自分に正直な人の特徴13選!正直な人は好かれる?
自分に正直な人の特徴とは?人の特徴や個性というのは様々なものがありますが、正直な人というのはどのような人なのでしょうか。その特徴として性格や行動、言動をご紹介します。また、正直な人が好かれる理由や正直な人になるためにすべきことなども取り上げます。
目次
正直で素直な人間になりたい!
人というのはそれぞれ特徴があり、性格があり、個性があるものですが、その中でも「正気な人」「素直な人」というのは多くの人が『そうありたい』と考えるものです。
日々の生活の中で「素直で正直な人間でありたい」と考えるものですが、なかなか素直になれないのが人間でもあります。
そこで今回は、自分に正直な人の「性格」「行動」「言動」に見られる特徴をご紹介します。また正直な人が周りから好かれる理由や正直な人になるためにすべきことなども取り上げますので、ぜひチェックしてみてください。
自分に正直な人の特徴【性格編】
それではさっそく、自分に正直な人の特徴を見ていきましょう。ここに挙げているような特徴を持っている人は素直な人であることが多いと言えるような内容です。
もちろん素直な人がすべての項目に必ず当てはまるというわけではありませんし、他にも挙げられる特徴はあるということも考慮してチェックしてみてください。
まずは【性格編】ということで、正直な人に見られる性格的な特徴を確認していきましょう。
とても純粋な心を持っている
素直な人、正直な人というのは「とても純粋な心を持っている」という特徴があります。これは純粋だからこそ素直でいられるし、正直でいられるということも言えます。
人は何かを疑ったり、勘ぐったり、ほかにも優位に立ちたいなどの駆け引きから素直な気持ちが出せなくなり、正直でいられなくなることが多いです。
そういった人を疑う気持ちや優位に立ちたいなどのいわゆる「汚れた心」のようなものがない、純粋な心を持っているので、正直な人は正直でいられるのです。
人を信じることができる
正直な人の特徴には「人を信じることができる」という性格も挙げられます。これは先にも触れたように純粋な心から来るものでもあります。
人を信じているからこそ自分の正直なところを躊躇することなくさらけ出せるのです。人を疑っていたら、まずは隠し、様子を見ながら徐々に小出しにしていくような態度や行動を取るでしょう。
人をすぐに信じてしまう、簡単に信じてしまうというのは時にデメリットにもなりますが、正直な人でいるためには人を信じることが大切なのです。それを自然とできてしまうのが正直な人の特徴です。
喜怒哀楽が表に出やすい
正直な人の性格としては「喜怒哀楽が表に出やすい」という特徴も挙げられます。これは想像しやすい部分でしょう。正直だからこそ感情についても正直に表現するのです。
誰しもが幼い頃は自分の感情に正直で、怒ったら怒っている態度を見せますし、嬉しければ思い切り喜び、悲しければ大声を出して泣きわめいたりという態度を見せていたことでしょう。
それが大人になるにつれて正直に出せなくなり、怒っても我慢、泣きたくても我慢、そして喜びすらも素直に表現できないような人が増えていきます。その喜怒哀楽を正直に出やすいままなのが正直な人の特徴なのです。
飲み込みが早い
自分に正直な人というのは「飲み込みが早い」という特徴も挙げられます。人の話を素直に聞き入れてることができるので、物事の飲み込みが早いという特徴があるのです。
人は誰かに教えを請うときに「本当にそれでできるのかな?」とか「少し違う気がする」、「もっとこうしたほうがいいんじゃ?」など自分の考えややり方を組み込んでしまったりします。
また、「人に教わる」「指示される」というのが納得いかずに素直に聞き入れないということも多々ありますので、それが飲み込み速度を低下させる原因なのですが、正直な人は素直に飲み込むので、すぐに理解することができます。
物事に真剣に取り組む
正直な人というのは「物事に真剣に取り組む」という特徴もあります。正直な人は今やるべきこと、やらなくてはいけないことにまっすぐに向き合うので真剣に取り組むことができるのです。
正直な性格をしているので、「興味ない」「必要ない」「やりたくない」と思った場合は徹底的にやらないというケースもあるのですが、やるとなったら真剣に向き合ってしっかりと取り組みます。
また、「真剣にやるのがカッコ悪い」「マジになるのがダサい」というひねくれた考え方を持ってしまう人も多いのですが、そういった感情を持たないのも正直な人の特徴なので、真剣に取り組むことができるのです。
自分に正直な人の特徴【行動編】
自分に正直な人の特徴として「性格編」を確認しましたので、続いては【行動編】になります。
素直で自分に正直な人が見せる行動や態度という見た目に分かる部分の特徴になります。どのようなものがあるのか、さっそくチェックしていきましょう。
ポーカーフェイスができない
