鳥居恵子の現在の画像は？結婚した元旦那は藤岡弘！日本の女優の今の活動に迫る

160cmの抜群のプロポーションと人目を惹く美貌で、デビュー以来瞬く間に人気者になった鳥居恵子さん。演技力も定評があり、圧倒的な存在感を放っていました。

1970年代から1990年にかけて華々しく活躍した鳥居恵子さんですが、現在はメディアでその姿を目にすることはありません。

美人女優として現在もその姿を懐かしむ人が多い鳥居恵子さん。今はどうしているのでしょうか。

かつての人気女優とは言え、鳥居恵子さんがメディアから姿を消してすでに長い時間が過ぎました。「鳥居恵子」の名前に聞き覚えがない人も多いでしょう。鳥居恵子さんとはどのような女優だったのでしょうか。

鳥居恵子さんは、東京都板橋区で生まれ、足立区北千住で育ちました。どのような経緯で芸能界デビューすることになったのでしょうか。その後の活躍とともに、鳥居恵子さんの経歴をご紹介します。

足立区北千住に転居した鳥居恵子さん。公立小学校から、自宅近くの私立潤徳女子中学校・潤徳女子高等学校に進学しました。潤徳女子中学校・潤徳女子高等学校の卒業生には、亡くなった女優の大原麗子さんや漫画家のいがらしゆみこさんがいます。

鳥居恵子さんは、美しいだけではなく運動も得意だったようで、高校ではソフトボール部に所属していました。

鳥居恵子さんは、高校を卒業と同時に、母の勧めで石原プロモーションに所属し、女優としての活動を開始します。石原プロは、言わずと知れた昭和の大スター故石原裕次郎氏の事務所で、大物俳優、人気俳優が多く所属していることで有名です。

鳥居恵子さんの母親は、名前や経歴はわかっていませんが、日活の元女優で、鳥居恵子さんの演技の才能は母親譲りだったのかもしれません。

石原プロに所属した鳥居恵子さんは、1970年に女優として映画デビューします。デビュー作は、まだ新人だった原田大二郎さんを主演に大抜擢した『裸の十九才』。

『裸の十九才』は、石原プロゆかりの実力派俳優が何人も出演した話題作で、鳥居恵子さんにとっては幸運なデビューとなりました。

鳥居恵子さんは、出演第二作目となる『学園祭の夜 甘い経験』では主演を務め、見る見るうちに女優としての頭角をあらわしました。

鳥居恵子さんは、女優として次々とドラマや映画に出演するかたわら、恵まれた容姿をいかして、着物モデルとしても活躍していました。

はつらつとした美貌の中に品の良さも感じられる鳥居恵子さん。とても10代とは思えない色気も漂います。

美人女優となると気になるのが結婚相手です。もう覚えている人も少なくないかもしれませんが、鳥居恵子さんは、俳優の藤岡弘、さんと結婚していた過去があります。

鳥居恵子さんが結婚したお相手は、ライダー俳優の元祖、藤岡弘、さんです。ライダー俳優と言えば戦隊ヒーローと並んで、今や若手イケメン俳優の登竜門ですが、藤岡弘、さんは、初代仮面ライダーを演じ、子供から大人まで爆発的な人気を集めた武闘派の俳優です。

もともとは「藤岡弘」を名乗っていましたが、「周囲に流されることなく、一度立ち止まって己を見つめる」という覚悟と、「我いまだ完成せず」という自戒を込めて名前の後に「、」をつけるようにしたそうです。

アメリカのSFサムライ映画で主演を務め、国際俳優としてもデビューを果たし、日本人で初めて米映画俳優組合にも加入しました。武士のような、武骨でストイックな生き様を貫く藤岡弘、さんですが、最近ではバラエティなどにも出演して人気を博しています。

仮面ライダー俳優として、国民的スターになった藤岡弘、さんと若手美人女優として人気を博していた鳥居恵子さん。ドラマでの共演をきっかけに親交を深め、13年間の交際の末、1987年に結婚しました。

藤岡弘、さんと鳥居恵子さんの結婚に際しては、藤岡弘、さん主演のアメリカ映画『SFソードキル』に感激したオーストラリア総督から、タスマニア島での挙式披露宴と、新婚旅行をプレゼントされました。

