東京駅新幹線ホームの喫煙所は？乗り場や改札内のタバコが吸えるスポットを紹介

たくさんの人で賑わう東京駅。旅行や観光で訪れる人もいれば、ビジネスで利用する人も多いです。新幹線の待ち時間にタバコを吸いたいと思う人も多いはず。限られた時間の中でさっと一服するためには喫煙所の場所を知っておく必要があります。

東京都受動喫煙防止条例が段階的に施行され始めて、東京駅でタバコが吸える場所は、今までよりもっと厳しく制限されています。東京駅はただでさえ構造が複雑で、人も多いため、東京駅でタバコが吸える場所を知らずに行くと、かなりの確率でうろたえることになります。

我慢できずにそこらで一服、ましてや歩きタバコなどもってのほか。タバコが吸いたくなったとき、気まずい思いをせずに一服できる場所をご紹介します。

新幹線を待っている間にタバコを吸いたいという人は多いでしょう。新幹線も禁煙車両が多くなっているので、なおさら新幹線に乗る前にホームで吸っておきたいという人もいるのではないでしょうか。

新幹線ホームは長いので、喫煙所から離れたところに上がってしまうと移動が大変です。旅行や仕事の大きな荷物を抱えて、新幹線ホームをウロウロするのは誰だって願い下げです。

新幹線ホームではたいていの場合時間も限られていますから、時間も労力も最小限が理想的。さっと喫煙所に行ってゆっくりタバコを吸えるように、新幹線ホームのどのあたりに喫煙所があるのかは頭に入れておきましょう。

新幹線は、東京駅の14番線から23番線です。14番線と15番線、16番線と17番線というように、一つのホームの両サイドに路線があるので、東京駅の新幹線のホームの数は5つです。

そのうち、14番線から19番線までが東海道・山陽新幹線で、20番線から23番線までが東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線(長野経由)です。

14番線・15番線ホームは一番手前、丸の内寄りにあります。喫煙所は、、後寄りの11号車付近にありますので、12号車付近の階段やエスカレーターを使うのが便利です。

16番線・17番線ホームは、14番線・15番線ホームと18番線・19番線ホームに挟まれた真ん中のホームです。16番線・17番線ホームの喫煙所は、最後尾の16号車付近にあります。

知らずにうっかり1号車あたりで新幹線を待っていて、「ちょっと喫煙所に行って来ようかな」なんてことになったら悲惨です。行けども行けども喫煙所が見つからない焦りを感じることになるでしょう。

愛煙家で、自分の乗る新幹線が16番線・17番線ホームだった場合は、迷わず一番後ろの階段かエスカレーターでホームに上がりましょう。

東海道・山陽新幹線の18番線・19番線ホームは、一番奥にあります。喫煙所は、お隣の16番線・17番線ホームと同じく、最後尾の16号車付近です。

ホームの端っこで喫煙所しかなく、不便なのではと思うかもしれませんが、近くにはKioskや駅弁屋、立ち食いソバ、待合室などもあるので不自由はありません。

20番線と21番線ホームは、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線(長野経由)で、東海道・山陽新幹線とは改札が違います。東海道・山陽新幹線は、1号車が先頭車両、16号車が最後尾ですが、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線は、16号車が先頭車両です。

20番線・21番線ホームの喫煙所は2か所で、1号車と14号車付近にあります。長い新幹線ホームで、2か所に喫煙所があるのは嬉しいですね。階段とエスカレーターは、5号車付近か12号車付近を使うのが便利です。

22番線・23番線ホームの喫煙所は、少し前方寄りの11号車付近と13号車付近の2か所です。せっかく2か所ある喫煙所がすぐそばばので、混み合うことはありませんが、間違って後方寄りに出てしまった場合、ちょっと面倒です。

22番線・23番線ホームを利用する愛煙家のみなさんは、12号車付近の階段かエスカレーターを利用するようにしましょう。

東京駅の新幹線ホームには、少ないとはいえちゃんと喫煙所が設けられているので、急にタバコが吸いたくなっても大丈夫です。

ところが、駅構内となると、どこに喫煙所やタバコが吸えるスポットがあるのかを把握しておかなくては右往左往するばかりです。しかも、東京駅の喫煙所は利用者が多いので、混み合って中に入れないこともしばしば。

できれば落ち着いてタバコを吸いたい、そういう人のために、東京駅構内でタバコが吸える穴場スポットをご紹介します。これでもう喫煙所難民にならずにすみます。

東京駅の穴場喫煙所、1つ目は丸の内地下北口改札を出たすぐ先にある喫煙所です。東京駅で一番広い喫煙所で、50人くらいが一度に利用できます。収容人数が多いので、待ち時間なしでほぼ利用が可能なおすすめの喫煙所です。