こちらは表情的な部分での動きになりますが、正直な人というのは「ポーカーフェイスができない」という特徴があります。
ポーカーフェイスというのは感情や思っていることを表情に出さずに無表情でいられたり、時に感情とは反対の表情を出来たりすることで、表情で感情を読まれないためにするものと言えます。
これは性格でもお伝えしたように「喜怒哀楽が表に出やすい」正直な人には非常に難しいものとなっているので、ある意味『できなくて当然』ともいえるようなものです。
友達を大切にする
自分に正直な人というのは「友達を大切にする」という特徴もあります。もちろんこれは友達ではなく周りの人間全般に及ぶことも多く、家族や恋人なども当然入っていますし、職場の同僚や部下、上司なども入ることも多いです。
人は大切な人がいたとしても「素直になれない」ことも多く、ついつい傷つけるようなことを言ってしまったり、大切に思っていてもそれを行動や態度に表せなかったりします。
正直な人との違いはその部分にあって、正直な人は大切な人に対しては「あなたが大切です」と相手にも周りにも伝わるような行動や態度を素直に取れるというところにあります。気持ちは同じでも行動や態度が違うのです。
好きな人がすぐにバレる
自分に正直な人というのは「好きな人がすぐにバレる」という特徴も見られます。これは先にお伝えしている喜怒哀楽が出やすいことや、ポーカーフェイスが出来ない、大切な人を大切にしている態度などからも分かるでしょう。
そういった部分があるので、好きな人を前にすると嬉しそうな表情やときめいている表情をしてしまいますし、それをポーカーフェイスで隠すこともできず、態度にも「好き」だということが出てしまいます。
これでバレないほうが不思議だというくらいに正直に出てしまうので、好きな人本人にも、周辺にいる人達にも簡単に好きな気持ちがバレてしまいます。
言われたことをそのまま実行する
正直な人の行動に見られる特徴的な部分には「言われたことをそのまま実行する」というものがあります。
これは「こうしなさい」という指示があったら、それを変えることなく行なうというものですが、工夫やプラスアルファがない「マニュアル人間」だと言われてしまう部分でもあります。
言われたことをしっかりと真剣にやり遂げるのは長所といえるのですが、それ以上でもそれ以下でもないため、期待以上の成果をあげることもないのが短所とも言えます。
自分に正直な人の特徴【言動編】
正直な人の特徴として「性格」と「行動」を確認してきました。続いての特徴は「言動」です。自分に正直な人がどのような言動を行なうのか、という部分になります。
具体的に「○○と言う」などのセリフをご紹介するという意味ではないですし、セリフや言葉遣いに共通した特徴が見られるということはあまりありません。
正直な人が言葉を発するときに意図している意味やそのときの感情などに見られるような特徴ということになります。以下よりいくつかご紹介しますので、実際にどのようなものか確認してみてください。
人の陰口を言わない
自分に正直な人は「人の陰口を言わない」という特徴があります。純粋でまっすぐな心を持っている素直な人というのは陰でコソコソと人のことを悪く言うようなことはしないのです。
ただし、「悪口を言わない」という意味ではありません。時には正直すぎて本人を目の前にして悪口のようなことを言ってしまうこともあります。
それは正直な人からしたら「当然の指摘」のようなものなのですが、受け取る側からしたら悪口と捉えられることもあるでしょう。
嘘がつけない
正直な人の言動に見られる特徴には「嘘がつけない」というものがあります。これは先に挙げた本人を前にして悪口のような指摘のようなことをしてしまうのも1つの例でしょう。
喜怒哀楽が表に出やすいことやポーカーフェイスができないことからも分かるように、思っていることや感じていることがすぐに相手に伝わってしまいます。ですので、たとえ頑張って口で嘘をついてもすぐにバレてしまうのです。
また、そもそも口先だけで嘘をつくということ自体もなかなかすることができませんので、バレるバレないは別として嘘を頑張ってつけるのはトランプなどのゲームをやっている時くらいでしょう。
言ってしまったことをあとで後悔する
素直な人、正直な人はいわゆる「いい人」が多いですが、それでも聖人君子でもなければ完璧な人間ということでもありません。
時には自分で言ってしまったことを後悔することもあり、正直だからこそ「つい」言ってしまう正直な気持ちが後悔に繋がることも多いのです。
ただ、素直なゆえに、正直なゆえに後悔するかもと分かっていても口から出てしまう言葉があるので、この特徴はなかなか消えることはないでしょう。
気持ちを素直に言葉にできる
正直な人の言動でもっとも分かりやすい特徴といえば「気持ちを素直に言葉にできる」というものでしょう。
何度か触れている部分ではありますが、人はどうしても素直になれずに思ってもいないことを言ってしまったり、思っていることを素直に口に出せなかったりします。
