ユリア・リプニツカヤの今現在！拒食症？フィギュア界の引退理由は？

今回はフィギュアスケート選手だったユリア・リプニツカヤさんについて紹介します。ロシアの妖精と言われたユリア・リプニツカヤさんは、現在はどんな活動をしているのでしょうか。ユリア・リプニツカヤさんの引退の原因もチェックしていきましょう。

リプニツカヤさんは、フィギュアスケート選手でした。ロシアの選手である事はわかっていますが、実際にはどんな選手だったのでしょうか。リプニツカヤさんのプロフィールをみていきましょう。

親日家で有名なリプニツカヤさんは、今現在は引退してしまったフィギュアスケート選手の浅田真央さんのファンだった事でも知られています。

浅田真央さんのファンだったリプニツカヤさんは、公開イベントで決めポーズをするという時、浅田真央さんがノリノリでそれに応えていたのに対して、モジモジとして上手にポーズをとる事ができなかったそうです。

以前から「尊敬しているし、とても好きな選手」だと浅田真央さんの名前を挙げていたリプニツカヤさんは、浅田真央さんの前だったので恥ずかしがってできなかったのだろうと言われています。

リプニツカヤさんは2014年に世界中から注目されるフィギュアスケート選手となりますが、リプニツカヤさんはどんな経歴を持っている選手だったのでしょうか。

リプニツカヤさんは、ロシアのエカテリンブルクで生まれています。普通の家庭で育ちますが、リプニツカヤさんが幼い頃に父親が軍に徴兵され、そのまま戻ってこなかったため、母子家庭で育つ事になります。

幼い頃は新体操を習っていましたが、4歳からフィギュアスケートを始め、2010-2011シーズンのロシア選手権で4位となった事で、ロシアでも知られるフィギュアスケート選手となりました。

2011-2012シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦した後、バルティック杯、ワルテル・ロンバルディ杯の2大会連続で優勝した事で、天才少女として有名となりました。

ソチオリンピックでは、団体戦で金メダル獲得に貢献した1人となりました。当初リプニツカヤさんは、初めてのオリンピックであり、年齢も低かった事から、ショートかフリーのどちらか一方のみの出場予定だったようです。

ところがリプニツカヤさんの実力から、結果は二転三転して、大会直前までショートで出場するのかフリーで出場するのかわからなかったと言われていますが、結果的にショートにもフリーにも出場しています。

世界選手権では、ショートで74.54というパーソナルベストを更新して、世界選手権初出場にして銀メダルを獲得しました。この時、金メダルとなったのが浅田真央さんです。

ユリア・リプニツカヤさんは、その可愛い外見や演技力から「ロシアの妖精」とも呼ばれていました。

さらに気が強い発言が多く、表情があまり変わらない女性だった事から、「氷の女王」「ツンデレ」と言われたり、「ドS」「リプニツカヤ兄貴」と呼ばれたりする事もあったようです。

リプニツカヤさんに色々な愛称がついていたのは、わずか15歳の頃でした。可愛い愛称は嬉しいものですが、15歳の少女に「リプニツカヤ兄貴」という愛称は、少し傷つける事にもなっていたかもしれません。

2014年には様々な大会で好成績を叩き出したリプニツカヤさんですが、2015年からはなかなか結果を残す事ができなくなっていきます。

2016-2017シーズンには欠場する大会も多くなり、2017年8月28日にフィギュアスケート選手の現役を引退する事を、リプニツカヤさんの母親から発表されたのでした。

ソチオリンピックで活躍した頃のリプニツカヤさんです。まだ15歳という事で、幼さも残る顔立ちだと言えます。

フィギュアスケート選手というと、濃いめのメイクをしている印象ですが、リプニツカヤさんはナチュラルメイクのフィギュアスケート選手だったようです。

2017年にフィギュアスケートの現役を引退したリプニツカヤさんですが、引退の原因が病気だったのではないかと言われています。リプニツカヤさんは、病気で引退したのでしょうか。リプニツカヤさんが苦しんだと言われている病気についてみていきましょう。

リプニツカヤさんが苦しんだと言われている病気には、拒食症があります。摂食障害とも言われる病気で、摂食障害であった事は、リプニツカヤさん本人が認めています。

拒食症についてリプニツカヤさんは、「拒食症は21世紀の病気」であり「みんながみんな、それを克服できるわけではない」と語っていました。

リプニツカヤさんはどうして拒食症を、21世紀の病気だと語ったのでしょうか。リプニツカヤさんが、拒食症となった原因についてもみていきましょう。

リプニツカヤさんが拒食症になった原因には、ストレスが関係していると言われています。2014年のソチオリンピックで、一躍時の人となったリプニツカヤさんは、ロシアから出発する時にはほとんど注目されていませんでした。

しかし、帰ってくると空港にマスコミやファンが殺到する注目度があったのです。注目された事で、リプニツカヤさんのプライバシーも暴露されていきます。リプニツカヤさんが母子家庭であった事から、嘘やでたらめもかき立てられました。

ある雑誌では、「正しく書かれていたのはリプニツカヤという名前だけだった」とリプニツカヤさんが語るほど、全て嘘やでたらめの文章が流出した事もあったようです。この報道の過熱によって、リプニツカヤさんは悩まされ、フィギュアスケート選手としての演技にまで影響が出るようになっていきました。

