合理的な人の性格や行動の特徴!無駄なことが嫌い?
合理的な人と聞いてどんな人を思い浮かべるでしょうか?完璧主義者?少し面倒くさい人?色々とイメージするかもしれません。今回はそんな合理的な人の性格や行動の特徴についてみていきます。デメリットやメリットなどもご紹介するので、合理的になりたい人は必見かもしれません。
目次
合理的な人ってどんな人なの?
会社やまわりの知り合いに、合理的な人はいませんか?無駄が嫌いで理屈が通ることしか好きではない。という少し難しい人が、1人でもまわりにいるのではないでしょうか。他人にとっては、そういった合理的な人は少し難しくて面倒くさいという印象になってしまうかもしれません。
しかし、仕事などで無駄や必要のないものを排除してくれることが多いため、とても頼りがいのある存在にもなるかもしれません。しかし、皆さんが想像する「合理的な人」は本当に合理的な人なのでしょうか?また、どういった特徴を持った人が、そう呼ばれるのでしょう。
今回は、合理的な人についてご紹介します。合理的の意味や、そういった人はどんな特徴があるのかなどを、みていきます。また、デメリットやメリットもあるので、そちらも確認していきます。
そもそも合理的の意味とは?
まず、色々な特徴を見ていく前に最初は「合理的」の意味とは何のかを、確認していきます。そもそも、合理的とは「無駄が無く、理論にかなっている様子」というもの。その時の状況や達成しなければならない目標のために、必要のない無駄なことは排除して、正しいことを行うもの。
例えば、次の日の会議に必要な書類を仕上げる場合に「面倒くさいからゲームをやってから仕上げる」という行動は、合理的ではありません。ゲームを行うことは、書類を仕上げるという目標において「無駄」になります。
しかし、「仕上げなければいけないから、すぐに取り掛かる」というのは目標からもぶれていませんし、無駄が無い行動を行っているため合理的と言えます。
合理的な人の特徴【性格編】
合理的な人の特徴「性格編」をご紹介します。合理的な人の特徴は、やはり性格にも出てきます。まわりにこういった性格の人がいないか確認しながら見るのも、良いかもしれません。また、自分に当てはまるかを確かめても良いでしょう。
感情に流されにくい
合理的な人の性格の特徴として、多いのが感情に流されにくいこと。合理的な人は、今は何が必要なのか何が不要なのかが分かります。そのため、自分の感情に流されて余計な作業などを増やすことがほとんどありません。仕事などでは特に、感情に流されてしまうと大事な部分を見失ってしまう可能性があります。
しかし、とても大事な場面では自分や他人の感情を排除して、物事を進めることが多いのです。もちろん、人や場合によっては、感情が必要だと判断することもあるかもしれません。そういったこともしっかりと判断できることが多いのでビジネスには、とても役に立つ人になるでしょう。
頭の回転が速い
合理的な人は頭の回転が速い場合が、多いようです。今の状況に必要なものや大事なことが、誰よりも早く見つけることが出来たり、これから起こることを予想することも可能です。また、常に先のことを考えていることが多いため、今は何をしたら良いのかが分かります。
ビジネスにおいては必要とされる人でもあるでしょう。もちろん、学生の頃も要領よく勉強をこなしていた可能性もあります。
理屈っぽさがある
何度か記述している通り、合理的な人は仕事上などでとても頼りになるときが多いでしょう。判断力もあり、これから先のことを予想することも出来るため、仕事が出来る人という印象が強いかもしれません。しかし、時々理屈っぽさを感じられることがあるでしょう。
少し冗談が通じない部分もあり、そういった時にも正論でまわりを冷めさせてしまうこともあるかもしれません。そういった理屈っぽさは、仕事の大事な時にはとても大事ですが、友人などとして接するときは難しくかんるでしょう。
また、仕事上でも難しいと感じることがあるかもしれません。例えば、他人がうまく説明できないことであったり自分が納得できないことに対して、間違いだと決めつけてしまう場合。こういった人が上司であったりすると大変かもしれません。
冷たいときがある
上記でも紹介しているのですが、合理的な人は少し冷たい特徴があります。もちろん、全員がそうではありませんが、接している時にたまに対応や喋り方が冷たいと感じることも。それは、合理的な人が感情に流されないという特徴があるため。
感情を優先するよりも効率や必要性があるものを大切にするため、時にはとても冷たい人だと思われることもあるでしょう。友人として相談するときも、的確なアドバイスがもらえる時があっても、どこか冷たかったり上から目線に感じることもあるかもしれません。
