2020年02月17日公開
2020年02月17日更新
頭の回転を速くする方法!頭の回転を良くするトレーニング法は?
頭の回転が速い人の特徴や頭の回転を速くする方法をまとめていきます。頭の回転が速い人は、ビジネスの面で多くのメリットがあります。頭の回転が遅い人の特徴や、頭の回転を速くする方法やトレーニングの方法もチェックしてみましょう。
目次
頭の回転を速くする方法や鍛え方を知りたい!
頭の回転を早くする方法や、頭の回転を速くするトレーニングの方法などをまとめていきます。頭の回転が速い人は、頭がいい人だといわれる事があります。どのようにしたら、頭の回転が速くで頭がいい人になれるのかをみていきましょう。
頭の回転が速い人の特徴
まずは、頭の回転が速い人の特徴からチェックしていきます。「あの人、頭の回転が速いよね」といわれるのは、どのような特徴がある人なのでしょうか。
相手の言いたい事がわかる
頭の回転が速い人というのは、すぐに相手の言いたい事がわかるという特徴があります。一を聞いて十を知るということわざがありますが、頭の回転が速い人はそれが実践できる人なのです。
場合によっては相手が何かを言う前に、相手がいいたい事を当ててしまう事もあります。相手の表情や持っているものなどから、だいたいの事を推察してしまうのです。そのため、相手が話し始める前から頭の回転が速い人は答えを考えている場合もあります。
言い出しにくい事を伝える時や、どのように伝えたらいいのかわからない時に、頭の回転が早い人に伝えるのは楽だと感じる事が多いでしょう。
結論を急がせる
頭の回転が速い人は、相手が話し始める前から話の内容をだいたい把握している事があります。そのため、結論を急がせてしまうという特徴もあります。まだ話始めたばかりなのに「それはわかってるから、何がしたいの?」と言われてしまうのです。
説明が難しいものの場合は、そう言ってもらった方が嬉しい場合があります。しかし、例えば恋愛相談をしている時は結論よりもそれまでの流れを聞いて欲しいと思ってしまう事もあるでしょう。
接する人によっては「あの人は冷たい人だ」と思われてしまう事もあるようです。しかし、頭の回転が速い人は、相手に興味がないわけではありません。自分の知らない情報がもっと欲しいと考えているのです。
早口である
早口であるというのも頭の回転が速い人の特徴です。頭の回転が速い人は、色々な事をどんどんと考えついてしまいます。口から言葉を発するよりも、頭で考えついた事のほうが多くなっていってしまうのです。
思いついた事をどんどん言葉にしていくので、どんどん早口になってしまいます。頭の回転が速い人に悪気はありませんが、考えている事に集中してしまうと、相手が理解できているのかを確認する前に言葉を発してしまう場合もあります。
頭の回転が速いので、相手に理解されていない事がわかれば戻って説明をしてくれます。そのため、頭の回転が速い人の前では知ったかぶらない事も大切なのです。頭の回転が速い人が話す事がわからないのにわかったフリをしていると、どんどん早口になっていくでしょう。
頭の回転が遅い人の特徴
頭の回転が速い人に特徴があるように、頭の回転が遅い人にも特徴があります。頭の回転が遅い人とは、どのような人の事をいうのでしょうか。あなたにこのような特徴がないかもチェックしてみましょう。
決断が遅い
頭の回転が遅い人の特徴には、決断が遅いというものがあります。頭の回転が遅いので、決めてほしいといわれてもすぐに返事をする事ができないのです。どうしようか悩んでいるうちに、決断するタイミングを逃してしまう場合もあります。
決断が遅いため、他の人の意見にのっかってしまう事も少なくありません。どうしようか悩んでいる時に誰かが「Aがいいのではないか」というと、自分の意見のように「そう思っていた」と答えてしまうのです。
決断が遅いので、優柔不断な人だと思われる事もあります。考えていないわけではありませんが「いい加減、自分で考えたら?」といわれてしまうタイプになります。
なぜ注意されているのかわからない
なぜ注意されているのかわからないというのも、頭の回転が遅い人の特徴です。頭の回転が遅い人は、ミスを多くするという特徴もあります。頭が回転しないので、同じようなミスを何度もしてしまいます。