藤岡弘、さんと鳥居恵子さんは、1974年のテレビドラマ『白い牙』で共演し、交際に発展しました。主演が藤岡弘、さんで、鳥居恵子さんはその恋人役でした。

『仮面ライダー』の大ヒットで国民的人気スターとなった藤岡弘、さんは、数々の女性遍歴が噂されていましたが、鳥居恵子さんとは13年の交際を経て結婚しました。

長い交際期間を経て結婚した藤岡弘、さんと鳥居恵子さんですが、結婚生活は3年3か月しか続きませんでした。

藤岡弘、さんと鳥居恵子さんの離婚理由は、はっきりとはわかっていません。

離婚と前後して藤岡弘、さんは、仕事面でトラブルに見舞われ、多額の負債を抱えたり、人間関係で裏切りにあったりと、よくないことが続いていたので、それも離婚の原因の一つになったのかもしれません。

鳥居恵子さんと離婚後、藤岡弘、さんは2001年に一般女性と結婚し、その年のうちに女の子に恵まれました。しかし、藤岡弘、さんと鳥居恵子さんの間に、子供はいません。

シンガーソングライターの谷村新司さんは、鳥居恵子さんのファンであることを公言しており、当時担当していたラジオのリスナーからは「怪しい」と噂されていました。

谷村新司さんは、「自分が一方的に好きなだけ」と弁明していましたが、後年、実は付き合っていたと告白しています。

藤岡弘、さんと離婚して以来、ひっそりと芸能界から姿を消した鳥居恵子さん。その後の消息は杳として知れません。

離婚当時、鳥居恵子さんはまだ30代。もしかしたら再婚しているのかもしれませんが、その手の情報は一切なく、元カレの谷村新司さんとよりを戻したという噂もありません。

主演から脇役まで幅広い活躍を見せていた鳥居恵子さん。ファンにとっては忘れがたい作品もたくさんあるでしょう。残念ながら映像が残っていない作品もありますが、ここでは、鳥居恵子さんが出演した主な作品をいくつかご紹介します。

デビューするや否や引っ張りだこの人気者になった鳥居恵子さん。NHKの朝の連続テレビ小説から、民放のホームコメディや刑事ドラマ、特撮ものなど、立て続けにいくつもの人気ドラマに出演しました。

『繭子ひとり』は、新聞に掲載された三浦哲郎氏の小説をもとに、1971年から1972年にかけて放送された、NHKの朝の連続テレビ小説の第11作目の作品です。

最高視聴率は55.2%と、驚異的な数字を記録しました。しかし、大変な人気作品であったにもかかわらず、保存された映像はほとんど見つかっていません。

鳥居恵子さんはほんの端役でしたが、デビュー後間もなくNHKの連続テレビ小説出演をはたしました。

鳥居恵子さんは、特撮ドラマにも出演しています。鳥居恵子さんは、『イナズマンF（フラッシュ）』の最終話に出演し、悪の総統の心優しい一人娘を演じました。

鳥居恵子さんは、テレビでの活躍が中心となっていきますが、デビュー作は映画でした。鳥居恵子さんが出演した映画をご紹介します。

1968年に実際に起きた殺人事件「永山則夫連続射殺事件」を題材にした『裸の十九才』。1970年公開で、主演は新人の原田大二郎さん。鳥居恵子さんは、この作品で女優としてデビューを飾りました。

『裸の十九才』は、地方の貧困と若者の絶望を描いて話題となり、モスクワ国際映画祭金賞を受賞しました。

漫画家の故赤塚不二夫氏が、酔っ払った勢いで企画したギャグ満載のナンセンス映画『下落合焼とりムービー』。主演は所ジョージさんで、当時はまだブレイク前だったタモリさんも出演しています。

映画としての評価は散々なものでしたが、出演した俳優やタレントは、次々と売れっ子になっていった、伝説のコメディ映画です。

藤岡弘、さんと結婚以来、メディアへの露出が極端に減った鳥居恵子さん。テレビドラマへの出演が確認できるのは、1990年が最後です。現在、鳥居恵子さんはどうしているのでしょうか。

鳥居恵子さんは、すでに石原プロからも離れ、表立った芸能活動はしていません。しかし、引退したとも聞きませんので、どこかで何らかの活動を続けているのかもしれません。

鳥居恵子さんは現在68歳。きっと今でも綺麗なままなのでしょうが、残念ながら現在の鳥居恵子さんの画像はありません。

何度見返しても美人だった鳥居恵子さん。10代のころのはつらつとした美しさもさることながら、20代、30代とますます洗練されて美貌に磨きがかかっていました。

60代になった今、どんな風に年を重ねているのか、見てみたいと思う人も多いのではないでしょうか。演技にも定評があった鳥居恵子さん。いつの日かまたメディアに姿をあらわす日があることを、心から願います。