2020年01月17日公開
2020年01月17日更新
肉が食べたい時の心理や原因!無性に肉が食べたくなる理由って?
ふとした時に無性に「お肉食べたい!」と思うことはありませんか?なんとなくそんな気分なだけ…と思っていたかもしれませんが食べたくなるのには深層心理が関係しているのです。そこで今回は「肉食べたい!」となった時の心理や原因について調べてみました。
目次
無性に肉を食べたくなるのはなぜなの?
ふとした時に無性に「お肉食べたい!」という衝動に駆られることはありませんか?単純にお肉が好きだということもあるかもしれませんが、実際にはそれ以外にも関係していることがあるのです。
そこで今回は肉食べたいと思う心理や原因について調べてみました。一体どんな時に肉を食べたくなるのか知っておくことで、自分の体や心理についても理解することができます。ぜひチェックしてみてください。
肉が食べたい時の心理とは?
ではまずは「お肉食べたい!」と思うときの心理についてみていきましょう。一体どのような心理状態の時にお肉が食べたくなるのでしょうか?
自分の心の状態を知っておくと「肉食べたい!」と思うタイミングもつかめてくるので、心当たりがないか照らし合わせてみましょう。
ストレスが溜まっている
まず最初に考えられる原因は「ストレス」です。人間は嫌なことがあったり不快に感じたりするとストレスを感じます。そしてストレスがかかると脳内物質である「セロトニン」が不足してきます。
このセロトニンが不足すると脳の機能が低下したり心のバランスが崩れることも。そこでセロトニンを増やすために「トリプトファン」を増やす必要があるのです。
トリプトファンは体内でセロトニンを作るための栄養素の一つ。お肉にも含まれているので食べることでストレスを減らす働きがあると考えられています。
高揚感を味わいたい
次に考えられるのは「高揚感を味わいたい」という心理です。焼肉やステーキなどのお肉が目の前に出てくるだけでテンションが上がったり気分が高揚するということはありませんか?普段食べないような贅沢なお肉は見るだけで気分を高揚させてくれます。
刺激がない毎日やストレスを感じている日々に疲れている人は刺激を求めるもの。その刺激を得るために「無性に肉食べたい!」と思う人が多いようです。
疲れを取りたい
次に考えられる心理は「疲れを取りたい」というものです。仕事や勉強などで疲労が溜まってくると回復する必要があります。そこで回復の方法として思い浮かべられるのがお肉です。
最近注目されている「イミダペプチド」はお肉に含まれる疲労回復効果がある成分。鳥の胸肉に多く含まれています。またビタミンB1も同じく疲労回復に効果があるのですが、こちらは豚肉に多く含まれています。
このようにお肉には疲れた体を回復させる効果があり、その結果「肉食べたい」と思うことが多くなるようです。マッサージなどで体をほぐすのもいいですが、内面からケアするという意味ではお肉を食べるのは非常に良い方法だと言えるでしょう。
クセになっている
続いて考えられる心理は「クセになっている」です。アルコールや薬物などに多い依存症ですが、そのような危険なものに関わらず依存症になることはあります。そしてかなりの頻度で「肉食べたい!」と思い浮かべてしまう人は、その依存症にかかっているのかもしれません。
毎日お肉を食べることで直接的に体に害があるわけではありませんが、カロリーや脂質が気になるところ。バランスを考えて食べれば全く問題はありませんので、体の様子を見ながら食事に取り入れるようにしましょう。
ゲン担ぎになっている
最後に考えられる心理は「ゲン担ぎになっている」です。受験や大きな商談の前など大切な時の前にお肉を食べるという「ゲン担ぎ」をしていることはありませんか?
「勝つ」ためにカツ丼を食べる、記念日には焼肉に行くなど日本ではイベントの際にお肉を食べるという習慣が多くあります。その習慣からかちょっとしたイベントがあると「肉食べたい」と思うようになってしまっている人も。
悪いことではありませんが、頻繁に食べていると特別感がなくなってしまいますのでその点には注意したいところです。
無性に肉が食べたいと思う理由
ここまでは「肉食べたい」と思う時の心理についてご紹介しました。いくつか自分に当てはまるという人もいたのではないでしょうか?