しかし、それを注意されてもどうして自分が注意をされているのかも理解をする事ができないのです。例えば「何度もいったけれど、この書類のここに記入をしなければいけないよ」と言われたとします。頭の回転が速ければ「何度も同じ事を言わせるな。ここ記入漏れ」と言われている事に気がつきます。
ところが頭の回転が遅いので、まずは何度もいわれただろうかというところから考え始めるのです。そして、それを考えているうちに「記入漏れがある」という部分の注意を聞き漏らしてしまいます。頭の回転が遅い人には、短い言葉で伝えるようにした方がいいでしょう。
頭の回転を速くすることのメリット
頭の回転が遅いよりは速い方がいい事なのだろうという事はわかるでしょう。では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。頭の回転を速くする事のメリットをみていきましょう。
仕事の効率がよくなる
頭の回転を速くすることのメリットには、仕事の効率がよくなるというものがあります。頭の回転が速くなると、考えるスピードが速くなります。何をどのように行えば、スムーズに仕事ができるのかも、普通の人よりも速く考える事ができるのです。
仕事の説明を受けるにしても、相手がいいたい事を早い段階で理解する事ができるためすぐに作業に取り掛かる事ができます。
仲間がいる場合には仲間が何を考えているのかを理解する能力もあるため、仕事の割り振りからスムーズに行う事ができるでしょう。
コミュニケーション能力が高くなる
頭の回転が速いというのは、相手が何を考えているのか何を言いたいのかがわかるという特徴があります。そのため、コミュニケーション能力が高くなるというメリットもあります。
基本的には結論を急ぐのが頭の回転の速い人ですが「この人は、この話のくだりを長く話したいのだ」と理解すれば、話を急かすような事はしません。相手が驚いてほしいところで驚き、相槌を打ってほしいところで相槌を打つ事もできます。
相手がしてほしい事を先回りして感じ取る事ができるので、初対面の人とでもそれなりに会話を弾ませる事ができるでしょう。人間関係を広くしたい時には、頭の回転が速い事は大きなメリットになります。
頭の回転を速くする方法【生活習慣編】
頭の回転を速くする事で、仕事の場面でのメリットが増えそうです。では、頭の回転を速くするためにはどのような事に気をつけるといいのでしょうか。頭の回転を速くする生活習慣からチェックしていきましょう。
人と会話する
頭の回転を速くする方法には、人と会話をするという方法があります。人との会話なんて、普通にしていると思っている人もいるでしょう。しかし、会話をするというのは最も頭を使っている時だとも言われています。
相手が何を言ってくるのかわからない状態で言葉を聞いて、それに瞬時に反応するというのが会話です。相手の言葉を理解して、自分の言葉を返しているのです。この時大切なのは、できる限り単語で返さないようにする事です。
「へえ」「そうなんだ」「うんうん」という言葉を相槌として使うのは問題ありませんが、頭の回転を速くする方法として取り入れるのはおすすめできません。自分の意見を相手に伝える会話を心掛けましょう。
軽い運動を取り入れる
頭の回転を速くするためには、脳を活性化させておく事も大切です。会話をして脳をトレーニングするという方法にプラス、運動する方法も取り入れるようにするといいでしょう。体全体を動かす事で、血液が体中を巡ります。
もちろん、脳にも血液が巡る事になります。あまりにも激しい運動をすると酸素の量が少なくなって、脳も疲れてしまう事があるので注意は必要です。
普段はあまり運動をしないという人は、例えばストレッチやヨガを行うだけでも、脳が喜ぶ運動になります。
3食をしっかりと食べる
朝は食べないという人や、ダイエットをしているから食べない日もあるという人もいるかもしれません。しかし、考え事をする時には糖分は必要です。脳にしっかりとエネルギーを送り込むためにも、栄養バランスがよい食事を3食とるようにする事は大切になります。
特に、朝食はしっかりと食べた方がいいといわれています。朝食を食べない状態では、頭がすっきりとするまでに時間がかかってしまうのです。どれだけ頭の回転を速くするトレーニングをしても、エネルギーがなければ速く動かす事はできないでしょう。
