本気汁とは?女性の本気汁の特徴や成分・驚くべき効果とは?
本気汁という言葉を聞いたことはあるでしょうか?女性がセックスの際に分泌する体液の一種ですが、今回はそんな本気汁について役割や成分、効果などの特徴を説明していきます。調べれば調べるほど、セックスを安全に進めるため、女性の体を守るために必要なものだと分かります。
目次
本気汁とは?
本気汁とは性行為を行う際に分泌する液体の一種です。性的な刺激を受けると男性・女性ともに体液が分泌されます。ですので男性にも女性にも本気汁に該当するものが存在します。今回は女性の本気汁の特徴や成分、効果などを掘り下げていきます。
本気汁と愛液の見分け方、潮ふきについてなど、普段人には聞けない内容にも触れていきます。ぜひ最後まで読んでください。
女性にも「本気汁」があるの?
前述のように女性にも本気汁は存在します。本気という言葉が表すように、性的興奮が非常に盛り上がった際に分泌されるのが特徴の液体ということになります。逆に言うと性的興奮はあるが、プレイの序盤にも分泌される液体も存在します。
本気汁も含めて、性的興奮が発生すると分泌される液体のこと愛液と呼びます。本気汁の見分け方については後述します。
愛液と体液に違いはあるの?
愛液も体液も人体から分泌される液状分泌物の呼称となります。区分けをするならば、体液は人体の体から分泌される液体の総称です。血液、汗、尿、胃液、など…当然愛液もこれに分類されます。
ですので、体液→愛液→本気汁というような大分類・中分類・小分類となるとなるとお考えください。
ちなみに愛液は医学上の呼称でいうと「膣分泌液」という言い方になります。膣から分泌される液の総称です。膣分泌液は血漿という血液に含まれる液体成分からできています。
【愛液のロマンチックな呼び方】
英語でいうと「ラブジュース」という言い方が最も有名で、日本でもよく使われています。他には「愛の蜜」や「愛の雫」など…。日本人の男性にはちょっと口に出すのが恥ずかしいくらいロマンチックな言い方ですね。
もちろん医者でもない限りは、普段の会話で愛液について真剣に議論することはないはずです。当然この単語が出てくるのはセックス中に興奮を高めるために使用する、という場合です。
用例としては「もうびしょびしょだよ」「すごく濡れているね」「大洪水だよ」など、愛液を形容詞的な表現とする場合が多いようです。
本気汁の仕組み
では本気汁はどのような仕組みで分泌されるのか。これは簡単に言うと性的興奮が佳境に入ってくると分泌されます。それまでも液体はもちろん分泌されますが、本気汁とは異なる特徴を持つ液体です。
本気汁の見分け方の一つは、セックスの始めの頃に分泌される液体は、透明でサラサラしているという特徴があります。また本気汁は白っぽくてトロトロしているという特徴があります。
とはいっても、この見分け方で本気汁が絶対で見分けられるわけではありません。詳しいことは後述します。
女性から分泌される愛液・体液の種類は?
それでは女性が性行為の際に分泌する液体を分類していきましょう。大きく分けて、性行為以外にも分泌される体液の一種と、性行為の際に分泌される膣分泌液の別で成分や効果を説明します。
【一般的な体液】
・汗
ご存知「汗」ですが、こちらはセックスの際だけに分泌されるわけではありませんので、愛液とは分けて考えたほうがよさそうです。しかし、女性の匂いや味などで男性の興奮を高める大切な効果があります。
・尿
尿なんて汚いと思われるかもしれませんが、こちらも匂いや味が男性の興奮を高める効果を持っています。汗と合わせてフェロモンとしての特徴があると考えるべきでしょう。また尿になる前の液体は、潮ふきの際に噴出されます。
【膣分泌液】
・子宮頚管粘液、膣液
子宮頚管とは子宮と膣とをつなぐ通路のような部位です。膣に注がれた精液がここを通って子宮にたどり着くことで妊娠をするわけです。この部分から分泌される液を子宮頚管粘液といいます。いわゆる愛液というわけです。
これが分泌されると膣とその周辺が湿り、男性器を受け入れる体制が整い始めます。膣液は読んで字のごとく膣から分泌される液で、子宮頚管粘液とあわせて潤滑の効果があります。
・バルトリン腺液
これが通称「本気汁」と呼ばれる分泌物となります。子宮頚管粘液や膣液よりもいくぶん粘性がありトロトロしていることが多いようです。
役割としては、男性の精子を受け入れやすくし妊娠しやすくするという効果があります。糖分が多く含まれているのが特徴です。
・スキーン腺液
性的興奮を受けると液体を分泌します。こちらも愛液の一種です。潮ふきの際に分泌される液体と密接に関係があります。潮ふきについては後ほど解説していきます。
男性から分泌される愛液・体液の種類は?
