退行催眠のやり方！前世を思い出してトラウマを解消する方法

みなさんは退行睡眠という言葉を聞いたことがありますか。退行睡眠とは、過去に大きなトラウマとなる経験がある場合にそのトラウマを解消し、現在抱える悩みや不安を解消する療法のことです。

退行睡眠について詳しく理解するためには、まず、前世や過去世といった単語から知る必要があります。

また、知識がない状態で興味本位で行動に移すには大変危険な療法なので、しっかりとご自身で調べてから行うようにしてください。

退行睡眠を行うと、前世を見ることができます。本当に見ることができるのかどうか、まずは単語の意味から詳しくみていきましょう。

そもそも、退行睡眠について詳しく紹介する前に前世というものについて紹介する必要があります。前世とは、あなたがあなたとして生まれてくる前に肉体を持った時のことです。つまり、魂は滅びず、肉体だけが再生する輪廻転生と呼ばれる考えに基づいて考えられたもののことです。

人間の生命に関して考える中で、過去・現在・未来という3軸を判断軸として考えることがよくあります。つまり、魂だけは滅びず、肉体だけが滅びるため、あなたという魂は永遠に生き抜いていくという考えです。

前世で多くの課題を残してきた人の魂は、来世になって、新たに課題として現れる場合が多いです。そのようにして、人は生まれ変わることで魂を成長させ、より立派な魂に近づいていくのです。

このような考えから、退行睡眠とは、年齢退行睡眠や前世療法と呼ばれることもあります。トラウマといっても現在の肉体が感じた経験だけではなく、過去の肉体（すなわち前世）が関係しているということがよくあります。

例えば、前世で盲目であった人は現世においても目が悪くなったり、前世住んでいた国に訪れるとなぜか懐かしい気持ちになったり、過去の記憶が自然と蘇る瞬間というものは生きているうちに何度も遭遇するのです。

前世や過去の記憶からトラウマを解消して、悩みや不安を解決する療法とは紹介したものの、人それぞれ効果は違うため、100パーセント前世を見ることができるかどう断言することは残念ながらできません。

そもそも、前世というものが存在したのであれば、なぜわざわざ前世の記憶を持ったまま改めて現世に生まれてこなかったのでしょう。そこには、未だ解明されていない謎が必ずあるはずです。

必ずしも退行睡眠が正しい方法とは考えないようにしましょう。

次からは実際に退行睡眠を行う方法を紹介します。最近では、一人だけでする方法もありますが、その場合は細心の注意を払って行うようにしましょう。退行睡眠に行う際に気を付けるべき注意点は後で紹介します。

まずは、退行睡眠を行うに相応しい環境を探してください。ない場合は、普段寝ているベッドなど、身近な場所を使うようにしましょう。

また、人によっては、アロマを炊いたりヒーリングミュージックを流したりすることで効果を上げることができます。ご自身にあったリラックス方法を見つけることで、より一層効果を期待することができるはずです。

退行睡眠を行って失敗してしまったことのある人の体験談の一つに、リラックスできる環境で行わなかったというものがあります。きちんとやり方を守ることで、危険性を防止し、嘘のようにスッキリすることができるでしょう。

自分にとってリラックスできる最高の環境を見つけることができたら、次は全身の力を抜いて楽な姿勢になります。目を閉じたら、頭の上に暖かい光があることを想像してみてください。その光があなた自身の体に入り込み、体の隅々の部分・全細胞を癒してくれているということを想像してみましょう。

それができたら、「今自分は最高の環境にいる。とても気持ちがよくて、あったかい。」というように自己暗示をかけていきます。自己暗示をかける流れとしては、頭のてっぺんからつま先まで、上から下の流れでかけていきます。

この過程でも、失敗した体験談に、うまくイメージできないといったものがあります。嘘の世界や嘘の状況をイメージするということは難しいですが、まずは自分が嘘と認識していることをやめるようにしてみましょう。嘘の世界であると考えてしまうと、正しいやり方に沿ったとしてもしっかりと行えずに、危険に陥ってしまうこともあります。

自己暗示をかけることに成功したら、次は階段を降りていることを想像してみてください。イメージとしては、深く深く下のほうに自分が向かっている感覚です。怖いという気持ちを捨てて、気持ちの良い状態で階段を降りていきます。

