人生こんなはずじゃなかったのにと感じた時にやるべき対処法
人生こんなはずじゃなかったと感じる瞬間!人生こんなはずじゃなかったと感じる瞬間にはどんなタイミングがあるでしょうか。また、人生こんなはずじゃなかったと思う心理やそのときの対処法もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
こんなはずじゃなかった…と感じた時はどうしたらいいの?
人生こんなはずじゃなかった…と感じることがあります。色々な場面、タイミングで感じるものですが、そのときにどうしたら良いのでしょうか。
ここでは、そんな「人生こんなはずじゃなかったと思う瞬間」をはじめとして、そのときの心理や対処法をご紹介しますのでチェックしてみてください。
人生こんなはずじゃなかったと思う瞬間
それではさっそく、「人生こんなはずじゃなかったと思う瞬間」を見ていきましょう。これにはどのような瞬間・タイミングがあるでしょうか。
ここでは大きな節目となりやすいものをご紹介し、のちほど「人生こんなはずじゃなかったと思いやすい瞬間」もご紹介していますので、そちらも合わせてチェックしてみてください。
受験に失敗したとき
いわゆる「若者世代」において一番の「人生こんなはずじゃなかった」と感じやすい原因、瞬間になる場面が受験に失敗したときです。
若者にとっての最初の人生の大きな節目と言っても良いであろうものが「受験」です。小学校受験から大学受験まで様々な受験があり、そのタイミングも人それぞれですが、「受験の失敗」は人生こんなはずじゃなかったと感じます。
自分だけ就職できなかったとき
そして、受験の次に訪れる大きな節目と言えるのが「就職」です。就職活動を含めて考えるとそのプレッシャーは非常に大きいものになります。
そして、周りがいくつかの内定を決めていくところに「自分だけが決まらない」という状態。そして結果として「自分だけが就職できなかった」という状況になったときに、人は「人生こんなはずじゃなかった」と感じます。
大好きな人に振られて恋愛で落ち込んだとき
「大好きな人に振られて恋愛で落ち込んだとき」というのも人生こんなはずじゃなかったと感じます。これは人生の節目というわけではありませんが、あらゆるタイミングで起こる可能性の高いタイミングとなります。
相手のことをどれだけ好きだったか、また交際していた期間があるなら、その期間がどれだけ長かったかなど、そのダメージは状況によっても変わってきます。人によっては受験や就職に失敗したときよりも傷が大きく深いでしょう。
結婚生活が苦痛なものでしかなかったとき
楽しく賑やかで幸せな結婚生活を想像していたのに、「結婚生活が苦痛なものでしかなかったとき」にも人生こんなはずじゃなかったと感じます。
結婚というのは人生の大きな節目であり、別の人と一緒の人生を歩み始めるスタートラインです。そこからの人生が「苦痛」だったのであれば、「こんなはずじゃなかった」と感じるでしょう。
人生こんなはずじゃなかったと思う心理
あらゆる場面で、「人生こんなはずじゃなかった」と思うことがありますが、その考えに至っているときの人の「心理」というのはどのような状態にあるのでしょうか。以下にご紹介しますのでチェックしてみてください。
自分はもっとやれるはずだと思っている
「自分はもっとやれるはず」だと思っているのが、特に人生こんなはずじゃなかったと思う人の心理の中に強くあるものと言えます。
もっとよかったはず、もっと幸せだったはず、もっと出世できたはず、もっと実力があって認められるはず、など「もっとやれるはず」だと思っているからこそ「人生こんなはずじゃなかった」と考えるのです。
周りに比べて自分が恵まれていない
周りを見渡していると、自分よりも幸せそうな人、友達に囲まれて楽しそうな人、素敵な恋人と一緒に笑いあってる人などがいて、「周りに比べて自分が恵まれていない」と感じます。
家が貧乏だったとか、ひどいいじめっ子がいたとか、親が暴力を振るうだとか、「他の人はそうじゃないのに」自分だけが恵まれていな環境で育って、生きているという心理があります。
やりたくない仕事をやっている
こちらはより具体的ですが、人の人生の多くは「仕事」をしている時間になりますので、やはり仕事の場面というのは心理に働きやすいです。
そして、「自分はなんでこんなことをしているんだろう…」とやりたいくない仕事をやっているという心理があると人生こんなはずじゃなかったと考えることが多くなります。
夫(妻)の態度が変わり果てている
先にも「結婚生活」のことを挙げましたが、結婚前のパートナーからは見る影もないほどに、見た目も性格も変わってしまったのを見て「昔はかっこよかった(可愛かった)のに」という心理が人生こんなはずじゃなかったと思わせます。
自分自身も変わっているということはあまり考えていない人も多いのがこの心理を持ちやすい人の特徴でもあるのですが、相手の姿や言動を見て「ふぅ」とため息をついている心境、心理です。
人生こんなはずじゃなかったと感じた時の対処法【行動編】
人生こんなはずじゃなかったと感じたときにはどのような対処をすれば良いのでしょうか。まずは【行動編】ということで、行動を伴う対処法を確認していきましょう。