それは逆に男性ではどのような体液・愛液があるのかも分類していきましょう。
【一般的な体液】
・汗
女性の場合と同じくフェロモンとして重要な体液ですが、日本人の女性の場合「汗=体臭」を嫌がる場合も多いようです。海外の場合はシャワーを浴びずそのまま…というのも一般的ですが、日本人は一旦セックスの前に洗い流してしまうほうが一般的です。
・尿
こちらも汗と同じく、セックスの前には清潔な状態にしていくのが一般的です。ただ、男の潮ふきと称して射精後のペニスの刺激を加え続けることによって、尿になる前の液体を噴出させるというプレイがあります。女性の潮ふきと似た原理です。
【性行為の際に分泌される液体】
・カウパー氏腺液
いわゆる我慢汁といわれるもので、男性の性的興奮が高まると射精に向けた準備の一環として亀頭の先から分泌されます。粘性があり触ると糸を引きます。潤滑の効果が大きいようです。
・精液
射精される液体です。これが女性の子宮に到達し、受精が成功すると妊娠します。成分はアルカリ性です。
女性の本気汁の特徴や成分は?
それでは女性が性的興奮がとても高まった時に分泌される本気汁…バルトリン腺液にはどういった特徴や成分が含まれているのでしょうか。その効果、見分け方について掘り下げていきます。
女性の本気汁の成分
バルトリン腺液には糖分が多く含まれているため、他の愛液一般に加えて特に粘性がありねばつき、トロトロ感があります。
女性の本気汁の特徴
このトロトロしたバルトリン腺液ですが、人によって個人差があります。白濁している方もいれば、透明な他の愛液に近い方もいるようです。ですので、見分け方が難しいのが実際のところです。
プレイの最中に男性による手マンによって白濁する場合がありますが、必ずしも本気汁とは限りません。卵の白身でメレンゲを作る想像するとわかりやすいですが、激しい攪拌によって空気が液体に含まれることによって白濁するのです。
つまり手マンやクンニが激しければ愛液で白濁する場合もあるので、男性が本気汁が出てるねと言ったとしても勘違いの場合もあります。
実際に愛液と本気汁の見分け方を確立する必要がどこまであるのかは微妙なところです。男性が本気汁と思いたければそれでいいのかもしれません。
女性の分泌する本気汁の驚くべき効果とは?
女性の分泌する本気汁は潤滑させる以外にも驚きの効果があります。本気汁はいわば女性が妊娠しやすくなるためのもの。そこには愛液の成分が酸性なのかアルカリ性なのかが密接に関わっています。ここからはその特徴を紹介していきます。
子宮に精子がゴールインしやすくなる?
