香水瓶の捨て方！古い香水をゴミとして処分･廃棄する方法

毎日香水を使っているという人もいれば、ちょっとおしゃれをしたい時だけ香水を使うという人もいるでしょう。お土産などで貰った香水を使っているという人もいるかもしれません。

時々しか香水を使わないという人は、気が付いたら香水が古くなっていたという事もあるでしょう。古い香水は、そのままゴミに出してしまってもいいものなのでしょうか。

そもそも「古い香水」とは、どういう香水なのでしょうか。古い香水となるのは、香水の使用期限が過ぎてしまっている香水の事を言います。香水に使用期限がある事を知らないという人もいるでしょう。

日本の薬事法では「製造、輸入後に適切な保存条件のもとで3年以上超えて性状や品質が安定している化粧品は使用期限表示の対象から除外される」というルールがあるので、香水に使用期限が書かれている事はほとんどありません。

しかし香水はお肌に直接かけて使うものです。そのため、お肌に害がないように、3年以内には使い切った方がいいでしょう。また変色してしまっているものに関しては、使用しないほうがよさそうです。

未開封の香水の場合は、先ほども紹介したように、3年以内には使い切った方がいいでしょう。使用期限が書いていない香水の場合は「3年以上品質が安定している」商品なので、保存状態がよければ、10年くらいは使用できると言われています。

しかし保証されている期間は、3年ぐらいだと思った方がいいでしょう。肌につけて楽しむフレグランスなので、あまりにも古いものの使用はあまりおすすめできません。

捨て方を確認して、4年以上使っていない香水に関しては処分をした方がいいでしょう。服につけて楽しむなど、肌につけない方法で香水として使うのはおすすめです。

開封してしまっている香水の場合は、使用期限が書かれていなくても、1年以内には使い切った方がよさそうです。香水が保管されている環境によっても、使い切った方がいい期間は変わってきます。

高温になりやすい場所や、湿気が多い場所で保管されている香水は、1年よりも早く品質が落ちてしまう事もあります。柑橘系の香りは飛びやすいので、1年よりも早く香りが悪くなってしまう事もあるようです。

香水によって、開封後の保管方法が異なる事があります。すぐに使い切れるタイプではない香水は、保管方法もチェックしておきましょう。

変色してしまったなどの理由で、古い香水をゴミとして処分する場合には、どうやって捨てるといいのでしょうか。そのままゴミとして処分するのはあまりよくないようです。

古い香水の正しい捨て方は、もしも香水が未開封のものであれば、香水瓶を開けて、ゴミとして処分をしましょう。香水の瓶は、メーカーやブランドによって形が様々です。

捨て方としては開けにくいものはしっかりと開けて、コミとして処分するようにします。あまりにも古い香水で、フタが開かないというものも、どうにかして開けるようにしてください。

香水の瓶を開ける事ができたら、香水瓶の中に香水が残っている場合には、香水の中身は別で捨てるという捨て方になります。

香水にはアルコールが含まれているものもあります。流しに捨てるのではなく、新聞紙などに香水を含ませて、燃えるゴミとして捨てるという捨て方がおすすめです。

香水は香りが強いので、新聞紙などに染みこませたらしっかりと封をして、周りの人の迷惑にならないような捨て方になるように、ゴミを出す時には注意をしましょう。

香水の正しい捨て方は、分別して処分をするという事です。香水瓶をゴミに出す時には、プラスチックの部分と瓶の部分とでは分けてゴミにする捨て方になります。さらに香水の中身も、別のゴミとして捨てる捨て方になるでしょう。

色々なパーツでできている香水瓶であれば、できるかぎり分別をしてゴミに出せるようにしておきます。ゴミ出しのルールを守って、香水を処分していきましょう。

香水の正しい捨て方では、香水瓶を開ける必要があります。しかし、中には香水のフタがなかなか開かないというものもあります。

ペンチなどを使って、無理矢理開けるという方法もありますが、怪我をすると思った時にはマイナスドライバーを使った開け方がおすすめです。

香水の上の部分は簡単に外す事ができるでしょう。問題はプラスチックの棒の部分になります。この部分には、柔らかいシリコンのようなもので出来た部分があります。ここにマイナスドライバーを引っかけて、栓を抜くように押し上げると簡単に開ける事ができるのです。

色が変色してしまっているものに関しては、香水の中にカビなどが発生している場合があるので、もったいなくても捨ててしまった方がいいでしょう。

しかし古いけれど、まだ香水としてはいい香りが残っているという場合の再利用方を紹介していきます。捨て方をチェックする前に、再利用できないかどうか確認してみましょう。

今回紹介する再利用方法は、あくまでも一例です。香水によっては、本来の使い方以外での使用は推奨していないものもあるので注意してください。

少し古い香水だけど、まだ処分するにはもったいないという香水であれば、ルームスプレーとして使うという方法があります。使っていた事がある香水なら、香りもそれほど嫌いな香りではなかったはずです。

少しお部屋を華やかにしたいという時に、香りで華やかにするという方法もおすすめです。トイレのフレグランスや水回りのフレグランスとして使う事もできるでしょう。

市販されているルームスプレーよりも香りが強いので、プッシュしすぎないように注意は必要です。香水の中にはアルコールが入っているものもあるので、火の近くでは使用しないようにしましょう。

少し古い香水や、処分しなければいけないほど古い香水ではないけれど、なかなか減らないから使い切りたいという香水の場合には、お風呂のフレグランスとして使うという方法もおすすめです。

