結果が全てと考える人の心理的特徴!どういう性格の人が多い?

結果が全てと考える人の心理的特徴を解説します。一生懸命勉強したのに受験で落ちてしまった、希望の会社に就職できなかった、という経験はありませんか?過程も大事だけど結果が得られてこそ、と思うことはあるでしょう。今日は本当に結果だけが全てなのか考えてみたいと思います

結果が全てと考える人の心理的特徴!どういう性格の人が多い?のイメージ

目次

  1. 1過程よりも結果が全てなの?
  2. 2「結果が全て」の意味とは?
  3. 3「結果が全て」は「手段を選ばず」と同じ?
  4. 4結果が全てと考える人の心理的特徴
  5. 5過程より結果が全てと言われる理由
  6. 6「結果が全て」と言われる人達
  7. 7本当に結果が全てなの?
  8. 8結果も過程もどちらも大事

過程よりも結果が全てなの?

一生懸命勉強したのに受験で落ちてしまった、希望の会社に就職できなかった、という経験はありませんか?過程も大事だけど結果が得られてこそ、と思うことはあるでしょう。

でも結果はその時だけのもので、また次の目標に向けて進んでいくものです。結果が良かったから次が良いとも限らず人生の途中で起こることは全てが「過程」だともいえるのですね。

この記事では本当に結果だけが全てなのか考えてみたいと思います。結果が全てと思う人の心理についても考えてみましょう。

「結果が全て」の意味とは?

はじめに「結果が全て」の意味について説明をします。「過程」とは、結果に到達するまでの道のりです。結果はある一つの物事の終着点を指します。結果が全てというのは、「目標達成できたかどうか判断する」という意味合いで使われます。

オリンピックで金メダルを目指している人が2位だったら「優勝しないと意味がない」ときっと考えるでしょう。「頑張ったね」と過程を褒めてもらっても満足できません。でも、「結果」を見て今までの練習や欠けていた点を振り返る事はできます。

そういう意味では「結果が全て」とは「成功しなければ」と脅迫的な観念にとらわれることだけではないようです。「結果」は今までやってきた「過程」を振り返るための客観的な判断材料になるのです。

Thumb2323のエンジェルナンバーの意味11個!恋愛で結果が出る?
今回はたくさんあるエンジェルナンバーから2323エンジェルナンバーについて解説していきます。...

「結果が全て」は「手段を選ばず」と同じ?

結果が全てと考える人の中には、過程よりも結果を重視する人もいます。ノルマを達成させるために睡眠時間を削ってでも頑張るよう強要したり、場合によっては法律違反すれすれのことをやって売り上げを上げようとする人もいるでしょう。

結果が全てという極端な考えに偏ると「手段を選ばず」という心理になりやすいです。ただし、そういう考えに陥りやすい人は短期的な結果しか見れない人です。客観的に状況を把握できる人はもっと遠くを見ています。

睡眠時間を削って一時的にノルマを達成しても、社員がうつ病になったり辞職する人が続出するようでは長期的にはマイナスになってしまいます。したがって、会社の社長や有能な人ほど、大きな結果を得るために過程も大事にして軌道修正をしているのです。

結果が全てと考える人の心理的特徴

次は「結果が全て」と考える人の心理的特徴について見ていきましょう。過程より結果が全てと極端に走るとガス欠を起こす場合があります。どんな人がそういった心理に陥りやすいのでしょうか。

損したくない気持ちが強い

結果が全てと考える人は、「損したくない」という気持ちが強いです。時間とお金をかけてやったことがぽしゃってしまったら「お金と時間を損してしまった」と感じます。

経験値は一つ上がったので決して損はしていないはずですが、時間とお金の損を嫌う人は「何としても良い結果を得なければ」と考えてしまうようです。

完璧主義で自分に厳しい

結果が全てと考える人は、「完璧主義で自分に厳しい」特徴があります。「成果を上げない自分を許せない」「何事も抜けのないようにしっかりやらなくてはやった意味がない」と考えます。

このタイプが上司だと部下は大変です。自分に厳しい人は他人にも厳しいからです。完璧主義なので部下にも完璧を求める傾向があるようです。

失敗をするのが怖い

結果が全てと考える人は「失敗をするのが怖い」と思っています。失敗をしたくないので「ゼロかヒャクか」の思考になりやすく、希望する結果が得られないと思ったら最初から挑戦をしません。

また、挑戦をしたとしても大きな失敗をしない程度に行うので小さくまとまりやすいです。小さな達成も「結果を得た」ことになるからです。ただ、小さな成功を積み重ねるのは大きな成功を得る鉄板の方法なので必ずしも悪いことではありません。