リプニツカヤさんは、引退後に引退原因は拒食症だったと語っていますが、リプニツカヤさんが引退する事になったのは、怪我をしていた事も少なからず原因になっていたものだと考えられます。

リプニツカヤさんは、天才と言われていますが、努力をしていなかったわけではありません。コーチなどが心配するほど、練習の虫だと言われていました。ところが、その練習のしすぎも、怪我の原因となっていたのです。

リプニツカヤさんが2015年以降、なかなかフィギュアスケートで結果を残す事ができなくなっていたのは、2015年後の怪我の治りが遅く、怪我を引きずって試合に出場していたためではないかとも考えられています。

リプニツカヤさんのフィギュアスケート引退は、病気のせいであると本人も語っていますが、失恋が原因だったのではないかという噂もありました。

2014年には金メダルを獲得するような演技をしていたリプニツカヤさんが、不調になるのは年齢的にも早すぎると言われたのです。リプニツカヤさんが失恋した相手と言われたのが、日本の男子フィギュアスケート選手である、羽生結弦さんでした。

実際にリプニツカヤさんは、羽生結弦さんと仲が良かったと言われています。仲が良かったリプニツカヤさんと羽生結弦さんですが、熱愛が噂された時期があり、羽生結弦さんが距離をおくという形になったようです。

事実上フラれてしまったリプニツカヤさんは、その事でフィギュアスケートの成績が悪くなり、引退する事になってしまったのではないかと言われました。2人が仲が良かったのは事実ですが、恋心を抱いていたかどうかまでは分かっていません。

拒食症で苦しんでいたと言われるリプニツカヤさんは、大会ごとに痩せたり太ったりを繰り返していた事がわかっています。リプニツカヤさんが痩せた時と太った時とでは、どれくらい外見に変化があったのでしょうか。

拒食症だと言われていたリプニツカヤさんが痩せている時は、痩せすぎていた時期だったのかもしれません。露出が多い衣装ではありませんが、太ってはいない事はよく分かります。

ぐっと痩せたようにみえた時期があった事から、体つきが少女から女性へと移る段階なのではないかと言われたこともあったようです。

リプニツカヤさんは太ったといっても、ぶくぶくに太ったというわけではありません。少しふっくらとしたようにみえるという程度で、もしかしたらただむくみがあるだけなのかもしれません。

体全体が少しむちっとはしているものの、一般人と比べると普通の体型です。リプニツカヤさんは、痩せている時期もあったために、むくんだ程度ふっくらとしただけでも太ったと言われてしまう事も、リプニツカヤさんにとってはストレスだったでしょう。

色々な原因があってフィギュアスケートの選手としては引退したリプニツカヤさんですが、今現在はどんな活動をしているのでしょうか。リプニツカヤさんの、今現在の活躍についてみていきましょう。

リプニツカヤさんは引退後、しばらくは病気療養されていたようですが、今現在ではフィギュアスケートの解説者として活動されているようです。解説者としての科都度を始めてからしばらくして、日本のメディアの前にも姿を現す機会がありました。

フィギュアスケートの解説者として安定してきたリプニツカヤさんは、今現在ではアイスダンスなどで活躍していたエレーナ・イリニフさんと一緒に、フィギュアスケート養成機関「チャンピオンズ・アカデミー」を結成しました。

今現在では解説者として活動しながら、フィギュアスケート選手の指導者にもなっているようです。また各地で行われる、スケート教室などにも参加されています。

リプニツカヤさんは、今現在はフィギュアスケートの選手は引退しましたが、フィギュアスケートに関わってはいるようです。そんなリプニツカヤさんについて、体の事や現在の彼氏についてなど気になる部分をまとめていきましょう。

リプニツカヤさんの身長と体重は、身長160cmで体重45kgだと思われますが、拒食症で苦しんでいた時の体重は37kgだったと言われています。

160cmの身長というのは、決して高い身長ではありませんが、それでも30kg台の体重は痩せすぎといっていいでしょう。

リプニツカヤさんは「氷の女王」と言われるほど、時々厳しい言葉を使う女性だと言われていました。キツい言葉を使うため、気が強い女性であるとか、意地悪な性格であると言われる事もあったようです。

しかし本当のところは、人見知りで恥ずかしがりだったのではないかと言われています。言葉が少し足りないところがあるために、人に誤解されやすい性格だったとも言われています。

ある大会で、同じ大会に出場していた日本人の鈴木明子さんについて尋ねられた時、「特に何も」と応えて場を凍り付かせましたが、その後質問した鈴木明子さんに「とても尊敬しています。たださっきの質問はまったく予想していないことだったので」と本人に謝罪していたようです。

リプニツカヤさんは2019年の時点で、21歳です。彼氏がいる可能性はとても高いですが、彼氏について公表はされていません。

同じフィギュアスケートの仲間が、彼氏なのではないかとも言われているようですが、熱愛の報道とまではなっていないようです。

今回はフィギュアスケート選手として人気があった、ユリア・リプニツカヤさんについてまとめました。ユリア・リプニツカヤさんは、今現在は選手ではありませんが、フィギュアスケートの解説者や指導者として活動しているようです。

またプロフィギュアスケーターとして、日本のアイスショーでもその活躍をみる事ができます。これからもユリア・リプニツカヤさんの活動を応援していきましょう。