靴が大きい時の対処法!中敷きでのサイズ調整や対策グッズも紹介

靴が大きい時の対処法とは?お気に入りの靴を買ったのはいいけれど実際に履いてみたらサイズが大きくて困ってしまうことがあります。そんな靴が大きいときの対処法を【詰め物編】と【その他編】に分けてご紹介します。そのまま履き続けるデメリットなども取り上げます。

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目次

  1. 1靴が大きい時どうしたらいいの?
  2. 2靴が大きいのにそのまま履き続けるデメリット
  3. 3靴が大きい時の対処法【詰め物編】
  4. 4靴が大きい時の対処法【その他編】
  5. 5靴が大きい時に靴屋でサイズ調整できる?
  6. 6購入後に靴が大きいと困らないためのコツ
  7. 7靴が大きいときの応急処置
  8. 8靴が大きくてもすぐに諦めないで!

靴が大きい時どうしたらいいの?

可愛い靴、カッコいい靴、お気に入りの靴など履くのを楽しみにしていた靴が大きい、というショックな出来事を経験したことがある人は少なくありません。

靴が小さかった時はそもそも靴が入らないという事態になったりするので、それよりは「マシ」とも言えますが、それでもやはり靴が大きいことでカパカパしているのはショックなものです。

そこで今回は、そんな「靴が大きい」という事態に見舞われたときにできる対処法や調整方法をご紹介します。大きい靴をそのまま履き続けるデメリットや購入時に靴が大きいと困らないコツなども取り上げますので、ぜひチェックしてみてください。

靴が大きいのにそのまま履き続けるデメリット

先ほども触れているとおり、靴が小さい場合にはそもそも靴が入らなくて無理に履くことができなかったり、無理矢理履いたとしてもすぐに痛みが出て履き続けられなかったりします。

ですが、靴が大きい場合には少し緩くてカパカパするというくらいでそのまま履き続けることができます。しかし「履ける」からと言って、そのまま大きい靴を履き続けることにはデメリットがあります。

家を出るときに履いて「少し大きい」と思ってもそのまま履けますが、そのまま出かけてしまった場合に起こりうるデメリットをしっかり確認して知っておきましょう。

靴擦れを起こしてしまう

靴が大きいのにそのまま履き続けるデメリットとしては「靴擦れを起こしてしまう」というものがあります。これは靴が大きいときに起こるデメリットとして非常によくあるものです。

靴が大きいので靴の中で足が上下左右に動いてしまいます。その動きとともに足と靴が擦れますので、そこが摩擦によって皮が向けたり擦りむいたような状態になってしまうのです。

靴擦れの傷というのはジュクジュクとしていて非常に痛みも強く、そのまま歩き続けることができないほどになったりもしますので、これはとても大きなデメリットと言えるでしょう。

靴が脱げて転んで怪我をする

靴が大きいのにそのまま履き続けるデメリットとしては「靴が脱げて転んで怪我をしてしまう」というものも挙げられるでしょう。

靴が大きいので靴が足にしっかりと固定されていない状況になりやすいです。そうするとゆっくり歩いている時は良いですが、早く歩いたり、小走りに進んだりすると不意に靴が脱げてしまうことがあります。

ただ靴が脱げるだけなら少し周りの目があって恥ずかしい程度ですが、その拍子につまづいて転んでしまうこともあるでしょう。そして、不意に靴が脱げて転ぶとバランスが保てないので怪我に繋がることも少なくありません。

ファッション的にバランスが悪い

靴が大きいのにそのまま履き続けるデメリットとしては「ファッション的にバランスが悪い」ということも言えるでしょう。

これは「見た目の問題」なので、他のデメリットに比べると大きなものではありませんが、そもそも少し靴が大きいと感じてもそのまま履いているのはファッション的に可愛かったり気に入っているからということが多いです。

それなのに、実は周りから見ると靴が大きくてバランスが悪いと見られているのは本末転倒とも言えます。大きい靴を無理に履いていると歩き方もぎこちなくなって、そこもまた「ダサい」原因にもなります。

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靴が大きい時の対処法【詰め物編】

靴が大きいのにそのまま履き続けるデメリットをご紹介して、「そのまま無理に履くのはやめたほうがいい」ということは分かりましたので、続いてはそのために必要な対処法、調整法をチェックしていきましょう。

靴が大きいのにそのまま無理に履き続けるのではなく、しっかりと対処と調整をしてデメリットになる部分を打ち消せるような状態にして履くということになります。

靴が大きくて残念な気持ちになり、「手放すしかないかも…」と諦めていた場合にもこの対処法を試してみれば問題なく履き続けることができるケースもあります。まずは靴が大きい時の対処として【詰め物編】をチェックしていきましょう。