どんなはずだったのか具体的に書き出してみる
「こんなはずじゃなかった」のであれば、では「どんなはずだったのか」を具体的に挙げてみましょう。頭の中にフワっと思い浮かべるだけではなく、しっかりと紙に書き出してみてください。
実際に書き出してみるとなかなか具体的なものは思い浮かばないもので、結局は漠然と不満を感じているだけということが分かります。そしてより具体的になれば、「そのために行動する」ということができるのでおすすめの対処法です。
興味があること・やりたいことをやる
「人生こんなはずじゃなかった」とそこで立ち止まっているのではなく、興味があることややりたいと思っていることを「今すぐやる」というのも1つの対処法でしょう。
「いまさら」と感じているのは自分の思い込みで、今すぐ始めなければ10年後、20年後に「あの時いまさらとか思わずやっておけば人生こんなはずじゃなかった」と思うことになります。
「やめる」という選択をする
行動を伴う対処法というと「何かをする」と考えがちですが、「やめる」という選択をするのも1つの対処法として重要なものとなります。
やりたくないもの、嫌々やっているものを思い切って「やめる」のです。そうすることで今とは違った「こんなはずじゃなかった」ものとは別の人生を歩めるようになります。
人生こんなはずじゃなかったと感じた時の対処法【意識編】
人生こんなはずじゃなかったと感じたときの対処法には、「行動」のほかにも自分自身の「意識」を変えるという方法もあります。次は人生こんなはずじゃなかったと感じた時の対処法の【意識編】を確認していきましょう。
周りのせいにせず自分の責任を考える
人生こんなはずじゃなかったと感じているときに、その原因を「周り」に求めている人が多いです。「○○のせいで」と人はモノ、環境のせいにしている人です。
それが事実だとしても、それで何かが解決するわけではありません。本当に人生が台無しにされたのであれば「訴える」という行動を起こすべきでしょう。
でも、実際にはそこまではできないですし、訴えられるほどの責任が周りにないことも気づいているはずです。たとえ周りに責任があっても、「自分のどこがいけなかったのか」を考えて、そこを改善していくことを考えたほうが建設的です。
周りを変えるのではなく自分が変わる
先のものに似ていますが、「周りを変えるのではなく自分が変わる」というものも考え方で大事な部分です。他人を変えるのは容易ではありません。ほぼ変わらないと考えていいでしょう。
そんなものに労力を使って辟易しているなら、自分を変えるように考え方も変えたほうが良いです。「なんでできないんだ」「やれって何度も言ってるだろ」と説教するのではなく、「このできない人をどうすればいいか」を考える自分になりましょう。
人生の結末はまだ来ていないことを思い出す
「人生こんなはずじゃなかった」というのは、本来、結末が見えてから発する言葉、考え方です。ですが、それを考えている時点での自分は「まだ結末を迎えていない」のです。
これからまだまだ変えることはできますし、実はまだスタートラインだったりもします。人生どんなことが待ち構えているかわかりませんから、年齢や立場に関係なく、「結末」はまだ先のことだと気づき、思い出しましょう。
他の人生こんなはずじゃなかったと思いやすい瞬間
先に挙げた「人生こんなはずじゃなかったと思う瞬間」は人生の節目節目で感じやすいものですが、「その瞬間」はまだまだ他にもたくさんあります。それらを以下にご紹介します。
もし自分に「その時」が来た場合に「どうすればいいのか」「どう対処すればいいのか」も合わせて考えてみましょう。先にお伝えした対処法がそこで役立ちます。
対処法を知っていても使えなくては意味がありませんので、「もしも」という想定でシミュレーションしてみることも大切です。
離婚してしまったとき
離婚してしまったときにも「人生こんなはずじゃなかった」と感じやすいです。その離婚の原因が相手にあろうと自分にあろうと「離婚した」という事実が人生の失敗を思わせるのです。
この場合は、意識の問題では「もしあのまま結婚生活を続けていたらもっと悲惨な人生だった」と思い、今の時点で脱出できてよかったと考えるのが得策でしょう。
そして、行動では、いくつになっても恋愛をして、いくつになってそこから結婚する人もいます。そういった行動を参考にして動いてみましょう。他にも「一人で過ごす人生を目一杯楽しむ」というのも良いです。
ダイエットが上手くいかないとき
特に女性に多いのですが、「ダイエットが上手くいかないとき」にも人生こんなはずじゃなかったと思いがちです。ダイエットが上手くいけばキレイになって、モテて、好きなあの人にも振り向いてもらえるバラ色の人生があると思っている人です。
確かに女性がキレイであることは人生の中で得をすることが多いです。ですから、そのための努力をすることは自分にとってあらゆる面でプラスに働きます。
ただ、ダイエットが上手くいかない、継続して努力し続けられないその「意識」が人生を「こんなはずじゃなかった」状態にしている可能性も高いのです。意識の改革から考えてみましょう。
借金まみれで首が回らないとき
