中野雄太が消えた理由は嘘？モデルで俳優の今現在の仕事は？

早稲田大学出身、しかも5カ国語が話せるということで一時期話題となっていた、俳優の中野雄太さん。2009年～2013年頃には数多くのバラエティ番組にも出演されていました。

しかし、現在はテレビなどでその姿を拝見する機会が少なくなってきました。中野雄太さんは、芸能界から干されてしまったのでしょうか。

中野雄太さんは俳優で、かつてはモデルとしても活動されていました。バラエティ番組にも多く出演されていましたが、2014年頃、事務所と相談し、俳優業に専念することにしたそうです。

最初は「創斗（そうと）」という芸名で活動をされており、特撮ドラマ「仮面ライダーキバ」にスパイダーファンガイア役で出演したときも、この創斗名義でした。

また、180cmと高身長でスタイルもよく、2010年11月号『Numéro TOKYO』では、篠山紀信さん撮影によるヘアヌードも披露しています。

「高学歴」「天才」といったキャラクターで有名だった中野雄太さん。学歴や俳優デビューのいきさつなど、経歴について調べてみました。

中野雄太さんは、公文国際学園中等部・高等部を卒業後、早稲田大学第一文学部に入学しています。また、高校時代にアメリカ、大学時代にはイタリアのミラノ大学に留学していたそうです。

中野裕太さんは大学生時代に、モデル事務所「オフィス夏」に所属し、モデル活動を始めました。180cｍという高身長で、スタイルもよく、ハーフにも間違えられるほどの顔立ちのため、恐らく大学でも目立つ存在だったのではないでしょうか。

俳優デビューは2008年で、特撮ドラマ「仮面ライダーキバ」のスパイダーファンガイア役でデビューしました。「創斗」名義で出演した作品は仮面ライダーキバのみで、他の作品に関しては中野雄太名義での出演となっています。

俳優デビューした2008年には、映画「ハンサム★スーツ」にも出演しており、その翌年の2009年からは数々のドラマや、バラエティにも出演し始めます。

人気ドラマ「リッチマン、プアウーマン（2012年放送）」「家売る女（2016年放送）」や映画「新宿スワン（2015年公開）」「新宿スワンⅡ（2017年公開）」などにも出演していたため、作品での中野雄太さんをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

2008年の俳優デビューから、様々なドラマや映画に出演されている中野雄太さん。そんな、中野雄太さんの出演作品について、ご紹介します。

中野雄太さんは、数々のドラマに出演されていますが、そのなかでも強く印象に残っているのは、デビュー作の「仮面ライダーキバ（2008年放送）」や、「ウロボロス～この愛こそ、正義。～（2015年放送）」ではないでしょうか。

俳優デビューの作品となった特撮ドラマ「仮面ライダーキバ（2008年放送）」では、「スパイダーファンガイア」を演じています。また、翌年の2009年には「仮面ライダーディケイド」の第4話で、同役として声のみの出演をされています。

大人気俳優の小栗旬さん、生田斗真さんのW主演で話題となった、「ウロボロス～この愛こそ、正義。～（2015年放送）」では、第6話、7話に「山城隼人」役で出演しています。

中野雄太さんはドラマだけではなく、映画にも数多く出演されています。映画「もうしません！（2015年公開）」では、初主演を務め、「新宿スワン（2015年公開）」「新宿スワンⅡ（2017年公開）」では個性的な役柄を演じています。

映画「もうしません！（2015年公開）」では主役「近畿優作」という役を演じており、これが中野雄太さんの初主演作品となっています。

30代のパッとしないインターネットラジオDJが、番組の存続をかけて映画を制作するストーリーで、中野雄太さん演じる近畿優作は、平凡な人物であるにも関わらず、自分には才能があると信じ、様々なことにチャレンジするという役どころです。

綾野剛さん主演の人気映画「新宿スワン（2015年公開）」「新宿スワンⅡ（2017年公開）」にも出演している中野雄太さん。

作中では、「ハネマン」という役で、浅野忠信さん演じる「タキ」に忠誠を誓い、命令に忠実、そして極めて凶暴であるという役柄を演じています。

中野雄太さんについて調べていると、「虚言癖」というキーワードが多く目につきます。なぜ、中野雄太さんは虚言癖を疑われているのでしょうか。

バラエティ番組で活躍していた時期には、「天才」であることを全面的に押し出していた中野雄太さん。実際に早稲田大学を卒業されていますから、頭がいいということには違いないでしょう。

さらには、中野雄太さん曰く、「東京大学を蹴って海外の大学を受験し、滑り止めで受けた早稲田大学に通った」「その早稲田大学を首席で入学＆卒業した」というのです。

信じがたいことに、小学4年生の頃には哲学に興味をもち、大学入試問題を解いていたというのですから、驚きです。しかし、そのあまりのエピソードに「キャラのための創作話では？」と疑問を抱いた人も多くいたようです。