滑り防止のジェルシート

靴が大きいときに問題となるのは、大きい靴を履いて歩いている状態で靴の中で足が動いてしまうことも1つの問題として挙げられます。これが原因で靴擦れが起きたり脱げてしまったりするのです。

そこで靴が大きい時の対処として「滑り防止のジェルシート」を靴の中に入れておくという方法があります。これによって足が靴の中で滑らなくなるので歩きやすくなり、靴の中に当たる感覚も軽減することができます。

女性の靴でヒールがあるものなどであれば、それほど靴が大きい状態ではなくても、少し緩い程度でも滑りが気になる場合もあります。そういった時にもこのジェルシートを使うことで滑り防止ができますので、試してみてください。

つま先用のインナークッション

靴が大きい時の調整としてとても効果が高いものとしては「つま先用のインナークッション」というものもあります。これは読んで字の如く靴の「つま先」に入れるクッションとなっています。

靴が大きい場合はかかと側に足を詰めるとつま先が余っているという状態になります。そこに隙間があるので、歩いたときなどにそちらに足がずれたり戻ったりして足の側面やつま先、かかとが擦れることになります。

少し歩く程度なら我慢できますが、歩く時間が長くなればなるほどつま先が当たったり、側面やかかとなどが擦れる回数が増すため痛みに繋がります。それを防ぐためにつま先にクッションを入れて足がずれないように調整するのです。

カカト側のクッションシート

靴が大きいときにつま先側にインナークッションを入れて対策する方法があるなら、もちろん逆側となる「カカト側のクッションシート」を使った調整もあります。

ジェルシートで滑り止めをして、さらにつま先側にインナークッションを入れても、それでもまだ靴の中で足がズレる感覚があったり、少しカカトがカパカパと浮いてしまうことがあります。

そういったときにカカト側につけるクッションシートがあると、靴とカカトの間にあるわずかな隙間を埋めてくれるので、しっかりと固定されたような状態を作れます。これによってカカトの靴擦れも防止できますので、試してみましょう。

クッション性のある厚手の中敷き

大きい靴を履いている場合に、滑り止めのジェルシートやつま先のインナークッション、カカト側のクッションシートなどを使っても調整しきれない「ブカブカ感」がある場合もあります。

靴の長さ的な問題ではなく、足が入っている靴の中の「高さ」の部分が自分の足よりも結構大きい場合には先にご紹介した方法で調整しても靴の中で足が動いてしまうことも多いのです。

そこで役立つ対処法としては「クッション性のある厚手の中敷き」です。これを靴の中に入れることで靴の中の上下幅が狭くなるので、足が靴にピッタリフィットするようになります。上下左右全体的に靴が大きい場合には試してみてください。

靴が大きい時の対処法【その他編】

靴が大きい時にできる対処法はどれだけ靴が大きいのかという部分や、足と靴の相性などもあり「この方法が一番」ということは一概に言えないため、色々な方法を試して自分に合ったものを選ぶべきでしょう。

そして、先にご紹介したような靴の中に詰め物をする方法もありますが、それ以外の方法で対処することもできます。次はそれらを【その他編】としてご紹介します。

デメリットとして挙げたような靴擦れや靴が脱げて転ぶようなことがないように、1つの対処法にこだわることなく別の方法も試してみてください。

 

厚い靴下を履く

靴が大きい時の対処法として簡単にできる方法で、違和感を感じづらいものとしては「厚い靴下を履く」という方法も挙げられます。

同じ靴下でも生地の厚さは様々ですので、厚いものを選んで履けばそれだけ「足が大きくなる」のに近い効果を得られます。つまり靴の中に余計なものを入れることなく自然と靴をフィットさせることができるのです。

厚い靴下がないという場合には靴下を二枚重ねにして履くことによって同じような効果が得られますので、その方法を試してみるののも良い方法です。

バンドを装着する

靴が大きい時にできる対処法としては「バンドを装着する」という方法もあります。これはあまり知られていない方法になりますが、シューズストラップと言ったり、ベルトやバンドと言ったりします。

これは足と靴を縛り付けて固定するようなバンドになっていて、一昔前まではいかにも「ゴム」のようなデザイン性が微妙なものも多かったですが、最近では可愛らしいものも増えてきました。

透明のキラキラした素材だったり、リボンがついていたり、ベルトの留め金のようなものが付いていたりと、靴と足を固定するだけの目的ではなくファッション性に富んだアイテムとしても利用できる便利なものです。

靴ひもをきつく締める

こちらは靴そのものの機能を利用した方法になりますが、靴が大きい時は「靴ひもをきつく締める」という対処法もあるでしょう。

ファッション的な部分から考えるとあまり「ギュウギュウ」に靴ひもを締めると「ダサい」「カッコ悪い」見た目になりがちなので躊躇する人も多いですが、デメリットとのバランスでこの対処法も考えていくべきです。

今の靴ひもの状態がゆるゆるなのであれば、少しきつく締めてもカッコ悪いというほどにはならないケースも多いので、ファッション性とデメリットを勘案しながら少しずつ締めてみましょう。

靴が大きい時に靴屋でサイズ調整できる?

