珍しい苗字(名字)305選！変わった読み方をする苗字を紹介！

2018年3月23日に、日本の苗字を99％を一覧している名字検索サイト「名字由来net」内で、「2018年全国名字ランキングTOP5000」が発表されました。日本人で最も多い苗字ランキングで、１位は「佐藤」さんでした。

ランキングを見ると、自分の友達や親せきに、必ず1人はいるのではないでしょうか。

ランキングの1位「佐藤」さんは、全国におよそ188万7000人いるそうで、日本の総人口が1億2696万人（平成30年7月1日現在）の約1割の数に相当します。つまり、10人に1人が「佐藤」さんなのです。

なぜ「佐藤」さんがこんなにも多いのかと、疑問に思われるでしょう。所説あるのですが、明治時代入りに、庶民に苗字を名乗ることを許可された時に、苗字の例が「佐藤」や「鈴木」だったために、佐藤が多くなったと言われています。

その上「佐藤」さんが多い地域は、東北地方と言われています。東北6県で「佐藤」さんの半分以上の数約100万人がいます。もしかしたら、身近な「佐藤」さんは、東北出身かもしれません！

今回は、珍しい苗字の中から、一文字、二文字、三文字ごとに分け、カテゴリー別にかっこいい苗字や、可愛い苗字などを含む、珍しい苗字を305個の一覧にしました。

その中には、1世帯しかないようなとても珍しい苗字や、漢字が難しすぎて読み方が分からない苗字なども一覧にしましたので、ご覧下さい。

まずは、一文字の珍しい苗字を一覧にして紹介します。

そもそも一文字の漢字は、シンプルに見えるのでかっこいい雰囲気があります。また、「凪」さんのように可愛い一文字苗字もあります。

それに加え一文字の珍しい変わった苗字だと、「耀」さんや「魁」さんなどのように一文字だけど見慣れない漢字で、読み方が分からない一文字苗字もあります。

読み方が分からないと、名前を呼ぶときは、少し困るかもしれませんが、普段あまり使わない漢字だからこそかっこいい苗字に見えます！

一番珍しい一文字苗字は「鰻」さんです。読み方は、「うなぎ」「むなぎ」「まん」と読みます。

苗字で「鰻」と聞くと、変わった珍しい苗字だなと思いますが、最近では、お笑い芸人の銀シャリに「鰻」さんがいらっしゃるので、馴染みがある方もいるのではないでしょうか。

この一文字苗字は、全国順位は60,968位で、現在日本には7名程度しかいないそうです。

珍しい一文字苗字のランキングはこのようになっています。

一文字苗字のランキングでは、「林」さんが一番でした。この苗字の有名な由来は、「木の生い茂っている所」からが発祥のようです。木が生い茂っている場所なんてどこにでもありますから、一文字の「林」の苗字は、全国各地にいるようです。

一文字苗字のランキングはこのようになっています。

一文字や、三文字より、圧倒的に日本の苗字は、二文字が多いです。日本で多い苗字ランキングの一覧でも、1位～10位すべて二文字が独占しています。

二文字苗字でも、かっこいい漢字の「蓼丸」さんや、可愛い読み方の「愛徳」さん、その漢字でそう読むのか！と思わせる変わった苗字の「日日」さんなど様々な二文字の苗字があります。

そんな激戦区の二文字の珍しい苗字を一覧にしました。もしかしたら、知り合いの二文字苗字があるかもしれません！

この二文字苗字の読み方は、そのまま「せかい」と読みます。よく目にする漢字ですから、珍しい二文字苗字とは、思えませんが、全国順位は70,446位でおよそ20人ほどしかいない、ちゃんと珍しい変わった二文字苗字なのです。

2位の二文字苗字の「一口」さんは、そのままの読み方ではなく「いもあらい,かずぐち」という読み方をするので、変わった二文字苗字に感じます。

3位の二文字苗字の「雲母」さんはなんかは、きらきらネームのような可愛い二文字苗字です。可愛い苗字なので、可愛い名前を付けたくなります。

三文字の苗字は、初見だと読み方が分からないものも多くあります。また、三文字漢字が並んでいるだけだけ、かっこいい苗字に見え、迫力があるようにみえます！

珍しい変わった三文字の苗字の中でも、見た目もかっこいい三文字の苗字の「乱獅子」さんや、可愛い苗字「加賀美」などを一覧で紹介します。

まず、この三文字苗字の読み方が、さっぱり分かりません！皆さんは、この苗字の読み方分かりますか？「ほうにほん」さん？「ほうにっぽん」さん？

正解の読み方は「たかもと」と読みます。この三文字苗字は大阪府にある1世帯だけと言われているとても珍しい変わった苗字となっています！

ランキング２位の「小鳥遊」さんは、アニメのキャラクターやメディアでもよく取り上げられているので、珍しい変わった苗字ですが、知っている方も多いのではないでしょうか。「小鳥遊」さんの三文字を、分解すると小鳥に遊ぶと言う文字ですから、フォルムも可愛い苗字に見えます！