ですが、素直な人というのは「好き」とか「ありがとう」「助かった」「君のおかげ」「ゴメン」など様々な言葉をしっかりと素直に口にすることができます。照れやプライドよりも素直さ、正直さが勝るのです。
正直な人が周囲から好かれる理由
ここまで正直な人の特徴を性格や行動など様々な側面から確認してきました。これによって正直な人がどのような人なのかが分かるところも多いです。
そして、そんな正直な人というのは人から好かれるだろうことも容易に想像できますが、具体的にどのようなところが好かれるのか、「正直な人が周囲から好かれる理由」を確認してみましょう。
裏表がないから
正直な人が周囲から好かれる理由としては「裏表がない」という部分が挙げられます。これは陰で別の感情を抱くようなことがないため裏も表もないそこに見えている人物像がそのまま当てはまるというものです。
もちろん嫌な感情も表面に出すということから裏表がないと相手に伝わるので、怒ったり、文句を言ったりということをしないという意味ではありません。
偏見を持たずに平等に接するから
正直な人が周囲から好かれる理由には「偏見を持たずに平等に接する」というところも挙げられることが多くなっています。
正直な人は他人を疑いの目で見るようなこともなく、穿った見方をすることもないため、「まずは平等」に接することから始めます。
もちろんその後には「好きな人」「嫌いな人」と分かれていきますが、先入観や偏見で人を判断せずに平等に接するところが人から好感を持たれやすいポイントです。
お礼や謝罪を素直に言えるから
正直な人というのは気持ちを素直に言葉にできるということを特徴として挙げましたが、これによって「お礼や謝罪を素直に言える」ということがあります。
ついつい恥ずかしさや照れがあってお礼が言えなかったり、プライドが邪魔をして謝罪ができなかったりということがありますが、正直な人は素直に「ありがとう」も「ごめんなさい」も言えます。
そういった言葉を素直に言える人は相手にとっても嫌な気はしないですし、それができない人が増えているため相対的にも好感を持たれやすい環境にあります。
正直な人になるためにすべきこと
正直な人というのは周囲から好かれる存在であることが多いですが、自分自身もそんな人間になりたいと考える人は少なくありません。そこで「正直な人になるためにすべきこと」をご紹介します。
やりたいことをやってみる
正直な人になるためには「やりたいことをやってみる」ということが大切です。忙しい日々の中で、人はやりたいことではなく「やるべきこと」ばかりを優先してしまっています。
ですが、正直な人はもちろんやるべきこともやりますが、やりたいことも素直にやりたいと言えますし、そのために正直に行動します。
やりたいことを我慢せずに、もしくは勇気を持ってやってみることが正直な人になるための第一歩となるでしょう。
自分の気持ちを隠さず表現する
もう1つ正直な人になるためにすべきこととしては「自分の気持ちを隠さずに表現する」というものが挙げられるでしょう。
やりたいことをやってみるというのは「正直な行動」と言えますが、こちらは「正直な言動」と言えます。行動だけではなく言葉も素直になることが素直な人になるためには必要不可欠です。
正直な人のデメリット
正直な人というのは良い面も多いですが、やはりそれだけではありません。それはここまでに見てきた内容からも分かる部分がありますが、いくつか具体的に「正直な人のデメリット」をご紹介しましょう。
人に騙されやすい
正直な人のデメリットとして挙げられることが多く、大きなデメリットといえるのが「人に騙されやすい」というものです。
人を信じる純粋な心を持っているのは良いことなのですが、簡単に人を信じてしまうため、その性格を利用して騙そうとする人が寄ってくることがあります。
秘密を共有してもらえない
正直な人のデメリットとしては、周りの人に好かれる存在ながらも「秘密を共有してもらえない」というものがあります。
これはその人が正直すぎるがために「秘密にしているのに簡単に漏れてしまう」ということがあります。積極的にバラしているというよりは嘘をつけない性格なため、簡単にバレてしまうのです。
ですので、周りの人もそれが分かっているので、正直な人には秘密を共有できませんし、しようとも考えなくなります。
素直で正直な人になろう
ここまで正直な人について様々な情報を確認してきました。正直な人には確かにデメリット的な部分もありますが、人として良い状態にある人とも言えるでしょう。
変に我慢することもないのでストレスを溜め込むこともありませんし、周りからも好かれ、自分も好きな人に囲まれて過ごすことができます。
素直になる、正直になるというのは照れやプライドなどがあり実は簡単なことではありませんが、ここでご紹介した内容を参考に、少しずつ正直になってみてはいかがでしょうか。