過程より結果が全てと言われる理由

次は「過程より結果が全てと言われる理由」についてみていきましょう。このように言われるのは、以下の2つの理由から来るようです。

過程は表面には表れないから

過程より結果が全てと言われる理由の一つ目は「過程は表面には表れないから」です。オリンピック選手は勝てば高評価されますが、負けてしまうとあまり評価はされないのが現実です。

選手の方々がどんなに今まで血を吐くような練習をしていても、観戦する人にはそれが見えず「結果」で判断されてしまうからです。

仕事でも一緒です。何かのプロジェクトが成功すると社内の評価は上がります。成功という結果は今までの過程の積み重ねなのですが、その過程は体験した人にしか分かりません。そのようなことから結果が全てと思いやすいのです。

時間やお金が無駄になるから

過程より結果が全てと言われる理由の二つ目は「時間やお金が無駄になるから」です。本当は個人的にも会社としても経験値が上がるので無駄にはなりません。失敗は成功の元という言葉もあるとおり必ず何かにつながっているはずなのです。

でも、表面的に見れば時間とお金の損失を被るのは確かです。大きな挑戦であればあるほどダメージも大きいです。小さな会社だったら倒産してしまうかもしれませんね。このことから「過程よりも結果重視」と考えられているのです。

「結果が全て」と言われる人達

失敗は成功のもとなので、消極的にならずどんどん挑戦した方がいいと思います。その一方で「結果が全て」の使命を負っている人達もいます。一体どんな人が「結果が全て」と言われてしまうのでしょうか。

プロのスポーツ選手

プロのスポーツ選手は、結果が全ての世界です。プロ契約をして結果を残せなかったら契約を切られてしまうのが現実です。

実業団として会社に所属している選手も結果を残せないと、新しい選手を入れるため肩たたきに合い退職を余儀なくされます。

「一生懸命頑張ったのに」という過程は、評価されず結果だけ求められるのがプロスポーツ選手の宿命なのです。大変な世界ですね。

ミスが許されない医師

ミスが許されない医師も結果が全ての世界です。特に外科医はミスが許されない世界です。手術で重要な血管や神経を傷つけてしまったら患者さんの命を奪ったり障害を残してしまう事になります。

誤診の結果、容体を悪化させてしまったら医療ミスで訴えられます。実際は訴えられても負けることは少なく和解になることが多いですが、人の命がかかっているので結果が全ての職業と言えるでしょう。

ただ、ていねいな診断やチーム医療、ミスの防止対策がしっかり取られていれば医療ミスは防ぐことができます。一つ一つの着実な「過程」の積み重ねが、ミスのない結果につながるのです。

乗客の命を預かる職業

パイロットや電車、バスの運転手、タクシーの運転手など乗客の命を預かる職業もミスの許されない結果が全ての職業です。

勤続何十年のベテラン運転手でも、たった一度の居眠りで大事故を起こして人の命を奪ってしまうこともあります。まさに結果が全ての職業と言えるでしょう。

本当に結果が全てなの?

では、本当に結果が全てなのでしょうか。結果が全てと考えるメリットとデメリットを考えてみましょう。

結果が全てと考えるメリット

結果が全てと考えるメリットには、「全力を注げる」「達成感を得られる」ことでしょう。「結果よりも過程だよ」と言っている人は、物事に全力で取り組まない傾向があります。

「結果が全て」とばかり寝る間も惜しんでやって、万が一失敗したら傷つきます。だから無意識に手を抜こうとしてしまうのです。

「これだけは絶対に失敗できない」「成功させたい」と思ったことに真剣に取り組むと、出し惜しみしていた力が発揮されることがあります。ぬるく生きてしまった人は「結果が全て」と考えてやってみるのもいいと思います。

結果が全てと考えるデメリット

一方「結果が全て」のデメリットとして考えられるのはは、「燃え尽き症候群」になってしまうことです。一生懸命やればやるほど目標がなくなってしまった時のギャップは大きくなります。寝る間も惜しんで頑張った人ほどうつ状態のようになるかもしれません。

また、身体を壊しやすいのもデメリットの一つです。結果が全てと思うのはいいのですが「長く続ける」ことも結果の内と考えて、時には手を休めて行うことも必要でしょう。

結果も過程もどちらも大事

結果が全てと考える人の心理的特徴を紹介しました。あなたには思い当たることはあったでしょうか。結果重視、過程重視、様々な価値観の人がいますがどちらが良いのでしょうか。たとえば、理由は分からないけど「たまたま」上手くいった出来事があるとします。

しかし、上手くいった理由が分からないので再現性がありません。次につながらないのですね。たとえ結果がダメだったとしても過程を振り返ることが出来れば、次の成功につながります。結果オーライは必ずしも良いとは限らないのです。

でも「結果よりも過程が大事」というのも違うような気がしますね。区切りを決めて行わないと惰性でやることになりだらけてしまったり、次の評価もできません。結論は「どちらも大事」ということです。

関連するまとめ

関連するキーワード

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