佐野研二郎の現在は?東京五輪のエンブレム(ロゴ)のパクリ・盗作疑惑

2020年東京オリンピックのエンブレムのデザインがパクリだったとして注目を浴びたデザイナーの佐野研二郎。現在は表舞台には出ていないようですが一体どんな活動をしているのでしょうか?佐野研二郎のパクリ・盗作疑惑や現在の活動についてみていきましょう。

佐野研二郎の現在は?東京五輪のエンブレム(ロゴ)のパクリ・盗作疑惑のイメージ

目次

  1. 1なんJで話題沸騰した佐野研二郎の今に迫る!
  2. 2佐野研二郎とは?
  3. 3佐野研二郎のパクリ・盗作疑惑を紹介
  4. 4佐野研二郎の家族は?
  5. 5佐野研二郎死亡説が流れた理由
  6. 6佐野研二郎のその後は?
  7. 7多摩美術大学での活動は?
  8. 8今後の活躍に期待

なんJで話題沸騰した佐野研二郎の今に迫る!

2チャンネルの板の一つである「なんJ」で話題沸騰した佐野研二郎。2020年の東京五輪のエンブレムパクり疑惑では世間を騒がせました。しかしあの騒動以来、佐野研二郎はあまり表舞台に現れていません。

そこで今回はそんな世間を騒がせた佐野研二郎が現在何をしているのか調べてみました。佐野研二郎の経歴や家族について。また、盗作・パクリと言われた東京五輪のエンブレムや、その他にも盗作ではないかと言われている作品をご紹介していきます。

佐野研二郎とは?

ではまずは佐野研二郎がどんな人物なのか見ていきましょう。

デザイナーである佐野研二郎は東京五輪のエンブレムパクリ騒動の際には毎日のようにテレビで取り上げられていましたが、それ以外の印象がないという人も多いはずです。佐野研二郎はどんな経歴を持つ人物なのか、プロフィールと一緒に確認していきましょう。

佐野研二郎のプロフィール

本名 佐野研二郎
生年月日 1972年7月29日
現在の年齢(2019年現在) 46歳
出身地 東京都
血液型 不明
活動内容 グラフィックデザイナー他
主な作品 『資生堂 ザ・コラーゲン』(資生堂)

佐野研二郎は東京生まれの46歳で「サノケン」という愛称で呼ばれています。活動内容はグラフィックデザイナーの他にアートディレクター・クリエイティブディレクターも手がけており、大企業のCMや本のデザインなど、数々の有名作品に携わっています。

佐野研二郎の経歴

佐野研二郎は1996年に多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科を卒業。その後大手広告代理店の「博報堂」に入社しています。

博報堂でキャリアを積んだあとには「MR_DESIGN」という会社を立ち上げて2008年に独立。絵本を作成し、その後テレビアニメ化されたという功績を残しています。

またデザイナーとしての仕事はこれだけに留まらず、2014年からは自らが卒業した多摩美術大学で教授も勤めています。芸術の才能だけではなく経営・教育など様々な才能を持った有能な人物であることが経歴から推測できます。

佐野研二郎のパクリ・盗作疑惑を紹介

では続いては佐野研二郎のパクリ・盗作疑惑のある作品についてみていきましょう。2020年東京五輪のエンブレムがパクリであると騒動になった佐野研二郎ですが、実は東京五輪のエンブレム以外にも盗作やパクリである作品があると言われています。

テレビでは注目されなかった、他のデザインやパクリと言われている作品についてチェックしていきましょう。

東京五輪のエンブレム

まずは何と言っても東京五輪のエンブレムです。シンプルなデザインでスタイリッシュな印象を受けるこのデザイン。一度は東京五輪のエンブレムとして採用されましたが、その後海外の作品に酷似しているという指摘を受けました。

実際にその酷似しているデザインを作成したデザイナーからも使用の差し止めを求められましたが、佐野研二郎は「盗作ではない」とパクリを否定。しかしメディアからの批判や本人・家族への誹謗中傷が続いたことから、エンブレムの使用を辞退しました。

佐野氏のデザインは選考の時点で類似のものがあるとして2度もの修正が行われました。「類似している作品がないか事前にチェックすべき」と審査員を指摘する意見もありましたが、修正してまで佐野氏の作品を採用した五輪組織委員会も怪しいと言われています。

トートバッグ

続いてご紹介するのはトートバッグのデザインについてです。佐野研二郎はエンブレムのデザインだけではなく様々な商品の慣習なども手がけています。そして話題になったトートバッグもその作品のうちの一つです。