本気汁こと「バルトリン腺液」は女性の性的興奮が非常に高まった際に分泌されるのが特徴です。分泌されるタイミングも、色や粘りも人によって個人差がありますが、共通しているのが「精子が子宮に到達しやすくする」効果を持っている点です。
まず本気汁には潤滑する効果があるので、単純に男性器が女性器に挿入しやすくなり活発に動くことを助けます。
次に、女性の子宮口を柔らかくするという特徴があるため、子宮口に亀頭がフィットしやすくなり結果射精時に子宮に精子が届きやすくなる、つまり妊娠しやすくなるという効果があります。
バルトリン腺液に含まれる成分によって、物理的にペニスが子宮口に到達しやすくする効果があるというわけです。まさに妊娠に本気汁!です。
精子の生存率が上がる?
女性の膣の中は通常酸性に保たれているという特徴があります。酸は雑菌の繁殖を抑える効果があるので、女性の体の自己防衛機能として必要な特徴です。
オリモノというのはこの酸性の状態でを保ち、雑菌の繁殖を防ぐために分泌されています。実は成分の元をたどれば愛液と同じような分泌物なのです。
ですから、オリモノの量が急に増えた、色が黄色っぽくなった、オリモノの匂いが最近きになる…などの場合には、膣内でなんらかの雑菌や病原菌が侵入している可能性が高いと言えます。
女性器が健康かどうかの見分け方の一つです。もし異常があるようならレディースクリニック等の受診をお勧めします。
さて、性行為においては、この酸性の膣の中に異物であるところの精子が侵入してきます。当然膣としては他の病原菌や雑菌と同じく退治しようとします。
この精子が含まれる精液はアルカリ性という特徴を持っています。膣の中が酸性の成分で溢れていると、子宮に到達する前に大方の精子が死滅してしまい、結果妊娠しづらいという結果になります。
膣壁から分泌される液体も酸性なのですが、女性の興奮が高まっていくと成分が徐々にアルカリ性度が増し最終的には膣内がアルカリ性に変化するという特徴を持っています。
精子もアルカリ性なので、精子にとっての危険性は無くなるわけです。つまり精子にとって生き残りやすい環境に変化するのです。
女性の本気汁の見分け方は?
女性の本気汁の見分け方ですが、完全な見分け方は存在しないと言った方がいいかもしれません。
通常の愛液との違いとしては、「色が白っぽい」「粘り気がありトロトロしている」という特徴がありますが、個人差があり、人によっては透明度が高くサラサラしている場合もあるようです。
白っぽくなっているというのも空気とともに攪拌されたからである可能性がありますし、粘り気があるのはクンニの際に唾液と混ざったからという可能性もあります。
ただ、成分の違いとして愛液は出始めが酸性であるという特徴があるので、分泌された当初は酸っぱさが感じられる可能性があります。これに対して本気汁もといバルトリン腺液は糖分が多いため酸っぱさはないようです。
ですので、クンニをしていて味が変われば本気汁が出ているかもしれない、という推測はできます。
とはいえ、愛液も成分がアルカリ性に変われば酸っぱさはなくなるので、今本気汁が出た!との見分け方は短絡的です。本気汁の確実な見分け方はないと思った方がいいでしょう。
白い液は本気汁なの?
白い液は本気汁の可能性はあります。しかし、熱心に手マンをして空気と混じったり、クンニをして唾液と混じっている場合は、本気汁とは違う原因で白くなっていることも多いです。
どうしても正確に調査したい場合は、物理的な刺激は加えずに女性の性的興奮を高め、膣内やその周辺から分泌される体液の種類を色、味、粘り気の特徴から推測し、PH試験紙等で酸性かアルカリ性か成分を判断する必要が出てきます。
病院での診断のような見分け方になってしまいます。
そこまでして本気汁かどうか知りたい方も少ないでしょうが、実際に行うとなるとある意味マニアックなプレイとなりそうです。もし行えば羞恥プレイに近いセックス上の別の効果がありそうです…。お医者さんプレイを楽しみたいカップルにはいいのかもしれません。
男性が言う本気汁のニュアンスとは?
