自分にだけ当たりが強い人の心理や特徴!自分にだけ当たりが強い人って?
当たりが強い人の心理や特徴をまとめていきます。当たりが強い人は、性格や行動に特徴があります。当たりが強い人は、自分の弱さを隠すために強く振る舞っているようです。当たりが強い人とどのように付き合っていけばいいのか、上手な対処法もチェックしましょう。
目次
どうして自分にだけ当たりが強いの?
他の人とは普通に話しているのに、なぜか自分にだけ当たりが強く感じるという人はいないでしょうか。当たりが強い人は、どうして誰かにだけ当たりが強いのか、心理や特徴をまとめます。当たりが強い人への対処法もチェックしましょう。
当たりが強い人の心理とは?
当たりが強い人は、どうして当たりが強いのでしょうか。強く当たってしまう心理をみていきましょう。
強くみせたい
当たりが強い人の心理には、強くみせたいというものがあります。女性の間では、マウントと表現される事もあります。何か決まった基準があるわけではないけれど、誰かよりも自分の方が強いと思いたいのです。
強いと思う事で、誰かよりも優位になりたいと考えている場合もあります。当たりが強い人でいる事で、自分の方が立場が上であるという事を強く当たっている人や周りの人に示したいという心理もあるのでしょう。
強く当たる事で当たられた人が何も言い返せないのをみて、優越感を感じているという場合もあるようです。
かっこいいと思っている
当たりが強い人は、そんな自分をかっこいいと思っている場合もあります。いいたい事をスパッと言う自分がスゴイという心理になっているのです。
テレビなどでは言いたい事をいっている人の好感度が高い事もあります。そんな芸能人の真似をして、言いたい事をいっている自分をかっこいいと思ってしまっているのです。陰口をいうよりは、直接本人に伝えた方がいい事もあります。
しかし、日本人はいいたい事があってもはっきりといわない方がいいとされる事もあります。人によっては、強くいわれると恐縮してしまう人もいるでしょう。そういう事がわからず、なんでもはっきり言えばいいという心理なのです。
気に入らない
誰か特定の人に対してだけ当たりが強い人の心理には、その人の事が気に入らないと思っている場合もあります。何かトラブルがあって、その人の事が嫌いになったから、当たりが強いという場合もあります。
ですが、特に理由はないけれどなんとなく気に入らないから当たりが強いという事もあるようです。しゃべり方が気に入らないとか、ファッションが気に入らないという理由からです。
また、羨ましいという理由から気に入らないと感じてしまう事もあります。自分よりも優秀である場合やお金持ちである場合、妬ましいから気に入らないという心理になります。妬ましいという心理から当たりが強くなる事もあるのです。
ストレスがたまっている
ストレスがたまっている心理から、当たりが強いという人もいます。ストレスがたまると、イライラしてしまうものです。そのストレスを発散させるために、近くにいる人に当たってしまうという場合もあるのです。
ストレス発散のために当たりが強くなるので、当たられている人の何が悪いというわけではありません。ただ、近くにいたから強く当たられてしまうのです。
このようなタイプの人は、多くの人から嫌われてしまっている場合も多いでしょう。どういう理由で当たられているのかわからないため、みんなから避けられてしまう場合もあります。
当たりが強い人の特徴【行動編】
当たりが強い人は、特定の人に当たりが強い場合と誰にでも当たりが強い人という場合があります。では、当たりが強い人はどのような行動をするのでしょうか。当たりが強い人のあるあるな行動をチェックしていきましょう。
口調がキツイ
当たりが強い人の行動の特徴には、口調がキツイというものがあります。当たりが強い人は、女性でも男性のような話し方をする事があります。男性の場合は、暴言を吐くような事もあるでしょう。
普通に生活をしていて、他人から強い言葉で何かをいわれるような事はあまりありません。突然、キツイ口調で何かをいわれたらビックリして少し引いてしまうでしょう。
少し引くと、それを「勝ち」だと思ってしまうのも当たりが強い人の特徴です。「この人は、キツイ口調でいえば、いう事を聞かせられる」と勘違いさせてしまうでしょう。
1人でいるのは苦手
