2019年07月15日公開
2019年07月15日更新
高学歴はどこからどこまで?一流難関大学の定義や基準とは?
高学歴と聞くと、どこからどこまでなのか?という疑問が出てきませんか?難関大学と言われている大学に行くことができれば、全てが高学歴ということができるのかという疑問もあるでしょう。高学歴とは一体どこからどこまでのことを言うのかチェックしましょう。
目次
どこからどこまでを高学歴って言うの?
大学を卒業していれば高学歴と言うことができるのか、それとも、大学を卒業しているだけでは高学歴とは言えないのかなど、どこからどこまでを高学歴というのかが分からないという人は非常に多いでしょう。
今は学歴社会ではなくなったと言われている日本ですが、それでも、高学歴を持っている人は一目置かれるのが現実です。
どこからどこまでを高学歴というのかをここでチェックしてみましょう。
そもそも高学歴とは?
高学歴というのは、合格が非常に難しいと言われている試験を突破して、そこに入学し卒業した人のことを言います。また、高度な学位を持っている人も高学歴と言われる人になるでしょう。
例えば、とても偏差値が高い大学の試験を突破し、入学したものの卒業せずに中退した場合は、高学歴になるのか?という疑問もありませんか?
大学中退の最終学歴は高校卒業になるため、高学歴とは言えないでしょう。ただ、頭の良さは持っているという判断はされます。
一流難関大学の定義
一流難関大学の定義ですが、「○○だから一流難関大学である!」というような確率されているものはありません。ただ、イメージとして偏差値が高いとか、人気すぎて倍率が高いなどのような大学が一流難関大学と言われているのではないでしょうか。
また、学部ごとの偏差値もありますが、学部が何でも一流の国立大学に入学していれば高学歴と呼ばれるのではないでしょうか。
このように、高学歴というものは人それぞれによるイメージで左右されることが多いのです。ただ、イメージがあるからこそ高学歴と呼ばれる人がいるのも事実なのです。
高学歴はどこから?【大学別編】
大学別に高学歴とはどこからのことを言われているのかを見ていきましょう。いわゆる、皆が「ここから高学歴だ。」とイメージするものです。
大学にも様々な大学があります。まず、短期大学と4年制大学がありますが、短期大学を高学歴という人はなかなかいないのではないでしょうか。しかし、4年制大学だからといって必ずしも高学歴とも限りません。
一体、どこからが高学歴と呼ばれる人なのでしょうか。
国立大学の高学歴の基準
国立大学と聞くと、完全なる高学歴と思いませんか?国立大学ならどこでも高学歴だと思う人もいるでしょう。ただ、国立大学の中でも入学が難関な「旧帝大」と呼ばれる大学を卒業している人は、誰がどう見ても問題なく高学歴と言われます。
旧帝大とは、誰もが頭がいいと知る東京大学はもちろんのこと、京都大学も含まれます。また、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学を含む合計7校の大学を旧帝大というのです。
この7校のどこかを卒業している人は学部は何にしろ、高学歴と言われることが多いでしょう。中でも医学部卒業ならば、なおさら高学歴と思われ崇拝されることもあるはずです。
私立大学の高学歴の基準
私立大学となると、学校によってかなりの差があることで知られています。偏差値がとても高くて人気のある大学なら高学歴とも言えますが、比較的入学しやすい大学を卒業しているのなら高学歴とは言われないでしょう。
例えば、早稲田大学や慶應義塾大学などは高学歴と呼ばれるにふさわしい大学です。有名大学で名前は知れているけれど、偏差値的にはそんなに高くない大学は中学歴になるでしょう。
それより下になると普通に大学を卒業した人だと思われる程度です。私立大学はピンからキリまであるのが現実なので、高学歴と呼ばれる人は国立大学に比べると少なくなるでしょう。
文系の高学歴の基準
文系は非常に幅が広いのが特徴です。言語を中心とした学部もあれば、経済を学ぶ学部や法律を学ぶ学部もあるでしょう。文系の高学歴は、学校名で決まるといってもいいのではないでしょうか。
例えば、早稲田大学文学部とか、慶應義塾大学経済学部とかは高学歴と言えます。しかし、あまり名前が知られていないような大学で同じ文学部とか経済学部でも高学歴とはなかなか言えないでしょう。
理系の高学歴の基準
理系は文系に比べると、高学歴のイメージがさらに強くなるでしょう。例えば、医学部や薬学部などのように研究が必要になるような学部や、工学部などのように特殊な計算が必要になるような学部が多いイメージがあるでしょう。
そのため、理系なら高学歴と思ってしまう人もいるでしょうが、実は理系も学校に左右されます。やはり国立大学の理系とか有名私立大学の理系なら高学歴になるでしょう。
ただ、理系も文系も入学は困難ではないけれど、医学部だけは入学が困難だという学校なら、その大学の医学部卒業というのは高学歴になるのではないでしょうか。
高学歴はどこから?【地域別編】
地域別に、高学歴はどこからのことを言われているのかについて紹介します。大学と言っても、日本全国にはとても多くの学校があります。
大学の受験は、自分が住んでいる県以外のところも選択することができるため、どこの県の大学に進学したらいいのか悩む人もいるでしょう。
地域別の高学歴はどこからなのかをチェックしてみましょう!