さて、ここまでしつこく本気汁の「見分け方」について完全なる方法は存在しないと書いてきました。女性の皆さんからすると、ここまでしつこく繰り返し書くのをいぶかしく感じたかもしれません。
しかし、女性から本気汁が出ているかどうか知りたがる男性が多いのは事実です。本気汁が出ていることで、自分のテクニックで女性を感じさせることができた、との達成感や征服感を感じたがるのが男性のサガであると言えるかもしれません。
とはいえ、女性の側からすると「無理やり感じさせようとされればされるほど冷めてくる」方や、「手マンでかき回せばいいってもんじゃない」、「前戯長すぎ!さっさと挿入してほしい」というような方も多数いるはずです。
こういった男性への対処としては、女性気が十分濡れてきたと感じるようであれば挿入を積極的におねだりするという方法があります。
あなたにたくさん濡らされちゃって我慢できないから今すぐに入れてほしい、とおねだりされれば大方の男性はプライドが満たされ、あなたのことを可愛く思うでしょう。興奮が高まりスムーズに挿入につながる可能性は高いです。
ただし、相手がSっ気のある男性の場合はさらに焦らしてくることが予想されます。どうしても耐えられない場合は、一度怒ってみてもいいかもしれません。最終的に改善しない場合は性の不一致でお別れが一番の場合もあります。
本気汁でも愛液でも…どっちでもいいのかも。
男性の好奇心や達成感を満たすのであれば、一番効果があるのは「たっぷり、たくさん濡れていること」です。確かに体液としての分類よりも、「すごく濡れているね」と言えた方がわかりやすいと言えます。
中には「ほらほらバルトリン腺液がたっぷりでてきたよ。もう君の膣の中はアルカリ性、中に出したら妊娠しちゃうね」なんてマニアックな攻め方をする男性もいるかもしれません。いや、失礼しました。おそらくいないはずです。
たくさん濡れると「たくさん濡れてるからこれが本気汁だ」、もしくは手マンで白濁したのを「白く粘り気のある本気汁が出ている」と思う男性は多いはずです。本気汁を自分の技で出したと思いたい男性にはそのまま夢を見させてあげるのが、本人にとって幸せでしょう。
また、後述する潮ふきですが、これも男性が達成感・征服感を感じるプレイの代表的なものになります。潮ふきの場合、視覚的効果が派手なので潮をふかせたという満足感はなかなかのものがあるようです。
本気汁を出させたい、潮ふきさせたいと思う男性の心理の根っこは、結局同じところなのかもしれません。
女性の演技はバレている?
愛液にしても本気汁にしても女性の性的興奮によって分泌される液体なので、全く興奮及び刺激がない状態では分泌されません。全く濡れてないのに感じてるような反応をするというのはかなりの高確率で演技でしょう。簡単な見分け方です。
あまりにもあからさまな状態で演技をされたら男性はショックをうけたり、傷ついたりする可能性が高いです。男性に気を使って良かれと思っておこなったことが逆効果になってしまう場合があります。
もし雰囲気の作り方が悪かったり、触り方がよくなかったりする場合は、はっきり伝える勇気も必要です。
とはいえ、人によって個人差があり、濡れにくい体質や人によっては疾患のかたもいるので、お悩みの場合はレディースクリニック等でご相談して下さい。
いちいち興奮もしていられないけど感じている振りをしないといけない…というような場合はローション等を使用し、濡れた状態を作っておくという方法もあります。セックス産業に従事している女性たちは往往にして愛液の代替品としてこの方法を使います。
普段のパートナーとセックスをするためにこういう状況にしないといけない場合は少ないでしょうが、なんらかの理由でうまくいかない場合の選択肢としては頭の片隅に置いておくのもありです。
女性が濡れにくい場合や男性のペニスの皮膚が摩擦に弱いような場合には、ローション類は効果的なので積極的に使用してもいいでしょう。
女性の「潮吹き」と「本気汁」の違いは?
