をひったくられる被害も、とても多いです。

楽しい観光旅行中でも、危機管理をしっかりして、対策は必ずしておくように注意しましょう。

1位.タクシー強盗

タクシー強盗は旅行者を狙い、乗車した客の金品を奪う手口です。あまり知らない土地では、タクシーはとても便利で使う機会も多いでしょう。

しかし、被害にあわないためには、あらかじめ安全なタクシーの特徴や注意することを調べておく必要があります。日本と同様の感覚でタクシーに乗り込まないように注意しましょう。

インドネシア旅行での注意点

インドネシアに観光旅行に行く際に、治安が悪い地域でなくても注意しなければならないことがたくさんあります。治安が悪い地域はもちろん、観光地やリゾートで有名な場所でも注意を怠ってはいけません。

しかし、具体的にどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。注意点などを詳しく見ていきましょう。

安全なタクシーを利用する

タクシーを利用するときは細心の注意が必要です。悪いタクシーを知らずに乗車してしまうとタクシー強盗や法外な料金を請求されたり、中には怪我をしてしまうような、危険なケースもあるのです。

対策として、旅行者でも安心と言われている「ブルーバード・タクシー」を利用しましょう。特徴は名前の通り、青い車体をしています。しかし、「ブルーバード・タクシー」に似せたものもあるため、必ず社名を確認しましょう。

そして、メーター式であるか、運転手の名刺が本人のものであるかなどを見て、安全なタクシーかを確認してから乗車するようにしましょう。必ず流しのタクシーは利用しないように注意しましょう。

貴重品を持ち歩かない

海外旅行をする時に、貴重品を持ち歩くのはとても危険です。パスポートやスマホ、すべての現金などを入れた鞄をひったくられては、観光旅行を楽しめないどころではありません。

対策として、一番安全性のある方法はホテルなどのセーフティボックスを利用することです。しかし、鍵付きのセーフティボックスでは、合鍵で開けられてしまうこともあるので、評判のいいホテルを選び、暗証番号のセーフティボックスを利用しましょう。

それでも手元にないと不安な場合は、ウエストポーチなどの体に密着するタイプの鞄を前側に使用し、ひったくりやスリ対策をしましょう。

歩きスマホはしない

日本でもよく見かける歩きスマホは、注意が散漫になり事故が起こるなど近年、社会問題になっています。しかし、インドネシアでの歩きスマホは、違った危険もあることを知っておかなければなりません。

注意が散漫になっていると、スリやひったくりに狙われやすいからです。スマホに集中している間に財布を取られたり、鞄やスマホもひったくられる危険があります。

スマホを使用しなければならない時には、必ずお店などに入り立ち止まって使用しましょう。用心し過ぎて損はないのです。

銀行内のATMを利用する

インドネシアに旅行に行く際、旅費をすべて現金で持っていくのは危険です。現金を盗まれてしまうと、帰ってくる見込みはほとんどありません。

もしも、手持ちの現金が盗まれてしまっても、お金に困らないように、銀行を利用して必要な現金だけを持ち歩くようにしましょう。

クレジットカードを使用するのもいいですが、あらかじめ使用できるお店かどうかリサーチしておきましょう。

知らない人の荷物を預からない

海外旅行で、知らない人に荷物を預かってほしいと言われたら、必ず断りましょう。自分が気付かないうちに、犯罪に巻き込まれてしまうからです。

預かった荷物が実は、麻薬だったなど取り返しのつかないことになりかねません。頼まれると善意で引き受けてしまうこともありますが、自分の身を守るために絶対に断りましょう。

インドネシアは麻薬に対してとても厳しい国なので、少しでもおかしいと感じることは、必ず避けましょう。

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インドネシアのおすすめ観光スポット3選

インドネシアは、危険も多いですが地域によって様々な景色が楽しめる国です。観光スポットも沢山あり、一度は行ってみたいと思うでしょう。

インドネシア観光がもっと楽しめるおすすめ観光スポットをご紹介します。有名観光地ですが、知らなかった人もインドネシア旅行行ってみたくなること間違いなしでしょう。

1.テガララン ライステラス

テガラランは、インドネシアでも随一の絶景を誇る場所です。バリ島は稲作が盛んな地域で、緑が美しい景色を楽しむことが出来ます。ライステラスとは、日本語で「棚田」という意味で、テガラランのライステラスは美しいカーブを描いているのが特徴です。

ウブド中心部からのアクセスも良く、カフェやお土産屋など、観光客向けのスポットが沢山あるので、インドネシアに行く際には観光してみてはいかがでしょうか。

2.ボロブドゥール寺院遺跡

ジャワ島のボロブドゥール遺跡は、「バカン」「アンコールワット」と共に世界三大仏教遺跡の一つで、とても神秘的な景色を見ることが出来ます。

ボロブドゥール遺跡は200万個の石を積み重ねた建物で、504体の仏像が配置されており、圧倒的な景色を楽しむことができるでしょう。

遺跡はもちろん、そこからの景色は絶景で、魅了された人も多いでしょう。ツアーなどもあるので、一度行ってみてはいかがでしょうか。
 

3.ムンジャンガン島

ムンジャンガン島は、バリ島の北西部にあり、リゾート内にはたくさんの鹿が生息しています。美しい自然に溢れたムンジャンガン島は、国立公園になっており動物や鳥、そして、美しいサンゴ礁は圧巻です。

シュノーケリングでサンゴ礁を堪能してみてはいかがでしょうか。サンゴと魚の種類が多く、楽しめること間違いなしでしょう。

インドネシアのおすすめグルメ

インドネシアには、美味しいグルメが沢山あります。「食の宝庫」と言われており、日本人でも食べたらはまってしまうほどです。

インドネシアに行ったら食べておきたいインドネシアグルメをご紹介します。日本食とは違った魅力的な料理を見つけてみましょう。

ナシゴレン

ナシゴレンの「ナシ」は「飯」、「ゴレン」は「炒める」という意味です。つまり、インドネシア版のチャーハンです。サンバル、ケチャップマニス、トラシなど、現地の調味料を使っていて、スパイシーな味が特徴です。

エビや鶏肉などが使用され、生野菜が添えられるナシゴレンは日本人が食べても、とても美味しいので試してみてはいかがでしょうか。

ガドガド

ガドガドは、インドネシアの野菜サラダで、温野菜に「ブンブ―・ガドガド」というピーナッツソースをかける料理です。ソースは甘辛く、スパイシーで野菜料理でも食べ応えのあるインドネシア料理です。

たくさんの野菜を使用しているので、女性にも人気です。インドネシアに行った時には、食べてみてはいかがでしょうか。

治安対策をしてインドネシアを楽しもう

現在のインドネシアの治安は、やはり良いとは言えない状況です。日本は、世界的に見ても治安が良く、スリやひったくりが頻発している国にたいしての危機管理に悩む人も多いでしょう。

しかし、インドネシアには、素敵な観光スポットがあり、日本では見ることのできない景色が広がっています。あらかじめ、どのようなことがおこるのかや注意点、危機管理の方法を知っておけば危険を避けて楽しい観光旅行になるのです。

インドネシアに行く際には、しっかりリサーチをして、安全な旅行にしましょう。

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