合理的な人の特徴【行動編】
最初は「性格編」をご紹介しましたが、次は合理的な人の特徴「行動編」をご紹介します。行動は、他人から見てとてもよく分かる特徴かもしれません。これから紹介することは、例外の人はいるかもしれませんが多くの人がこういった行動をとるようです。
話が上手
合理的な人は、話が上手でとても分かりやすく説明してくれる場合が多いのです。頭が良いため、どの情報を伝えれば良いのかどう説明すれば良いのかが分かります。そのため、疑問に感じたことや理解が出来ないことを聞くと、とても分かりやすく教えてくれるでしょう。
ビジネスにおいても、分かりやすく説明してくれたりプレゼンの時はとくに活躍するのでは。仕事以外で話をしていても、話が上手だと感じる瞬間はたくさんあるかもしれません。しかし、時には口達者に思われることも。
まわりを見て行動する
合理的な人は、冷たいと感じることが多いためどうしても、まわりを見ていないと思われがち。また、本当に周りを見ておらず自分の考えだけで行動している人もいるかもしれません。しかし、多くの人がしっかりまわりを見ているのです。
まわりを見て判断しているからこそ、早く決断することが出来たり予想することが可能になるのです。時には、他人を考えていないと思われてしまうかもしれませんが、その人にとっては最良の判断だと考えている可能性が高いのです。また、本当にそれが今の状況に適した判断だという場合も良くあるでしょう。
きびきびと行動する
せっかちである可能性があるのですが、どうしても合理的な人はきびきびと行動することが多いのです。それは、無駄な行動や時間を嫌うため。ゆっくりと行動している時間がもったいないと感じていたり、イライラすることがあるので、どうしてもきびきびと動いてしまいます。
とくに、急いでいる時は他人にもそうして欲しいと感じていることが多く、マイペースに行動する人にイライラしてしまうことも。しかし、本人はそれが正しいと感じているため、ほかの人に合わせるということはあまりしないかもしれません。
準備は万全にする
合理的な人は、計画通りに物事を進めたいためしっかりと準備をします。準備を適当すると、何かが必要になった時に混乱や用意する時間が生じます。そういった時間は無駄なため、そうならないように準備と確認はしっかりとしています。
ほかの人が適当に準備しているのを見ると、少しイライラしてしまうかもしれません。また、自分で確認したいためほかの人に作業をさせるより自分で準備や作業を進めることが多いです。
合理的な人の特徴【人間関係編】
合理的な人の特徴「人間関係編」をご紹介します。人との関わり方にも、特徴がいくつか出てくるのですが、もしかしたらまわりに、これから紹介するような人がいるかもしれません。
人に依存しない
合理的な人の特徴として、人に依存しない、執着しないということが上げられます。純粋に人間関係が面倒くさいと感じている人もいるかもしれませんが、あまり関りを持とうとしないのは、そういった時間が無駄だと感じるから。
仕事上の付き合いで飲み会に行くというのも、もしかすると苦痛に感じていることもあるかもしれません。もしくは、とてもイライラしてしまう時間だと思っているのでは。自分にとっては、人と関わって話をしたり、上司をおだてたりするという行動は無駄にしか感じないのでしょう。
冗談が通じない
冗談やたわいもない話は、無駄に感じることがあります。そのため、何気なく冗談を言ったつもりが、論破されてしまうとか理屈っぽく返されてしまうことも。そういった場合はまわりも少し冷めてしまうかもしれません。しかし、合理的な人にとってそういった話は、余計な話に感じてしまうので通じません。
仕事の際にも、楽しく進めるということを必要としないため、ほかの人にとっては過ごしづらいと感じるかもしれません。飲み会などに参加した時も、仕事の話などばかりでつまらないと感じることもあるのではないでしょうか。
人付き合いは損得で考える
友人や親友、仲間といったものは合理的な人にとって無駄な存在だと感じる場合があります。1人で行動する方が時間を有意義に使えて、楽だと考えます。そうではない人もいるかもしれませんが、自分がすべてだと思っている場合は人付き合いはなるべく避ける傾向にあるでしょう。
しかし、ときには人付き合いをする場合も。それは、自分にとって得があるとき。ビジネスのことでもそれ以外のことでも何か自分にとって得を感じることがあれば、人と関わります。逆に、損する場合やとくに影響力のない人に対しては関わろうとはしないでしょう。
合理的な人の特徴【恋愛編】
合理的な人の特徴「恋愛編」を次にみていきます。特徴に関してはこれで最後ですが、合理的な人は恋愛も独特。ほかの人にとっては、考えられないと思われてしまう可能性も。詳しくみていきましょう。