AVなどで「潮ふき」を見たことがある方もいるでしょうし、パートナーとのプレイ中に突如潮ふきしてしまって恥ずかしい思いをした方もいることでしょう。
見分け方は体液の種類が違うのでわかりやすいです。体質にもよりますが、潮ふきという呼称が表す通り、大量の液体が噴出されあたかもおしっこをお漏らししたかのような見た目の特徴があります。潮ふきは羞恥プレイの一環としてあげられることが多いです。
そもそも潮ふきって何なのか?これは女性の射精とも言われる現象であることが最近の研究でわかっています。膣がオーガズムに達した時に、尿道に溜まった「尿になる前の液体」が刺激を受けて噴出するというのが、潮ふきの真相のようです。
この潮吹き、もとい膣のオーガズムに密接に関わっているのがスキーン腺液であるという説があります。スキーン腺液が分泌されることで膣のオーガズムが誘発する効果がある、という考え方です。
しかし、スキーン腺液を分泌するスキーン腺は、人によって大きさにばらつきがあり、消失している場合もあるというところまでわかっています。
「潮ふき」が人によってできない人がいるという特徴を考えると、このスキーン腺液の成分が大きく関わっている可能性は高いのでしょう。
潮ふきに関してはできないと女性の体に重大な問題が発生するということはないので、したことがないからといって特別気にする必要はないでしょう。
ただ、男性にはやたらと潮ふきさせたがる人がいることも事実。吹かせようとして延々と手マンをされるのははっきり言って苦痛です。「潮ふきできない体質の女性がいる。スキーン腺がないとできない」というようなことを、男性に教育する必要もあるかもしれません。
男の潮吹きとは?
実は男性でも潮吹きはできます。というのも、女性でいう所のスキーン腺にあたるのが男性の前立腺だからです。前立腺は、最終的な性液の配合を行うところでもあり、勃起をコントロールするところでもあり、尿の排泄も行う、非常に重要な器官です。
女性のスキーン腺が、女性の潮ふき意外に大きな役割が未だ見当たらず、退化していってるように見えるのとは大違いです。
しかしながら前立腺が大活躍している器官だからこそ、男の潮吹きは難しいと考えられています。そもそも、男性の場合、オーガズムに達すれば精液がペニスから放出されるためそれ以外の射精は本来必要ありません。
女性の場合は、膣オーガズムに達した後のオプションとして潮ふきという女性の射精があるという解釈ができますが、男性の場合はオーガズムの結果射精があるため、潮ふきというのはナンセンスな現象です。
もし男性が潮ふきをしようとすれば、精液がない状態でオーガズムに達し、かつ尿道に水分が残っている状態である必要があります。つまり射精直後に刺激を与え続ければ、射精する精液がない代わりに尿道の液体を噴出するというわけです。
この男の潮ふきですが、大変な苦痛を伴う場合もあるようなので、試す際には体調や体質などに十分注意が必要です。無理だと思った際には潔く諦めましょう。
生活習慣で愛液の味や色に変化が起きる?