では続いては「無性に肉が食べたいと思う理由」について見てきましょう。なんとなく「肉食べたいな〜」と思っているようですが、実はそう思うには理由があるのです。あなたの体が肉を欲しているのはどんな状態の時なのか知っておきましょう。
栄養不足に陥っている
まず最初に考えられる理由は「栄養不足」です。一人暮らしをしている人でカップ麺やコンビニ弁当ばかり続いているときに「肉食べたい」と思ったことはありませんか?それはあなたの体が「栄養不足」を訴えている証拠です。
偏った食事をしているとどうしても足りない栄養が出てきます。そしてその足りない物質を補給するために食べ物を思い浮かべるようになるのです。
肉食べたいと思うということはお肉に入っている栄養素が不足しているということ。今思い浮かべているお肉をしっかりと食べて、体をケアしてあげましょう。
女性特有の原因がある
2つ目の原因は女性特有のものです。女性は生理前後になるとホルモンのバランスが崩れるため精神的に不安定になることがあります。そんな時にセロトニンを補うことができるお肉は非常に優秀な食材です。
タンパク質が不足している
続いて考えられる原因は「タンパク質不足」です。過剰なダイエットなどをすると体を作るための大切な栄養素であるタンパク質まで不足してしまうことがあります。それを放置しておくと筋肉が減少したり髪がボロボロになることも。
そんな状態にならないためにも、体が警告を出してお肉を食べるよう促してくれています。もちろん食べ過ぎは肥満の原因にもなりますが、適正量ならお肉はダイエットの強い味方です。食べる部位や種類を選ぶことでうまく食事に取り入れましょう。
鉄分が不足している
最後に考えられる原因は「鉄分不足」です。普段から貧血などの不調に悩まされている人はお肉を食べたくなる傾向があります。それは鉄分が不足しているからです。
そんな時には赤身の多いお肉を食べるように心がけましょう。特にレバーはヘム鉄が多く含まれている食品で、体への吸収率も良いと言われています。
お肉食べたい!と思った時はお肉に含まれている栄養素が足りていない状態のことが多いので、積極的に食べるようにしましょう。
肉を食べたい時におすすめの絶品レシピ
では続いてはオススメのお肉料理をご紹介しましょう。「肉食べたい!」と思ってもなんだか毎回同じような料理になってしまうということはありませんか?
バリエーションを増やしておくことで、栄養たっぷりのお肉を美味しく食べることができます。簡単なものばかりなので是非レパートリーに加えてみて下さい。
豚の角煮
お肉をがっつり食べたい時には豚の角煮がオススメです。まずは豚バラブロックを250g用意します。そのブロックのままフライパンで焼き目をつけます。
全体に焼き目がついたら水200cc・酒100cc・醤油80cc・砂糖小さじ3とネギの青い部分・しょうがの薄切りを火にかけ、沸騰したら焼き目をつけた豚肉を入れます。
お肉を入れると少し温度が下がるので再度沸騰するまで待ち、沸騰したら弱火にして30分ほど煮込みましょう。煮汁が半分ほどになったら完成です。
ガーリックステーキ
続いてご紹介するのは満足度100%のガーリックステーキです。まずは好きなお肉を食べたいだけ用意しましょう。牛・豚・鳥どれでも大丈夫ですが脂身が多すぎると重くなるので赤身とのバランスが良いものがオススメです。
そのお肉を一口サイズにカットしたらサラダ油をひいたフライパンを熱します。熱くなってきたらみじん切りにしたにんにくをたっぷりと入れて香りを出します。
油に香りが移ったらお肉を入れてしっかりと焼きましょう。中まで火が通れば完成です。おろしにんにくを入れたソースをかけていただきましょう。
お肉の代わりになる食材は?
お肉を食べたい時には食べるのが一番なのですが、お金の問題やすぐに買いに行けないということもあります。そんな時にはお肉に似たもので代用して気分を紛らわせてみましょう。
身近なものだと厚揚げや高野豆腐がオススメ。特に高野豆腐は食感も似ているので唐揚げなどに代用するのもオススメです。お肉よりも安価で簡単に手に入るので、節約やダイエット中には重宝する食材になるでしょう。
肉を食べたいけど食べれない時は我慢すべきなの?
ふとした時に食べたくなるお肉。カロリーが気になってついつい敬遠してしまいがちですが、食べたくなった時は体がその栄養素を欲しているサインです。
毎日食べるとなると控えたほうがいい時もありますが、基本的には大丈夫。我慢せずにしっかりとお肉を食べて体に栄養を送ってあげましょう。
お肉が食べたくなるのには理由があった
今回は肉が食べたい時の心理や原因についてご紹介しました。なんとなく食べたいと思っていたお肉ですが、そう思った時は体が栄養を欲しているサイン。日頃の食生活を思い返して、栄養が不足していると思った時にはしっかりと補給してあげましょう。