人によっては、上手くイメージすることができなかったりするなど、この過程が一番重要で難しいステップです。失敗してしまう体験談でもこのステップはよく取り上げられています。自分がそこにいることを想像しながら、一歩ずつ深く深く降りていくことを想像してみてください。これができれば、睡眠状態に入ることができます。ここで自分の過去をたどっていきます。

自分に起きていることが嘘ではなく、現実であると、自分に嘘を自己暗示していくことがポイントです。

階段を降りていく自分を想像することができたら、次は、階段を降り切ったところにきれいな扉があることをイメージしてみましょう。

人によっては、扉の形や姿もそれぞれ異なってくるでしょう。怖い気持ちや、危険を感じるような扉を想像するのではなく、癒されるような美しい扉を想像してみてください。

体験談でもいかにリラックスできるようにするかがカギという声がよくあります。危険とかんじるのではなく、実際に起きていることは嘘ではなく現実なんだと錯覚してみましょう。

階段の一番下にたどり着いたら、目の前にある扉を開けてみましょう。この扉が現在と過去の境目を表しています。この扉をゆっくり開けると目の前に素晴らしい空間があることを想像してみてください。

いつまでもそこにいたくなるような、花や泉のある素晴らしい風景に溢れた空間です。そこについたら、休む場所を探しましょう。

腕はなく現実で起こっているかのようにイメージすることを忘れないように、やり方に忠実に沿ってイメージしていきましょう。

素晴らしい風景のある空間に着くことができたら、すぐ近くにベンチがあるのを想像してみてください。あなたはここで、いつでも休むことができます。過去の記憶を辿る際に、どうしても思い出したくない瞬間やトラウマに遭遇することも珍しくありません。

このベンチに座ることはあなたをそういった記憶から守ることができます。そのようなつらい過去を思い出してしまったら、一旦ベンチに戻って休んでいる自分を想像してみましょう。そうすることで、より効果的に退行睡眠を行うことができます。

また、本当につらいと思うような記憶を思い出してしまった場合は、一度その場を離れるように上に浮かんでみましょう。正しいやり方を忘れないようにしましょう。

美しい空間に辿り着き、休める場所を探すことができたらいよいよ過去の記憶を蘇らせます。過去の記憶を蘇らせる前に肩慣らしとして、最近あった一番楽しい食事のことを思い出してみてください。

ここで注意が必要なのは、隅々の記憶まで思い出すということです。スプーンやフォークの位置、相手の表情など細かな点も思い出すようにしてみましょう。

思い出すことができたら、1分ほどその記憶を再度体験してみてください。このステップでも、嘘のようだと思わないように注意しましょう。失敗してしまう体験談の多くの声に、嘘ではないと信じたくてもどうしても嘘のようだと感じてしまう、という声が多くあります。

さて、いよいよ現在の肉体ではなかった前世の記憶を見るステップになりました。前世の記憶を蘇らせるプロセスとして、生まれた瞬間、胎児だった時、過去の自分の姿という順に思い出していきます。もし、記憶を蘇らせる途中で嫌な感情や怖い気分になった時はすぐにやめて、先ほど見つけたベンチに座って一旦休むようにしましょう。

現世の肉体を持つ前、すなわち前世を思い出す際、黒いモヤモヤしたカーテンのような闇が広がっている場合があります。それが見えた場合は、思い切ってその深い闇に飛び込んでみてください。そうすると、前世の自分の姿や記憶を蘇らせることができます。

人によっては、前世がどうやって生まれたのか、どうやって死んだのかを見ることができます。

ここまで深い催眠状態にかかると、そのまま眠ってしまうことがよくあります。

そういう場合も問題はありませんが、せっかく辿ってきた記憶をすべて忘れてしまうことがあるので、退行睡眠を行う前にはあらかじめ携帯などでアラームを設定することを忘れないようにしましょう。

時間としては30分から1時間が目安です。以上が退行睡眠を効果的に行うやり方です。失敗してしまう体験談には、アラームをかけ忘れたという体験談があります。しっかりと、事前にかけ忘れることのないように気を付けましょう。