関東では日東駒専やMARCH
関東には有名大学がとても多いですが、高学歴と言われるのは日東駒専やMARCHです。日東駒専は、スポーツでも有名な日本大学を始めとする東洋大学、駒澤大学、専修大学の4大学のことを言います。
MARCHは、「マーチ」と読むのですが、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の5大学のことを言います。マーチはかなり人気も高いので、マーチに行っているとなると注目されることも多いでしょう。
関西なら関関同立
関西にも高学歴と言われる大学があります。それは、「関関同立」です。関関同立は、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の4大学のことです。
この4大学のうちのどこかに行っていると、関西では高学歴として認められることが多いでしょう。また、この4大学は全国的にも有名なので、関西に限らず日本全国どこでも「優秀だね。」というイメージを持つはずです。
高学歴の人の特徴
高学歴の人の特徴について紹介します。高学歴の人は、難関大学を卒業している人ですが、難関大学を卒業している人には共通した特徴があります。
その特徴について紹介するので、高学歴の人を知りたいという人は是非チェックしてください。自分は高学歴であるという人も一緒にチェックしましょう。
要領がいい
高学歴の人の特徴には、要領がいいというものがあります。この要領は頭の回転の早さに繋がります。また、作業面での要領です。勉強の仕方が分かっているため、何をやらせても要領よくこなしてしまうのです。
ただ、これが人間的な要領の良さに繋がるかというと、必ずしもそうではありません。仕事は要領よくこなすけど、人間関係は円滑ではないという高学歴の人もいるでしょう。
しかし、難関大学を卒業しているだけあって、作業は一流です。すぐに必要なことを覚えて、自分のやりやすいように色んなことを進めていくのが上手なのです。
努力をすることができる
高学歴の人の特徴には、努力をすることができるというものがあります。中には、天才すぎて努力せずに難関大学にいくつも合格したという人もいるでしょう。しかし、高学歴の人のほとんどが努力をした人なのではないでしょうか。
難関大学に入るために、勉強時間を人一倍作って、人一倍集中して色んなことを我慢してきたという過去を持っている可能性があります。そのため、人生の中で努力をした経験がある人になるということです。
努力をすることができるというのは、高学歴の人の長所にもなるでしょう。色んな面で、その長所が活かされることが多くなるはずです。
プライドが高い
高学歴の人の特徴には、プライドが高いというものもあります。さすが難関大学の試験をくぐりぬけてきただけあって、プライドはガチガチに高くなっているでしょう。見下されたりなめられたりするのをとことん嫌っています。
自分よりも高学歴だと認めることができる人に対しては、負けたという気持ちがありながらも、その人の粗さがしをしてしまうこともあるでしょう。
また、自分ができないことがあるのも嫌なので、周りに器用に頼ることができないという一面も持っています。
日本の高学歴大学ランキングTOP7
日本の大学で高学歴と言われている大学ランキングについて紹介します。日本の大学には優秀な大学がたくさんあります。その中でも高学歴と言われるのはどの大学でしょうか。
第7位.早稲田大学
日本の大学で高学歴と言われているのは早稲田大学です。早稲田大学は、偏差値も高くスポーツも盛んなことで有名です。
早稲田大学と聞くと知らない人はいないでしょう。中学校や高校ではトップクラスの成績を誇っていた人でも、早稲田大学には何浪もして入学したという人もいるはずです。
私立の中でも、最難関大学の1つに入るのが早稲田大学です。
第6位.慶應義塾大学