ちなみに、頭の回転が速くなる、記憶力がよくなる食べ物には大豆があります。大豆に含まれているレシチンが、記憶力を強化してくれるといわれています。
質の良い睡眠をとる
質の良い睡眠をとる事も、頭の回転を速くする方法です。睡眠不足であるというのが、頭の回転を遅くする原因となります。ちょっとくらい寝なくてもいつもと変わらないと思っているかもしれません。しかし、あなたが気がつかないだけで頭の回転は遅くなっているのです。
睡眠をしない事で頭の回転が遅くなってしまうのは、記憶や情報を整理できていないからです。色々なものが頭の中に点の状態で散らばっているので、それを知っておかなくてはいけない情報として繋げる事ができないでいるのです。
睡眠時間が少ない事や浅い睡眠しかとれない事で、考え事をしている時にウトウトしてしまうという場合もあります。しっかりと質の良い睡眠がとれる環境を作りましょう。
頭の回転を速くする方法【トレーニング編】
頭の回転を速くする生活習慣をみてきました。では、頭の回転を速くするためのトレーニング方法にはどのようなものがあるのでしょうか。今からでもできる、頭の回転を速くするトレーニングをみていきましょう。
100文字日記
頭の回転を速くするトレーニング方法には、100文字日記があります。たった100文字でいいの?と思うかもしれませんが、書き始めると大変な事がわかります。日記の内容はどんな事でも構いませんが、ポジティブな事の方がよりよいトレーニングになります。
実際に起こった事だけではなく、その時に自分がどのように感じたのか、考えや感想を書く事で頭の回転を速くするトレーニングになります。
時間を決めて行う必要はありませんが、あまり時間をかけずに書くのもポイントです。読み返して、言葉足らずだなと思う事もトレーニングの1つになるでしょう。
読書
頭の回転を速くするトレーニングには、読書もあります。頭の回転が速い人は、ボキャブラリーが多いというのも特徴の1つです。ボキャブラリーを増やすためにも、様々な本を読む事は大切です。
いわゆる、小説ばかりを読む必要はありません。ポエムや漫画などでも頭の回転を速くするトレーニングになります。家にいる時には声に出して読む事もトレーニングになるでしょう。小説を読む時には、人物相関図を思い描くのもおすすめです。
挿絵がないものは、自分でどのような雰囲気なのかを思い描くのもいいでしょう。漫画の場合は、興味が持てるものがあれば作品の題材となった土地やアイテムを実際にみてみるのも刺激になり、頭の回転を速くするトレーニングにもなるそうです。
脳トレアプリを使う
どのように頭の回転を速くするトレーニングをしたらいいのかわからないという場合には、脳トレアプリを使うというのも1つの方法です。ただし、質の良い睡眠を確保するため寝る前に行うのはおすすめできません。
休憩時間や食事の後に数分から1時間程度、脳トレアプリを使ってトレーニングをするのもいいでしょう。脳トレアプリは、年齢別や興味別で種類があるのも特徴です。
謎解きをしながらトレーニングできるものなどもあるので、ゲームが好きな人なら取り入れやすいトレーニングになるでしょう。長時間のトレーニングにならないように、注意は必要です。
頭の回転を速くするには忘れる事も大切?
頭の回転を速くする生活習慣には、質の良い睡眠をとる事が大切です。睡眠をとる事で、記憶や情報が整理されます。この時に、忘れてしまってもいい事は忘れてしまっているのです。
脳に蓄積できる情報量は無限ではありません。どうでもいい事は、忘れてしまうものもあるのです。例えば、1年前の今日食べたもの、などです。1週間くらいは何を食べたか覚えていても、それより前の食事について詳細に覚えている人は少ないでしょう。
しかし、記念日に食べたものや思い出の食事はずっと覚えています。これを、寝ている時に行っているのです。「この記憶は残しておくもの、これは忘れていいもの」とわける事で、新しい情報を取り入れやすくしています。
頭の回転を速くする方法は色々ある
頭の回転を速くする方法をまとめました。頭の回転が遅い人よりは、頭の回転が速い人の方がメリットがたくさんあります。他の人よりも頭の回転が遅いかもしれないと感じている人は、トレーニングを行ってみましょう。
生活習慣を変えるだけでも、頭の回転が速くなる可能性があります。自分ができるところから始めていきましょう。