クンニをした際の女性器の匂いや味、愛液の味などは男性の間で話題に上がるようです。有名な小話もあり、ナポレオンが寝ている際に鼻先にブルーチーズを近づけたら、「ジョゼフィーヌ、今晩は勘弁してくれ」と寝言を言ったというものがあります。
女性器の匂いがブルーチーズとはずいぶん強烈な匂いですが、当時のヨーロッパでは毎日風呂に入る習慣はなかったので、あり得る話でしょう。
しかし寝言とはいえ鼻先にブルーチーズを近づけて、すぐにそういう反応をしたということは、ナポレオンの夫婦生活はいきなりシックスナインやクンニから始まることが多かったのでしょうか…それはそれで気になるところです。
話は戻りまして、ブルーチーズほど強烈な匂いはしないとしても、女性器の匂いや愛液の匂いは様々な比喩で表現されています。
甘くない柑橘類、チーズ、ヨーグルト、単純にしょっぱい、鉄っぽい、吸ってるタバコの味…魚の腐ったような味という声もあるようです。体液ですので、例えばワキガの方などは当然女性器自体、そして愛液の味や匂いも強烈なものとなります。
男子がクンニしてくれない、セックスを断られるなどが頻繁にある場合は女性器の洗い方を見直し、改善されないようであればレディースクリニックなどを受診してみるのも必要かもしれません。
愛液が体液として分泌されるのであれば、食べたものによって味や匂いは変わるのか?当然その可能性はあります。さすがに1度何かを食べたくらいで変わることはないでしょうが、継続的に続けることで体臭を含めて変化する可能性は高いようです。
例えば空港や電車でインドやネパールの方とすれ違うとスパイスの香りがしませんか?同じように日本人は醤油臭いと海外の方から思われる場合があるようです。海がない国の方からは海藻臭いという声もあります。
ですので、体臭と同じく愛液の味や匂いに食生活が影響を及ぼす可能性は高いです。こちらは男性の例ですが「パイナップルジュースを飲むと精子の味が良くなる」という説がアメリカであります。
正確にどの程度の味の変化があるかは不明ですが、こういった俗説が出る程度の効果はあるのでしょう。
今のところ、女性の愛液の味や匂いをよくするのに効果的な食品は見つかっていません。愛液は血漿という血液に含まれる成分からできている体液ですので、味付けを狙ってしようと思っても難しそうです。
しかし自身の体臭が気になる場合は、女性器・愛液にも同じことが発生している可能性は非常に高いです。普段の生活習慣を見直し、医療機関も受診することが必要です。
愛液と乳酸菌の関わり方。デーデルライン桿菌って?
ジョゼフィーヌ今晩は勘弁してくれの「ブルーチーズ」、「ヨーグルト」などの特徴的な味が愛液からする、というのは実は根拠があります。膣内は通常酸性に保たれており、女性の性的興奮が高まった初期段階で分泌される愛液は酸性…酸性というのは酸っぱいわけです。
そして、この酸性の原因になっているのは膣内に常在している「乳酸菌」なのです。乳酸菌の含まれている食品として代表的なチーズやヨーグルトは、製品化の過程で甘味料が加えられていることが多いですが、もともとはすっぱい味がします。
そういえば、先ほど「鉄っぽい」という感想もありましたが、正確には錆っぽい味ということかもしれません。錆は鉄が酸化したものです。さらに乳酸菌は漬物など発酵食品でも多く含まれている成分です。
なので、「魚の腐った匂い」というのも腐った=発酵ととらえると乳酸菌の効果であるとも言えるかもしれません。
膣内には「デーデルライン桿菌」という種類の乳酸菌の一種が常在しています。この乳酸菌は思春期以降の女性の膣内に住んでおり、膣内から剥離した細胞のグリコーゲンを食べて生きています。
そしてデーデルライン桿菌は乳酸を作り出すことが特徴です。膣内を酸性に保ち、雑菌や病原菌の侵入を防ぐ効果があるのです。
ちなみに、このデーデルライン桿菌はラクトバシラス属という種類で、同じ属のカゼイ・シロタ株はヤクルト菌としても有名です。女性の愛液からチーズやヨーグルトの味や匂いがするというのも納得です。
愛液以外の言い方を紹介
愛液には様々な言い方があり、隠語としての使用やプレイを盛り上げるスパイスとしての使用がされてきました。ラブジュース・マン汁・天然ローション・蜜・淫水など…正直言い始めた方のセンスやひらめきによって定着するかどうかは左右されるようです。
AVのタイトルや風俗店での宣伝文句で使われた表現が定着しやすい傾向があります。
女性目線で言いやすい表現が、これから増えてくることを願います。
本気汁について理解は深まりましたか?
今回は女性器から分泌される通称本気汁の特徴・効果・成分・見分け方などについて紹介いたしました。本気汁なんて冗談のような名前ですが、女性には必要な成分が含まれており、特に妊娠に効果がある重要な体液です。
本気汁をはじめ性に関する正しい知識をつけて、楽しいセックスライフを送ってください。