退行睡眠のやり方を紹介しましたが、実際に退行睡眠によってもたらされる効果は何なのかと考える人も多いでしょう。ここでは、どういった効果が退行睡眠によって効果的に得られるのかという、退行睡眠で得られる効果について紹介します。

退行睡眠を行うと、前世の自分に何が起こったかを知ることができる効果があります。そもそも、現世に生まれてくるということは、何らかしらの課題や成長を目的として生まれてくると考えられています。

退行睡眠という療法を用いると、なぜ自分がこの肉体で生まれてきたのかが分かることができます。それを知ることで、今後の生き方やどうやったら自分を成長できるかを効果的に考えられるようになります。

退行睡眠という療法を用いると、昔から感じていた疑問を解決することがきでます。例えば、なぜ自分は人とコミュニケーションをとるのが苦手なのか、なぜ内気な性格になってしまったのかという類のものです。

退行睡眠は、思い出しにくい過去の記憶を思い出すことができる効果を持つ療法です。忘れてしまっていたトラウマや根本原因を知ることで、昔から抱いていた疑問を解決することができます。

嘘だと思い信じたくないような事実でも、これは嘘ではなく現実なんだと思わなければいけないこともあるかもしれません。実際にどういったものがあるか体験談を見ておくのもよいでしょう。

退行睡眠は、過去の記憶や忘れてしまっていたトラウマを思い出すことで、自分自身を成長するきっかけを与るという効果をもたらす場合が多いです。

過去の記憶を辿る中で、つらい思い出や瞬間に出くわすこともあるでしょう。しかし、それを乗り越えるためには、トラウマとなった原因を冷静に分析し、それを解消するためにはどうすれば良いかを考えることが必要です。

退行睡眠という療法を行うと、より効果的にトラウマを乗り越えるきっかけにすることができます。

退行睡眠をはじめて行う人にとっては、実際にきちんと行われているのか、自分が深い催眠状態に入ることができているのかどうか気になりますよね。やり方だけを見ると簡単なように感じることもあるかもしれませんが、意外と自分で勝手に記憶を作ってしまったり、初めての行う人にとっては難しい療法です。

ここで、しっかりと退行睡眠ができたかどうかを判断するポイントを紹介します。

退行睡眠を行う際にやってしまいがちなのが、自分の中で勝手に記憶をねつ造してしまうことです。こうだったかもしれない、ああだったかもしれないという記憶の場合、それはうまく退行睡眠が行われていない証拠です。

実際に退行睡眠ができている場合には、自分があたかもその場面にいるかのように、記憶を再体験することができます。そのため、記憶とはいえ、退行睡眠中は全ての記憶にリアリティを感じるという不思議な感覚に陥ります。

例えば、退行睡眠中に前世の記憶を思い出す場合、実際に忘れてしまっていた記憶であっても、思い出す流れの中で、どこか懐かしさを感じることが多いです。

違う国にいて、肌も髪の色も違う自分であるのに、なつかしさを感じて無意識に涙を流していしまうこともあります。

記憶を勝手に作り出したり、退行睡眠を上手くできていない場合はこのような感覚に陥りません。

過去の記憶を思い出すことで、自分のトラウマを解消することができる退行睡眠ですが、実際行うと、記憶を思い出すというよりは再体験している感覚に近いです。

そのため、前世でつらい経験があった場合や、幸せな生活をしていたいと思っていた人は、現世で改めて生まれてきたことに有難みを感じます。

退行睡眠を行った後に、黒い闇が消えたようななぜかスッキリした気持ちになっていたら、退行移民は成功していると考えてよいでしょう。

さて、退行睡眠について詳しく紹介してきましたが、知識のないまま勝手に行うのは危険な療法でもあります。退行睡眠がトラウマを解消する効果を持つ療法であるため、ちゃんとしたやり方を知らないと、かえって悪化してしまう恐れもある危険な療法です。

ここでは、療法を行う前に注意してほしいことを紹介しておきます。

自分が退行睡眠に向いているかどうかチェックしておきましょう。

PTSDに悩んでいる人や、何らかしらの精神病ですでに治療を受けている人は、無理に退行睡眠を行ってしまうと、悪化させてしまうという危険があります。

このように危険な状態になってしまうことを防止するためには、自分で退行睡眠を行おうとはせず、専門のセラピストに依頼することや、無理にトライしようとはしないことが大切です。また、行いたいという場合であっても、必ず医者と相談をしたうえで慎重に行うようにしましょう。