借金まみれで首が回らなくなったときにも「人生こんなはずじゃなかった」と感じやすいです。最初は小さい借金だったのが、徐々に膨らんで「返せるはずのない金額」になってしまったことを改めて実感した瞬間です。
アルバイトの手取りの給料が13万円。その中か家賃は7万円。生活費は2万円程度に抑えているけれど携帯電話料金など雑費を含めると2、3万円しか残らないという状況で月の返済が5万円必要などの状況です。
この場合、法的に自己破産するという手もありますし、身内に一旦迷惑をかけて建て替えてもらうという方法もあるでしょう。「無理だ」「払えない」と悩んでいても解決しませんし、さらに利息で借金が膨らむだけです。できる行動をしましょう。
誰かに騙され・裏切られたとき
誰かに騙されたときや信頼していた人に裏切られたときなどは「人生こんなはずじゃなかった」と思うことが多いでしょう。裏切りは突然襲いかかる大きな心の傷となるので、ショックも大きいものとなります。
他の失敗やトラブルのように少しずつ状況が悪くなるのを察知しているのとは違い、「いきなり」最悪の事態が訪れるので心が付いていかないことも多いです。
もちろん「騙すほうが悪い」のですが、それを言っていても自分自身が進化できないので、「騙された自分にも非がある」と考えて、そのときどうすべきだったのか、これからはどうするのか、を考えて、そして行動するようにしましょう。
仕事でクビ・リストラになったとき
仕事でクビになったりリストラされたときなどは「人生こんなはずじゃなかった」と頭を抱えるシーンが思い浮かぶような場面でしょう。
クビというのは自分に何らかの原因がある可能性も高いので、そこを改善するということである種分かりやすいものですが、リストラは会社の都合というものも多分に含まれます。
ただ、どちらにせよ「自分が会社に不要な人物として選ばれてしまった」という事実は変わりませんので、何がいけなかったのか、また「自分を、自分の能力を」必要としてくれる会社を探すというのも1つの手段でしょう。
勤め先が倒産したとき
近年では比較的大きな会社に勤めていても「会社が倒産してしまった」ということで、人生こんなはずじゃなかったという場面に出くわしてしまうことも少なくありません。
これは自分にとっては不可抗力で犠牲者なのですが、「自分は犠牲者だ」、「何も悪くない」と思っていても何も始まりません。極論を言えば「その会社を選んで就職したのは自分」です。たとえ誰かに勧められたとしても最後に選んだのは自分です。
ですから、次はもっと深いリサーチをするとか、もう少し小さい会社で利益の動きが分かりやすいところを選ぶ、自分の力でも会社の傾きを立て直せる、ようなところに勤めるなどの発想を持つようにしましょう。
鏡に映る老いた自分を見たとき
鏡に映し出された「老いた自分」を見たときにも、人生こんなはずじゃなかったと思うことが多いです。「こんなに老いているのに何も成し遂げていない」という状況の人が感じやすいタイミングになります。
たとえ老いたとしても、これまでが非常に充実していて、今もなお充実した人生を送っているのであれば、そういった感情は出てきません。
ただ、「老いた」としてもそこで人生が終わるわけではないので、まだまだやれること、やりたいことがあるなら考えるのではなく「行動」に移しましょう。
人間関係がまったく上手くいかないとき
人の人生というのは「人間関係」というのが幸福度に関して大きな影響を及ぼします。周りに嫌なやつがいる、友だちがいない、恋人がいない、結婚相手が暴力を振るう人だった、などです。
そういった人間関係が上手くいかない状況になると人は「人生こんなはずじゃなかった」と思いやすくなります。その人たちとの関わりを切ることができない状況だとなおさらです。
ただ、その人間関係のせいで「人生こんなはずじゃなかった」と思うほどなのであれば、たとえ会社を辞めてでもその関係を断ち切ったほうが幸せになれる可能性もあります。そういった思いきった選択も一考してみましょう。
自分の選択が間違いだったと気づいたとき
よく言われる言葉に「人生は選択の連続」というものがあります。人の人生は選択の積み重ねでできています。今、この記事を読むか読まないかもそこに選択があり、読まないという選択をしていたらまた違った人生だったかもしれません。
そのように選択が無数にあるわけですが、比較的大きな選択というのは「よく考える」ものです。しっかり考えて考え抜いた上で選んだものが「間違いだった」と気づいたときに人は「こんなはずじゃなかった」と感じます。
ただ、それは「考えても必ず正解に行けるわけではない」ということを再認識しなくてはいけませんし、リサーチ力、それを選ぶための知識など足らないものがあったのですから、まだまだ自分を高める余地がある、伸び代があると考えましょう。
人生こんなはずじゃなかったのかどうかは曖昧
先にも挙げましたが「じゃぁどんなはずだったの?」と具体的に聞かれるとそれほど答えられない人が多いです。そして、人生こんなはずじゃなかったと感じる瞬間も多いことから「思い込み」の可能性が高くなっています。
そして何よりも「また終末を迎えていない」ということを忘れてはいけません。もう間もなく生命を全うしようとしている状態になければ、これからどうにでも変えられるということを忘れないようにしましょう。