心の底から笑えない人の心理!楽しくない原因や対処法も紹介
心の底から笑えない人の心理や原因をまとめていきます。心の底から笑うというのは、お腹を抱えて笑う事や楽しいと心から思って笑っている状態の事です。楽しいと純粋に思えないのは、どのような原因があるからなのかみていきましょう。笑えない時の笑い方も紹介します。
目次
もう1度心の底から笑ってみたい!
赤ちゃんをみていると、何が楽しいんだろうというところで笑っていたりします。無邪気でいいなと思う事もあるでしょう。
あなたは最近、なんでもない事で笑えた事はあるでしょう。心の底から笑えない原因や、心の底から笑う方法についてチェックしていきましょう。
心の底から笑えない人の心理
まずは、心の底から笑えない人の心理からチェックしていきましょう。どうして心の底から笑えない人になってしまったのでしょうか。原因に心当たりがないか、確認してみてください。
ネガティブになっている
もともとの性格的に、ポジティブな人もいればネガティブな人もいます。他の人よりも考え方がネガティブになりがちな人は、心の底から笑えない心理になる事があります。ネガティブになっている事で笑えない事には、2つの理由があります。
1つは気持ちがネガティブすぎて、何をしていても楽しいと感じる事ができない心理からです。バラエティ番組をみても、何が楽しいのかわからないという心理になります。
もう1つはネガティブに考えすぎるために、自分が楽しいと笑ってしまうと他に悪い事が起こるのではないかという不安に襲われてしまうからです。こんなに楽しい気分になってしまうと、後で悪い事が起こった時に自分が傷ついてしまうと思って心の底から笑えないでいるのです。
気がかりな事がある
気がかりな事があるために、心の底から笑えない心理になる場合もあります。他の人が笑っている時に、気がかりな事があると同じように笑う事ができないのです。
例えば、とても仕事が忙しいという場合があります。締め切りが迫っている仕事があって、やらなければいけない事がたくさなるので、笑っている場合ではないという心理になっているのです。
面白い事よりもやらなければいけない事に意識が向いてしまって、心の底から笑えないという状況です。今は心の底から笑えないかもしれませんが、やらなければいけない事が終われば、普通に笑う事ができるでしょう。
他の事に興味が持てない
もともと、何かに興味を持つ事ができないという人もいます。例えば、勉強は好きだけれどバラエティ番組はみた事がないという人もいるかもしれません。
勉強をしていて楽しいと感じる事はあっても、心の底から笑うというシチュエーションが少ない場合もあります。笑う場面が少ないために、長い期間心の底から笑えない状態が続いてしまうのです。
ずっと心の底から笑っていないと、たまに声を出して笑ったとしてもそれが心の底から笑ったものなのかどうか分からないという事もあるでしょう。
笑う事に自信を持てない
笑う事に自信を持てないという心理から、心の底から笑えないという人がいます。笑う事に自信が持てないのは、自分がコンプレックスに感じている場合が多いようです。
例えば、自分の笑い声が嫌いという場合です。笑っている時の顔が嫌だと感じている人もいます。幼い頃に、笑顔が可愛くないなどいわれた経験があるとその言葉が原因となって笑う事に自信が持てない心理となる場合もあります。
本当は笑いたいと思っているけれど、笑うと声や表情が変になるから笑えないという心理から心の底から笑えない場合もあるのです。
心の底から笑えない原因
心の底から笑えないのは、自分の中にネガティブな心理がある時のようです。では、そんな心理になってしまうのはどのような原因からなのでしょうか。心の底から笑えない原因をチェックしていきましょう。
頑張りが報われなかった
心の底から笑えない原因には、頑張りが報われなかった事があります。物事が達成する前に、何かの事情で全てが無駄になってしまった時、喪失感から笑えない心理になってしまう事もあるでしょう。
人間には誰しも承認欲求があります。褒められたくてやっているわけではないう事でも、どこかで誰かに褒められたいと思っているものです。誰に褒められなくてもいいと思っていても、誰かに褒められればやはり嬉しいものでしょう。