トラウマを解消することが目的である療法であるのに、悪化させてしまっては元も子もないです。

みなさんは、憑依という言葉を聞いたことがありますか。あまり使うことのない言葉ですが、自分とは違う別の魂が自分の肉体に乗り移ってしまうということです。このような場合、本来の自分を失ってしまい、憑依した魂に自分の人生をめちゃくちゃにされるという危険性があります。

退行睡眠を行って、自分の記憶とトラウマが一致しなかったり、妙に自分ではないような変な感覚を感じたらそれは憑依されているサインです。専門の人にお祓いを頼む必要性も出てくるでしょう。

このように、しっかりと注意すべきことを調べたうえで、自分が退行睡眠を行うのに相応しい体質かどうかを知らないと、大変な目にあってしまうという危険もあります。

また、退行睡眠中に黒い光や扉、階段が現れた場合は危険性が伴うため、黒い光の方にいかないようにしましょう。黒い扉が現れた場合は、たいていの場合は鍵が掛かっていたり、扉が重いなど、簡単に開けられないので大丈夫ですが、興味本位で黒いもののほうへ行ってしまうと、本当に思い出してはいけない過去の記憶や前世の記憶を思い出してしまう危険があります。

やり方の手順に黒い闇や黒いカーテンのようなものが見えたなら飛び込むように紹介しましたが、やり方のように、過去の記憶へと行く前の黒い闇や黒い光が見えた場合は問題何ので、黒いものが見えたとしても安心してください。

しかしながら、前世の姿などを見ている際に、少しでも黒い光や黒い闇が現れた場合は、いったん中断するなどして、危険な状態に陥るのを防止しましょう。

退行睡眠を行う際に注意してほしい次のポイントに、安全なセラピストを探すということです。

科学的には解明されていない危険な分野であるため、それを使って詐欺や悪行に使う人も少なくありません。依頼する場合はきちんとしたセラピストかどうかを確認するようにしましょう。

退行睡眠は、基本的にはセラピストに頼んで行うものですが、この記事でも紹介したように、自分ひとりでできる療法でもあります。

しかしながら、前もって事前知識をインプットしておかないと、独自のやり方でやってしまった結果、逆に悪化してしまう危険な療法でもあります。

自宅で一人で行う場合は、しっかりと正しいやり方で行うように注意しましょう。

退行睡眠を経験した人は意外と多いと思います。ここでは、そのように実際に退行睡眠を経験した人の体験談をいくつか紹介します。

退行睡眠を行う中で、過去の記憶やトラウマ、もしくは前世での別れの場面に立ち会うことがあります。その際に、前世の記憶がよみがえり、勝手に涙があふれてくるということはよくあります。これはよくある体験談の一つで、睡眠状態になっているときに泣いていることが多いです。

また、退行睡眠中は涙を流していなくても、退行睡眠後に目が覚めるとなぜか涙があふれ出てくるということも珍しくないようです。

前世の記憶を思い出したことによる喜びの涙なのか、トラウマなどを見たことによる悲しみの涙なのかはわかりませんが、このような症状を発症する人は多いようです。

これも、よくある体験談の一つです。正しいやり方で退行睡眠を行った場合、トラウマや悲しみを解消するという効果が発揮され、退行睡眠後に目覚めるとスッキリした気分になるという体験談が多いです。

このほかにも、黒い闇や黒い階段、黒い光を見たなどという体験談や、不思議と元気が湧いてくるといった体験談も多いです。

危険を甘味したうえでしっかりと下調べをし、正しいやり方で取り組むことで、嘘のようにトラウマを解決することができるはずです。

退行睡眠はきちんと下調べをして行えば、今まで悩んでいた悩みも、嘘のようにスッキリと解決することができる方法です。

実際に行う前には、体験談を調べておくなど、きちんと情報を収集したうえで、行うことを忘れないようにしましょう。

あなたも嘘のような世界を楽しんでみましょう！