灰皿は16個あり、一日を通してスーツ姿のビジネスマンの利用者がよく見られます。

東京駅の穴場の喫煙所2つ目は、早朝から利用できる東京一番街八重洲北口です。朝6：30分から利用できるので、出張前のサラリーマンや、夜行バスで東京駅に着いた旅行者などにも人気の喫煙所です。

八重洲中央改札を出て、ひたすら延々と左（北）に向かって歩くと見つかります。そんなに広くはないですが、混み合って大変ということはありません。利用時間は6：30～20：30です。

東京駅の穴場喫煙所3つ目は、グランルーフ地下1階にあります。八重洲口に新しく誕生したランドマーク「グランルーフ(GRANROOF）」。帆をデザインした大屋根が特徴的な東京駅の駅ナカ商業施設です。

地下1階から地上3階まで、16の店舗を展開する各フロアは、それぞれ「Yaesu Sensational Scene（ヤエス センセーショナル シーン）」をコンセプトに、さまざまな食と文化を発信しています。

東京駅の新名所として注目を集める「グランルーフ」。デートスポットとしても人気です。そんな「グランルーフ」の地下1階に、超穴場のおすすめの喫煙所があります。

できて間もないため情報が行きわたっていないことと、通りに面していないため人目につきにくいことから、きれいな上に15人ほどが一度に利用できる広さがありながら、超穴場の喫煙所になっています。

八重洲地下中央改札を出て真っ直ぐに進んだ先にあるので、八重洲口を利用するなら、喫煙所はここで決まりというほど、おすすめのスポットです。

以前は丸の内側の「動輪の広場」に喫煙所がありましたが、東京駅の改築に伴い、「動輪の広場」が丸の内地下南口に移築したため、喫煙所はなくなりました。「動輪の広場」に行ってもタバコは吸えないので気をつけてください。

八重洲地下のラーメンストリートのそばには、JT提供の喫煙所がありますが、定員は5名と狭いうえ、観光客で賑わう人気スポットなので、待ちは避けられません。

待ってもいいというのであれば、改札からも近く、わかりやすいのでとても便利ですが、外で待っている人がいると思うと、落ち着いてタバコを吸うというわけにはいかないかもしれません。

東京駅の改札内には、たった1か所だけタバコを吸うことができるカフェがあります。待ち合わせに、軽食にとても便利ですが、利用する際には注意が必要です。

さらに、東京駅周辺には、タバコを吸うことができるカフェが何軒もありますが、そんな何かでもとくにおすすめのカフェもご紹介します。

東京駅でタバコが吸えるカフェ、1つ目は京葉線改札内のは｢Rod｣です。以前は「アズリーフ（as Leaf）東京店」というカフェでしたが、リニューアルして「Rod」になりました。ここは、新幹線ホームを除けば、東京駅で唯一改札内でタバコが吸える貴重な場所です。

Rod内には、13の喫煙席があります。「Rod」の営業時間は、平日7：00～21：45まで、日曜･祝日は8：00～21：00までです。改札内で喫煙所できるのは、このカフェ内だけなので、覚えておくと便利です。

しかし、「Rod」は、京葉線からは近くて便利ですが、新幹線や在来線乗り場からはかなり遠いため、注意が必要です。新幹線や在来線を利用する場合は移動に時間がかかるので、時間に余裕をもって利用しましょう。

 

東京駅でタバコが吸えるカフェ、2つ目は八重洲地下街にある「アロマ珈琲八重洲店」です。ほかにも喫煙可能なカフェはいくつもあるのですが、「アロマ珈琲八重洲店」は70席ある店内全面が喫煙可。今どき珍しい分煙されていないカフェです。

昭和レトロな店内でいただく自家焙煎のコーヒーは、アルコールランプを使ったサイフォンで淹れる本格派。香り高いコーヒーと落ち着いた雰囲気が人気の大人の隠れ家的スポットです。

全席喫煙可にもかかわらず、店内の空気はよどみがなく、タバコを吸わない人でも落ち着いてコーヒーや軽食が楽しめます。

 

東京オリンピックを控えてますます注目が集まる東京駅。喫煙者はルールとマナーを守って、タバコを楽しみましょう。そのためには、喫煙所情報の把握は必須です。タバコを吸う人も吸わない人も、気持ちよく過ごせるように、喫煙所の場所はしっかり覚えておきましょう。