恋愛も損得で考える
合理的な人は、恋愛も損得で考えてしまう場合があるようです。そうではない人もいるかもしれませんが、恋愛に関しても合理的なのか、得はあるのかなど色々と考えてしまうようです。最初は順調にお付き合いしていたとしても、メリットや意味が無くなってくると急に冷めたように別れを告げられることもあるかもしれません。
恋愛を損得で考える人はあまりいないため、そういう人ではないと思って付き合うとお互いに困惑するときが訪れてしまうでしょう。また、こういった人は恋人と会う時間よりも、仕事を優先してしまう可能性が高いため不満がられることもあるでしょう。
恋愛も計画的で駆け引きはしない
仕事だけでなく、恋愛においてもとても計画的な場合があります。例えば、付き合っている頃からどのくらいで結婚して子供を授かるかなどを、しっかり考えていることも。恋人にとっては嬉しいかもしれませんが、それがお互いに納得のいくものではないと喧嘩に発展するかもしれません。
デートなどもしっかり計画的に考えて、ロマンよりどれだけ無駄なく時間を使えるかを重視するでしょう。ロマンティックなことが好きな恋人であれば満足できないまま終わってしまうことも。また、恋愛においての駆け引きは合理的な人はしません。
そういうことは無駄だと感じますし、なぜ必要なのか理解が出来ない可能性が高いのです。好きだと思えば、しっかりと思いを伝えますし相手にもそうして欲しいと感じるのです。もし、相手が駆け引きをしていたとしても、それが分からないので恋愛に発展せず終わってしまうかもしれません。
合理的な人のメリットとデメリット
次は、合理的な人のメリットとデメリットをご紹介します。もしかしたら、先ほど特徴をご紹介したときにメリットとデメリットがなんとなく分かった人もいるかもしれませんが、まとめとして確認していきましょう。
合理的な人のメリット
合理的な人のメリットは、やはり仕事において活躍できること。感情に流されず何が必要なのか、どう行動すれば良いのかが分かるので冷静に判断が出来ます。頭の回転も速く、話し上手なので説明は得意でしょう。そのため、期待されることが多いでしょう。
遠回しな発言や行動も無駄だと感じるので、相手に思いや現状をしっかり伝える傾向にあります。そのため、仕事などでの判断が先延ばしになるといったこともあまり無いでしょう。
合理的な人のデメリット
デメリットは、冷たい人に思われてしまうこと。仕事などでも、あまり良いイメージを持たれないことも多く、勘違いされてしまうこともあるのではないでしょうか。理屈っぽさが嫌に思われてしまったり、あまり関わりたくないと思われることも。
感情に流されず、人をきっぱりと切り捨ててしまうこともあるので、助けてほしいと思った時に誰も手を差し伸べてくれないこともあるかもしれません。恋愛においても、合理的なことを求めるため相手が疲れてしまう可能性もあります。
合理的な人の生き方を真似る方法
最後に、合理的な人の生き方を真似る方法をご紹介します。「自分は無駄なことが多い」「自分は要領が悪い」などと感じて、合理的な人になりたいと思う人は参考にしてみてください。
時間を無駄にせず計画的に行動する
合理的な人になりたい場合、なるべく無駄な時間は使わずしっかり計画を立てて行動しましょう。まずは、計画や目標をしっかりと立てて行動します。そして、そこで生じた無駄な時間を見つけ出し、排除するようにします。
そうすることで、少しづつ時間を無駄にすることが無くなります。慣れてくると、自分なりの時間の使い方が生まれてくるかもしれませんので、最初は大変でも頑張ってみましょう。
感情に流されないようにする
感情的になってしまう人、感情を優先してしまう人は難しい方法かもしれません。とくに、人に対して優しさを持ってしまう人は辛いことになるでしょう。しかし、合理的な人になりたい場合は感情を抜きに考えるようにしましょう。
とくに、仕事においては人の感情だけでは進まないことや、解決しないこともあるのでそういった時に、いかに最善な決断が出来るか考えてください。もしそれが、誰かを切り捨てることになっても、仕方ないと思った方が良いでしょう。
合理的な人は大きなメリットとデメリットがある
合理的な人の特徴や、メリットとデメリットなどをご紹介しました。見てきて分かる通り、合理的な人は大きなメリットがある反面、その分デメリットがあります。
デメリットとして大きいのが、人間関係。メリットとして大きいのが仕事関係。どちらかを優先するかによって、人生は変わると思っていいでしょう。合理的な人になりたい場合、捨てる覚悟もした方が良いかもしれません。