お風呂のお湯に、香水を2・3滴入れると、水蒸気にのって、ふわっといい香りが広がります。香水なので、水で流してしまえば香りも残る事はほとんどありません。

バスタイムの間だけ、香りを楽しみたいという人や、リラックスするために香りをプラスしたいという人に、おすすめの香水の使い方になります。

キャンドルが好きな人は、香水キャンドルを作るのもおすすめです。アロマキャンドルのように、いい香りを楽しむ事ができるキャンドルになります。

香水キャンドルを作る時には、パラフィンワックスという、キャンドルを作る材料が必要になります。このパラフィンワックスを溶かして、香水を混ぜて型にいれてキャンドルをつくるのです。

手作りキャンドルができるキットも販売されています。初めてキャンドルを作るという人は、キットを使って香水キャンドルを作ってみるのもいいでしょう。

香水は古くなってしまったけれど、捨て方をチェックしなければいけないほど古い香水ではない場合や、その香水の香りが好きという場合には、匂い袋として使うという方法もあります。

香水をコットンに2・3滴垂らして、袋にいれておくだけで、簡単な匂い袋にする事ができます。かばんの中に入れたり、クローゼットの中にいれておくのもいいでしょう。

好きな香りなら、香水として使わなくてもその香りを纏う事ができます。クローゼットに香水を使った匂い袋をいれておくと、ちょっとした時に服から匂う、優しい香りを楽しむ事ができます。

香水にはアルコールが含まれているものもあるので、掃除をする時に使う事もできます。コットンなどに香水を2プッシュほど拭きかけて、汚れているものを拭きます。

から拭きのタイミングで香水を使うのもおすすめです。香水の香りは強いので、香水を使って掃除をした後は、少し香りを飛ばすために空気に触れさせておくのもいいでしょう。

タバコやペットのニオイが気になるというものを掃除する時にも、おすすめの香水を使う方法になります。

捨てる前に試したい香水の再利用法は、香水の香りが気に入っている場合の使い方になります。では香りが着にいていない場合には、捨て方を参考に捨ててしまった方がいいのでしょうか。

気に入らない香りがあるというのは、それぞれの好みなので仕方がない部分です。しかし香水の香りは、季節によって感じ方が違う事があるそうです。夏には嫌なニオイだと感じた香水も、冬になったらいい香りだと思う場合もあるのです。

1度使ってみたけれど香りが気に入らなかったという香水は、季節を変えてもう1度挑戦してみましょう。それでもどうしても香りが合わないと思った時には、捨て方を参考に処分していきます。

香水の捨て方をみてきましたが、捨てる以外にも使わない香水の処分方法があります。捨てる以外の香水の処分方法とはどんなものなのでしょうか。

処分したい香水がある時には、オークションに出品するという方法があります。未開封のもので、ブランドの香水なら、そこそこの値段で出品をする事ができるかもしれません。

お土産で貰った物や、プレゼントで貰った物だけれど、自分では香水を使わないという人も、捨てるくらいならオークションに出品して、お金に換えるというのはよい方法でしょう。

オークションに出品するためには、出品したい香水がどういうものなのかを調べる必要があります。海外のお土産で貰った物などの場合、どのブランドなのかわからないものの出品はおすすめできません。

オークションに出品するというのはいい方法ですが、手続きなどが面倒だと感じる人は、業者に買い取って貰うという方法もあります。

オークションに出品するよりは、少し値段は下がってしまう事もありますが、手間を考えればかなり楽に処分する事ができます。

ブランドのものなのかどうかわからない香水や、プレゼントされたものでよく価値がわからないという香水も、業者に買い取って貰った方がいい場合もあるでしょう。

未開封の香水であれば、オークションに出品したり業者に買い取って貰う事ができますが、1回や2回使ってしまったものは、もしかしたら買い取って貰う事ができないかもしれません。

ほとんど使っていないのに、処分するのはもったいないと思った時には、友達や知り合いにあげるという方法もおすすめです。

いつも香水を使っている人に、わけを話して「捨てるのももったいないから、もらってくれない？」と聞いてみましょう。開封済みである事を伝えた上で、引き取ってもらえるかどうかを尋ねるようにしてください。

香水の捨て方をみてきましたが、香水を使い切ってしまっている場合、香水瓶を捨てるのは勿体ない場合もあります。香水瓶はとてもおしゃれなので、香水瓶を使って別の物にアレンジしてみるのもいいでしょう。

リードディフューザーとはルームフレグランスの事です。フレグランスの液にリードと呼ばれる棒を差し込んで、香りを楽しみます。

リードディフューザーの容器もおしゃれな物が多いのですが、香水の瓶が気に入っているという場合には、リードディフューザーの容器として使うのもいいでしょう。

1つのリードディフューザーを2つに分けて置きたいという時に、香水の瓶を使うというのもおすすめの使い方です。

香水の瓶は置いてあるだけでもかわいいインテリアになります。少しアレンジをしたいという時には、小さな花瓶の代わりに使うのもおすすめです。

香水の瓶の中に水をいれて、低い背の花を数本プラスするだけで、とてもおしゃれなインテリアグッズにする事ができるでしょう。

他にも小物入れとして利用したり、ペン立てとして利用するのもおすすめです。小物入れとして使う時には、香りが小物に移らないように、しっかりと洗って使うようにしましょう。

ちょっと手の込んだアレンジをしたいという人には、香水瓶を使ったランプ台にするのもおすすめです。香水瓶の中には、背が低くて安定感のあるものもあります。

ランプ台ではなく、香水瓶の中にLED電球を入れて、ちょっとたルームランプを作るというアレンジもおすすめです。

ベッドの近くに置く、手元を照らす程度のルームランプにする事ができるでしょう。可愛い瓶とも相性は抜群です。

今回は古い香水の捨て方から、古い香水を捨てない使い方などをまとめてきました。古い香水の捨て方は、少し面倒くさいと感じる人もいるかもしれません。面倒な部分はありますが、ゴミの分別のルールは守って捨てるようにしましょう。