靴が大きい時の対処法を【詰め物編】と【その他編】でご紹介しましたが、これは自分でできる対処法となり、色々と試してみる価値のあるものと言えます。

ですが、靴のことは靴屋にお願いするのが一番という考え方もあります。小さくなってしまった靴、ゆるく大きい靴などは靴屋によってはそのサイズ調整をやってくれるお店もあります。

中敷きなどを一度剥がしてインナーパッドを交換したり、革や生地を伸ばすことで調整したりということも可能ですので、自分で対処できない場合は、一度靴屋に相談してみるのもおすすめです。

購入後に靴が大きいと困らないためのコツ

靴が大きいということで対処するのも1つの方法ですが、そもそもとして「購入時」の時点で靴が大きいと困らないような対策を講じておくことこそ大切なことと言えるでしょう。

そこで続いては「購入後に靴が大きいと困らないためのコツ」をご紹介します。いくつかの方法がありますので、しっかりとチェックして購入の時点で参考にしてください。

自分の足の正しいサイズを確認しておく

購入後に靴が大きいと困らないためのコツとしては「自分の足の正しいサイズを確認しておく」というのが大切になります。

自分の足のサイズというのは「靴を履いてなんとなくこれくらい」と把握しているだけの人が実は多いです。「普段23cmを履いているから足のサイズは23cm」などです。

ですが、実際に測ってみると正しいサイズは右23cm、左22.5cmだったりすることはよくあることなので、これを把握しておくことでサイズを間違えるのを減らすことができるでしょう。靴屋でお願いすれば測ってくれることが多いです。

試着して歩いてみる

購入後に靴が大きいと困らないためのコツとしては「試着して歩いてみる」というのも大切でしょう。ただその場で履いてみて歩きもせずにサイズの問題なしと思ってしまう人も多いです。

実は履いて動かないままの状況と、実際に履いて歩いた状況では感覚が変わることも多いので、注意しましょう。

また、最近ではネット通販が多く、試着せずに購入する機会も増えています。ネット通販では試着できないので、サイズが合わずに困ることの多い人は靴屋に出向いて試着してから買うようにしましょう。

普段履くことの多い靴下を履いておく

靴が大きい時の対処法として「厚い靴下を履く」という方法をご紹介したように、靴を履く時のサイズ感というのは履いている靴下によっても変わってくることが多いです。

靴を購入する際に普段は履かないような靴下を履いていると、試着した時の感覚がその靴下に合ってしまっているのです。そしていざ普段の靴下で出かけようと思ったときに「靴が合わない!」となります。

靴下は生地の厚さだけではなく、つま先の縫い合わせの形や厚さなど様々な違いがありますので、そういった部分にも注意することで、靴が大きいと困ることがなくなります。

靴が大きいときの応急処置

靴が大きい時の対処法を色々とご紹介しましたが、その場ですぐに対処したいときの「応急処置」的な方法もご紹介します。

絆創膏を貼る

靴が大きい時の応急処置としては「絆創膏を貼る」という方法です。これは靴擦れが起きたときにやるのではなく、「擦れている感覚」があった時点でやるようにしましょう。

もちろん靴擦れ起きたあとにやってもいいのですが、すでに靴擦れが起きていると絆創膏を貼っても痛いということは多いです。

先に貼っておくことで擦れているところの保護にもなりますし、絆創膏の分だけ少し足が大きくなるので、ズレる度合いも抑えることができます。

ティッシュペーパーを詰める

靴が大きい時の応急処置としては「ティッシュペーパーを詰める」という方法もあります。これはインナークッションやクッションシートの代わりとなるものです。

ティッシュペーパーを詰めて靴と足の隙間を埋めることでズレを防止できます。ティッシュペーパーが無い時のさらに応急処置としてトイレットペーパーでも良いですが、汗をかくと溶けてしまうのでティッシュペーパーがベターです。

靴が大きくてもすぐに諦めないで!

靴が大きいと色々なデメリットがありますので、捨ててしまったり、売ってしまったりすることもあるでしょう。ですが、お気に入りで購入したのに残念な気持ちは拭えません。

そこで、今回ご紹介したような対処法を試してみることで問題なく履けるようになることもありますので、すぐに諦めずに試してみてください。

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