このトートバッグは佐野研二郎がコンセプトを発案し、スタッフがデザインや素材を作成・選定するという過程で作成された商品です。通常ならスタッフが独自のデザインを用意するはずが、他の人の作品や、ネット上に公開されている一般人のデザインをトレース(写す)してしまったのです。

実際にパクリ・盗作をしていたのは何人かのスタッフですが、監修していたのは佐野研二郎ということで責任の有無を問われていました。最終的にはパクリのデザインは削除され、オリジナルデザインのものだけが改めて発表されています。

おしゃべりなデザイン

次にご紹介するのは「おしゃべりなデザイン」という本です。このおしゃべりなデザインという本は12人のクリエイターのデザイン論や仕事論などについて書かれている本。月刊誌の「リアル・デザイン」の人気連載がきっかけで創刊されました。

そんなデザインの本のカバーデザインを手がけたのは佐野研二郎。一見するとおしゃれなデザインに見えますが、本を90度傾けてみるとAmazonでおなじみのダンボーにそっくりなのです。

佐野研二郎本人もデザインの際に顔をコンセプトにしたと述べているので似るのは仕方ないのかもしれませんが、目や口の形がそのままそっくり同じなので、パクリと言われても仕方ないでしょう。

マルボロとBOSS「ゼロの焦点」

4つ目にご紹介するのはマルボロとBOSS「ゼロの焦点」のデザインです。BOSS「ゼロの焦点」のデザインを手がけたのは佐野研二郎。赤と白を組み合わせたシンプルなデザインのコーヒー缶になっています。

しかしながらそのデザインはタバコの「マルボロ」のデザインにそっくり。金の切り替え線はないものの、色や形がほぼ一致するようなデザインとなっています。

シンプルなデザインなので仕方ないといえば仕方ないのかもれませんが、デザインのパクリ疑惑が数多く浮上しているので、たまたま似ていたという言い訳は見苦しく見えてしまいます。

多摩美術大学のポスター

最後にご紹介するのは多摩美術大学のポスターです。佐野研二郎の出身校でもある多摩美術大学。そんな大学の宣伝ポスターも佐野研二郎は手がけています。しかしながらその手がけたポスターまでも、盗作の疑惑が上がっているのです。

メガネがあしらわれたデザインのものは、メガネの量販店である「zoff」の宣材写真と一致。また影絵で犬を作っているポスターは個人のブログから無断で転載されているものだと言われています。

メガネの写真ならまだしも、個人ブログに掲載されている素材は唯一無二のもの。形が一致したと言うことは完全にパクっているということです。ポスターを作成した結果、自分自身で盗作を認める形になってしまいました。

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佐野研二郎の家族は?

デザインの盗作疑惑の次は、佐野研二郎の家族について見ていきましょう。東京五輪のエンブレム盗作疑惑の時には、佐野研二郎本人だけではなく家族への誹謗中傷もひどいものでした。そんなひどい目にあった佐野研二郎の家族は一体どんな人たちなのでしょうか?

嫁は博報堂時代の同僚

まずご紹介するのは佐野研二郎の奥さんです。佐野研二郎の奥さんは佐野恵子さん。博報堂時代の同僚で、佐野氏が独立した後もMR_DESIGNで一緒に仕事をしています。

東京五輪エンブレム問題の時には「こっちには弁護士がついている」「責任者を出せ」と強気の態度が話題となり、佐野研二郎の記事が出るたびに講義の連絡をしてきたようです。

家族としての擁護ではなく会社の広報としての行動だったようで、当時は話題になっていました。

子供は娘が1人

佐野研二郎には奥さんの他に一人娘がいます。幼い頃の写真が新聞に掲載されていらことはあったようですが、現在は何をしているのか公開されていません。

父親や兄はエリート

続いてご紹介するのは佐野研二郎の父親と兄です。まず父親は慶應義塾大学の医学部出身。そして現在は内科医として働いています。大学に入学するだけでも狭き門なのですが、さらに卒業し医師になっている非常に優秀な人物であることがわかります。

そして兄は東京大学出身。現在は経済産業省に努めるキャリア官僚です。こちらも日本で一番優秀な大学である東京大学を卒業している上に、高い倍率の試験をくぐり抜けないとなれないエリート官僚。父親の血を引き継いだ素晴らしい才能があることがわかります。