「5ヵ国語を話せる」というのも、中野雄太さんが話題となった要因の一つです。確かに、学生時代にはアメリカやイタリアで学生生活を送っていた経験もあるので、話せてもおかしくはないでしょう。

しかし、実際には番組内で中野雄太さんが話せるとされるフランス語で話しかけられた際、挨拶程度の返事しかできなかったそうです。そのため、同番組に出演していた明石家さんまさんからは「詐欺師やな」とつっこまれる事態になってしまったそうです。

この番組がきっかけで、中野雄太さんの「天才」であったり、「5か国語を話せる」といったエピソードに疑問をもつ視聴者がでてきてしまったようです。

喋れるとされていたフランス語が、あまりにもひどかったため、「虚言癖ではないか？」という疑惑まで浮上してしまった中野雄太さん。別の番組でも、喋れるはずのスペイン語での自己紹介をと言われた際、なぜか断り、イタリア語で自己紹介をしたそうです。

また、スポーツも万能で「高校時代に空手の県大会で3連覇」とされていましたが、実際には、「県大会で小学生時代に個人と団体で3回優勝」であったそうです。

さらには、番組によって話すエピソードの内容が変わっていたり、その内容に齟齬があったりなど、徐々にほころびがでてきてしまいます。事務所としてもそんなトークに不安を感じて、バラエティへの出演を控えさせたのではないでしょうか。
 

実は、中野雄太さん以外にも、「虚言癖があるのではないか」と噂される芸能人は何人かいるようです。最近では、安田大サーカスのクロちゃんなどが話題で、バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」では平然と嘘をTwitterに投稿する様子が放送されています。

また、浜崎あゆみさんも一部のファンの間では虚言癖があると有名なのだそうです。とある番組では「スマホを使えない」と発言していましたが、その番組以前に「スマホゲームにハマっている」と発言していたりしたそうです。

また、同番組では「スマホケースは使用していない」と発言しながらも、SNSではスマホケースに収められたスマホが写っていたりと、些細な事ではありますが、発言に統一性がないことが指摘されているようです。

芸能界を干されてしまったという噂もある中野雄太さん。確かに、テレビなどのメディアではあまり見かけなくなりましたが、現在はどうされているのでしょうか。

2014年頃、事務所と相談し、俳優業に専念することにした中野雄太さん。バラエティに出演していたころよりも、より演技に注目が集まり、元々のスタイルやルックスの良さも相まって、安定した評価・人気を得ているようです。

バラエティに出演することで知名度や好感度が上がることもありますが、中野雄太さんの場合はそのトーク内容が不安定で、「虚言癖」とまで噂されていたほどですから、バラエティ番組への出演を辞め、俳優業に専念したことが功を奏したのではないでしょうか。

中野雄太さんは、海外作品にも出演しており、映画「ママは日本へ嫁にいっちゃダメというけれど。（2016年）」では、主役の「モギサン」役を演じています。日本と台湾の国際恋愛を描いた映画で、台湾の人気女優と共演し、話題となりました。

他にも、中国映画「男たちの挽歌2018（2018年公開）」や、日本、ポルトガル、アメリカの3か国による合作映画「ポルトの恋人たち 時の記憶（2018年公開）」にも出演されています。

英語、中国語、フランス語、イタリア語、スペイン語と、5か国語が話せるとされており、中にはその語学力が怪しい言語もあるかとは思いますが、留学経験から英語とイタリア語は話せるでしょうから、海外作品進出はピッタリだったのかもしれません。

中野雄太さんは現在、34歳ですが、結婚はされているのでしょうか。こちらでは、結婚されているのかどうか、そして気になる元カノについても調べてみました。

中野雄太さんは現在も結婚はしておらず、独身でいるそうです。デビュー以来、恋愛スキャンダルなどが報じられたこともないため、恋愛に関して慎重であったり、秘密主義であるのかもしれません。

中野雄太さんの元カノといわれているのが、ハーフモデルの「大屋夏南（おおやかな）」さんです。ブラジル生まれ静岡県育ちで、おそらく、中野雄太さんの2歳年下にあたります。

父親がブラジル人、母親が日系ブラジル人二世で、ブラジルには3歳ごろまで住んでいたそうです。花王の「ケープ」「リセッシュ」はじめとしたCMにも多く出演されており、「TOKYO GIRLS COLLECTION（2006年～）」ではランウェイを歩いています。

多くのバラエティに出演したあと、俳優業に専念したことで、一気に露出が減り、芸能界を干されたとまで噂されてしまった中野雄太さん。現在は、本業である俳優として映画の主演を務めたり、お仕事は順調なようです。

虚言癖があると噂されていましたが、その発言すべてが嘘というわけではなく、恐らく話を盛ってしまうタイプの方なのではないでしょうか。もしくは中野雄太さんを売り出すべく、事務所側が提案した内容だったのかもしれません。

いずれにせよ、その話の一貫性や信憑性が失われ始めたころに、バラエティへの出演を控え、俳優業に専念したという判断は、正解であったといえるでしょう。