三文字苗字で一番多い苗字は「佐々木」さんです。「佐々木」さんは、全国順位ランキングで13位です。

苗字の由来は、「近江国蒲生郡佐々木」と言われています。現在の滋賀県近江八幡市安土町付近にあたる部分ですが、地名としてはすでに残っておらず、佐々木はこの地に移り住み、宇多天皇の子孫である宇多源氏のうちの、源成頼の一族にあたるといわれています。

三文字苗字のランキングはこのようになっています。

次は、カテゴリー別に珍しい苗字を一覧で紹介していきましょう。最初は珍しくてかっこいいそんな苗字を一覧にしました。

中々使わない変わった一文字の漢字や、読み方が難しく、文字の並びがかっこいい三文字の苗字などを揃えてみました。また、漫画、アニメに出ててくる、かっこいい苗字が、珍しいかっこいい苗字の一覧の中に、あるかもしれません！ぜひ探してみて下さい。

独断と偏見ですが、一番かっこいい苗字は「源」さんです！詳しいランキングは下のリンクをご覧下さい！

かっこいい苗字を詳しく知りたい方はこちら

次は、珍しい古風で和風な珍しい苗字を一覧にしました。古風と聞くとかっこいい苗字や読み方難しい苗字をイメージしますが、「杠葉」さんや「巫」さんのような凜とした可愛い苗字もあります。

珍しくて変わった苗字で、かつ響きがおしゃれな苗字は、「月雪」さんのようにそのままの読み方もありますが、「久遠」さんのようにそのままの読み方をせず、変わった読み方をする苗字もあります。そんな響きがおしゃれな珍しく変わった苗字を一覧にしました。

漫画や、アニメのような可愛いくて変わった苗字の「苺谷」さんや、「香月」さんなどや、明るい雰囲気の可愛い苗字や、ふんわりとした天然系の可愛い苗字などを一覧にしました。

一番かわいい苗字は「結城」さんです！可愛い苗字の詳しいランキングは、下のリンクをご覧下さい！

可愛い苗字を詳しく知りたい方はこちら

いままでの珍しい苗字の中でも、読み方が分からない苗字がありました。しかし、その中でもぐんと難しい読み方の珍しい変わった苗字を一覧にしました。

例えば、「百々海」さん。小学生で習った漢字で、簡単に見えますが、「とどみ」という読み方をします。他には「水鶏口」さんは、どん読み方かも想像もできません。こちらの珍しい変わった苗字は「くいなぐち」という読み方です。

そう言えば名前にひらがなはあるけど、苗字がひらがなってあるのと、思ったことはありませんか？

今回調べてみましたが、ひらがなだけで構成されている苗字は、本名としては実在していないようです。しかし、明治８年に出された【苗字必称令】で、カナまじりの苗字を使用してはならない規定は書かれていなかったため、カナまじりの苗字は実在しています。

また現在の法律では、ローマ字書きは許可されておらず、苗字に使用可能なものは、漢字・国字・ひらがな・カタカナの４種になっています。

一番画数の多い珍しい変わった苗字は「躑躅森」さんで、54画と言われています。２位は「雲類鷲」さんの53画です。漢字が複雑で、読み方もさっぱり分かりません！やはり、三文字の苗字は、画数が自然に多くなります。

しかし、こちらの２つを抜く、一文字の苗字であります。それは「たいと」さんという苗字で『雲』を３つ書き、下に『龍』を３つ書く84画のめちゃくちゃ珍しく変わった苗字があるのですが、現在実在しているか不明で、都市伝説苗字になっているようです。

様々な苗字を一覧で紹介しましたが、いかがだったでしょうか？

苗字は、住んでいる地域や歴史などから付けられていますから、珍しい苗字だらけの方もいらっしゃるかもしれません。

また、まだ知られていない珍しい変わった苗字が実在しているかもしれませんので、身近な人が珍しい苗字だったら、ぜひ苗字を調べてみるのはいかがでしょうか。