これらから分かるように、佐野研二郎の家族はエリート一家です。また家族だけではなく親類にもJSC(新国立競技場設置本部)の関係者がおり、様々な繋がりもあると言われています。

佐野研二郎死亡説が流れた理由

東京五輪エンブレムの問題で騒動になった佐野研二郎。自ら辞退することによって騒動は一時期おさまったかのように見えたのですが、次は佐野研二郎本人以外のところでまた新たな騒動が出てきました。そしてその騒動によって佐野研二郎が死亡したという説が流れることに。

実際にはいきているにも関わらず、どうして死亡説が流れてしまったのでしょうか?佐野研二郎死亡説の原因となった問題についてご紹介します。

多摩美術大学祭で葬式ごっこが開催

佐野研二郎が卒業した多摩美術大学では毎年芸術祭が行われています。本来なら様々な芸術作品が展示される楽しいイベントなのですが、2016年の芸術祭は少し違いました。

なんと佐野研二郎の葬式ごっこと称して弔辞が読まれたり、棺が運ばれたりしたのです。参加した人からするとブラックジョークだったのかもしれませんが、あまりに不謹慎なその行動に非難が殺到。そしてまた佐野研二郎が注目されることになってしまいました。

この騒動に対して多摩美術大学は「芸術祭のイベントなら申請が必要。勝手に行われた無許可なイベントだった」としています。参加していた人が学生だったのかは不明で、詳細については多摩美術大学が調査を進めています。

メディアへの露出が激減

佐野研二郎死亡説が流れた理由は先ほどの葬式ごっこだけではありません。佐野研二郎はデザインの世界では有名な人物。業界内ではもちろん、雑誌やテレビ・新聞など様々なメディアで目にすることも多い人物でした。

しかし東京五輪エンブレムの問題が起きてからというもの、メディアへの露出が極端に減少しました。ただでさえ批判が続いているので表に出たくないと言う気持ちは理解できますが、パッタリと見かけなくなったために死亡説が流れてしまったのです。

実際に死亡したわけではありませんが、世間的には存在感がなくなってしまいました。

佐野研二郎のその後は?

パクリ・盗作・死亡説など様々な騒動を引き起こした佐野研二郎。世間を騒がせたのはもちろんですが、本人が受けたダメージも相当大きいと考えられます。

メディアにもパッタリと出なくなってしまった佐野研二郎は現在一体何をしているのでしょうか?騒動後の活動や現在の仕事内容について見ていきましょう。

「新しい地図」の制作を担当

騒動後の代表的な仕事としては新しい地図の公式ロゴ作成が挙げられます。

新しい地図とは元SMAPのメンバーである稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草なぎ剛さん3人の公式ファンサイトのこと。2016年の解散後、元SMAPのマネージャー飯島氏が立ち上げた「CULEN」から公開されています。

この頃はちょうどSMAPも騒動があり新しいスタートを切りたかった頃。話題作りも必要だったので、エンブレムの問題で話題になっていた佐野研二郎を起用したのかもしれません。

現在もデザイナーとして活動中

そして佐野研二郎は現在もデザイナーとして活動しています。エンブレムの騒動があった頃は3分の1ほどまで仕事が減ったようですが、業界内でのコネは相当のようで変わりなく仕事を続けているようです。

また一部のクライアントからは佐野研二郎のデザインは他のデザイナーと比べ物にならないほど素晴らしいとの評価もあるとのこと。

実力・コネ共に持ち合わせている佐野研二郎は、騒動を引き起こしても信頼され続けている素晴らしいデザイナーなのかもしれません。

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多摩美術大学での活動は?

卒業した多摩美術大学で教授としても活動していた佐野研二郎。騒動後に多摩美術大学を取材すると「特に処分などはなく、来春から講義をしてもらう予定である」とのことでした。

実際に現在でも多摩美術大学のHPには教授として名前が掲載されており、除名処分等にはなっていないようです。大学側からはオファーが来ていますが、本人の意向で教授としての仕事は休職しているようなので、今後の動向に注目が集まっています。

今後の活躍に期待

パクリや盗作など様々な問題を引き起こしてきた佐野研二郎。過去の作品を見ると、確かに盗作と言われても仕方のない作品がたくさんあることがわかりました。

しかし現在はまた新たな一歩を踏み出そうと様々な仕事に打ち込んでいるようです。一時期は業界から干されてもおかしくないような状態になりましたが、佐野研二郎の才能自体は素晴らしいものです。

一度の失敗に屈することなく、また新たな作品作りに取り組んでもらいたいと思います。

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