褒められるだろう、頑張りが報われるだろうと思っている状態でそれがなかった時、残念な気持ちから笑う事を忘れてしまうのです。
人間関係が上手くいっていない
人間関係が上手くいっていない場合も、心の底から笑えない原因になります。上司との関係がよくない場合や、友人と喧嘩をしている場合にも心の底から笑えない原因になります。
職場に嫌いな上司がいる、友達がいるという場合はほぼ毎日会う人なので、前向きな気持ちになれない事もあるでしょう。その人の事を考えると憂鬱になって笑えなくなるのです。
また、家族との関係が上手くいっていない場合も笑えない原因になるでしょう。家族の場合、学校や仕事から帰ると会う存在です。1番ゆっくりしたい時に気を使わなければいけない相手に会わなくてはいけないため、精神的に疲れてしまう事もあります。
人から傷つけられた
人から傷つけられた経験がある人や、最近人から傷つけられたという事も、心の底から笑えない原因になります。いじめにあっている人なども、笑う事が苦手になってしまう事があります。
友人や恋人に裏切られてしまったという人も、ネガティブな気持ちから笑う事ができなくなる時期があります。どれくらい深く人から傷つけられたのかによって、心の底から笑えるようになるまでの時期が変わってくる事もあるでしょう。
恋人に振られた場合や、恋人を振った時にも笑えなくなる時期があります。すぐに気持ちを切り替えられない事で、笑えなくなってしまうのです。
我慢する事が多かった
仕事中にヘラヘラしていると怒られてしまう事もあります。状況によって、笑ってはいけないという時期が長くなる事があります。笑ってはいけないといわれた期間が長かった事で、心の底から笑えなくなる事もあります。
心の中で面白くても笑ってはいけないと、気持ちにストップをかけてしまうクセがついてしまうのです。気持ちを外に出さないようにしていた事で、本当は楽しいとか面白いと感じているのに、それをどのように表現していいのか分からなくなってしまっている事もあるでしょう。
ずっと気持ちを外に出す事を我慢してしまっていたために、多少の出来事では感情が動かなくなってしまったという可能性もあります。
心の底から笑えない人が笑顔を取り戻す方法
心の底から笑えない原因には、気持ちの問題も大きく関係しているようです。それでは、心の底から笑えないと思っている人は、どのようにすると笑えるようになるのでしょうか。笑顔を取り戻す方法をみていきましょう。
原因を取り除く
心の底から笑えない人が笑顔を取り戻す方法には、笑えなくなった原因を取り除くという方法があります。人間関係が上手くいっていない事で笑えないのであれば、原因となっている人との関係を改善する事で笑えるようになるでしょう。
どうしたら気持ちを切り替える事ができるのか、自分と向き合ってみるという方法もあります。気にしている人を気にしないようにするだけで、原因を取り除く事ができるかもしれません。
どうしても合わない人がいる職場から離れる事が、原因を解消する方法になる事もあるでしょう。すぐには解決する事ができない問題もあるかもしれません。まずは、どうして自分が笑えなくなってしまったのか原因を探ってみる必要があります。
意識して笑うようにする
笑いたい気持ちを我慢していて、心の底から笑えなくなっている場合もあります。笑い方を忘れてしまっているという人の場合は、意識して笑うようにするという方法もあります。作り笑いでも、笑顔になる事は大切です。
嘘の笑顔でも笑顔は笑顔。笑顔になる事で、それが作ったものであったとしても幸福ホルモンというものが分泌されます。幸福ホルモンが分泌される事で、人間は幸せだと感じる事ができるのです。
幸せだと感じる事ができるようになると、本当に気持ちがワクワクとしてきて、自然に笑顔になれるようになるかもしれません。楽しくなくても面白いとは思わなくても、鏡に向かって笑顔を作ってみるようにしてください。
自然に笑えるまで待つ
早くなんとか笑えるようになりたいという場合には、原因をみつけて笑顔になる方法があります。しかし、それが本当に心の底から笑っているのかどうかは本人でもわからない事があります。自分が楽しめているのかどうかは、本人にしかわかりません。
接客業であるなど、どうしても笑わなければいけない場合には笑顔の練習をするなどの方法がおすすめですが、すぐに笑わなくてはいけないという必要が無いのであれば、自然に笑えるようになるまで待ってみるという方法もあります。