日本の大学で高学歴と言われているのは、慶應義塾大学もあります。多くの芸能人も通っていた経歴を持つ大学でもあります。慶応義塾大学は、まさに私立大学の中でも最難関大学になるでしょう。
医学部や環境情報学部となると偏差値が70を超えてきます。慶応ボーイと呼ばれる男性もいて、高学歴の上にイケメンが多い大学とも言われています。
第5位.九州大学
日本の大学で高学歴と言われているのは九州大学もあります。九州大学は、福岡県にある国立大学です。九州地方の人からすると、最難関大学は九州大学というイメージが強いはずです。
九州にはほかにも、佐賀大学や長崎大学など優秀な国立大学がたくさんあります。しかし、九州大学は旧帝大の1つでもあることから、他の国立大学よりもすごいイメージをもたれやすいのです。
ちなみに、福岡大学は国立と思われがちですが私立大学です。高学歴とまではいかないものの非常に人気があり、人気から入学が難しいと言われている大学でもあります。
第4位.大阪大学
日本の大学で高学歴大学と言われているのは、大阪大学もあります。阪大と略して言われることが多く、大阪の人や関西の人から一目置かれている大学です。
工学部や医学部が有名で、優秀な生徒が非常に多く集まっているでしょう。世界大学ランキングにも毎回ランクインしています。
第3位.東京工業大学
東京工業大学と聞くと、高学歴であることは分かりきっているといっていいほどの高学歴大学と言えるでしょう。明治政府が設立した大学という歴史も持っています。
工学系の学部ばかりなので理系でもさらに優秀な成績を持つ人の集まりというイメージもあります。世界大学ランキングにも入っています。
第2位.京都大学
日本の高学歴大学には、京都大学もあります。学部によっては、東京大学よりも偏差値が高い学校もあるので、ペーパー試験のみで競うと東京大学と同じぐらいのレベルにあるのではないでしょうか。
京都大学出身でメンサの人もいるので、よっぽど優秀な人が集まっているということになります。現役合格がなかなか難しい難関大学です。
世界大学ランキングにももちろん入っています。アジアの中でもかなり頭のいい大学とされています。
第1位.東京大学
日本の高学歴大学と言われたらやはり東京大学は外せないのではないでしょうか。日本中の誰もが東京大学を高学歴といい、世界でもその名前は知れ渡っています。官僚になる人もたくさんいます。
卒業生にはノーベル賞受賞者もいたりと、本当に勉強が大好きだという人が集まっているというイメージもあるでしょう。東京大学というと、街がいなく高学歴になります。
高学歴は就活に有利になるの?
日本は学歴社会ではないといいつつも、高学歴の人はやっぱり就活には有利です。就職試験において、高学歴の人がいると審査する人からしても気になる存在になるでしょう。
また、賢さがあるので、それだけで即戦力になってくれるのでは?という期待もあるのです。高学歴の人のほうが確実に内定が出る数も多くなるでしょう。
就職に有利になるからという理由で、勉強を頑張って高学歴を取得する人もいるのではないでしょうか。
高学歴女子の結婚は?
高学歴女子の結婚ですが、実はなかなか難しいとも言われています。高学歴女子に見合った男性がいればいいのですが、男性側が高学歴でないと萎縮してしまいモテなくなるというのが実情です。
ただ、高学歴であることで尊敬されるのは間違いありません。しかし、恋愛になるのも難しいと思われる可能性が高いので、結婚も程遠いというのが現実です。
高学歴は誇れること
学歴だけで判断するのは違うと思われることも多いですが、やはり学歴があって悪いことはないのではないでしょうか。学歴があるからこそ、有利になることはたくさんあります。
また、学歴があるということはそれなりに努力をしたからでもありますし、知識が豊富であるというメリットもあります。色んなことを考えて高学歴というのは誇れることなのです。
ただ、人との付き合いも上手なほうがいいので、高学歴な上にコミュニケーション上手になれるとなおさら素敵でしょう。