1人でいるのは苦手であるというのも、当たりが強い人の行動の特徴です。当たりが強い人は、強がってはいるものの実は寂しがりやで、周りの人の評価をとても気にしています。
周りに誰かがいる時は当たりが強い人になって強がる事ができますが、周りに知っている人が1人もいないところでは小さくなってしまいます。
1対1であれば強気な当たりが強い人ですが、相手に味方が何人もいる場合や、相手が目上の人になると急に弱腰になるのも特徴でしょう。
せっかちである
当たりが強い人はどちらかというと、せっかちであるという特徴もあります。ゆっくりと相手の話を聞く、相手を待つという事が苦手です。
当たりが強い人が気に入らないと思う相手は、多くの場合のんびりとしている人です。ゆっくりとした話し方をする人や、仕事がのんびりな人というのは、当たりが強い人の標的になりやすいといわれています。
当たりが強い人はせっかちなので、トロトロ話をされるとイライラとしてきます。結論から話してくれればいいのにと感じている事もあるでしょう。
物に当たる
物に当たるというのも、当たりが強い人の特徴です。イライラした時には、物を蹴ったり叩いたりします。周りに人がいる時に、見せつけるように物に当たるというのも特徴です。
「イライラしている時に近づくと、こうなるぞ」とでもいいたげに、物に当たるのです。話し掛けると、わざと大きな音を立てて立ち上がって「忙しい!」と拒絶するというような事もあります。
自分がイライラしている事を前面に出してアピールしてくるのが、当たりが強い人の特徴です。忙しいアピールをするのは、周りの人から「大変だね」といわれたいという心理もあるでしょう。
当たりが強い人の特徴【性格編】
当たりが強い人の性格の特徴もみていきましょう。当たりが強い人は、どうして当たりが強くなってしまうのでしょうか。それは性格も関係しているようです。
短気で怒りやすい
当たりが強い人の性格の特徴には、短気で怒りやすいというものがあります。当たりが強い人は、せっかちです。せっかちなのは、短気だからでもあります。のんびりゆっくりとする事が苦手な性格なのです。
短気なので、ちょっとした事でもイライラしてそれを態度に出してしまいます。短気なので、今怒ったら相手を不快にさせるかもしれないと考える事ができないのです。考える前に、怒ってしまう事も原因でしょう。
相手の言葉の意味を考える前に、気に入らないと思ったらその感情を出してしまう事も、当たりが強くなる理由になります。
損得で動く
当たりが強い人の性格の特徴には、損得で動くという事があります。当たりが強い人は、特定の誰かだけに当たりが強くなる人と、誰にでも当たりが強い人がいます。
誰にでも当たりが強い人も、上司や目上の人には強く当たるという事はありません。自分の立場が悪くなるような人に対しては、強く当たらないのです。自分の立場が悪くなる人には強く当たらないのは、損得勘定で動いているからです。
自分にとって得となる人には、下手に出る事もできます。強く当たっている人を使って、自分をよく見せようとする事もあるでしょう。
ネガティブである
ネガティブであるというのも、当たりが強い人の性格の特徴です。当たりが強い人が、誰かに当たってしまうのは、自分の自信のなさをごまかすためでもあります。
自分は誰かに敵わないという気持ちを、誰かに当たる事で発散しようとしている事があります。自分の弱さを隠すために、強がっている場合もあるでしょう。
強がっていないと、誰も自分の言葉など聞いてくれないと思って、当たりが強い人になっている場合もあります。
当たりが強い人への上手な対処法
当たりが強い人が周りにいた時には、どのように接するといいのでしょうか。友達や職場の同僚や上司に当たりが強い人がいた場合の、上手な対処法をみていきましょう。
自信を持つ
当たりが強い人は、自分よりも弱そうな人を狙って強く当たってきます。自分よりも強そうな人に強くは当たってこないので、自分の自信を持つ事が大切になるでしょう。
強く当たられても「それで、何?」というくらいの気持ちで、相手の言葉を聞いてみましょう。動じない事がわかれば、当たりが強い人はそれ以上強くは当たってきません。
ちょっとでも怯んでしまうと、さらに強く当たられる場合があります。当たりが強い人には「今、忙しいから後にして」と少し強い言葉で1度距離をおくのもいいでしょう。
当たりが強い人より強い人を味方にする