心の底から笑う事ができないのは、心が傷ついている場合もあります。今は何も考えたくないという状態なのかもしれません。普通に生活ができているのであれば、笑いたいという気持ちが出てくるまで穏やかに生活するのもいいでしょう。
笑えないのは病気の可能性がある
心の底から笑えないのは、一時的に仕事が忙しい事や喧嘩をして気持ちが落ち込んでいるという原因も考えられますが、精神的な病気になっている可能性もあります。笑えなくなってしまう病気とはどのような病気なのでしょうか。
うつ病を発症している可能性がある
心の底から笑えない時期が長く続いているという場合、うつ病を発症している可能性があります。うつ病というのは、特別な病気ではありません。昨日まで普通に会社に行けていた人が、ある日突然会社に行く気にならなくなって、うつ病になってしまう事もあるのです。
気持ちがどんどんと落ち込んでいって、うつ病だと気がついた時には自分ではどうすればいいのかが分からなくなってしまう事もあります。うつ病とは精神的に病んでいく病気なので「では、どうしたらいいか」という事を考えるのが苦手になってしまうのです。
笑えなくなっているけれど、どうしたらいいのかを考える事ができなくなります。そんな自分の事が嫌いになり、さらに病気を悪化させる原因になる事もあるのです。精神的に気分が上がらない日が続いた時には、念のため専門機関を受診した方がいいでしょう。
うつ病の治療法
うつ病の基本的な治療法は休む事になります。うつ病が重傷である場合には、薬も飲むようにします。うつ病になると精神的に不安定になるため、夜眠れなくなってしまう場合があります。夜眠れないので、昼に眠くなり、生活習慣が乱れてしまうのです。
睡眠時間が短い事も影響して、イライラする事も増えます。どうしてイライラしているのかもわからなくて、さらに気持ちが沈んでしまうのです。そのような気持ちを安定させるための薬を服用する場合もあります。
体をゆっくりと休ませて、体を健康に保ちながら精神的に不安になってしまう原因を取り除く事も必要です。ストレスがある人はそのストレスを解消する方法を考えていきます。徐々に、自分1人でストレスを解消できる方法を探していけるように治療をしていくのです。
笑っているつもりなのに笑ってないといわれる
心の底から笑っているつもりなのに、周りの人から笑っていないといわれる人もいます。笑っているつもりなのに、周りの人から笑っていないといわれるのはどのような理由からなのでしょうか。
目が笑っていない
笑っているつもりなのに笑っていないといわれるのは、目が笑っているようにみえない事が原因です。口角も上がっているけれど、目を細める事がないような人は目が笑っていないようにみえるといわれる事があります。
人は興奮すると黒目が大きくなるイメージですが、目に変化がない人も目だけは笑っているようにみえないと思われてしまう人もいます。
しかし、目が笑っていない人は周りの人が笑っていないようにみえるというだけです。笑っている人は、心の底から笑えている場合もあります。
無理して笑おうとしている
笑っていないようにみえるといわれる人の中には、無理して笑おうとしている場合があります。笑いたくなくても、笑わなければいけないシチュエーションもあります。無理して笑っているため、顔が引きつってしまう事もあるでしょう。
無理して笑おうとしている場合、心の底から笑っていないので、それが周りの人に伝わってしまうのです。時々、無理して笑うというのは社交辞令的に必要な事があります。
しかし、何度も無理して笑おうとすると本当に笑いたい時に、どのように笑ったらいいのかが分からなくなる事もあるようです。無理しすぎないように注意しましょう。
心の底から笑えない時もある
心の底から笑えない人の心理や原因についてまとめました。笑えないのは、心が傷ついたり我慢したりしている事が原因のようです。笑えない時に笑う方法は色々とあります。心の底から笑えない期間が長い時にはためしてみるのもいいでしょう。
しかし、心の底から笑えないのは、心が少し休憩をしている時期なのかもしれません。今は色々な事を考えないで、穏やかな気持ちでいたいと思っている場合もあります。苦しいのに無理して笑おうとしないで、休憩する事も大切です。