当たりが強い人に少し強い言葉で言い返してみたいと思っても、性格的にできないという人もいます。自分では当たりが強い人と戦えないと思った時には、当たりが強い人よりも強い人を味方にするという方法もあります。
口調がキツイ人を味方にするというのも1つの方法です。優しい人だけれど、言葉が強いという人もいるでしょう。そういう人に相談してみるのもよさそうです。
また、当たりが強い人が当たれない、目上の人を味方につけるという方法もあります。当たりが強い人は損得勘定で動くので、あなたが目上の人と仲がいい事がわかれば強く当たられなくなる可能性があります。
強く言い返してみる
当たりが強い人への上手な対処法には、強く言い返してみるという方法もあります。当たりが強い人は、自分よりも弱いと思っている相手にしか強く当たる事はありません。1度でも強く反論された人に、強めに当たる事はなくなります。
ですが、最初に言い返した時には当たりの強い人から攻撃される場合もあります。口論になる事があるかもしれません。プライベートな場面であれば、殴り合うような喧嘩になってしまう危険性もあります。
当たりが強い人に強く言い返そうという時には、最低でも口論になる事は覚悟しましょう。また、殴り合いの喧嘩に発展しないように、周りに人がいるところで言い返した方がよさそうです。
当たりが強い人は相手にしないのもおすすめ
当たりが強い人と、どうしても付き合わなければいけない場合には上手な対処法を参考に接していきましょう。しかし、それほど仲がよくない場合は相手にしないという方法もあります。
こんな人もいるのだと諦める
当たりが強い人と話していると、イライラしてしまいます。当たりが強い人もストレスがたまっているのかもしれませんが、当たられている方もストレスをためてしまう事もあるでしょう。なんとかしたいという気持ちもあるかもしれません。
ですが、それほど関わらなくてもいい人なら「この人はこういう人だ」と諦めてしまうというのも1つの方法です。また、強がっていると面白がってみるというのもいいでしょう。
口答えをして長い時間当たられるよりは、ハイハイと話を聞いて短時間でわかれてしまった方が安全である場合もあるのです。
こちらから無視する
当たりが強い人だとわかっている場合は、こちらからは近寄らないようにするという方法もあります。ちょっと話し掛けられても、スルーしてしまうという方法です。
仕事などでどうしても付き合わなければいけない場合はスルーできませんが、同じ会社に勤めているけれど部署が違う人や、知り合いの知り合いというような関係であれば、無理に付き合う必要はありません。
あなたから無視をする事で、相手が強く当たってこないという場合もあります。当たりが強い人よりも、強く振る舞うというのも1つの方法でしょう。
当たりが強いと言われた時の直し方
当たりが強い人は周りの人から敬遠される事があります。もしも、あなたが「当たりが強い」と言われた時には、どのような事に注意するといいのでしょうか。当たりが強いと言われた時の直し方をまとめていきます。
ゆっくりと話す
当たりが強いと言われた時には、話し方に注意をしてみましょう。あなたが強く話しているつもりがないのであれば、相手に与える印象が強くなっているという事になります。
強い口調の特徴は、大きな声である事と早口である事です。ゆっくりと話す事で、強い口調というイメージを和らげる事ができます。急がずゆっくりと相手に言葉を伝えてみましょう。
1対1で話している時には、相手の声の大きさと同じくらいにする事を意識してみるという方法もあります。相手と同じ声の大きさにする事で、威圧感をなくす事ができるでしょう。
笑顔を心掛ける
当たりが強い人の話し方には、怖いというイメージがあります。怖いイメージは、眉間にしわを寄せるような話し方も関係しています。
当たりが強いと言われた時には、笑顔を心掛けて話すようにするという方法もあるでしょう。相手に強く当たるつもりがないのであれば、まずは表情で敵ではない事を伝える必要もあるのです。
笑顔は相手の事を幸せにする効果も期待できます。笑顔になる事で、自然と話し方もゆっくりになるでしょう。
当たりが強い人にならないように気をつけよう
当たりが強い人の心理や特徴をまとめました。当たりが強い人は、強く人に当たる事で自分を強くみせたり、自分の弱さを隠そうとしているようです。当たりが強い人だといわれる事がないように、話し方には注意しましょう。